結婚式の「退場・エンドロール」で使いたい!おすすめBGM10曲
締めの1曲はそのまま「ふたりの結婚式の印象になる」と言ってもいいくらいの存在感があります。披露宴の結びに、ふたりやゲストがどんな気持ちになっていたいか、想像してみてください。心が通じたと感じられるような涙の雰囲気か、ハイタッチや手拍子に笑顔いっぱいで応える雰囲気か……きっとそこに曲選びの答えがあるはずです。(ウエディングプランナー・岡村奈奈さん)
にじいろ/絢香
「これからはじまるあなたの物語」という歌詞から始まる門出にぴったりの曲。学校のチャイムのようなイントロの初々しさも相まって、いとしさが溢れます。退場はもちろん、「笑顔」や「手を繋ぐ」といった歌詞があるため「撮って出しエンドロール」にもおすすめです。
アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)/MISIA
入場や記念品贈呈などにも合いますが、ふたりのために集まってくれた全員に「大好き」を伝えるなら、やっぱり締めのシーンにおすすめしたい1曲。退場ならすぐにドアに向かわず、ぐるっと会場を一周するなど長めに聴いてもらいたいですね。
The Gift/Blue
長きにわたり人気上位を譲らず、聞き飽きることのない洋楽のエンドロールの定番曲。20組に1組ぐらいの確率で選ばれている印象があります。感動を誘うシンプルで短いイントロは退場シーンにもよく合います。
不思議/星野源
無重力感のあるサウンドは、ウエディングでも不思議と違和感がありません。愛や感謝がじんわりと伝わる、おすすめの1曲です。エンドロールなら「撮って出し」より思い出の写真を使ったもの、人の顔だけではなく景色や部屋などの画像を交ぜるとおしゃれです。
STARS/Superfly&トータス松本
珍しいデュエット曲。加えて歌詞にもパワーワードが並び、新郎新婦も家族にもそれぞれが自身のテーマソングのように感じられそうです。エンドロールにも合いますが、この迫力は退場シーンでゲストと味わってほしいですね。
Thinking Out Loud/Ed Sheeran
しみじみと幸せな気持ちをかみ締めていると、ふと不安になったり、遠い先のことまで想像してしまったり。結婚式当日の新郎新婦にも共通するところがあるようです。思い出のシーンを印象的に彩ってくれます。
結/wacci
令和に生まれたウエディングソング。早くも全世代的に親しまれています。感動を共有したいならエンドロールに、明るいお開きを目指すなら退場シーンに選んで、明るくアップテンポのエンドロール曲と組み合わせると素敵です。
君とつくる未来/ケツメイシ
新郎謝辞からの流れを生かすのにぴったりな男声ボーカルで、「このふたりなら幸せになれる」と確信できる歌詞にゲストも安心。さらに、新郎新婦が目を合わせながら歩くのにも最高のテンポという、退場曲のお手本のような曲です。
輝く月のように/Superfly
締めに際して「どれくらい感謝したって足りない」この歌詞に勝るメッセージはありません。そしてこれから先も、月を見上げるたびにこの日のことを思い出せたら素敵ですよね。
115万キロのフィルム/Official髭男dism
「一生分のフィルムの長さ」と例えられるタイトルは結婚するふたりの物語にぴったりで、ウエディングでは不動の大人気曲。フルでしっかり味わえるエンドロールに特におすすめです。
「BGMを決めるときに知っておいてほしいこと」
●会場によって、音源の持ち込みができない場合や取り扱える音源に制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
●曲を購入する前に、会場での使用が可能かを事前に確認しましょう。
●会場によって、音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
From 編集部
ふたりの結婚式を印象付け、余韻が残る曲を選んで
「退場・エンドロール」で使いたいおすすめ曲、いかがでしたか?会場が一つになって結婚式の楽しさや感動の余韻に浸れたら素敵。ふたりらしさがぎゅっと詰まったお気に入りの曲を選んでみてください。
岡村奈奈 ウエディングプランナー
音大卒。婚礼施設勤務を経て2005年にフリーに転向。執筆・監修、メディア出演多数。オーソドックスなスタイルから、アウトドアや音楽ホールなどでのユニークなウエディング、伝統的な結婚式までオールマイティーに対応。カウンセリング型のプロデュースに定評がある。音楽と結婚式、2つの専門分野を生かし、結婚式のBGMへの見識も広い。
http://www.nanea.jp/
構成・文/笠原恭子 イラスト/itabamoe
※掲載されている情報は2023年3月時点のものです
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