ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚式・挙式全般
  4. 挙式・披露宴会場探し全般
  5. [結婚式の会場選び]成功に導く!最終候補から決定までの回り方&比べ方
結婚式スタイル
Share on>

[結婚式の会場選び]成功に導く!最終候補から決定までの回り方&比べ方

気になる結婚式の会場をいくつかピックアップしたら、早速ブライダルフェアの日程を調べて予約!……でも、ちょっと待って。実は、複数の候補会場から、後悔なく、結婚式をお任せしたい1軒を選ぶためには、見学順や一日のスケジュールの組み方、比較ポイントなどを知っておくのがおすすめなんです。複数の会場を見比べるコツを先輩花嫁たちに教えてもらいました。

みんな、何軒見学に行ったの?

半数が3軒以上を見学。見比べて納得の会場選びを

イラスト1

結婚式の会場、1軒しか見ないのは、本当にもったいない!少なくとも2軒、できれば3軒以上比較すると、見学に慣れて冷静に良し悪しを判断できたり、見積りの知識もついて、会場によってはお得な特典もゲットできるなど、メリットがたくさんあるんです。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023(全国推計値)」調べによれば、先輩たちのブライダルフェア訪問軒数の平均は2.7軒。3軒以上訪問した人は49%と半数近く。大きなお金を使うのですから、納得のいく選択をしたいと思う人が多いようです。

今回は、3軒以上の会場を訪問した先輩に、どんなスケジュールを組むといいか、どこを見比べるべきか、成功談や後悔談を交えてアドバイスしてもらいました。

どの順で回る?1日に何軒行ける?
見学スケジュールを組むポイント

先輩の提言1 「本命会場は後半に見学するのがおすすめ」

イラスト2

ブライダルフェアの予約をするに当たって、真っ先に本命の会場から見に行きたくなりますが、焦りは禁物。3軒以上見学した先輩花嫁の46%が「本命の見学は後半にすべき」とおすすめしているのです。本命の見学は「場数を踏んでからの方がいい」「後半にしておけば、他会場の見積りと比較ができる」などがその理由。

さらに、経験値を積んだ上で本命を見に行けば、気に入ったらその場で即決しやすくなります。見学したその日に成約すると、当日成約特典として、金額の割引などのサービスを付けてくれる会場が多く、非常に魅力的。本命を前半に入れてしまうと、即決しにくくなったり、即決するために他会場の見学をやめてしまったりして後悔が残るケースもよくあるので、スケジュールは慎重に組みましょう。

先輩の回り方アドバイス

512300

【本命を最初に見て後悔】
本命を1番目に見てしまったので、他の会場が魅力的に見えなくなってしまいました。また最終的に本命と契約したのですが、その際に「当日成約割引」が効かなくなってしまったことが残念。(みさみささん・5軒見学)

花嫁1

【本命は一番最後がおすすめ】
当日成約するとお得なので、後半というか一番最後にするのがおすすめです。(C.Oさん・3軒見学)

541800

【場数を踏んでおいた方がいい】
最初に本命に行くと、一連の流れや交渉などを経験しないで行くことになります。ある程度場数を踏んでいた方が、確認したいことなどが明確になっており、スムーズであると感じました。(haruさん・4軒見学)

花嫁2

【本命を後半にして意志を強く】
見て回っていると、どの会場も良く見えてきてしまい、選択肢が増えていくので、本命の見学は後半に入れて、意志を強くするのがおすすめです。(あじふらいさん・3軒見学)

花嫁3

【他会場で料金相場を把握して】
他の会場を先に見て、料金の相場や雰囲気などをある程度把握してから本命に行くことで、他との比較ができ、納得した上で決められます。(かきぴーさん・3軒見学)

「本命は前半に見学すべき」とおすすめする人に理由を聞いてみました

実は、本命会場は「前半に見学すべき」とした人も27%いました。その理由として「気に入らなかった場合、早い方が新しい会場を見つけやすいから」「本命を基準に他を見た方が、納得度が増すため」「人気の会場は日程が埋まってしまうこともあるから」などの意見が。当日成約特典のない会場だったり、ふたりが特典を重視しなければ、本命のフェアに早めに行くメリットもありますね。

先輩の提言2 「人気の体験型フェアは何をおいても予約すべき」

イラスト3

「人気の予約制フェアは優先して予約した方がいい!」という先輩花嫁は42%。模擬挙式や模擬披露宴、試食会や衣裳試着会といった体験型イベントを盛り込んだ大型ブライダルフェアは、どんな結婚式が挙げられるのかがわかりやすく、メリットがいっぱい。人気があるので、大型連休中など、日程によっては、すぐに予約が埋まってしまうことがあるんです。

特に、試食会付きブライダルフェアは、おもてなし重視派のふたりが重視するイベントで、席数限定で開催されるため、まめにチェックしておかないと予約しそびれることも。会場探しをスタートしたら、候補会場の体験型ブライダルフェアの開催日は、すぐにチェックし、早めに予約を!

