ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚式・挙式全般
  4. 挙式・披露宴会場探し全般
  5. 結婚式会場探しの前に、彼と話し合っておくべき「これだけは」
お金・常識
Share on>

結婚式会場探しの前に、彼と話し合っておくべき「これだけは」

結婚が決まって楽しみだった会場の下見へ!憧れのチャペル、素敵なバンケット、おしゃれなガーデン、料理の試食、ウエディングドレス……etc.ワクワクしちゃいますよね。だけど、彼と最低限のことを話しておかないと、会場に行っても具体的な相談ができないって知っていましたか?ぜひ卒花のアドバイスを参考にしてみて。

1:挙式時期について

希望の季節、日取り、時間帯、お日柄は?

春夏秋冬の結婚式

会場で空いている日程を確認するのも、ゲストへの打診も、大まかな日取りが決まっていないと始まりません。お互いの都合や仕事の繁忙期、希望の時期を話し合って、会場探しの前に第3候補くらいまでは決めておきましょう。
季節によってできる演出や装飾、雰囲気も変わってくるので、花嫁たちの体験談を参考に、まずは希望のシーズンから話すのがおすすめ。人気の春や秋、お日柄の良い日を希望しているなら、早めに日程を押さえておくと安心です。

彼と話し合いました

麻美さん

【春】
長野と山梨でそれぞれ自然に囲まれて育ってきて、山が好き、山の新緑が好きなので一番きれいな時期、なおかつ梅雨の心配がない時期にしようと話し合い、5月に挙式することを決めました。(麻美さん)

ねねさん

【夏】
人気の式場は1年待ちはよくあること。どのくらいまでに式を挙げたいのか、子どもが欲しい場合はいつ頃欲しいのかを話し合っておくべきです。8月ごろに「早めに結婚式やハネムーンなどのイベントを終わらせてゆっくりしたい、できれば1年以内に式を挙げたい」と彼と話して翌年の7月に決めて、「summer wedding」をテーマに結婚式を行いました!(ねねさん)

しきさん

【秋】
彼の実家の仕事が冬から春にかけて忙しいということで、秋の結婚式にしました。まだガーデンの緑がきれいで寒くなる前の9月、10月に候補日を3つ程度決めておき、土曜日の挙式で空きのあった日を予約することができました。(しきさん)

真奈美さん

【冬】
最初はお花のきれいな春を検討していましたが、夫が重度の花粉症と寒暖差アレルギーのため、花粉がひどい春と、外気と冷房の温度差が大きい夏は避けることに。付き合った記念日、婚姻届提出日が12月であることも含めて、12月に式を挙げることにしました。(真奈美さん)

家族の予定とお日柄を気にするかを確認

花嫁たちからは、「親の予定も確認して」のアドバイスが多かったです。NGな日程はないか、大安や仏滅など六輝を気にするのかも確認しておくと、予約した後に「その日はちょっと」と言われて考え直すという事態を防げます。

2:結婚式の費用について

貯蓄は?式の予算はどのくらい?親から援助してもらえる?

彼とお金のことについて話し合う

「お金については必ず話しておくべき!」と花嫁たちから熱い声が多数。「どのくらいの予算を結婚式に使えるか話しておかないと始まらない」「親の援助があるのか、自分たちのお金だけで挙げるのか必ず確認して」のコメントがとても多かったです。収入や貯蓄額、予算が足りない場合は式までにどうやって貯めるのかなど、夫婦になるふたりだからこそお金についての話し合いが大切です。

彼と話し合いました

Arisaさん

【自分たちの出せる金額と親の援助額を確認】
自分たちが出せる金額、両親が出してくれる金額を先に確認した上で会場選びやオプションの追加を検討した方が、後から足りなくなることはないと思います。結婚式で好きなことをやりたい気持ちも大事ですが、予算を決めておくのはもっと大切だと思います。(Arisaさん)

KSさん

【予算を決めると会場の候補を絞れる】
予算内に収まらない会場もあると思うので、あらかじめ予算を話し合って決めておけば、効率良く会場選びができます。(KSさん)

