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人気フローリストに聞いた【花嫁ブーケの3大トレンド】&最新実例集

せっかくブーケを持つのなら、人と差がつくおしゃれな物を持ちたいですよね。そこで今回は、花嫁に人気のフローリスト、LANDの川村あこさんに最新のブーケトレンドを伺いました!そこで教えていただいた3大トレンドを、最新実例と共にご紹介します。

トレンド1. 花材を1種類に絞ったブーケ

いろいろな花材を組み合わせたブーケがよく見られる中、あえて1種類に花材を絞るブーケが潔くておしゃれ。個性的な形や色の花を使えばモードに、バラのようなエレガントな花を使えば上品だけど洗練された雰囲気になるなど、花材によってテイストが変わってくる。

【教えて!川村さん】

単一花材ブーケのオーダーPOINTは?
川村さん

季節によって用意できる花材が変わってくるので、好きな雰囲気やテーマカラー、衣裳や会場全体のイメージから合う花材をフローリストに提案してもらうのがおすすめです。(川村あこさん/LAND)

【No.1】シンビジウム

実例

カラードレスにボリュームとインパクトがあるので、シンプルに1種類の花材を使ったブーケをセレクトしたあかねさん。シンビジウムは1種類でも存在感があり寂しくならず、オレンジやピンクが入り交じるモードな色がドレスと合わさり、人と差がつくルックに。

どうオーダーした?

実例1

シンプルに1種類のお花だけのブーケが良いということを伝え、色はドレスと会場の雰囲気に合うものでオーダーし、フローリストさんと花材を相談していきました。(あかねさん/2022年5月挙式)

【No.2】バラ

実例

シンプルで洗練されたドレスと会場に合わせ、上品かつタイムレスな大きめのバラのブーケを選んだYukaさん。ラウンド型ではなく、高低差を出しグラフィカルな形に仕上げることでトレンド感を出したのがポイント。

どうオーダーした?

悠佳さん

海外ウエディングの雰囲気が好きなので、Pinterestでイメージ探しをして大きめのバラをざっくり束ねたブーケに行き着きました。また、会場や自分の顔の雰囲気と合わせたいこと、引きでも寄りでも全体のバランスがいいようなボリューム・長さにこだわりたいと相談しました。(Yukaさん/2022年11月挙式)

【No.3】チューリップ

実例

春を感じるチューリップが好きなことから、ブーケもチューリップにしたいと思っていた@mayu_08.12さん。淡いブルーのカラードレスと挙式月である1月の季節にマッチしたグレー、ピンクブラウンのチューリップで統一感を出しつつ、アクセントに紫を使ってこなれ感を出した。

どうオーダーした?

実例

希望の花材、式の雰囲気、カラードレスに合うくすみカラーにしてほしいと相談。差し色の紫チューリップはフローリストさんから提案してもらいました。また、グレーのチューリップは海外で染色したものを取り寄せてくれたりと、フローリストさんとの二人三脚で制作したブーケになりました。(@mayu_08.12さん/2023年1月挙式)

トレンド2. ビビッドな赤の花のみで作るブーケ

おしゃれな雰囲気になるくすみ系のカラーが流行していたが、あえてビビッドな赤系でまとめて、凛々しい印象のブーケを作るのが次に来そうなトレンド。メイクも赤リップにするなどして合わせるのも素敵。

【教えて!川村さん】

ビビッドな赤ブーケのオーダーPOINTは?
川村さん

ブーケの形によっては古い印象になってしまいがちな色なので、変わった形の花を使ったり、ブーケ自体を大胆な形に仕上げることがおしゃれになるポイントです。(川村さん)

【No.4】アマランサス×ダリア×ガーベラ×ケイトウ

実例

ドレスのバックスタイルに合わせて、インパクトのあるブーケを作ってもらった帆乃香さん。一つ一つをよく見ると可愛らしいお花だけれど、ブーケにするとちょっと毒っ気があるように見えるところがお気に入りとのこと。赤リップにしてブーケと合わせたのもこだわり。

どうオーダーした?

実例

花材はパキッとした赤色が良いことと、垂れる系のお花が好きなのでアマランサスは必ず使用したいとオーダー。形は、丸みのあるブーケではなく縦長のブーケにしたいとお願い。また、1着目のブーケはピンクメインの可愛い雰囲気のブーケだったので2着目はガラッと雰囲気を変えたいことも伝えました。(帆乃香さん/2022年7月挙式)

【No.5】コチョウラン×ドライフラワー

実例

前撮りで赤色をキーカラーにコーディネートをしたいと考えた美優さん。ミニドレスに合わせて可愛らしさの中にパンチもある、小花や染めたコチョウランなどを使った赤色のブーケを持った。メイクや靴、ヘアカラー、新郎衣裳にも赤色を取り入れて統一感あるコーデに。

どうオーダーした?

