[新婚カップルの新居選び]ありがち失敗ランキングTOP10
大好きな彼との新生活が始まる!どんなおうちでも彼と一緒なら幸せ♪……なんて軽い気持ちで新居を選びそうな人は要注意。大事なポイントをよく確認しないと、せっかくの新居がストレスの温床になってしまうかも。そこで、先輩カップルの新居選びの失敗を調査し、回答が多かった順にランキング形式で紹介。同じ失敗をしたくないなら要チェックです。
1位「間取り」の失敗
部屋が足りない!配置・動線が良くない!
部屋が足りない、部屋の配置や動線が良くないといった「間取り」の失敗が1位。
【部屋が足りない】
「1LDKの部屋を選び、1部屋を寝室にし、リモートワークの日はLDKで仕事をしているけど、ふたりともリモートワークの日が重なると集中できない」(TOMATOさん)
など、リモートワークをするカップルの不満の声が目立ちました。反対に、リモートワークのために部屋数を確保したけれど思ったより使わないという声も。ふたりのライフスタイルに合った間取りを選ぶことが大切です。
まだある!「間取り」の失敗
【配置が悪い】
寝室のすぐ向かいが洗面所とお風呂という間取り。ふたりの起床・就寝時間が違うのに、物音で相手を起こしてしまうことも(YSさん)
【動線が悪い】
玄関から洗面所まで直接行きたいけれど、リビングを通らなければならない間取り。帰ってすぐに手を洗いたいのに(かぼさん)
2位「家賃」の失敗
よく考えたら高すぎた!収入が減って負担が増えた!
単純に高すぎた、収入が減ったことで負担が増えた、などといった「家賃」の失敗が2位。
【よく考えたら高すぎた】
「結婚するなら新築だろうと、新築にこだわりすぎて、無理めな家賃設定にしてしまった。楽しみにしていた外食を控える生活がつらい」(ハヤトさん)
など、最初から無理をしてしまったというコメントが多数。ほかにも、収入が減ったり、計画が変わったりしたことで、家賃の負担が大きくなったという声も。今はもちろん、先のことも考えた家賃設定にするのが理想です。
まだある!「家賃」の失敗
【収入が減って負担が増えた】
共働きの時は余裕で払えたが、妻が産休に入って収入が減り、家賃の負担が大きくなってしまった。子どもも生まれるし、少し駅から遠くても、家賃がもっと低めのところにすれば良かった(りょーさん)
【計画が変わってもったいない】
しばらく賃貸生活のつもりだったが、やっぱり家を買おうという話に。そのために貯蓄したいのに、毎月の家賃がもったいない。もう少し家賃を抑えめで探すべきでした(れいちぇるさん)
3位「キッチン」の失敗
向きが不便!狭い!高さが足りない!
キッチンの向きは対面式が良かった、リビングの冷暖房が届かない、狭くて希望の冷蔵庫や食器棚が置けない、などといった「キッチン」の失敗が3位。
【壁付けキッチンが不便】
「キッチンが壁付けなので、壁に向かってひたすら作業。料理中や片付け中にテレビを見られなくてイラッとすることも」(かっちゃんさん)
など、対面式キッチンが良かったという声が多数。このほか、リビングの冷暖房がキッチンに届かない、狭いなどといった声も。部屋選びの際、実際にキッチン作業をしてみることができないので、想像力を働かせることが大事です。
まだある!「キッチン」の失敗
【狭い】
作業スペースが狭すぎて複数の料理を同時進行で作ることが難しい。夫婦で一緒に料理、なんてとても無理(めぐさん)
【高さが足りない】
キッチンの調理台の高さがあと10cm高かったら、料理も洗い物もしやすかったのにと思う。平均より高身長な夫婦なので、まな板を使うとき、洗い物をするとき、腰にくる(Y.Kさん)
4位「浴室・洗面所・トイレ」の失敗
欲しい機能が付いていない!狭い!