MNさん

【新郎側・新婦側の費用分担も】
親からの援助があるかないか、どのような比率で費用を出し合うのかは必ず話し合うこと!そこをあいまいにしたまま、会場に行って見積りなど具体的な話が進むと、後々しこりとなってけんかになります。(MNさん)

援助額とご祝儀を計算してみて

援助の予定をそれぞれの親に確認しましょう。ご祝儀は友人で約3万円、親族は5万円~など、ゲストごとに金額が変わりますが、まずは1人当たり3万円×人数でざっくり予算を立てられます。
【「結婚式の総費用」-「ご祝儀」-「親援助」=自己負担額】
と計算してふたりで用意するお金を考えておくと、後で慌てずに済みます。

3:招待人数について

ゲストの顔触れは?何人くらい招く?

招待人数はどのくらい?

「家族と親族のみでこぢんまりと」「友人中心でにぎやかな雰囲気」「職場関係も招くきちんとしたお披露目の場」など、顔触れや人数が決まれば、どんな会場がふさわしいか明確になります。またおおよその人数が決まっていないと、会場に行っても見積りを出してもらうのが難しくなります。後から人数が増えた時に、会場に入りきらないという事態を防ぐためにも、1~2割多めにゲスト数を想定しておくのもポイントです。

彼と話し合いました

寧々さん

【大人数】
ゲストの大まかな人数を想定しておかないと、会場を見学しても具体的なイメージが湧かないので必ず相談しておくべきだと思います。私たちは100人ほどと想定していたので、その人数が入れる式場なのかを考えながら見学したりプランナーさんに聞いたりしました。(寧々さん)

ryokoさん

【平均程度】
人数によっては入らない会場もあるため、具体的に決めておくと会場選びがスムーズになります。コロナもあったことから職場の方たちを呼ぶかどうか、どの程度の人数になるか事前に話し合いました。私は結婚を機に前の職場を辞めたので、夫の会社の方と2人の親族、友人を含め72人ゲストを呼びました。(ryokoさん)

ひまわりさん

【家族・親族のみ】
彼は盛大にしたい、私はこぢんまりとしたい、と意見が分かれたので相談必須だと思います。話し合って20名程度の親族婚にして、距離感が近くアットホームな結婚式にすることにこだわりました。(ひまわりさん)

彩稀さん

【家族のみ】
家族のみの結婚式なのか友人も呼ぶのか検討が必要。私たちは話し合って最初から家族のみの結婚式の予定だったので会場選びがスムーズでした。(彩稀さん)

人数によって大きく変わる結婚式の雰囲気

・平均程度
地域によって異なるけれど平均的なのは70名前後の結婚式。親族、会社関係、友人を招き、無理なくゲストと触れ合える規模感。

・平均より多め
友人やお世話になった人を多く招いてお披露目。大きな空間の中でも映える華やかな演出などでゲストをしっかりおもてなし。

・家族・親族だけ
周囲に気兼ねせず、家族や親族だけでふたりの結婚をお祝い。親がゲストへのあいさつ回りに忙しくなることもないので、落ち着いて話ができ感謝の気持ちも伝えられて、両家の距離もぐっと縮められます。

4:エリア、立地について

今の居住地?どちらかの地元?リゾート婚?

式を挙げる場所、立地について

「今住んでいる場所で」「どちらかの地元」「思い出の地で」「海外がいい」など、場所についても話し合っておきましょう。エリアが決まると、会場の選択肢をある程度絞ることができます。ふたりの希望やこだわりも大切にしつつ、招待する人の交通手段に配慮するのも忘れずに。どちらかの地元や遠方で行う場合は、双方の親の意向を確認しておくとさらに安心です。

彼と話し合いました

Lilyさん

【今住んでいる所】
職場の同僚や共通の友人をたくさん招きたかったので、ゲストの負担が少ないように話し合って、今住んでいる街のターミナル駅に近い会場を選びました。(Lilyさん)

むーさん

【彼の地元】
転勤族でいつかは彼の地元に帰る予定なので、彼の地元の会場で式を挙げることに。私の親や親族にも説明して、ホテルや新幹線のチケットを用意しました。(むーさん)

