結婚式の【入場曲】洋楽・邦楽で盛り上がるおすすめBGM&選び方
挙式や披露宴の「入場」シーンで使う曲は、ゲストの祝福気分を盛り上げ、ふたりらしさを印象づけるためにこだわって選びたいもの。どんな雰囲気の誓いやパーティを叶えたいかによっても、選ぶ曲は違ってきます。そこで今回は、ウエディングプランナー・岡村奈奈さんに、「挙式」と「披露宴」、それぞれの入場曲の選び方と、おすすめBGM8曲ずつを教えてもらいました。ぜひ参考にして。
挙式や披露宴の「入場」シーンで使う曲は、ゲストの祝福気分を盛り上げ、ふたりらしさを印象づけるためにこだわって選びたいもの。どんな雰囲気の誓いやパーティを叶えたいかによっても、選ぶ曲は違ってきます。そこで今回は、ウエディングプランナー・岡村奈奈さんに、「挙式」と「披露宴」、それぞれの入場曲の選び方と、おすすめBGM8曲ずつを教えてもらいました。ぜひ参考にして。
音大卒。婚礼施設勤務を経て2005年にフリーに転向。執筆・監修、メディア出演多数。オーソドックスなスタイルから、アウトドアや音楽ホールなどでのユニークなウエディング、伝統的な結婚式までオールマイティーに対応。カウンセリング型のプロデュースに定評がある。音楽と結婚式、2つの専門分野を生かし、結婚式のBGMへの見識も広い。
http://www.nanea.jp/
| 曲名 |
アーテイスト |
|---|---|
| Sanctus | Libera |
| The Luckiest |
Ben Folds |
| In My Life |
Boyz2Men |
| Thinking Out Loud |
Ed Sheeran |
| 愛のテーマ |
村治佳織・村治奏一 |
| 変わらぬ想い |
榊原 大 |
| SHE | 大橋トリオ |
| 花束のかわりにメロディーを | Aimer |
| 曲名 | アーティスト |
|---|---|
| If We Hold On Together |
Diana Ross |
| Your Song |
Elton John |
| Love Story |
Taylor Swift |
| Love Story |
Matt Cab |
| にじいろ |
絢香 |
| やさしさで溢れるように |
JUJU |
| 幸せをフォーエバー |
MISIA |
| キミがいる | いきものがかり |
キリスト教式は厳かな生演奏がプランに含まれることが多いので、ここでは、チャペルをはじめ、さまざまな場所で行われる人前式用のBGMを紹介。新婦が家族とバージンロードを歩く入場シーンに、どんな曲を流すかで挙式の雰囲気ががらりと変わります。厳かに、おしゃれに、感動的に、アットホームになど、ふたりが叶えたい誓いの雰囲気に合う曲を選びましょう。
天使の歌声で神聖かつ華やかに
定番クラシック曲『パッヘルベルのカノン』をボーイズソプラノユニットがカバー。天から降ってくるようなピュアで透明感のある歌声が、神聖な誓いへと進む花嫁の姿を感動的に演出してくれます。まるでオーケストラのような多声ハーモニーはゴージャスさもあり入場シーンがドラマチックに盛り上がること請け合い。
私たちは世界で一番の幸せ者!とさりげなく伝えて
人前式では、ストレートに伝わりすぎない英語の歌詞でふたりの心境やメッセージを表現するのも素敵。「世界で一番の幸せ者」と歌うこの曲は映画の主題歌としても知られ、スケールの大きなドラマチックなサウンドが挙式入場を魅力的に演出してくれます。
人生を振り返りながら入場を
ビートルズの名曲をアカペラハーモニーで。これまでに出会ったさまざまな景色や感情を思い出したくなる1曲。結婚式を「それまでの人生を振り返り、感謝をしたり共有したりする機会」と考えるカップルにおすすめ。おしゃれでアットホームな雰囲気で入場できます。
新郎親子の入場シーンにも
想いが溢れるラブソング。淡々とした中に言葉の熱量を感じます。新郎の入場は新婦と異なる曲調で変化を付けるのも素敵。ジャケットセレモニーなど、新郎と家族の場面だけの一曲を用意するのもおすすめです。
