［沖縄フォトウエディング］費用、人気エリア、プラン～基本情報まとめ～

フォトウエディングとはその名の通り、写真を撮ることで結婚の記念を残すウエディングのこと。昨今、さまざまな理由から結婚式は挙げないという選択をしたが、結婚の記念として写真は残したい！という新郎新婦に人気のあるスタイルです。ふたりだけで行う場合や、親族や友人などと一緒に撮影する場合まで、ふたりの希望に合わせてカスタマイズすることが可能です。

魅力１：結婚式に比べると準備が短期間＆少ない工程で済む

結婚式は式場見学からゲスト招待、装花・演出などの詳細決め、アイテム準備などなど当日に至るまでの準備工程が多く、その期間も半年～１年と長いことが多いです。一方フォトウエディングは事前の打ち合わせは1回程度と大変少なく、場合によっては撮影当日に打ち合わせ→撮影と１日だけで完結することもあるほど。仕事が忙しく結婚式は難しいけれど写真は残しておきたい……という新郎新婦には最適なんです。

魅力２：５万～20万円でできて、費用がリーズナブル

Massu Photo Studio フォトグラファー増田さんによると、沖縄フォトウエディングにかかる費用は５万円～20万円とプラン内容によって幅がありますが、撮影のみであれば５万～７万円程度と大変リーズナブルな金額で実施できるとのこと。そのため、結婚式よりも沖縄フォトウエディングは金銭的な負担が少ないと言えるでしょう。また、冬場であれば航空運賃やホテル代が比較的リーズナブルであるため、より費用を抑えたい方は冬場の実施もおすすめです。ただし、特に12月、１月は曇りや雨が多いため要注意。

魅力３：プラン、ロケーション＆シチュエーション、構図など好きに選べる

さまざまな条件をふたりで決めやすいフォトウエディング。ハネムーン込みでの実施やフォト＋挙式の実施などふたりの希望に合わせてプランを組めたり、撮影したいロケーションやシチュエーション、構図からポーズまで理想を叶えることが可能です。アイテムなども持ち込みがOKの場合が多いのでふたりの思い出の品や好きなものなどでオリジナリティーを表現することもできます。

世界屈指の白い砂浜ときれいな海で撮影できるから！

日本だけでなく世界中を見ても美しい海があると言われる沖縄で、最高にフォトジェニックな写真を残すことができます。パスポートを取らずに行ける素敵なリゾート地であるというアクセスの良さも人気のポイントです。新婚旅行や家族旅行と合わせてフォトウエディングを実施することもできるので、撮影前後にもたっぷり楽しむことができるのも魅力です。

「石垣島、宮古島、竹富島」などの沖縄の離島エリアが特に人気！

沖縄の中でも特に「離島」がおすすめです。石垣島のタバガービーチ、竹富島のコンドイビーチや集落周辺、宮古島の与那覇前浜ビーチなどどれもとてもきれいなビーチが広がっており、離島ならではの雰囲気も味わうことができます。

【石垣島のタバガービーチ】
ミシュランで選ばれた川平湾の近くにある美しいビーチで、ビーチにつながるあぜ道やブランコや琉球花こう岩の岩場などもあるため、バリエーションの豊富な撮影ができます。

【竹富島のコンドイビーチや周辺】
離島ならではの透き通った海水のビーチと、古き良き沖縄の赤瓦の古民家が立ち並んでいます。沖縄の雰囲気を存分に味わいながらの撮影が可能です。

【宮古島の与那覇前浜ビーチ】
アクセスしやすく人気のエリアなので観光客などの人も多いですが、東洋一のビーチと言われるのにふさわしいとても美しいビーチです。周りに人がいても大丈夫な新郎新婦にはおすすめの場所です。

CASE１【石垣島】満天の星のシャワーを浴びながら

―沖縄フォトウエディングDATA－
●お名前：安部さんご夫婦
●いつ：2022年７月20日
●どこで：石垣島
●誰と：新郎＆新婦
●どれくらい：４泊５日
●いくら：約６万円
●内訳：撮影６万円
●前後の過ごし方：
［撮影当日］早朝に石垣島に到着。
日中は石垣島を観光して、晩ご飯は大好きなお酒を控えてホテルでのんびり。
撮影後はハンモックに揺られながら星空観賞。
［撮影翌日以降］
残りは近くの小浜島に滞在したり、沖縄を堪能。

写真を見ると感動がよみがえってくる

【なぜ“フォトウエディング”をしたの？】
新婚旅行と合わせてふたりきりで記念や思い出に残ることをしたかったからです。

【なぜ“沖縄”を選んだの？】
海や自然が大好きなので、その中で最も美しい場所として沖縄を選びました。昔から星や月を眺めるのが好きな私と小さい頃の将来の夢が宇宙飛行士だったという夫で「満天の星空が見たい！」と意見が一致し、世界に誇る美しい星空が見られる沖縄の石垣島を選びました。

【やってよかったことは？】
母が35年前の結婚式で実際に着用したウエディングドレスを着用して撮影ができたこととスーパーロングベールを持ち込んだことです。ベールは、通常のロングよりも長い5mのものを用意したことで沖縄の星空になびく、素敵な写真を残すことができました。