りのさん

【国内リゾート】
私が子ども時代からよく行った思い出の場所で、彼ともよくデートに出かけていたので、軽井沢で結婚式をすることにしました。家族も旅行気分が味わえると喜んでくれました。(りのさん)

あみさん

【海外リゾート】
ハワイ挙式を希望していたので、早い段階からお互いの親にも話して了承してもらいました。(あみさん)

エリアごとのメリットや選ぶ理由を彼と話し合って

・今住んでいる場所
一番選ばれることが多いのは、ふたりの現在の居住地や職場近くのエリア。打ち合わせのために会場へ通いやすく、会社関係のゲストを招きやすい。

・どちらかの地元
「高齢の祖父母のために」「いずれ地元に帰るから」「親の希望」などさまざまな理由で、どちらかの地元で結婚式を挙げるケースも。両家の意向をしっかり確認しておくことが大切です。

・国内リゾート
「自然豊か」「海がある」「非日常を味わえる」「思い出の場所」など、思い入れを大切に選ぶ人が多いです。沖縄や軽井沢など、家族旅行を兼ねて挙式できることも魅力。

・海外
ハワイやグアムなどビーチリゾートが人気。挙式やフォト撮影をメインにしたふたりだけの挙式から、家族や友人と旅気分を味わいながらのウエディングも。

5:会場タイプ、雰囲気について

ラグジュアリーなホテル?ゲストハウスでアットホームに?

どんな雰囲気の会場がいい?

ホテルやゲストハウス、式場、パーティスペースなど、どんな雰囲気の会場で結婚式をしたいのか彼と話し合っておきましょう。「ふたりらしくおしゃれ」「シックで落ち着く雰囲気」と言葉だけだと、思い描いているイメージが違うことも。ネットやアプリで画像を見ながら話すと、お互い「どんな会場で式を挙げたいか」がしっかり伝わります。

彼と話し合いました

kumanatsu0312さん

【洗練された雰囲気】
彼と、キラキラのチャペルより、洗練された結婚式場っぽくない場所がいいと話し合いました。(kumanatsu0312さん)

りっぽんさん

【ゴージャスな会場】
会場によって雰囲気が全然違います!夫はとにかくゴージャスな所と決めていたので即決しましたが、あらかじめどんな雰囲気が良いか話し合って決めておくと良いです。(りっぽんさん)

もりちさん

【お姫さまのイメージのゲストハウス】
ホテルでトレンド感のある結婚式にも憧れましたが、私は一生に一度のお姫さまを強くイメージしたいと彼に話し、外観からも決めました。(もりちさん)

ゆりちゃんさん

【格式の高いホテル】
ホテル婚とふたりの中で決定していました。その中でも、おもてなしやホテル自体の格式の高さに加えて、感染対策を考えた時に、招待人数の倍のキャパシティーの会場を使用できて、かつ最少人数の縛りがないホテルを選びました。(ゆりちゃんさん)

3軒以上の会場を比べると理想に近付く

彼と話してイメージが固まってきたら、本命を含めて3軒以上見学してみるのがおすすめです。理想のイメージに加えて、交通アクセス、スタッフの対応、会場の設備、景色、予算など、見比べることで理想の会場に近付けます。候補をまず3軒程度絞って、見学の予約を入れましょう。

6:挙式スタイルについて

キリスト教式、神前式、人前式、どんなスタイルで誓いたい?

3つの挙式スタイル

挙式タイプは、チャペルで誓う「キリスト教式」、和装で行う昔ながらの「神前式」、ゲストが結婚を承認する「人前式」の3つ。思い描いた誓いを実現できる施設があるかどうかも、会場選びのポイントに。スタイルを決めたら、「ステンドグラスがきれいなチャペル」「花嫁行列ができる神社」など、より具体的なシチュエーションを考えておくと、さらに選びやすくなります。

彼と話し合いました

カノンさん

【キリスト教式】
彼は自由すぎる雰囲気の式は自分たちには合わないと、厳かな雰囲気のキリスト教式に。何年、何十年たっても訪れることができる教会を選びました。(カノンさん)

