結婚式が盛り上がる!面白ムービーのポイント&作り方~実例付き
結婚式の盛り上がりに欠かせないムービー演出。スマホのアプリで簡単に作成できるなど、以前よりも手軽でハードルは下がっているものの、ネタでお悩みの花嫁も多いのでは?ゲストを楽しませるムービーにするにはちょっとしたコツが必要。面白いと言われて会場が盛り上がるムービーの作り方について、先輩花嫁の実例と併せてご紹介します。
お笑い系!ひねりアイデア!
先輩花嫁の面白ムービー実例
まるでタイムスリップ!? 場面の展開が面白いオープニングムービー
【工夫したポイント】私と夫が高校の同級生だったため、高校に許可をもらって母校で撮影しました。最初は学校の教室からスタートし、最後は会場にワープするような流れになっています。黒板を使って自分たちのプロフィールを伝えたり、ふたりの紹介までの間に教室の中で踊ったり、ポーズを決めたり楽しいシーンも入れました!(岡嶋瑞生さん)
【ゲストの反応】ゲストも高校の同級生が多かったので驚いていました。結婚式が終わってからも、「よかったよ」とたくさん言ってもらえました。
■動画制作DATA
自作
かかった費用:0円
映像の長さ:2分58秒
アップテンポ×SNS風で目を引く! 面白オープニングムービー
【工夫したポイント】
卒花さんの投稿から、オープニングムービーはテンポのよい曲がいいとアドバイスがあったので、アップテンポの曲を選び、ゲストが飽きないように動画の長さは1分30秒程度、動きの多いムービーにしました。
また、プロフィールムービーはゆったりした曲を使って見応えのあるものにしたので、差をつけたいと思っていました。テーマはインスタグラムを意識したものを選んで、画面もやや似せたものにしました。(Ayakaさん)
【ゲストの反応】
直接見ることはできなかったのですが、写真ではにこやかに見てくれている方が多かったなと思います!
■動画制作DATA
自作
かかった費用:ソフト料金9000円
映像の長さ:1分30秒
本気の仮装で笑いを誘う! 友人からの余興ムービー
【感動したポイント】
すごく印象に残っている出来事から、本人も意識していない待ち受け画面を覚えているところ、ゲストもうんうんうなずいて笑ってしまう動画に仕上がっていたところに感動しました。
何より、感動系とにおわせてお笑い系だった事に「やられたー!」と思いました。手作りの動物のお面もクオリティーが高く、愛を感じました。(まいかさん)
【ゲストの反応】
同僚や友人の爆笑が聞こえてきて会場全体で盛り上がりました。誰も置いてきぼりにならない式をテーマにしていたので、余興メンバーの演出もさすがだと感じました。
子どもが参加でキュートな面白余興ムービー
【工夫したポイント】
コロナの影響で乾杯のあいさつをお願いしていた主賓の方が来れなくなってしまい、当時7カ月の息子に乾杯のあいさつをしてもらいました。さすがにしゃべれなかったので、逆に新郎の渋い声でアテレコすることで、これまで見たことのない乾杯の挨拶になりました!(rumix1118さん)
【ゲストの反応】
息子の可愛らしさに加え、乳児がしゃべっているような原稿に仕上げていたので、結婚式が終わった後もゲストから面白かったと言ってもらえとても好評でした。
■動画制作DATA
自作
かかった費用:0円
映像の長さ:2分8秒
ふたりの会話がユニークな面白オープニングムービー
【工夫したポイント】堅苦しい結婚式にしたくなかったので、面白いと思っていただけるような動画を作っていただき、少しでも会場の雰囲気が和らげばいいなと思いました。(emamamaさん)
【ゲストの反応】
入場曲をDA PUMPのU.S.A.にしたというボケがウケるか心配でしたが、入場待ちをしていた私たちの所までゲストの笑い声が聞こえてきたので安心しました!
■動画制作DATA
外注
かかった費用:1万5000円
映像の長さ:2分33秒
こちらからも実例をチェック!
ゲストを楽しませるムービーのポイントは?
