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2024~25婚のハネムーン「国内?海外?いつ行く予定?」最新調査発表

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「ハネムーンに行きたい!」けれど物価高、円安、世界情勢などを考えると戸惑ってしまいませんか。そんなお悩みを解消してもらうべく、2024~25年に結婚式を控えた花嫁さんにハネムーンに関するアンケートを行い、さらに旅のプロにも取材を実施。みんなの本音やリアルな最新事情が見えれば、今ある迷いや希望が整理されるかも!

ハネムーン、行く?行かない?行き先は?

実施を具体的に考えている人が半数以上。人気の旅先は、海外

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2024~25年婚の卒花&プレ花嫁さんへ実施したアンケートでは、全体の約7割が「ハネムーンを実施するつもりでいる」と回答。また準備状況として最も多かったのは「時期も行き先も未定」との回答で、全体の6割を占めていました。その理由の多くは「式準備を優先したい」「まだ予定が立てられない」というもので、ハネムーンを少し先のものだと考えているカップルが多いようです。

希望する行き先は、海外派が国内派より10%ほど多いという結果。コロナ下前の2019年の調査では実施・予約者のうち海外7割、国内3割弱と海外が圧倒的に多い状況でしたが、現在は国内需要も増加しました。

実施タイミングに関しては、式後1カ月以内では国内派が、社会情勢次第との回答者には海外派がそれぞれ突出。「すぐに行きたい」と考える場合は国内を、時間的に余裕を持たせられる場合は海外を選ぶ傾向があるようです。

国内、海外、どちらに行きたい?

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【国内を希望】
円安だから。国内でも異国の雰囲気を味わえるところに旅行できれば良い(C.Hさん)

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【海外を希望】
せっかくなら普段は行けない海外が良い。予算は気になるけれど、海外の方が行きたい旅先がたくさんあります(ぷぅ太郎さん)

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【国内と海外で迷い中】
長期間休めるチャンスに海外に行きたいと思う気持ちと、海外への移動時間を考えると国内の方があちこち足を延ばせるかもと思い、迷います(Yukiさん)

国内ハネムーン、どうする?

行き先は、沖縄本島・離島と、北海道が2大人気スポット!

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希望する行先として支持が高いのは、沖縄本島・離島と北海道の2つ。沖縄を希望する理由としてはきれいな海と非日常感を求める声が多く、北海道ではグルメと自然を楽しみたいとの声が多数でした。

「沖縄は、コロナ下前から国内のハネムーン先として人気です。本島と離島滞在を組み合わせ、本島では買い物や観光地を巡ってアクティブに、離島ではのんびり、とメリハリのある滞在スタイルが楽しめることが魅力ですね」(HIS猿渡さん)

北海道は、季節ごとの楽しみがあるのが特徴とのこと。「札幌を拠点として、夏季は帯広や富良野で北海道ならではの色彩豊かな大自然を、冬季はトマムで冬の美しさやアクティビティーを満喫するなどがおすすめです」(同・猿渡さん)

国内ハネムーンで行きたいのは?

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【沖縄を希望】
本島本部エリアで挙式とフォトウエディングを、その後4日間ほどで古宇利島、アメリカンビレッジ、国際通りなど観光地を巡りたいです(ぽむさん)

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【沖縄を希望】
石垣島や宮古島に行って、ダイビングしたり非日常的な時間を送りたいです(houchanさん)

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【北海道を希望】
北海道の隅々まで行きたい。おいしい食事を楽しみ、大自然の中でゆったり過ごしたいです(まりりんさん)

希望は、予算20万~30万円未満、日数は3~4日程度が最多

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期間は3~4日程度と考える人が多数。予算は20万~30万円未満とする人が最も多いものの、10万~20万円未満、30万~40万円未満、40万~50万円未満との回答はほぼ同割合で、考える金額の幅広さがうかがえます。

また実施時期について調査したところ、2024年6月~8月と同年9月~11月、2025年3月~5月に回答が集中。いずれも旅行シーズンとして人気の時期であり、予約手配も混み合うことが考えられるので、注意したいところです。

【国内編】旅のプロに聞いた!今注目したい、ハネムーンスポット

沖縄は、本島の北部に注目を!

沖縄最北端の海
備瀬地区のふくぎ並木

人気かつ王道である沖縄の中でも今後注目すべきは沖縄本島の北部エリア。美ら海水族館や古宇利島、やんばるの森、備瀬の海など数多くの観光スポットがありますが、現在は2025年開業予定で新テーマパークの建設が進行中とのこと。

「手つかずの自然とホテルライフという楽しみに、テーマパークでのアクティビティーが加わります。開業後はさらに魅力的なエリアになっていくはずです」(HIS猿渡さん)

[写真1枚目]
沖縄最北端の、澄み渡る海の景色。思わずハッとしてしまう鮮やかな光景がたくさん見つかるはず。

[写真2枚目]
本部町、備瀬地区の“フクギ並木”。木漏れ日が美しく気持ち良い場所。のんびりした気分を味わえます。

海外ハネムーン、どうする?

人気の旅先は、ハワイ、南ヨーロッパ、西ヨーロッパがTOP3!