「浴室・洗面所・トイレ」などの水回りの失敗が4位。ふたりで使うことをよく想定していなかったことが原因となることが多いようです。
【お風呂の追い炊き機能がない】
「お風呂に入る時間が大きく違うふたりにとって、追い炊き機能がないのはとっても不便。だいたい帰りの遅い夫の入浴が遅くなるので、私が入った後、お湯が冷めてしまう」(エイミーさん)
などという声も。このほか、洗面所やトイレでも「ふたりで使う」ことをもっとよく考えれば良かった、という失敗が目立ちます。
まだある!「水回り」の失敗
【洗面所が狭すぎる】
夫婦の出勤時間が同じくらいなのに、洗面所が狭くて、ふたり一緒に使えない。だいたい妻が鏡の前を占領しているので、自分は妻の後ろからちょっと鏡をのぞく程度で済ませている(タックさん)
【トイレの設備が古い】
トイレの設備が古く、使用後に水を流すと、ものすごい音とともに大量の水が流れる。寝室のすぐ近くなので、どちらかが早く寝たときは、水の音で起こしてしまわないか心配(りりさん)
5位「階数」の失敗
上階でエレベーターがない!階下に音が響くのが心配!
上の階でエレベーターがないときつい、子どもが動くようになってくると下の階に申し訳ないなどといった「階数」の失敗が5位。
【上の階でエレベーターなし】
「契約したときは特に何も思わなかったのですが、現在妊娠していて、おなかが大きくなるにつれて階段で3階まで上がるのは少しきつくなってきました」(あんずさん)
など、上の階でエレベーターがなく階段が大変なこと、子どもが動き始めると下の階に申し訳ないこと、1階で防犯対策が気になることなどを挙げる声が集まりました。その物件に何年住むつもりなのか、その間にライフスタイルはどう変化するのかを考えることが大事です。
まだある!「階数」の失敗
【子どもの音が階下に申し訳ない】
エレベーターがあるから上の階がいいと思っていたけど、子どもが生まれて動き出すようになると、下の階に音が響くのではと気がかりです(あやさん)
【1階で防犯対策が心配】
家賃が安かったのと、出入りがしやすいので1階を選んだが、不審者が外から侵入しようと思えばできそうなセキュリティー体制で、自分の帰りが遅いときなどは特に不安(あっちゃんさん)
6位以下のありがち失敗
TOP5のほかにも、新居選びのさまざまな失敗談が集まったので6位から10位までのコメントを一挙紹介。先輩たちと同じ失敗をしないよう、参考にして。
まだある!6位~10位の失敗
【最寄り駅からの距離】
駅から多少歩いても家賃を抑えられるならいい、自転車を使うから大丈夫と思ったが、雨が多い時期、何回もタクシーを呼ぶはめになり、想定外の出費がかさんだ(ソウタさん)
【防音性】
アパートの壁が薄く、隣の夫婦ゲンカの声が聞こえてくる。うちのも聞こえてるかなと思うと、言いたいことを我慢してしまうのでストレスがたまります(美鈴さん)
【共同設備】
宅配ボックスがある物件を選んだけれど、住戸数のわりに数が少なく、ほかの住人も共働き夫婦が多いので「ボックスがいっぱいでした」と持ち帰られてしまうことも(ひろさん)
【収納】
自分が実家で使っていたクローゼットより少し広かったので安心していたけど、彼の分と合わせると全然足りなかった(ちぃさん)
【広さ】
狭いのは我慢できるから、少しでも駅から近く、と思っていたけど、リモートワークで家にいる時間も増え、狭さが我慢の限界に達しそう(ルイさん)
From 編集部
ふたりで暮らすとどうなる?をしっかり想像して
アンケートで多かったのが「1人暮らしのときは気付かなかった」という声。1人暮らし経験者は、部屋探しには慣れていても、「ふたりで暮らす」ということへの想像が及ばなかったりすることも多いようなので気を付けましょう。ふたりでの生活と、数年後のライフスタイルをしっかり想像し、後悔のない部屋を見つけてくださいね。
構成・文/前川ミチコ イラスト/二階堂ちはる
※記事内のデータ・コメントは2023年8月に、「ゼクシィ花嫁会」のメンバー46人が回答したアンケートおよび、結婚を機に選んだ新居(賃貸住宅)に、6カ月以上住んだ男女220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年10月時点のものです
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