先輩の回り方アドバイス

花嫁4

【希望の日程で予約が取れず】
人気の予約制フェアは土日だと早めに予約が埋まってしまうため、本来行きたかった日は予約が取れませんでした。(かきぴーさん・3軒見学)

花嫁5

【予約できないと予定がずれる】
期間を絞って会場を決めたい時に、フェアが満員で予約できないと、予定がだんだんと後ろ倒しになってしまいます。(ラビットさん・3軒見学)

花嫁1

【フェアならではの特典も】
ただの見学より無料で体験、見聞きできることが多い方がいいし、フェアでは特典がもらえることもあるので。(ますさん・4軒見学)

花嫁2

【大型フェアでは衣裳も見て】
どんな衣裳が置いてあるか、事前に見ておかないと、気に入ったものがなくて後々困ることになってしまいます。私は気に入ったドレスがなくて、取り寄せしてもらったので、プラスで料金がかかってしまいました。(あおぷにさん・3軒見学)

537150

【試食会付きフェアはマスト!】
試食会付きは優先して予約した方がいいと思います。正直、多くの会場は似たり寄ったりですが、頭一つ抜けて料理がおいしい会場もあるので、おもてなしに重きを置きたいのであれば試食会参加はマストです。(ぱるかさん・4軒見学)

先輩の提言3 「見学予定は1日に詰め込み過ぎないこと」

イラスト4

「見学予定は1日に詰め込み過ぎないこと」とアドバイスをしてくれた花嫁は54%。ブライダルフェアは、大型フェアになると3~4時間はかかります。

会場のあちこちを見て歩いたり、説明を聞いたり、見積りを作ってもらうのにも集中力が必要。さらに当日成約をおすすめされると、判断力も必要です。合間に休憩を入れて、ふたりで意見を擦り合わせる時間も欲しいところ。ブライダルフェアの予約は、1日に1軒にしておくか、ハシゴするにしても午前と午後の2軒が限度と思っておきましょう。

先輩の回り方アドバイス

花嫁3

【見積り作成で時間がかかる】
1軒の会場の見学にかかる時間は3~4時間。また、会場が気に入って見学後に見積りを出してもらうとき、予想以上に時間がかかる場合があります。多くても1日に2軒までがおすすめです。(Y.Kさん・4軒見学)

花嫁4

【2軒目の見学に遅れてしまった】
近場だと思って、1日に2軒の会場見学を入れたら、2軒目の会場見学に遅れてしまいました。(ゆさん・6軒見学)

536000

【1日1軒が限界】
ふたりともインドア派なので、1日1軒でも結構疲れてしまいました。(もなかさん・3軒見学)

花嫁5

【次の予定が気になってしまう】
1日に2軒予約を入れたら、時間が気になって、ゆっくり見れなかったし、とても疲れました。(かりんとう姫さん・4軒見学)

花嫁1

【成約を断るのにも疲れます】
会場側も成約してほしいので、あれこれ言って悩ませてきます。うまく断れないと結構頭使うし、疲れます。(youさん・3軒見学)

「目標を決め、短期間で見よう」とおすすめする人に理由を聞いてみました

会場を見て回るのは「目標を決め、短期間で見るのがおすすめ」という声も35%寄せられました。理由としては「記憶が新しいうちに見て回った方がいい」「見過ぎてしまうと逆にわからなくなる」「人気の会場はすぐに日程が埋まってしまうから」など。「長引かせると彼のやる気が失せる」という声もありました。可能なら、1カ月くらいで3~4軒回ると比較しやすいかもしれません。

注意点が一つ。「気に入った会場があって仮予約をしたけれど、他も見ておきたい」という場合、仮予約は多くの場合、1週間が期限なので、その間に別候補を見て判断しなければなりません。1カ月よりもっと短期決戦で日程を組まないといけないケースがあることも知っておいてくださいね。

