「式をやるか迷う…」、ふたりにこそオススメな【結婚式のカタチ】特集
結婚式は「お金がかかる」「きらびやかにスポットライトを浴びる」「準備が大変」って思い込み、ありませんか?実は今、結婚式も多様化が爆進中!金銭面に悩んだりふたりらしさを諦めたりして、実施に踏み出せずにいる皆さん。しっくりくるスタイルはきっと見つかるから、まずはこの記事で“今の結婚式”を一気に見渡してみましょう!
ふたりの想像ほど【お金】をかけなくたって、できる!
ゼクシィ花嫁会のアンケート調査では、6割の花嫁さんが、結婚式のハードルとして「お金がかかる」と回答。でも大丈夫。予算に合わせて実現させる4スタイルをご紹介。
[01]“親しい人だけ”と貸し切り空間でのほほんStyle
今、親しい人だけで挙げる少人数ウエディングが人気。少ない人数にすることで、低予算でも満足感高い結婚式が叶う!寂しく感じない“程よい広さ”の会場で、余興や演出ではなく会話が楽しい祝宴に♪
掲載実例/真央さん
【併せて知りたい】「少人数婚っていくらかかるの?」
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によると、ゲスト人数ごとに見た結婚式費用総額は以下の通り。
【全体平均】327万1000円
・10人未満:約167万円
・10~20人未満:約180万円
・20~30人未満:約236万円
・30~40人未満:約286万円
40人未満の少人数ウエディングに限って見ると、100万~200万円台で結婚式を挙げていることが分かります。
ゲスト人数で変動する費用のみならず、会場が広すぎないことで装飾のボリュームなども減り、大人数に比べて費用を抑えて実施することが可能です。
[02]親族だけでしっぽり“お食事会風”Style
結婚式では末席で見守ることが多い親族と、ゆっくり語らうお食事会風スタイル。予算に応じたレストラン選びもしやすい。ふたりとゲストの席を近付けて和やかに。全員自己紹介、親族参加の演出も盛り上がる。
掲載実例/理沙さん 取材協力/WEDDING DESIGN
【併せて知りたい】「家族だけで実施したカップルの割合は?」
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によると、招待ゲスト人数の平均は49.1人。一方、20人未満で実施したカップルは17.2%と約5組に1組。
また、親族ゲストの平均招待人数は20.4人で、付き合いの長さや親しさを基準にするカップルが約半数となっている。
[03]“節約”コンプリート!やりくりStyle
節約花嫁は、アイテムDIYやフリマアプリなどの利用が上手。結婚式後には衣裳小物はお譲り♪装飾品に自前のアイテムを持ち込むのも◎。上手なやりくりで、ふたりらしさも節約も両立!
掲載実例/MINOさん
[04]不要なものは“そぎ落とす”ミニマルStyle
高額になりがちな装花は初期見積りから上げないようにし、名入り引出物を用意したら席札カットなど不要なものはそぎ落とす作戦で予算ダウン、シンプルに洗練されたウエディングに。
掲載実例/SAYAKAさん
【主役感】をことごとくカットしても、素敵!
「注目されるのは恥ずかしい」という花嫁さんも多いよう。ゲストに溶け込む・ゲストを主役にするスタイルもあります。
[05]脱・主役!全員で楽しい“ゲストと同目線”Style
高砂席は、ゲストとの距離ができるテーブルを置かないソファ席。スピーチや余興などゲストによる演出もカットすれば、いつの間にかふたりとみんなが同目線で楽しむ一日に。
掲載実例/まいさん
[06]“ゲストこそ主役”、究極のおもてなしStyle
「感謝を伝えたい」「今後も末永くお付き合いしたい」という気持ちから、ふたりのことより「おもてなし」を考え抜いて、ゲスト参加型ウエディングにするカップルが多い。
掲載実例/美紀さん
【準備の手間】を省いても、大丈夫!
