ブライダルシューズ、どう選んだ？ヒールの高さ、手配方法etc.大調査！

「意外に見える」「歩きやすさ重視」「姿勢に影響」などの声が

前撮りや結婚式当日を通して、ブライダルシューズの重要性を痛感した卒花さんは、実は６割以上もいるんです！ここから、ブライダルシューズ選びで大切な手配方法や、選ぶポイントなどをチェックしていきながら、ブライダルシューズ選びが花嫁姿に影響する理由を紐解いていきましょう。

なぜシューズ選びは大切？

【良い姿勢を保ち、気分を上げる】
足に合わない靴を履くと姿勢が崩れ、ドレス姿がきれいに見えないので、しっかりフィットした靴選びは大切。あまり見えない部分も手を抜かないことで、「自分の好きな靴を履いてドレスを着てる」と思え、テンションが上がりました（みさみささん）

【意外に足元は見られているから】
チャペルで階段を降りているとき、介添えさんがドレスの裾を上げてくれたところ、写真に写っていました。高価なものでなくても良いと思うが、色や形などは気にして選んだ方がいいと思いました（まいこさん）

【歩きやすさは思ったより大事！】
ドレスを着ているとただでさえ歩きにくい上、挙式・披露宴中は歩く機会が多いので、安定感があって疲れにくいシューズを選んで良かったです（のんさん）

「もともとセットになっていた」「バリエが豊富」などが理由

アンケートでは、ドレスショップや結婚式会場などでレンタルしたという人が大半を占めました。その理由として、次のような内容が挙げられました。

【ドレスショップなどでレンタル派の声】
□ドレスがブライダルシューズも込みのレンタルプランだったので、他で手配するよりも楽
□一度しか使わないものだから
□持ち込みだと料金がかかるから
□ドレスショップだとドレスと合わせて選べるから

一方、購入派はドレスショップだけでなくオンラインストアやブランドの店舗など、購入場所はさまざまですが、靴へのこだわりを思わせる理由が多い結果となりました。

【ドレスショップやそれ以外のお店で購入派の声】
□そのブランドの靴を履くことに憧れていたから
□気に入ったものを履きたかった
□理想のデザインを手ごろな価格で購入するため
□ドレスとのバランスやサイズなどピッタリ合うものを履くため

【卒花Snap１】ドレスショップでドレスに合うシューズをレンタル

ドレスサロンでドレスを選んだ際、ドレスの丈感などに合うシューズを選んでもらった。白が基調のシューズ全体に少し細かいラメが入ったもので、脱げないようにシューズバンドを使用。薄いブルーのリボンが付いているデザインだったので、ワンポイントになった。

●着用シーン／挙式披露宴
●手配方法／ドレスショップでレンタル
●価格／3000円（レンタル料）
●ヒールの高さ／3.1～5cm

rinさんのシューズ選び

【歩きやすさも大切に】
当日履いてみたら意外と見えるシーンがありますし、ドレス姿はそもそも歩きにくく、さらに歩き方や姿勢をきれいに見せるためにも、安定感のある靴選びは大切だと思いました。

【卒花Snap2】憧れブランドのシューズを購入

購入したのは憧れていたブランドのシューズ。レース素材の白いパンプスのかかと部分には、ストライプと純白のリボンがあしらわれて、ドレスの華やかさにピッタリのプリンセスのようなデザイン。

●着用シーン／挙式・披露宴、前撮り
●手配方法／ブランドショップで購入
●価格／約1万8000円
●ヒールの高さ／10cm以上

Manaさんのシューズ選び

【ブランドとデザインを重視】
足先からこだわることで素敵なコーディネートや、より良い写真になると思い、シューズ選びを重視。憧れのブランドがあり、そこでデザインが気に入ったものを購入しました。

「歩きやすさ」のほか「ドレスのバランスや彼との身長差」によって決定

ヒールの高さは、最も多いのが3.1cm～5cm、次に続くのが1～3cmと、比較的低めの高さとなりました。後ほどご紹介するシューズ選びの重視ポイントともリンクしますが、ヒールは「歩きやすさ」や「ドレスの丈とのバランス」、「彼との身長差」によって、決められているようです。

【卒花Snap３】スタイルアップ効果のあるハイヒールに

シンプルなマーメイドを着用予定だったけれど、体形に自信がないため、少しでもスタイルが良く見えるものを探した。花のレースの刺しゅうがとてもかわいらしく、繊細なデザインにもひと目ぼれ。

●着用シーン／挙式・披露宴、前撮り
●手配方法／ネットショップで購入
●価格／ひみつ
●ヒール／14.5cm

micoさんのシューズ選び

【繊細なデザインもお気に入り】
デザイン、ヒールの高さ、ヒールの作りなどをチェックしてネットで購入。ヒールは14.5ｃｍと高めでしたが、前の方も高くなっているデザインだったので歩きやすかったです