どこを見比べた?何を見ておくといい?
比較検討のポイント

先輩の提言4 「会場の雰囲気は実際に見比べないとわからない」

イラスト5

3軒以上を比較検討する場合、どんな点を比較すれば、後悔なく会場を決定できるでしょうか。「挙式会場と披露宴会場の雰囲気を実際に見比べるべき」と回答した花嫁は79%。雰囲気が自分たちの理想と合っているかどうかは、ふたりにとって最重要事項です。写真での見え方と、実物の印象が違うこともあります。そうしたことは、実際に行ってみないとわかりません。

また、時間帯や天候によって見え方やできる演出に違いはあるか、装飾はどのような感じでできるのか、などの確認も重要。実際に見てみたら、本命じゃなかった会場が意外と良くて成約したという声もよくあります。ちょっとでも気になる会場があれば、ぜひ実際に足を運んで雰囲気を体感してください。

先輩の比べ方アドバイス

花嫁2

【写真と実物では雰囲気が違う】
ホームページで見る写真と、雰囲気が違う会場もあったので、気になる会場は実際に自分の目で確かめた方がいいと思います。(まえまえさん・4軒見学)

花嫁3

【披露宴会場の床にシミが】
素敵な会場だと思ったら、披露宴会場の床がじゅうたんで、飲物のシミが多くて候補から外しました。(hoさん・3軒見学)

花嫁4

【挙げたい時間帯に見学を】
昼と夜ではだいぶ雰囲気が変わる会場もあるため、見学は挙げたい時間帯に行くべきです。(かきぴーさん・3軒見学)

496500

【雨天のケースも聞いてみて】
ガーデンからの入場は、天候に左右されることもあるので、雨の場合の対応などを聞いて、納得した上で決める方がいいと思います。(えぃみぃさん・3軒見学)

花嫁5

【装飾が使えるか、費用も確認を】
会場にもともとある装飾は確認すべき。追加費用なしで使えることもあります。(ありささん・7軒見学)

先輩の提言5 「見積りの金額、内訳、サービス内容を比較!」

イラスト6

「見積表の金額や内容、割引やサービス内容を見比べるべき」と回答した先輩花嫁は60%。見た目や雰囲気も重要ですが、何と言っても、お金のことは大事!複数のブライダルフェアに行くことで相場観を身に付けることができますし、見積りの中身も細かく見ることができるようになります。

見積りを比較検討する際は、なるべく条件を揃えて数軒の見積りを比べたり、絶対やりたい演出を最初から料金に入れてもらったり、割引の条件についても確認しておくとよいでしょう。また、持ち込み料についても、何にいくらかかるのかを聞いておくと、のちのち、成約の判断の助けになりますよ。

先輩の比べ方アドバイス

花嫁1

【見積りは必ずもらっておいて】
複数の会場に迷ったら最終的に見積りが決断材料になるため、絶対にもらった方がいいです。(Misaさん・3軒見学)

花嫁2

【アイテムのグレードが低かった】
見積りをよく見比べてみると、お得に見えた会場が、料理代もドレス代もグレードが一番低かったり、絶対に必要な費用が入っていない、本当に最低限の見積りということもあります。(あずきまるさん・4軒見学)

花嫁3

【料理は近い価格帯に揃える】
複数の会場を比べやすいように、料理のコースは同じぐらいの値段のものを選ぶ、演出は同じ項目を入れてもらうことで比較しやすくなります。私は料理は最初から高額のコースを選んでおきました。(Y.Kさん・4軒見学)

501250

【ビールが入っていないことも!】
見積りは、料理や飲物が一番低いグレードになっていることが多く、飲物では当初のプランだとビールがないということもあったので、内訳を聞いて、実際に頼むグレードで見積りを出してもらって、複数会場で検討した方がいいです。(しーさん・3軒見学)

496500

【サービス料の割合もチェック】
サービス料が5%の会場と10%の会場がありました。見積り時にはそこまで見極められなかったので、きちんと確認して見比べるといいと思います。(えぃみぃさん・3軒見学)

先輩の提言6 「衣裳、料理、演出、装飾等、選択肢の充実度を確認」

イラスト7

「衣裳、料理、引出物、装花、撮影プランなど、取り扱いアイテムの豊富さ・持ち込みの可否を見比べる」「その会場でできる結婚式の内容・叶う演出・装飾を見比べる」と回答した先輩花嫁はどちらも48%。

