顔合わせ食事会の「やっちゃった!」 先輩花嫁のあるある体験&回避法
彼の親に会ったことがある人も、ない人も、改めて結婚に向けての両家顔合わせとなると緊張するもの。いろいろ考えて気を回したつもりでも「やってしまった!」という事態は起こり得るものです。そこで先輩花嫁にアンケートを実施し、両家の顔合わせ食事会での失敗談を集めてみました。これからの人たちは、先輩たちのエピソードをぜひ参考にして。
顔合わせ準備で「やってしまった!」
お店の予約ができないなんて!
大型連休でお店の予約がなかなかできず苦労しました。和食で探しても見つからなかったのでイタリアンにしましたが、おしゃれだけれど薄暗いムードの店内に、両家の親はびっくりしていました。あいさつ向きな店ではなかったのかも。(きむらんらんさん)
私も「やってしまった!」
駅に近くてアクセスしやすいエリアで店を探していましたが、お店の検討と予約が遅くなってしまい、希望の日程で予約が取れませんでした。結局、彼のお父さんがお店を予約してくれることに。(つまるさん)
遠方でゆかりのない地域だったため、どこのお店にするか迷いなかなか決まらず、予約がギリギリになってしまい、第一希望のお店が予約できませんでした。(かなちさん)
【こうして回避!】予約はできるだけ早めに
両家顔合わせに利用するお店は、便利で雰囲気の良いところを選びたいもの。どこでもOKとはいかないので、両家で日程が決まったら、なるべく早めに予約しましょう。特に連休など混み合う時期、知らない土地であればなおさら早めが安心です。
ここまで確認が必要だったなんて!
両家が離れているし、コロナ下ということもあって顔合わせはリモートにしようと彼と話していたのですが、彼の親に「こういうことはきちんと顔を見て話さないといけない。今後家族になるならなおさら」と言われ、慌ててお店の予約を始めました。(もりちさん)
私も「やってしまった!」
彼が以前アルバイトをしていたホテルのレストランで食事会をセッティングしてもらっていたら、彼の親から「マナーに自信がないから自宅のようなリラックスできるところに変更してほしい」と言われました。(ゆきさん)
【こうして回避!】ふたりで決める前に確認を
両家が親族になる最初の儀式。親にとっても大切なことだから、ふたりだけで決めてしまわず、両家の希望をしっかり確認したいですね。特にエリアやお店の雰囲気など、ふたりがそれぞれ自分の親に希望を聞き、ズレがある場合はふたりが間に入って調整を。
顔合わせ当日に「やってしまった!」
沈黙の時間ができてしまうなんて!
当日、進行のしおりなどを用意して話のネタになるように工夫していたつもりでしたが、それでも沈黙の時間がありました。事前に何個か続きそうな話題を考えてくれば良かったなと後悔。(ゆりちゃんさん)
私も「やってしまった!」
お互いの親は初対面で、私も彼親とは一度しか会ったことがなかったため、緊張感あふれる雰囲気に。しおりなど、話題の糸口になるものを作っておけば良かった。(いくらさん)
あまり段取りを考えていなかったので、話が弾まず沈黙が続いてしまいました。(のぅちゃんさん)
【こうして回避!】場が和むアルバムやしおりを準備
誰もが緊張する顔合わせ食事会では、事前に話題をいくつか準備しておくと安心。さらに、ふたりや両家の親のプロフィールなどがわかる「しおり」や、ふたりが子どもの頃の写真やアルバムなどを用意しておくと、そこから会話が広がるかも。
服装のトーンが合っていないなんて!