美優さん

撮影チームとフローリストさんのセンスが抜群だったので、赤色をメインにお任せでオーダー。濃淡ある赤色や、ざっくり束ねた感じなど、私好みに作ってくれました。(美優さん/2022年11月挙式)

【No.6】アンスリウム×カラー×スチールグラス

実例

シンプルなドレスと、高砂の装花や会場の大人な雰囲気にも合うよう、トータルバランスを考えて赤系のブーケをチョイス。マーメイドのドレスに合うスタイリッシュなブーケにするため、花材はカラーとシュッとしたグリーンのスチールグラスを使い、すらっとした長めのブーケに。

どうオーダーした?

実例

希望のイメージに似ている写真を何枚かフローリストに提出し、葉っぱが揺れるような長めの形にしたいことや、使いたいお花の希望を伝えました。(Mikiさん/2022年9月挙式)

トレンド3. マルチカラーのブーケ

さまざまな花材をふんだんに使った、ハッピー感あふれるマルチカラーのブーケがこれから来ると予想。ブーケの形は、花や茎のラインを生かして花が跳ねているように組んだ抜け感あるものでトレンド感がさらにアップ。

【教えて!川村さん】

マルチカラーブーケのオーダーPOINTは?
川村さん

さまざまな色を使う中でも、色のトーンを揃えるとまとまって見えるのでオーダー時に伝えておきましょう。ビビッドなトーン、ナチュラルなトーンなど、会場やドレスの雰囲気に合わせて決めておくと良いですね。(川村さん)

【No.7】アンスリウム×シンビジウム×カラーetc.

実例

ウエディングドレスのときは白を貴重としたブーケと持ったことから、お色直しではガラッとイメージを変えて、カラフルで目を引くブーケをお願いした加南子さん。オレンジ系のドレスだったので、あえて違う色を多く入れて、とにかくカラフルさを追求!歩くとぴょんぴょん揺れるお花もこだわりポイント。

どうオーダーした?

写真

イメージの写真を集めてフローリストさんに見せたり、アンスリウムやシンビジウム、カラーなど、入れたいお花はマストで伝えました!(加南子さん/2022年3月挙式)

【No.8】カモミール×デルフィニウム×バラ×ガーベラetc.

実例

春婚かつ、春のお花やパステルカラーが大好きなことから淡い色合いのマルチカラーのブーケを選んだmaiさん。カラードレスがニュアンスカラーでシンプルなデザインだったので、マルチカラーのブーケが映えたそう。小花が跳ねているような、動きある束ね方にしたのもトレンド感◎。

どうオーダーした?

実例

細かいニュアンスがきちんと伝わるように、打ち合わせには希望イメージの写真と希望内容をまとめた資料を用意。資料には希望内容だけでなく、「このイメージは違う」写真も用意することでフローリストさんと細かく情報を共有しました。(maiさん/2022年3月挙式)

【No.9】ラン×アガパンサス×バラ×アンスリウム×ユーカリetc.

実例

アンティーク感のある軽井沢の会場の雰囲気に合わせ、くすみカラーの大人なブーケを持った菜々実さん。オレンジとパープルをメインに、さまざまな花材を使用し大きめの形に。また、会場の装花もブーケと同じ花材にしたことで式全体に統一感が生まれたそう。

どうオーダーした?

実例

テーマカラー&カラードレスで着用したオレンジや、他に紫も使いたいこと、季節柄、ハロウィーンっぽくはならないようにくすみカラーでまとめたいことを依頼しました。また、ランの花が好きなので、黄色かオレンジのランを入れたいことを伝えました。(菜々実さん/2022年8月挙式)

イメージどおりのおしゃれブーケに仕上がる相談の仕方って?

どのブーケにも言えることですが、言葉だけで希望を伝えるのは難しいので、好きな花やブーケの画像の他、ふたりの好きなものや世界観が伝わるような画像を集めてフローリストに相談するのがおすすめです。季節によって用意できる花材も変わってくるので、花の種類を決めすぎず、できるだけたくさんの選択肢の中からフローリストに提案をしてもらいましょう。(川村さん)

From 編集部

トレンドブーケで、ドレス姿を格上げしよう!

ブーケはドレスコーディネートの重要なポイント。トレンド感を意識したブーケ選びをすることで、ドレス姿が一気に洗練されるはず。今回の3大トレンドで「持ちたい!」と思ったブーケがあったら、その希望を伝えつつ、担当のフローリストさんと相談してあなたにぴったりのブーケを作り上げていきましょう!

川村さん
Profile

川村あこさん LAND フローリスト

2018年より、「どこか遠く、名もない場所」をイメージコンセプトに、 生花を取り扱うブランド LAND を立ち上げる。 花束やアレンジメント制作の他、ブランドカタログ・雑誌広告の撮影スタイリング、 MVのプロップ制作、店舗・イベントの空間ディスプレイなど、オーダーメイドで手がける。 様々な国の文化に影響を受けた繊細かつ独特な色合わせが特徴。
Instagram/@land_akokawamura

取材・文/田原奈奈 D/mashroom design 
※掲載されている情報は2023年5月時点のものです

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