準備は、ふたりが頑張りすぎることもなく、結婚式のプロにお任せしても◎。非日常の空間を味わえる会場であれば、装飾やアイテムをプラスしなくても十分素敵に。
[07]“プロの力”を使い倒した手間カットStyle
会場選びで「この人にお任せしたい!」というプランナーに出会えたら、あとはラクチン。希望を伝え、迷ったら相談すればすんなり形に。アイテム作りも専門業者さんに依頼すればクリア。
掲載実例/まことさん
【併せて知りたい】「各アイテムの手作り難易度って?」
●招待状 ★★☆
紙の場合は同封するものが多いので手間がかかるが、WEB招待状は項目に沿って入力するだけなので比較的スムーズ。ただし、いずれにしてもゲストの名前や地図、日時など大切な情報がたくさんあるため、ミスのリスクが大きく注意が必要。
●席次表 ★★★
直前まで参加ゲストが決定しなかったり、席次の調整があったりすることも多いので、ぎりぎりまで修正が発生する可能性が。肩書や名前などをミスすると失礼になるため、確認の手間が大きいことから難易度が高め。
●席札 ★☆☆
マストな構成要素がゲストの名前だけであるため、装飾に大きなこだわりがなければ、わりとシンプルに準備が可能。
●プロフィールパンフレット ★★☆
どこまでこだわるかによって難易度も異なる。他のアイテムに比べて、自由度が高いので手作り率も高め。
●メニュー表 ★☆☆
基本的にはメニュー内容を記すものなので、難易度は低め。
[08]“非日常の美空間”で装飾レスStyle
計算され尽くした美空間なら、雰囲気作りをする必要もなく、装飾は彩りを少しプラスするだけで十分。ケーキなど演出アイテムもシンプルなほどしっくりくる。
掲載実例/りささん
【形式】なんてスルーしちゃって、ノープロブレム!
従来のカタチにこだわらず、旅行を兼ねてもいい、ホームパーティ風でもいい、ふたりきりでもいい♪
[09]“旅行”も兼ねたリゾートStyle
大自然を眺める会場でのリゾートウエディングは、ゲストも開放的になって旅行と結婚式をダブルでエンジョイ!おもてなしは、クラフトビールなどその土地限定の食が喜ばれる。
掲載実例/野依さん
【併せて知りたい】「国内でのリゾート婚の実施率って?どこが人気?」
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によると、国内リゾートでの挙式実施率は4.8%で、実施場所は沖縄や軽井沢が多く選ばれています。
非日常感や海や緑など自然を感じられることが主な人気の理由ですが、「家族旅行ができるから」の回答も約4割いて、旅行も兼ねて実施するカップルも多いようです。
[10]“ザ・結婚式じゃない”ホームパーティStyle
「結婚式」と「二次会」の間を狙った「1.5次会」は、ホームパーティのようなラフさが人気。席の移動も自由なビュッフェ、私物を使ったカジュアル装飾、会費制などにすることで結婚式の改まった感はどこかへ♪
掲載実例/里穂さん
[11]“ふたりきり”で気ままに挙げるStyle
ふたりだけなら、従来の形式を取っ払ってゼロベースから組み立てたウエディングにしやすい。セレモニーも行えばより記憶に残る門出に。前撮りと同じタイミングで行うのもおすすめ。
掲載実例/さあやさん 取材協力/P-style.wedding
From 編集部
無理しない“ふたりサイズウエディング”のススメ
結婚式の“悩み”を解消したスタイルでも素敵に挙げられること、お伝えできたでしょうか?どんな形であっても、結婚式は何物にも代え難い素晴らしい一日になるから(本当にホント!)、手放してしまってはもったいない。無理なく、やりたいと思うことだけで挙げる“ふたりサイズウエディング”、ぜひ検討してみてください。
取材・文/千谷文子 D/mashroom design 構成/高橋もも(編集部)
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」および2024年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー68人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2024年6月時点のものです
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