面白いムービーのコツ1:テーマを統一する
動画制作を始める前に、どんなテーマにしたいかをふたりで相談しておきましょう。テーマが定まっていないと、何を伝えたいのかわからず、ぼやっとした残念なムービーになってしまいます。
例えば、プロフィールムービーなら新郎、新婦、ふたりそれぞれでデザインのテイストや音楽をがらっと変えるなど、見ているゲストが飽きずに楽しめる工夫が必要。また、オープニングムービーであれば、ふたりが登場するまでの期待感が高まるよう、テンポのよい曲にしたりVlog風の動画にするなどワクワクを感じる要素を取り入れるのがおすすめ。また、動画を長すぎない構成にするのもポイント。
面白いムービーのコツ2:パロディー要素を取り入れる
ムービー初心者でも取り入れやすいのがパロディーを取り入れる方法。テレビ番組や映画の要素をアレンジしたムービーは、ストーリーもわかりやすく、ゲストからも人気です。パロディーにする作品は、誰もが知っている番組や映画から取り上げるのがポイント。ゲスト全員が盛り上がることができます。
オープニングムービーであれば、映画館で本編がスタートするシーンにしたり、プロフィールムービーなら、ドキュメンタリー番組風に新郎新婦へのインタビューを入れるのもアイデアの一つ。
ただし、パロディー風のムービーは、内容によっては著作権などの知的財産権に抵触することがあるので、制作する前に会場に確認をとっておくと安心です。
面白いムービーのコツ3:サプライズを取り入れる
サプライズムービーは、会場の雰囲気ががらっと変わる人気の演出。新郎新婦からゲストに向けたものや、新郎から新婦、ゲストから新郎新婦など、ターゲットもさまざまです。芸能人が登場するビデオレターや、参列できなかったゲストからのメッセージを紹介する余興ムービー、新婦の親に幼い頃のエピソードをインタビューしたムービーなど、想像していなかった演出はゲストもドキドキ。
初心者でも大丈夫!ムービーを自作するならこの3種類
ムービーを自作してみたいけれど、動画編集をしたことがない花嫁も多いのでは?最近は、スマホ一つで作れる動画アプリや初心者でも簡単に動画を創れる編集ソフト、テンプレートもたくさん用意されています。少し不安があっても、進めていくうちにコツがわかっていくるので、作ろうかどうか迷っているのであれば、ぜひチャレンジを。
さらに、自作する場合は、外注に比べて「コストが抑えられる」「ふたりらしく自由にアレンジできる」「制作スケジュールを調整できる」といったメリットがあります。使いたい写真の枚数や提出期限もないため、ふたりの都合に合わせて柔軟に対応できます。
ムービーを自作する場合は、オープニングムービー、プロフィールムービー、エンディングムービーを制作するカップルが多いよう。
【オープニングムービー】
新郎新婦が入場する前に流すムービー。動画の時間は短めにし、ゲストへの期待を高める内容で会場を盛り上げるのがポイント。プロフィールムービーより時間が短を短くするため手軽で作りやすく、自作する人も増えています。
【プロフィールムービー】
新郎新婦それぞれの生い立ちと、ふたりが出会ってから結婚に至るまでを紹介するムービー。基本的には、新郎の生い立ち→新婦の生い立ち→ふたりの歴史といった流れで作るのがポイント。切り替わる部分では音楽などもがらっと変えるのがおすすめ。新郎新婦の幼少期やゲストへのコメントがあり、楽しみにしている人が多い演出。
【エンディングムービー】
結婚式がお開きになった後、会場を退出するまでに流されるムービー。外注するのであれば、当日の様子をまとめて撮って出しのムービーが人気ですが、自作の場合はゲストの写真とメッセージを流したり、前撮りした写真を紹介しながら感謝の気持ちを伝えると、フィナーレにふさわしい感動的な雰囲気になります。
こちらも参考に♪
ムービー以外の演出はこちら♪
From 編集部
面白いムービーは誰でも手軽に作れる!
面白いムービーといっても、必ずしもお笑いの要素を取り入れる必要はありません。動画の見せ方やテンプレート、音楽の使い方を工夫することで、メリハリのある面白いムービーにレベルアップさせることは可能。動画編集の知識がなくても、コツをつかめばきっとゲストに喜ばれるムービーが作れるはず♪
構成・文/古閑真梨子 イラスト/moeko デザイン/ロンディーネ
※掲載されている情報は2022年12月時点のものです
- 写真・ビデオ
- アイテム検討期
- 花嫁実例
- 入場演出
- 宴中の余興・盛り上げ演出
- エンディング演出