新郎新婦や家族の想いを曲に重ねて
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』から、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの名曲。美しく繊細なメロディーには豊かさと哀愁があり、結婚式の始まりにある新郎新婦や家族の想いにも重なります。ギターだけで奏でられるアンサンブルが美しく、笑顔も嬉し涙も似合う入場に。
しっとりした音色で感動をかみ締めて
1980年代に世界中でヒットした『Nothing’s Gonna Change My Love For You』をカバー。バイオリンとチェロをフィーチャーしたピアノトリオの演奏は、クラシックとも異なる歌のような温かさが感じられ、厳かさと穏やかさを併せ持つ花嫁入場シーンに。
自然体のふたりで入場を
一瞬で場面転換するような、人の心に深く響くような始まり方。特別感があり、おしゃれな雰囲気で入場できます。アナウンスを最小限にして静寂のまま、初め23秒ほど聞いてからドアオープンするなど、音楽を生かして入場すると素敵です。
女声カバーで花嫁の想いも投影できる
人気定番曲のカバー。言葉の伝わる歌、歩きやすいテンポ感、挙式の始まりの緊張感と込み上げるような喜びの感情にフィットする曲調です。ブーケセレモニーで新郎が花を集めながら入場するシーンや、新郎新婦だけのシンプルな入場にもよく合います。
自分たちでつくる人前式と違って、キリスト教式の場合は入場曲が会場で決められていて、BGMを選べないのでは…?そんな疑問にお答えします。
キリスト教式は厳格な儀式としての側面が強く、奏者のレパートリーにも限りがあるので「会場お任せ」や「リストから選ぶ」のが主流です。実際に、キリスト教式実施カップルの70.2%が「BGMを選ばなかった」と回答しています。
ただし、「交渉して差し替えてもらった」という人や、挙式本番ではなく「退場時」や「フラワーシャワー」にずらして希望を叶えた人もいます。
「どうしてもこの曲を」という思い入れがあるなら、まずはプランナーに相談してみましょう。
天井が高く音が反響するチャペルでは、空間の響きを最大限に活かせる厳かな楽曲がぴったりです。
メンデルスゾーンやワーグナーの『結婚行進曲』、J.S.バッハの『主よ、人の望みの喜びよ』など王道クラシックなら流行に左右されず誰もが感動。
ドラマチックな入場なら、リベラの『Far away(彼方の光)』や、ケルティック・ウーマンの『You Raise Me Up』といったボーカル曲もおすすめ。パイプオルガンや透き通る歌声との相性は抜群です。
大好きな人たちが一堂に集まり、ふたりを待つパーティ会場。どんな音やどんな言葉に包まれて入場したいのかをイメージしてみてください。場と心をだんだん温めていく大切な流れをつくる曲なので、飛ばしすぎず、定番感のある誰もが聞いたことのある曲がおすすめ。みんなで心を一つに盛り上がれます。
幸せなぬくもり溢れる空間演出が叶う
一瞬で会場を温かな雰囲気に包むような、ノーブルなサウンド。歩調に合う穏やかなテンポ感も入場向きです。少人数にも大人数にも合わせやすく、前後の曲との相性も問わないため、オープニングムービーとのつながりが気になる場合にもおすすめです。
懐かしさを感じるバラードの王道
いわゆる「バラード」の最高峰的な曲。ゆったりとしたテンポと美しいメロディーが深い愛とノスタルジックな感情を呼び起こします。洋楽特有のどっしりとしたキラキラ感もあり、洋装はもちろん、和装入場にも合います。非日常の空間を演出したいカップルにおすすめです。
アットホームな入場演出におすすめ
チャーミングな声の印象が強いこの曲は、カントリーポップといわれる素朴で柔らかい曲調が魅力。外光の入るナチュラルな雰囲気の会場など、ゲストと距離が近いようなアットホームな雰囲気によく合います。そよ風が吹き抜けるような清涼感が演出できそうです。
ウエディングにぴったり過ぎる歌詞にも注目!