おはなさん

【神前式】
元々私が神道のため神社で式を挙げたいと思っており、家族と親族のみに参列してもらって地元の鹿児島で挙げました。披露宴は、私たちの友人が多い関東のホテルで行いました。(おはなさん)

美紀さん

【人前式】
私が絶対に人前式が良かったので、彼に「人前式とは」を説明しておきました。好きなテイストを出し合って、和洋両方の要素が含まれていて宗教色が強くなく、挙式会場に「十字架」がない式場に絞って探しました。(美紀さん)

挙式スタイル別の誓い方

・キリスト教式
バージンロードからの入場、賛美歌やステンドグラスのあるチャペルでの誓いに憧れる花嫁は多く、最も選ぶカップルが多いスタイル。

・神前式
三三九度や玉串奉奠(ほうてん)など厳かな式で結婚への決意を固められます。神社での挙式はもちろん、ホテルや式場の神殿でも挙げられます。白無垢や黒振袖など和装に憧れる花嫁も。

・人前式
神様ではなく、ふたりにとって大切な存在である参列者に誓うスタイル。場所や式次第も自由で、ふたりらしさを演出できます。

7:結婚式でやりたい演出、装飾、着たい衣裳について

こだわりたい演出は?着たいドレスや叶えたい装飾は?

絶対にやりたい演出

憧れの演出や衣裳がある場合、会場を選ぶ前にチェックしておくと◎。契約前だと交渉することも可能ですが、会場を決めた後に、その演出ができなかったり、着たいドレスが着られないとわかっても、変更や対応をしてもらうのは難しいです。どうしても叶えたい演出や持ち込みたいスタッフ、アイテムなどがあるなら、それが可能な会場から探すとスムーズです。

彼と話し合いました

SHIOさん

【1日1組貸し切りでこだわりの装飾】
私たちは1日1組貸し切りが絶対条件でした!ゲストもゆっくりできるし、私たちも時間を気にせず、こだわった装飾の会場で過ごせたのが本当に良かったです。(SHIOさん)

kumanatsu0312さん

【似顔絵師さんを呼べる会場】
演出として似顔絵師さんを呼びたいと話し合いました。ケーキもお互いのイメージ写真を見せ合い擦り合わせしておきました。(kumanatsu0312さん)

忍帆さん

【お酒を持ち込める会場】
お酒の持ち込みOKな所を探しました!婚姻届提出日に造ったビールの提供を叶えることができました。(忍帆さん)

美紀さん

【こだわりの余興・アイテム・演出が叶う会場】
「余興で楽器演奏ができるところ、母手作りのブーケを持ち込めるところ、ゲストとロールケーキを巻いてウエディングケーキを作る演出ができるところ」がポイントでした!(美紀さん)

こだわりたいなら持ち込み可かどうかも重要ポイント

衣裳、ヘアメイク、フォトグラファー、フローリスト(ブーケ・装花)、引出物、プチギフトなど、こだわりたいポイントが決まっているなら、会場を決める前に持ち込みできるか確認しておきましょう。お互いにこだわりポイントがある場合は「ずっと憧れていた」「絶対このフォトグラファーに撮ってほしいから」など、相手に理由をきちんと説明しておくことも大切。

From 編集部

会場に行く前に話し合うことで、結婚式準備がスムーズに

今回紹介した7つの「これだけは」というポイントは、会場選びの際だけでなく、「どんな結婚式ができるか」ということに大きく影響します。ふたりの希望や考えをしっかり擦り合わせて整理しておくことが、理想の結婚式への近道に!彼と話し合うこと自体が夫婦としての大切なステップとなるので、ぜひじっくり向き合ってくださいね。

構成・文/竹本紗梨 イラスト/moeko D/ロンディーネ
※記事内のデータならびにコメントは2023年9月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー87人が回答したアンケート、および過去3年以内に結婚式を挙げた20~30代の女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年11月時点のものです

  • 結婚式準備全般
  • 結婚式場検討期
  • ダンドリ
  • 花嫁実例
  • 安心したい
挙式・披露宴会場を探す
Share on>

pagetop