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メッセージが“手元に残る”のも嬉しい!<ゲスト参加型>演出実例

大切なゲストのお祝いの言葉をずっと残したい、ゲストにも参加してもらって楽しんでほしい……そんなふたりにおすすめなのが、ゲストからのメッセージを形にする演出。さまざまなアイデアがあって、取り入れやすさも抜群!と注目を集めています。ここでは、先輩4組が実際に取り入れた、ふたりらしさあふれるメッセージ演出を紹介します。

ゲストと交換したラブレターをワインと共に封じ込めて

カップル写真
ゲストと交換したラブレターをワインと共に封じ込めて
ゲストと交換したラブレターをワインと共に封じ込めて
ゲストと交換したラブレターをワインと共に封じ込めて

ゲストの手元に残る形で感謝の気持ちを伝えたい、そしてゲストとの手紙交換ができたら、さらに自分たちの思い出にもなるのでは……と考えたMさんカップル。披露宴でゲスト全員とラブレターの交換会をし、受け取ったカードと結婚証明のワインを一緒にワインボックスに入れて南京(なんきん)錠で封をする演出を取り入れました。
このワインボックスは、10年目の結婚記念日にボックスを開封して、結婚式当日のふたりとゲストの思いに立ち戻る予定なのだそう。

やってみて、どうだった?

顔写真

受け渡しの際、一人一人とじっくり話せてとても楽しい時間になりました。ラブレターは記念日のワインを飲むまで読めないので、ふたりだけのタイムカプセルのようなワクワクが続いています。この演出は、大切な家族や友人たち一人一人にしっかりと感謝の気持ちを伝えられるいい機会となりました。人数が多くて受け渡しの時間が取れない場合も、挙式前の待ち時間などで受付の方に依頼すれば取り入れやすいと思います。(Mさん)

準備について教えて!

●どうやって準備した?
メッセージカードとワインを入れる木箱はお店で購入。文字の焼き印や、錠鍵の取り付けはDIYで行いました。気軽に書いてもらえるよう、メッセージカードはトランプサイズにしました。

●いつ書いてもらった?
挙式前の待ち時間・披露宴の待ち時間・披露宴中です。メッセージ交換が始まるギリギリまで好きなときに書けるよう、時間に余裕を持たせました。

結婚式が終わっても楽しめるジェンガにゲストからのメッセージを

顔写真
ウエディングジェンガ
ウエディングジェンガ
ウエディングジェンガ

結婚証明書を何にしようか考えたとき、結婚式が終わっても使えるものがいいなと思ったSさん・Rさんカップル。ゲストにジェンガにメッセージを書いてもらう、ウエディングジェンガの演出をSNSで見かけ、このアイデアを取り入れることに。
将来、子どもと一緒に遊べたら素敵だなと思っているのだそう。

やってみて、どうだった?

顔写真

世の中には素敵な結婚証明書がたくさんありますが、ジェンガなら1人ずつメッセージをもらえて、家に飾ったり、遊んだりもできるので良かったです。メッセージ記入済みのウエディングジェンガを結婚証明書としてゲストに見せる際、瓶に入れるだけではなく見せ方も工夫してもよかったかも。ジェンガを組み立てるなども考えましたが、間違って崩したときに縁起が悪すぎるので諦めちゃいました。(Rさん)

準備について教えて!

●どうやって準備した?
ジェンガはセール中にネットで購入。公式のジェンガではないものも販売されているのでレビューなどしっかり見て購入することをおすすめします。また、ジェンガを入れるための瓶は、ちょうどいい大きさのものが100円均一ショップにあったので購入しました。

●いつ書いてもらった?
挙式前の受け付けが終わった後、ウエルカムドリンクを飲みながら書いてもらいました。

結婚証明書はトロフィー!結婚式のテーマに合わせたメッセージ演出

顔写真
トロフィー
トロフィー
トロフィー

「運動会のような結婚式」をテーマに掲げたRさんカップル。運動会といえば優勝トロフィーかなと思い、トロフィーの演出を取り入れたそう。トロフィーに結ぶリボンに、ゲスト一人一人にメッセージを書いてもらってゲスト参加型の演出に。
トロフィーは結婚証明として両家の父に運んでもらい、紙の証明書にサインした後、ふたりで名前と日付が印字されたプレートを貼り付け、ゲストの前で披露。ふたりらしいオリジナリティーあふれる演出になりました。

やってみて、どうだった?

顔写真

受け付けの後、メッセージを書いてくれているゲストの皆さんの様子を見て、これから始まるというワクワク感が伝わってきました。また、皆さんの気持ちが込められたメッセージを読んで、私たちもとても嬉しかったです。私たちはトロフィーにしましたが、これに限らず、自分たちが取り入れたいアイテムがあったら、とことんこだわっていいと思います。(Rさん)

準備について教えて!

●どうやって準備した?
トロフィーやメダルを作っているショップを探して、トロフィー、リボン、「結婚証明」と書かれたプレートを依頼しました。

●いつ書いてもらった?
受け付け後の挙式前の待ち時間にお願いしました。

今までとこれからを繋げるタイムカプセル

顔写真
ゲスト自身への手紙とふたりへのメッセージをタイムカプセルに閉じ込めて
ゲスト自身への手紙とふたりへのメッセージをタイムカプセルに閉じ込めて
ゲスト自身への手紙とふたりへのメッセージをタイムカプセルに閉じ込めて

家族と10年来の友人のみを招待したことから、今までの思い出と当日の思い出が未来へと繋がるような、ストーリー性のある結婚式にしたいと考えたEさんカップル。挙式前の受け付け時にチェキを撮影し、タイムカプセルの演出は結婚式終盤に発表。披露宴後にゲスト全員に将来の自分への手紙を書いてもらい、その封としてチェキを貼り付けてもらいました。
チェキへのメッセージ内容は特に指定しなかったものの、ふたりへの「おめでとう」のメッセージを書いてくれたゲストが多かったそう。箱にはふたりの好きな銘柄のウイスキーにゲストが結婚証明証のようにサインをしてくれたものも入れました。
完成したタイムカプセルは、次の日に参加できる人のみで実際に埋めに行ったとのこと。

やってみて、どうだった?

顔写真

ゲストが想像以上に「タイムカプセルを作る」ことに盛り上がってくれました。結婚式後の会話やSNSで「10年後に開封するときはそれぞれどんなふうになっているかな」などと話題に出してくれたことも嬉しかったです。ゲスト自身の「10年後の自分への手紙」と、今日の思い出を閉じ込めるという意味も込めてチェキも入れましたが、入れるものによって演出の幅も広げやすいと思うのでぜひやってみてください!(Eさん)

準備について教えて!

●どうやって準備した?
埋める予定があったので、埋められる箱を探しました。会場や中に入れる封筒がカラフルなこともあり、箱はあえてシンプルな缶を雑貨店で購入しました。

●いつ書いてもらった?
チェキは挙式前の受け付け時に撮影し、挙式前の待ち時間にメッセージを記載してもらいました。手紙は披露宴終盤にタイムカプセル演出を発表し、記入タイムを設けました。

From 編集部

メッセージ演出のアイデアは無限大。ふたりらしい取り入れ方を考えて

先輩たちの事例を見ると、結婚式のテーマやふたりの思い入れに沿ったメッセージ演出がたくさん。会場の事情やゲストへの負担などに配慮すれば、アイデアは無限に広がります。ゲストが楽しめて、ふたりも結婚式の思い出を形に残せる、素敵なメッセージ演出を考えてみてくださいね。

文/前川ミチコ 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2023年12月時点のものです

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