【卒花Snap4】ドレス姿をカジュアルに仕上げる低めのヒール

トレンド感のある足袋デザインをセレクト。彼のスニーカーとも相性が良く、かつ、カジュアルがテーマのウエディングにピッタリのスタイリングに。

【シューズDATA】
●着用シーン／前撮り・挙式・披露宴（ウエディングドレスのみ）
●手配方法／ネットショップで購入
●価格／不明
●ヒール／1～3cm

shokoさんのシューズ選び

【普段使いも意識して】
普段ヒールのある靴を履きなれていなかったので、足が疲れない３cm以下のものにしました。普段使いにもできるタイプだったのも決め手です

花嫁ならではのホワイトがやっぱり人気

ほとんどの花嫁が選んだのが、ホワイト、そしてベージュ系のブライダルシューズ。花嫁ならではのオールホワイトのコーディネートへのこだわりと、ウエディングドレスとはもちろん、何色のカラードレスにも合うというのも選ばれた理由です。

また、サムシングブルーにあやかり、ホワイト系にブルーの差し色を取り入れているという声も見受けられました。

【卒花Snap5】式後も使用できるグレー系

肌になじむシアーなレース素材のグレーのパンプス。ポインテッドトゥのフォルムと質感が特別な足元を演出する。

●着用シーン／挙式・披露宴
●手配方法／靴店で購入
●価格／2万2000円
●ヒールの高さ／７cm

Y.Oさんのシューズ選び

【運命のシューズと出会って】
絶対にこれを履きたい！と思える靴に出合えたのですが、色がホワイトとグレーの２色あり、本当に悩みました。グレーを選んだのは、せっかくのお気に入りの一足を結婚式だけでなく、今後も大切な場面で履きたいと思ったからです。

【卒花Snap6】サムシングブルーにあやかって

SNSでブライダルシューズを探している時にひと目ぼれしたのが、『マノロブラニク』のキレイなブルーのパンプス。似たデザインと色のものを探してカスタマイズ。ハッとするような発色の良さで、ウエディングドレス姿に花を添えてくれた。

【ドレスDATA】
●着用シーン／挙式・披露宴
●手配方法／靴店で購入し、カスタマイズ
●価格／シューズ約5000円、ビジュークリップ約1400円
●ヒールの高さ／5.1～7cm

Ｒ・Ｍさんのシューズ選び

【憧れのシューズのようにカスタマイズ】
ブランドものであること自体にこだわりはなかったので、憧れの靴と似たようなサテン生地のブルーのパンプスを購入し、ビジュークリップをあしらって好みのデザインに仕上げました。サムシングブルーのアイテムとしてもピッタリだったのも決め手です。

着なれないドレス姿には、やっぱり歩きやすさ最優先！

着なれないドレスで、時には階段などの上り下りもし、しかもゲストの注目を集める花嫁。そんなときはやはり、歩きやすいシューズで安心できたのが良かったとの声が。ちなみに歩きやすいシューズとしては、「ヒールがいつも履きなれている高さ」「サイズがフィットしている」などが挙げられました。

また、ドレスのデザインとの相性やスカート丈とのバランス、そして彼の身長差を重視したという人は写真映えを意識しているというコメントが目立ちました。

【卒花Snap7】裾からのぞいたときに、ドレスとマッチしたデザイン

しなやかなドレスから覗いても違和感のないことを重視。程よい華やかさを表現できるキラキラとした質感のポインテッドトゥのシンプルなシューズに。

●着用シーン／挙式・披露宴
●手配方法／靴店で購入
●価格／約4000円
●ヒールの高さ／7.1～10cm

竹内絵莉子さんのシューズ選び

【全体のバランスを大切に】
裾を持って歩くドレスだったため、思っていた以上にシューズが見えました。そのため、裾からチラッと見えたときにも浮かないようなシューズを選ぼうと思いました

【卒花Snap８】彼の身長を追い越さない靴選び

結婚式は新郎とふたりのシーンが多いので、お互いのバランスを重視して、低めのヒールをセレクト。レース素材の軽やかさもあいまって、階段でも歩きやすかったそう。

●着用シーン／挙式・披露宴
●手配方法／ドレスショップでレンタル
●価格／約5000円
●ヒールの高さ／1～3cm

なゆさんのシューズ選び

【ふたりの身長バランスを調整】
ふたりで並ぶところを見られるので、身長が低めな彼より私の背が高く見えないように、最低限の高さのヒールにしました

構成・文／小松ななえ　イラスト／寺澤ゆりえ
※記事内のデータおよびコメントは2022年８月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー106人が回答したアンケートおよび、過去３年以内に結婚式を挙げた20～30代の女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2022年10月時点のものです

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