指輪に不慣れな彼と一緒に！“究極の着け心地”を見つける試着POINT

指輪を着け慣れていない彼が着けやすい結婚指輪ってどんなもの？と気になっている花嫁も多いはず。そこで、不慣れな彼にも着け続けてもらえる、究極の着け心地のリングの見つけ方を、ジュエリーコーディネーターの小俣友里さんに聞いてみました！

着け心地が悪いと、結婚指輪をずっと彼に着けてもらえないかも！？

男性が指輪を着けなくなってしまった原因は“着け心地”でした……

調査したところ、男性が結婚指輪を着けなくなった理由として多かったのは「職業上の制約」と「着け心地」。特に着け心地については「圧迫感」「作業の邪魔になる」「着け外しのしづらさ」で後悔しているという声が！ではどんな指輪を選べば良いのか、究極の着け心地リングの見つけ方を紹介します♪

ジュエリーショップで彼とCHECK！究極の着け心地の見分け方

「違和感や圧迫感がある……」を解消するには？

★解消POINT１：幅　

指輪の幅は手の大きさや形に合わせて選ぶのがポイント。男性で関節がしっかりして、指が太い手の場合は3.5mm以上４mmくらいの太めを。細すぎると見た目のバランスも悪く、指にも食い込みやすくなります。逆に指が細い、華奢な手の場合は３mm以下の細めを選びましょう。太すぎると重さや圧迫感を感じてしまいます。また女性へのおすすめは2.5mmで、それ以上が太め、２mm以下は細めといわれています。

★解消POINT２：ライン　

ストレートラインがおすすめ。指輪は指の節の太さに合わせて選びますが、節がある人は指輪が回りやすく、S字・V字ラインは回ったときに違和感があります。ストレートなら回ってもラインが変わらないので気になりません。
（ジュエリーコーディネーター・小俣さん）

「作業の邪魔になる……」を解消するには？

★解消POINT３：形

着け心地を優先するなら甲丸、デザインを優先するなら平打ちですが、その両方の良さを持つ平甲丸が人気。石留めやミル打ちといったデザインのアレンジもしやすく、男性におすすめです。

★解消POINT４：厚み

男女共に平均は1.5～２mmで、男性には1.8mmくらいがちょうど良いと思います。薄いと変形して着け心地が悪くなったり、逆に２mm以上だと着け慣れない人は圧迫されたように感じたり、隣の指への当たりが気になったりします。
（ジュエリーコーディネーター・小俣さん）

「着け外ししにくい……」を解消するには？

★解消POINT５：内側の加工

着け外しのしやすさで選ぶなら、指輪の内側を丸い形状にした内甲丸一択です！内側の角が丸くなっているので着け外しがしやすく、指当たりも良くて、指にも食い込みにくいです。

★解消POINT６：サイズ

むくみやすい人や着け外しを前提に考えている人は、＋0.5号くらいの少し大きめを選ぶのがいいでしょう。それ以外の人はジャストサイズでOK。指のサイズは日によって、季節によっても変わるので、時間帯を変えて何度か試着へ行くことをおすすめします。
（ジュエリーコーディネーター・小俣さん）

素材による着け心地の変化を防ぐなら、プラチナを！

プラチナはアレルギーが起こりにくく、変色もしにくいといわれているので、永く着ける結婚指輪におすすめの素材です。また粘り気があるので地金が割れにくく、サイズ直しもしやすいので、将来指のサイズが変わっても対応可能な場合が多いです。
（ジュエリーコーディネーター・小俣さん）

着け心地に迷ったら、この動作を試してみて！

試着の際は指輪を着けたまま、ふたりで握手をする、手を握って開く、手を軽く振るなど、実際に手や指を動かして指輪の重さが気にならないか、指が痛くないか、指輪が動かないかをチェックしてください。また、何度か着けたり外したりして着脱が簡単に行えるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
（ジュエリーコーディネーター・小俣さん）