演出や衣裳、装飾などの取り扱い内容は、会場によって違いがあります。選択肢が充実しているか、またやりたい結婚式がイメージできている場合はそれが叶いそうかどうか、成約する前に確認し、どの会場なら希望が叶うかを見比べましょう。

先輩の比べ方アドバイス

花嫁4

【やりたい演出が不可の会場も】
生演奏ができなかったり、挙式中の撮影は不可だったりする会場もあるため、確認しておいた方がいいです。(まゆさん・4軒見学)

花嫁5

【衣裳の持ち込みが禁止でした】
私の成約した会場は、衣裳の持ち込みが禁止だったため、着たいドレスが着られませんでした。(よぞらさん・3軒見学)

501700

【ドレスのブランドも確認を】
着たいブランドのドレスがあるのかどうかも、見比べた方がよいです。(フラワーさん・4軒見学)

花嫁1

【高砂席をソファにしたくて】
フラワーシャワーができるか、高砂席でなくソファにできるのかなど、どんな演出・装飾ができるかを見比べました。(かずのこさん・3軒見学)

花嫁2

【過去の演出例を質問してみて】
過去にどんな演出をしたことがあるかを聞くとよいです。その会場ができることも聞けるし、参考になるし、そこから自分がやりたい演出がなんとなくわかってきてある程度基準ができてきます。(こにょみさん・3軒見学)

先輩の提言7 「会場の提案力、対応力も重視して比べて」

イラスト8

「プランナーの提案力、スタッフのゲストへの対応力などを見比べるべき」と回答した先輩花嫁は46%。プランナーさんとの相性は重要。でも、ブライダルフェアで説明してくれるスタッフと、成約後のプランナーは別の場合もあり、必ずしもフェアのプランナーさんが良かったからと言って、同じ方に担当してもらえるとは限りません。

ですが、打ち合わせ時の対応から、会場全体の接客方針は伝わってきますし、また、過去の演出事例を聞くことで、会場の提案力を確認することは可能です。試食会などはサービススタッフの対応力を見る機会にもなります。

先輩の比べ方アドバイス

花嫁3

【提案内容や話しやすさを重視】
自分のイメージしている雰囲気を伝えて、どんな演出を提案してくれるか、一番重視したのはその人と話しやすいかを比較しました。(るんさん・5軒見学)

花嫁4

【周りのスタッフの様子も見て】
担当の方だけでなく、その他の周りのスタッフの様子をしっかり見ることが大事。会場見学の担当者がプランナーになるとは限りません。(ラビットさん・3軒見学)

花嫁5

【受付や試食会のスタッフも注目】
プランナーさんとの相性も大事ですが、最悪変更もお願いできます。当日ゲストに関わるスタッフさんのレベルはエントランスの方や試食会などでチェックしておくべきです。(youさん・3軒見学)

花嫁1

【フェア予約の電話応対が決め手】
結婚式はスタッフさんの印象も大事。ゲストの方へのおもてなしをちゃんとできるスタッフさんがいるところがいいです。事前のフェア予約の電話の印象がよかったのも会場決定の理由のひとつです。(あおぷにさん・3軒見学)

536000

【特別感に惑わされないで】
引き止めの電話で「おふたりのために支配人に掛け合い、特別にこの日を空けました!」と特別感のあるうたい文句を言われたのですが、口コミを調べたら、その系列の常とう句だったよう。今後のことを考えて断りました。(もなかさん・3軒見学)

From 編集部

ブライダルフェアの回り方と比べ方を知って大成功の会場選びを!

先輩花嫁が、自分たちの成功と後悔の体験談から教えてくれた、会場の回り方と比べ方、参考になりましたか?体験型フェアへの予約を優先しつつ、可能なら本命会場は後半で見学するように調整し、できれば期限を区切って「1カ月以内に3軒回る」など一気に見て判断すると、効率もよく、しっかり考えながら判断ができそうです。

見積りや、会場の設備などもしっかり見比べ、自分たちの理想が叶う会場を、ぜひ見つけてくださいね。

構成・文/河内千春 イラスト/田中麻里子
※記事内の「ブライダルフェアへの訪問数」のデータは、「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によるものです。そのほかのコメントならびにデータは、2023年8月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー43人が回答したアンケートおよび、2年以内に結婚式を挙げた女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年10月時点のものです

  • 挙式1年前
  • 結婚式場検討期
  • 安心したい
Share on>

pagetop