【沖縄フォトウエディングを実施した感想は？】
ただただ本当に「やってよかった」のひと言に尽きます。正直、予備日は設けているものの星空シーンでの撮影は当日の直前にならないと実施可否が分からないので、申し込むか悩みました。でも、撮影当日は幻想的な星空に終始魅了され、夢のような経験となりましたし、撮影が終わった今は写真を見るだけでも幸せな気持ちになります。

プレ花嫁さんへひと言！

人生の大きな節目で１番幸せな瞬間を形に残すことをおすすめします。撮影前後も撮影中も夫婦の一生の大切な思い出に残ると思います。プロのスタッフさんがフォローしてくれるので、写真が苦手な方も大丈夫です。

CASE２【竹富島】まばゆい青と白のコントラスト

―沖縄フォトウエディングDATA－
●お名前：佐々木さんご夫婦
●いつ：2022年７月19日
●どこで：竹富島
●誰と：新郎＆新婦、両家の家族
●どれくらい：２泊３日
●いくら：約11万円
●内訳：撮影５万円　離島出張２万円　ヘアメイク２万7000円　ヘアメイク撮影同行１万1000円
●前後の過ごし方：
［撮影当日］
日中は竹富島でフォトウエディング撮影。
［撮影翌日以降］
家族全員で観光をしたり、自由行動をしたり思い思いの時間を過ごす。

「最高！」がずーっと続く至福の撮影タイム

【なぜ“フォトウエディング”をしたの？】
ゲストを待たせる心配や結婚式内のように時間的制約のない状態でふたりの写真を目いっぱい残したかったからです。

【なぜ“沖縄”を選んだの？】
青い海と白い砂浜をバックにした写真を残したかったからです。コロナ下で海外挙式が叶わなかったため、国内で最も美しいビーチのある沖縄を選びました。

【こだわったことは？】
ヘアメイクさんの撮影同行をお願いしたことです。海辺は風や日差しが強く、ヘアメイクが崩れがちなので、常にベストな状態をキープしてくださって助かりました。

【やってよかったことは？】
スプレータイプの日焼け止めを持ち歩いたことです。沖縄での撮影に合わせたアイテムの準備は必要だと思いました。ちなみにドレスは歩きやすさを重視して選ぶのもおすすめです。私は歩きづらくて撮影時に苦労しました……。

【沖縄フォトウエディングを実施した感想は？】
最高の時間となりました。ウエディングドレスを着たまま竹富島内で撮影をしたので、移動中や撮影中に周りにいらっしゃる方から「おめでとう！」と祝福の言葉をかけてもらうことが多々ありました。そのたびに暑さが吹き飛ぶほど嬉しく、とてもいい思い出になりました。

プレ花嫁さんへひと言！

青い海や空に白いウエディングドレスは想像以上に映えます！後から見返しても写真への満足感が高く、撮影をした時間は一生の宝物なので、本当におすすめです。

CASE３【石垣島】太陽に真っ白なチャペルが輝いて

―沖縄フォトウエディングDATA－
●名前：小林さんご夫婦
●いつ：2022年７月18日
●どこで：石垣島
●誰と：新郎＆新婦
●どれくらい：３泊４日
●いくら：約30万円
●内訳：レンタル衣装６万9000円　着付け・髪型・化粧５万1000円　チャペル付きホテル宿泊４万8000円　チャペル１時間レンタル２万2000円　撮影（日中・星空込み）11万8000円　
●前後の過ごし方：
［撮影以外］ふたりで観光をしたり、マリンスポーツをしたり沖縄旅行を存分に楽しみました。普段はなかなか泊まれない高級ホテルに宿泊したのでホテルステイも満喫しました。

海外挙式よりもリーズナブルにできて、大満足！

【なぜ“フォトウエディング”をしたの？】
元々海外挙式をしたかったのですが、コロナ下で挙げづらい状況だったことに加え、フォトウエディングのみであれば、その分予算をしっかりかけられると考えたからです。フォトウエディングに合わせて旅行もできて一石二鳥！なことも決め手の一つです。

【なぜ“沖縄”を選んだの？】
撮影をお願いしたフォトグラファーの方の写真があまりにも美しかったためです。目を惹かれた星空撮影の他、日中のチャペル撮影など複数のシチュエーションで撮影をしましたがそのどれも景色が素晴らしかったです。

【こだわったことは？】
チャペルでの撮影したい構図やシーンのイメージを事前に探し、それぞれに必要なアイテムを準備したことです。チャペルを背景に撮影する指輪はより素敵に見えたと思います。

【やってよかったことは？】
小物アイテムを準備したことです。イニシャルオブジェや風船、写真フレーム、指輪ケースなど自分たちのイメージに合わせたアイテムを事前に準備しておいたので、より希望に近い写真を撮影することが出来ました。

【沖縄フォトウエディングを実施した感想は？】
ドレス姿やスーツ姿で海辺を歩けることがとても楽しかったです。結婚式を実施しなかった分、滞在するホテルや前後の旅行パートでいつもよりも贅沢をすることができて満足感たっぷりでした。撮影した写真はアルバムにし、大事に保管しています。

プレ花嫁さんへひと言！

写真が苦手でも大丈夫です。海や青空などの素晴らしい景色に自然と笑顔になるし、フォトグラファーの方がポーズを教えてくださったり、ふとした表情も逃さずに撮影してくださるので、素敵な仕上がりになること間違いなしです！

取材・構成・文／奥野瑞歩　イラスト／moeko　取材協力：Massu Photo Studio
※掲載されている情報は2023年７月時点のものです

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