プロポーズのような、ウエディングにぴったり過ぎる歌詞はもちろんのこと、「始まり」を感じさせるおしゃれなサウンドがさまざまな入場シーンを想像させてくれます。スタイリッシュでトレンド感のあるパーティをつくりたいカップルにふさわしい曲。
並んだふたりを一層かわいく見せる曲
チャイムのような前奏から物語の始まりを伝える歌詞と、まさに入場に最適な一曲。歌い始めにドアオープン、サビに入ってすぐの1分以降でメイン席に到着するイメージです。堅苦しさをなくし、初々しさを演出したいカップルにおすすめです。
歩くテンポと心の温度に寄り添う
始まり方、テンポ、声、盛り上がり方、歌詞、扉からメイン卓までの平均的な時間の60~90秒がちょうどサビという構成など、どこを取っても入場曲として理想的!どんなスタイルの会場にも合います。緊張しそうなカップルは、曲に合わせて歩く練習をしてイメトレを。
幸せな気持ちと感謝を伝えながら歩ける
結婚式の景色と新郎新婦の言葉がリアルに心に響くウエディングソング。オルガンの音色も厳かさを醸します。歩きやすいゆったりとしたテンポで、どんな雰囲気の会場でも似合いそう。「迷ったらこれ!」というおすすめの一曲です。
明るい歌声でゲストのわくわく感を高めて
ここで歌われている「キミ」とは新郎新婦お互いのこととも、ふたりのために集まってくれたゲストのこととも読み取れます。明るい歌声が号令となって手拍子が起こるかも。笑顔いっぱい、楽しいウエディングパーティを叶えたいふたりの入場をわくわく盛り上げてくれるはず。
POINTはこの3つ。以下でさらに詳しく解説します。
入場シーンで最も歓声が上がるのは、新郎新婦の姿がゲストに見える「ドアオープン」の瞬間です。そのため、曲の始まりから一番盛り上がるサビ(または印象的なフレーズ)までの秒数がとても重要になります。イントロが長すぎると扉が開くまでに間延びしてしまい、逆に短かすぎると司会者の紹介アナウンスとかぶってしまうことも。 扉が開く瞬間に、曲調がパッと華やかになる曲や、力強いボーカルが入る曲を、秒数単位でシミュレーションしながら選んでみてください。
披露宴会場のインテリアや、ふたりが設定した結婚式のテーマとの相性も大切なチェックポイントです。例えば、シャンデリアが輝くラグジュアリーなホテルウエディングなら、壮大なオーケストラやスケール感のある洋楽がぴったり。一方、自然光が差し込む空間やカジュアルなパーティなら、軽快なポップスやアコースティックな曲調がよく似合います。 和装での入場なら和テイストを取り入れた楽曲を選ぶなど、視覚(衣裳・会場)と聴覚(BGM)をリンクさせることで、より完成度が高く没入感のある空間をつくり出せます。
意外と見落としがちなのが、曲のテンポ(リズム)と歩くスピードのバランスです。披露宴での新婦は、ボリュームのあるドレスを着て高いヒールを履いているため、普段よりも歩幅が小さくゆっくりとしたペースになります。 アップテンポすぎる曲を選ぶと、無意識に足早になってしまい、せっかくのドレス姿が美しく見えないことも。逆にスローすぎると、高砂(メイン卓)に到着するまで間延びした印象を与えかねません。ゲストが手拍子しやすく、ドレス姿でも無理なく優雅に歩ける楽曲を基準に選ぶと、会場全体に自然な一体感が生まれます。
・会場によって、音源の持ち込みができない場合や取り扱える音源に制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
・曲を購入する前に、会場での使用が可能かを事前に確認しましょう。
・会場によって、音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
おすすめの入場曲、いかがでしたか?全曲に共通しているのは、心地よさと安心感。ふたりの目指したい雰囲気に合う耳なじみのある曲を流すことで、ゲストも感情移入しやすく、会場の一体感もアップします!選び方のポイントを押さえた上で、ふたりの想いを託せてゲストの気持ちにも寄り添える曲を、楽しみながら選んでみてください。
構成・文/笠原恭子 イラスト/green K D/ロンディーネ
※記事内のデータおよびコメントは2026年6月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー87人が回答したアンケートならびに、過去3年以内に結婚式を挙げた男女220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2026年8月時点のものです