「プロポーズなし」のカップルの割合は?どんな流れで結婚まで進む?
「結婚準備を進めることになったけど、ちゃんとしたプロポーズをしてもらってない……。プロポーズなしってどうなの?」と、ちょっぴり気になっている人もいるのでは。この記事では、プロポーズなしだった先輩カップルの割合とその理由を紹介!先輩カップルがどんな流れで結婚まで進んだのか、声を聞いていきましょう。
「プロポーズなし」で結婚まで進んだカップルの割合は?
2割弱のカップルがプロポーズなしと判明!
既婚男女222人に調査したところ、上記のような結果に。「プロポーズなし」の割合は少ないながらも存在しているよう。
では、明確なプロポーズがなかったカップルはどういった流れで結婚まで進んだのでしょうか。それぞれの理由を見ていきましょう。
CASE1「同居していたので、その延長線上で結婚へ」
交際中から同居していて、そのまま結婚に至ったという理由は多め。同居して良い関係が続く中で、結婚式場を見学したり、結婚指輪の購入をしたりと、流れで結婚に進んでいくよう。
私たちもこの流れ
彼が30歳になった時に会社の寮を出なければならず、そのタイミングで同居を開始。デートで結婚式場見学をしていたある日、ふたりとも好きな雰囲気の式場を彼が予約しようと言ってくれ、「あ、結婚するんだ!」と思いました。(さやこさん)
交際して5年、彼が実家から出るタイミングで半同居の生活が始まりました。ノリで結婚式場の見学へ行ったら勢いでいろいろ決まり、そのまま結婚することになりました。(りっぽんさん)
交際して1年を迎えた時に、結婚前提に同居を開始。同居生活も問題なく楽しく過ごせたので同居から約半年後に自然な流れで婚姻届を提出しました。(なかさはらさん)
一緒にいるのが当たり前だからプロポーズなし!
アンケートからは、同居しているカップルは、すでに夫婦と同じような生活スタイルが出来上がっている傾向にあるよう。そのため、改まったプロポーズをしなくても「一緒にいるのが当たり前だから結婚する」という感覚の方が多く見られました。
CASE2「交際当初から結婚を前提にしていたから」
結婚を前提に付き合っているカップルは、お付き合いを始める時点で婚約している感覚だから「時が来たら結婚するのが当たり前」。なので、特にプロポーズはなくても「交際○年目」といったタイミングで結婚に進むよう。
私たちもこの流れ
交際するなら「年齢的に1年以内に結婚したい」という私の希望を彼が快諾し、お付き合いが始まりました。同居するタイミングでお互いの親へあいさつに行き、婚姻届を提出する日も決定。そのまま結婚へと進んでいきました。(ちーさん)
マッチングアプリで出会い、お互いに結婚相手を探していたこともあり、交際と同時に結婚の話も進めていきました。(なまたまごさん)
付き合い始めた時に「1年間は恋人でいて、それから結婚しよう」と約束。1年たっても仲良くいられたので、親へのあいさつや結婚式の準備に移り、そのままゴールイン。(mさん)
「期限が来たら結婚」と話していたので、改まってのプロポーズはなし!
交際当初から結婚を見据えているカップルは「○年たったら」「○歳になったら」と決める傾向が。アンケートからは、1年を区切りとして考えている人が多く、期限が来たらプロポーズなしでも、そのまま結婚へと進むカップルが多いようです。
CASE3「転勤や転職などで遠距離恋愛になるタイミングで」
どちらかの転勤や転職など、離れ離れになってしまうタイミングで結婚に踏み切るパターン。離れるのはイヤだから一緒に住もう、それなら結婚しようという流れで進んだ結果、プロポーズなしというカップルも。
私たちもこの流れ
結婚前提で交際していたのですが、お付き合い2年目に彼の転勤が決まりました。結婚するなら「転勤のタイミングでしたいね」という話になり、そのまま結婚しました。(野依さん)
交際3年目を迎えた頃、私が転職で地元に戻ることになり、彼女と今後どうするかを話し合いました。「一緒に来てくれるのであれば結婚だね」と伝え、ふたりで引っ越し、結婚をしました。(のんさん)
付き合ってすぐに彼が転勤し、遠距離に。その後2年間、遠距離恋愛をした中で「この人なら大丈夫」と彼が思ってくれ、次の転勤がきっかけで婚姻届を提出。結婚することになりました。(Arisaさん)
環境変化で結婚へと進む場合はプロポーズなしになることも!