当日の服装については、ふたりがそれぞれ自分の親にリクエスト。「あまり堅苦しくないきれいめカジュアル」と同じように伝えたのに、私の父はスーツ、彼の父はポロシャツで来て、雰囲気が違うのが気まずかったです。(ぽにさん)
私も「やってしまった!」
あまり堅苦しくならないように、ラフな服装でと指定していましたが、私の父がスーツで現れて、彼の親に「こんな格好ですみません」と謝らせてしまいました。(るんるんさん)
【こうして回避!】何を着るのかは具体的に確認して
服装の違いは、食事会の間だけでなく、事後もずっと気まずい思いをすることになるのでよく確認を。「カジュアル」の考え方も人それぞれなので、具体的に何を着るかまで確認できるとベター。どちらかの親が「これを着る」と決めていたら、それを伝えると安心です。
手土産に差が出るなんて!
親同士の手土産の金額を擦り合わせておくべきでした。彼の親からは3000円程度の観光土産のようなもので、私の親からは5000円程度の銘菓でした。少しニュアンスが違い、どちらにも気まずい思いをさせて申し訳なかったです。(Kasumiさん)
私も「やってしまった!」
手土産はそんなに大きくないもので、と彼と話していましたが、金額に差はほぼなかったものの、見た目の箱の大きさに差が出てしまいました。見た目にももう少し気を配り、事前にある程度決めておけば良かったかなと思いました。(Ricoさん)
彼の親は手土産を用意してきてくれたのに、私の親は用意していなくて、バツが悪かった。事前に確認すべきでした。(はちわれちゃんさん)
【こうして回避!】手土産は価格や大きさまで確認して
手土産の格差も後日まで尾を引くもの。手土産の有無はもちろん、価格帯や見た目の大きさまで気を使えると安心です。ふたりがそれぞれ自分の親に、何を持っていくつもりか聞き、格差が大きい場合はどちらかを変更してもうなど、配慮できるといいでしょう。
集合写真を忘れるなんて!
食事終わりに集合写真を撮りたかったのに、全員忘れていて撮れませんでした。とても貴重な機会だったのに……失敗しました。(みみさん)
私も「やってしまった!」
両家揃っての写真を撮るのを忘れていました。食事の写真を撮ることに夢中になってしまってつい……。(珠奈さん)
集合写真を撮り忘れ、仕方なく帰り際にホテルの入り口付近で撮りましたが、みんなコートを着ていてもったいなかった。せっかくおしゃれして集まったのに。(夏希さん)
【こうして回避!】先に撮影するかプログラムに組み込んで
意外と忘れがちなのが、全員の集合写真。お酒が進んで忘れてしまうこともあるので先に撮影しておくと安心です。または、当日のプログラムに組み込んでおく、店員さんに撮影のタイミングを伝えてお願いしておくのもアイデアです。
顔合わせ後に「やってしまった!」
お礼をした方が良かったなんて!
彼の親から先にお礼の電話を頂いてしまいました。こちらから先に連絡をすれば良かったと後悔しました。(陽菜さん)
私も「やってしまった!」
彼の親は遠方からはるばる来てくださったため、お礼のお手紙などを送れば良かったな。(いくらさん)
特にお礼のあいさつをしなかったのですが、それで良かったのか今になって心配になります。(ぴよちさん)
【こうして回避!】親へのお礼の連絡はふたりから先に
ふたりのために時間を割いて、お金をかけて集まってくれた両家の親には、ふたりから先にお礼の連絡をするのがマナー。電話でもメールでもいいので、なるべく当日中に送りたいものです。写真を添付してメールするのもいいでしょう。
From 編集部
顔合わせ食事会は、親にとっても大切な儀式であることを忘れずに
顔合わせ食事会は、両家が親族になる最初の儀式。例えば「服装はカジュアルで」「手土産は簡単に」などと言うだけでは、それぞれの受け止め方は違うことが多く、両家に格差が生まれてしまいます。大切なことは、ふたりが間に入って調整役となること。結婚後のお付き合いにおいても大事なことなので、まずは顔合わせ食事会を成功させて、両家の円満な関係を築いていきましょう。
文/前川ミチコ イラスト/南 夏希 構成/小田真穂(編集部)
※記事内のコメントは2023年11月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー98人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2024年1月時点のものです
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