結婚式の「歓談」で使いたい!プランナーおすすめのBGM10曲
歓談こそふたりらしさを表現できる時間。お色直し入場までを前半、テーブルラウンドからを後半として、段階的にテンポアップを。会話が弾んだりお酒が進んだり、ふたりの個性やセンスをゲストの無意識にまで届ける仕掛けにも。アーティストや楽器編成などを大きく変えず、同じアルバムや似た雰囲気のものを並べると穏やかさやおしゃれ感を演出できます。(ウエディングプランナー・岡村奈奈さん)
Subtitle/Official髭男dism
ウエディングに欠かせないヒゲダンは、スポット曲だけでなく歓談にもおすすめ。乾杯直後やテーブルラウンド中などにも合わせやすいのがこの曲。ケーキ入刀に同じヒゲダンの『I LOVE…』を使い、続けて、歓談に導入していくのも素敵です。
カタオモイ/Aimer
新郎新婦の間で贈り合う手紙のような素敵な歌詞。その中身は世界で一番うらやましい片思いです。スポットで短く使うのはもったいない感じがして、歓談のBGMとしてそっと組み込みたいカップルも多いのではないでしょうか。
君色/ケツメイシ
ジャズのような渋さとユニゾンの合唱に、青春時代のスライドショーを見ているような懐かしさを感じます。ケツメイシはウエディングソングと友情ソングの宝箱。中座中やテーブルラウンド中にメドレーで組むと、気持ちよく会話が弾みそうです。
LA・LA・LA LOVE SONG/大橋トリオ
歓談BGMに悩んでいるカップルに1番おすすめしたいのはカバー曲です。適度な違和感が場にほんの少しの緊張感を生み、歓談中の雰囲気がおしゃれに盛り上がります。中座中や後半、ちょっとまったりしそうなタイミングで組み込みたい1曲です。
愛のしるし/スピッツ
PUFFYに提供された、『愛のしるし』のセルフカバー版。1998年に発表されたものですが、令和のウエディングシーンにもまったく違和感がありません。はっと耳に入ってくるので、場面転換の直前の歓談シーンなどを引き締めるのにも効果的。
くだらないの中に/星野源
寄せては返すメロディーラインが心地いい1曲。素朴な温かさの中にある切なさも、歓談シーンのBGMのバランスの要になってくれるでしょう。ダンサブルなナンバーだけでなく、弾き語り感のある曲もおすすめです。
SURELY/never young beach
『CITY LIGHTS』や『STORY』などと並べて、BGMに、never young beachメドレーがあったら、みんなでドライブに出かけたような一体感と気持ちいい雰囲気が共有できそうです。
せかいでいちばん/井上苑子
粒立った歌声がちょうどいい存在感で場に溶け込みます。目立つシーンではちょっと照れてしまう可愛らしい恋の曲は歓談にそっと組み込んで。特に前半や中座中におすすめです。
そばにいるよ/Uru
トレンドと安定の真ん中にあるような、存在感を放つ1曲。キラキラ感があって厚みのあるサウンドと、結婚の誓いを思わせる歌詞が、結びに向かっていく後半の歓談シーンにぴったりです。
Love Love Love/平井堅
手拍子に乗ったゴスペルコーラス風のパワフルな曲。ノリの良さに無意識に体が揺れてしまうでしょう。後半はゲストの笑い声や会話も盛り上がるので、このくらいのボリュームがあってもちょうどいいと感じられるはずです。
「BGMを決めるときに知っておいてほしいこと」
●会場によって、音源の持ち込みができない場合や取り扱える音源に制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
●曲を購入する前に、会場での使用が可能かを事前に確認しましょう。
●会場によって、音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
From 編集部
使いたい1曲からイメージを膨らませ統一感を出して
歓談シーンのおすすめ曲、いかがでしたか?最近は歓談メインの結婚式も多く、BGMでふたりの好みやセンスをさりげなく、かつ存分に発揮したいもの。コレ!という1曲を見つけたら、似た曲とメドレー使いをして統一感を出すのがコツのよう。ゲストの顔触れや、叶えたい雰囲気をイメージしながら、ぴったりな曲を選んでみてください。
岡村奈奈 ウエディングプランナー
音大卒。婚礼施設勤務を経て2005年にフリーに転向。執筆・監修、メディア出演多数。オーソドックスなスタイルから、アウトドアや音楽ホールなどでのユニークなウエディング、伝統的な結婚式までオールマイティに対応。カウンセリング型のプロデュースに定評がある。音楽と結婚式、2つの専門分野を生かし、結婚式のBGMへの見識も広い。
http://www.nanea.jp/
構成・文/笠原恭子 イラスト/itabamoe
※掲載されている情報は2023年3月時点のものです
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