転勤や転職のタイミングでふたりの意見を擦り合わせて将来を決めたので、プロポーズなしで結婚に進んだというケースが多いよう。「付いて来てくれる?」といった言葉がプロポーズのつもりだった、というパターンもありがちです。
CASE4「妊娠をきっかけに」
妊娠は、結婚へ進む理由として大きなもの。結婚が現実的になる分、プロポーズよりもその後の準備や体調管理などに気を取られ、プロポーズの言葉がないまま進んでいくカップルも。
私たちもこの流れ
何かきっかけがあれば結婚しようとふたりで話していたとき、妊娠が分かり、結婚の準備を始めました。子どもを授かったことがきっかけにはなりましたが、前々から結婚の意思は固めていたので戸惑うこともありませんでした。(みさきさん)
結婚を考えて交際していた彼女が妊娠したので、妊娠を機に婚姻届を提出。ふたりとも子どもを希望していたので、プロポーズはありませんでしたが、スムーズに結婚へと進みました。(よっちさん)
子どもが欲しかったので妊活を先にし、妊娠したタイミングで結婚しました。子どもができたら結婚、と考えていたのでプロポーズがなくても気になりませんでした。(o.kさん)
妊娠イコール結婚と考えているのでプロポーズなし!
妊娠して子どもができたら結婚しようと決めているカップルからは、妊娠が結婚へ進むきっかけになり、プロポーズなしだったという回答が見られました。
CASE5「親や周囲から結婚について聞かれることが増えたから」
親や友人などから「結婚はまだ?」「そろそろ結婚かな?」と聞かれる機会が増えたことで、結婚をよりリアルに感じ、そのままプロポーズなしで結婚まで進んでいくカップルも。「結婚するつもり」と答えたことがきっかけになったパターンもあるもよう。
私たちもこの流れ
同居していたこともあり、親や共通の友人から「結婚はいつするの?」と聞かれるようになったことがきっかけです。私が30歳までに結婚したいと彼に伝えていたこともあり、交際5年目の記念日に婚姻届を提出。(ももゆさん)
週の半分ほど彼の家に泊まる半同居生活を1年半ほど続けていたら、親から「いい加減ケジメをつけなさい」と。彼に結婚の話を持ちかけ、すぐに結婚しました。(きょろさん)
付き合いが長くなり、お互いに周りの友人や親から「結婚するの?」と聞かれる機会が増え、結婚を決意。もともと結婚しようと思っていたので改まったプロポーズはしませんでした。(おまるさん)
親への紹介が済んでいる場合は結婚準備が先行してプロポーズなしの場合も
親や知人からの言葉が結婚を決意するきっかけになることも。お互いの親へのあいさつや式場探しといった結婚準備が先行すると、プロポーズなしという状況が生まれやすいのかも。
それでも、もしプロポーズは必要かもと思ったら
結婚準備中に行った先輩花嫁たちのプロポーズを参考にしてみて!
■婚姻届提出のタイミングで……
「私からプロポーズのお願いをし、婚姻届を提出した日に結婚指輪でプロポーズしてもらいました。すごく良い記念になり、幸せでした」(こうめちゃんさん)
「婚姻届を提出した日に少し高級なレストランを予約。これからもよろしくお願いしますと言い合い、それがお互いへのプロポーズになりました」(もちぐまさん)
■結婚式当日に……
「結婚式当日にサプライズで彼の好きなところを書いたハートラブレターを用意し、プロポーズの言葉として伝えました。大感激してくれ、嬉しかったです」(つまるさん)
結婚が決まってからのプロポーズでも遅いということはありません。相手からだけではなく、自分から結婚の意思を伝えても素敵な思い出になるはず。
From 編集部
プロポーズがなくても、ふたりが納得して結婚まで進んでいるならOK!
結婚を決意し、行動するには大きな覚悟が必要。わかりやすいプロポーズがなくても、ふたりが納得して結婚へ向かっているのなら大丈夫!調査からは、「式場探しを始める」「互いの親へあいさつをする」といったことがプロポーズの代わりと考える人も!ふたりの思いを確認しながら、結婚へと突き進んでくださいね。
取材・文/関原のり子 イラスト/あべさん D/mashroom design 構成/間宮 愛(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは2023年10月に「ゼクシィ花嫁会」と「ゼクシィ花婿会」のメンバー112人が回答したアンケートおよび、20~30代の既婚男女110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年12月時点のものです
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