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行先に関する調査では、王道のハワイにヨーロッパが続くという結果。ハワイを希望する理由は「のんびりしたい」「買い物をしたい」が多く、また挙式やロケーションフォトを楽しみたいとの声も。南ヨーロッパの中で特に人気が高いのはイタリア、西ヨーロッパではフランスでした。

「ハワイやヨーロッパは以前から人気が高いです。観光や買い物を楽しむことで街そのものを満喫していただけます。一方で、ふたりでゆったりと過ごされたい場合は、モルディブなどリゾートでのラグジュアリーな滞在が好まれています。さまざまなことを体験したいのか、プライベート感を求めひたすらゆっくりするのか、特別なハネムーンを楽しむのであれば目的を明確にすることが、成功の秘訣(ひけつ)になりますよ」(HIS猿渡さん)

また具体的なスポットとして多く挙がったのはスペインのサグラダ・ファミリア。完成間近という話題性はハネムーンにもしっかり反映されるようです。

海外ハネムーンで行きたいのは?

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【南ヨーロッパを希望】
イタリアでさまざまな世界遺産や美術品などを見たいです(ピロシキさん)

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【南ヨーロッパを希望】
ヨーロッパにはまだ行ったことがなく、旅費なども高額だと思うけれど、結婚の記念として行きたいです(りーさん)

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【西ヨーロッパを希望】
イギリスでサッカーの試合を見たり、その周辺の国でもサッカー観戦をしたり。グルメも楽しみたいです(Miiiiriiiさん)

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【モルディブを希望】
海の上のホテル、コテージでゆっくり過ごしたいです(A.Tさん)

希望は、予算90万~100万円未満、日数1週間程度が最多

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検討する予算としてはふたりで90万~100万円未満が多いものの、2位の100万~110万円未満を含めると、100万円前後と考える人が全体の3分の1近くを占める結果に。

また旅行期間は1週間程度が最も多く37%の割合です。コロナ下による諸制限解除前の2022~23年版の同記事調査では1週間程度を希望する人は47%を占めていましたが、現在は円安や物価高を踏まえ希望期間の分布が広がっているのかもしれません。

実施希望時期として最も多かった回答は“世界情勢をみて、考える”というもので2割が該当。次いで多かったのは“未定”の約15%に続き、2024年12月~2025年2月が約13%を占めていました。海外ハネムーンは、長いスパンをかけて叶えたいと考える人が多いようです。

【海外編】旅のプロに聞いた!今注目したい、ハネムーンスポット

王道のハワイと、ハネムーンだからこそのモルディブ

モルディブ画像
モルディブ画像
モルディブ画像

「オアフ島のみ、あるいはオアフ島+ハワイ島などを組み合わせるのも良いですね。名門ホテルにこだわる滞在もハネムーンならではだと思います」(同・猿渡さん)。王道であるハワイが一押しとのことですが、“ハネムーンならでは”という観点ではモルディブも捨てがたいそう。

「モルディブは、今後家族連れで訪れることは考えにくく、長期間でふたりだからこそ行ける旅先。のんびり何もしない贅沢を味わえることは、まさに日常からかけ離れた体験です。またほとんどのリゾートがオールインクルーシブの設定があり飲食費はツアー料金以内で賄えるので、費用面においてもほかの旅先と大差なく済ませられることも」(同・川口さん)

魅力的なリゾートが多いモルディブですが、最近オープンしたホテル、リニューアルオープンしたホテルなども注目です。

[写真1枚目、2枚目]
2023年8月オープンの“アヴァニ プラス ファレス モルディブ”

[写真3枚目]
2024年5~10月の改装後、11月にリニューアルオープン予定の “W モルディブ”

【海外・国内共通】ハネムーンプランニングで気を付けたいこと

ライバルはインバウンド。出発3カ月前までの手配完了を目指して動こう!

インバウンドの増加により、国際線や、国内の交通手段・宿の確保は激戦状態。これは私たちの旅行手配に大きな影響を及ぼしています。加えて、HISへの取材によると、インバウンドの多くは出発半年前から計画を進め3カ月前までには全手配を完了させているとのこと。つまり、自分たちの出発3カ月前になってからの予約手配では選択肢が少なくなっているのです。

「インバウンド人気を踏まえ、旅行は半年前から検討すべきだと考えます。また以前は『出発直前の方が費用がリーズナブルに済む』との見方もありましたが、現在は出発間際だと高額になりがちです。リーズナブルかつ確実に行くなら、とにかく早くから動くことをおすすめします」(HIS猿渡さん)

ハネムーンは通常の旅行と比べ、滞在先や日程に妥協したくないもの。希望やこだわりがあるなら今すぐ行動を!

From 編集部

ハネムーンの目的を大切に、早めのアクションで希望を叶えて

混雑状況や物価高、円安など、ハネムーン実施の道のりは険しく感じられるかもしれません。これらの負荷を少しでも軽減するためには、やっぱり「早く動く!」ことが何よりも肝心です。希望通りのハネムーンを叶えるんだという思いを大切に、ワクワクしながら行き先ややりたいことを固め、準備を進めてくださいね。

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ツアーの充実度はもちろん、手配旅行の先駆けという強みを生かし、王道から趣向を凝らしたユニークな旅まで、ありとあらゆるテーマの旅作りに対応。行先、日数、費用等、カップルそれぞれのハネムーンプランの相談に応じてくれる。ハネムーン特集サイトもあり。

https://www.his-j.com/tyo/tour/tour_special/honey.html

構成・文/弘中栄美 イラスト/ふち 
※記事内のデータ及びコメントは、2024年1月に、2024~2025年にハネムーンを検討している20~30代の女性220人を対象にしたマクロミル調査によるものです
※データ出典:「結婚トレンド調査2019」(全国推計値)
※掲載されている情報は2024年4月時点のものです

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