【WEB招待状】卒花の経験談に納得!「制作&連絡時」の注意ポイント&文例
結婚式や二次会にゲストを招待するときに使えるWEB招待状。最近は紙の招待状の代わりにWEB招待状を選択する花嫁も多数。一方で、先輩花嫁たちの声を聞いてみると、“WEBの招待状ならでは”の失敗や後悔があるよう。この記事では、先輩花嫁の体験談を参考に「制作時」「連絡時」それぞれの注意ポイントをまとめてみました。記事の後半には、相手に合わせたWEB招待状を送る時の文例もご紹介。ぜひ参考にして!
WEB招待状って?
WEB招待状とは、オンライン上で招待&ゲスト管理ができるツールです
結婚式や二次会への招待状をWEB上で作成し、ゲストへチャットなどのSNS、メールで送信。ゲストは送られてきたURLの先にあるフォームから出欠を返信するだけでOK。
その他、ゲストの出欠状況をパソコンやスマホで確認できたり、出席ゲストの名簿管理ができたり、WEB上でご祝儀を集められたり……と便利な機能がたくさん。このような便利さ、手軽さから今、WEB招待状を選ぶ人が増えています。
「WEB招待状の機能」については
こちらの記事をチェックしてね!
【WEB招待状の制作】6つの注意ポイント
<ポイント1>紙より気付きづらい“誤字脱字”に細心の注意を!
卒花の体験談・後悔談
文章や敬語の使い方は間違いがちなので、WEB招待状の場合もプランナーさんに必ずチェックしてもらった方が良いと思った。(まるこさん)
WEB上で作ると紙よりも誤字に気付きにくかったので、誤字チェックのために印刷して確認したら、間違いに気付きやすかった。(ももさん)
改行や空白などの見え方が、どの端末でもきれいに表示されるように事前にチェックすべきだった。(コアラさん)
招待状の画面をプリントアウトし、「3人以上」でチェックすると安心!
WEB招待状を作成する時には、受け取ったゲストに残念な印象を与えないためにも、誤字脱字には細心の注意を払いたいもの。文面だけではなくゲスト名の漢字表記が正しいか、改行位置が見やすいものになっているか、句読点が不自然でないかなども確認しておきましょう。
WEB上だと気付きづらいので、プリントアウトしてチェックするなどの工夫も◎。 また、確認の目を増やすことで間違いは防げるので、彼とダブルチェックはもちろんのこと、担当プランナーさんなど第三者のチェックを入れることを考えてみて。
<ポイント2>テンプレートに頼りすぎず、ふたりの言葉や表現も意識して!
卒花の体験談・後悔談
自分たちの思いが正しく伝わる表現になっていないこともあるので、テンプレートがあっても自分たちでしっかり文章を練るべきだった。(ぽむきちさん)
用意されているテンプレートのまま送ってしまったので、もう少し文章をひねったほうが、ちゃんとふたりらしさが伝わったかも。(もんちゃんさん)
「ちょっとの工夫」でも招待状の印象は変わる!
WEB招待状のサイトには、さまざまな文章テンプレートが用意されています。テンプレートをそのまま使うことも、テンプレートをベースにしてオリジナルの文章にすることも可能。テンプレートをそのまま使えるのは便利だけれど、言葉一つにもあなたらしさ・ふたりらしさが出せます。
ゲストの顔をイメージしながら、あなたならではの言葉や表現を工夫してみましょう。もちろんテンプレートを使ったとしても誤字脱字チェックは忘れずに。
<ポイント3>URLは正しい!?リンクや有効期限もチェック
卒花の体験談・後悔談
ゲストに送ったURLがログイン画面で止まってしまっていた。リンク先が正しいものかちゃんと確認すればよかった。(めめっちさん)
職場のゲストへ社内メールで送ったURLが式当日にエラーになってしまっていた。URLの有効期限を確認しておくべきだった。(haarさん)
WEB招待状を送る前に、必ず「自分たちで」実際の動作確認を
WEB招待状を送る前に、出欠を返信するフォームへとリンクするURLが正しいものになっているかを確認するようにましょう。リンク先の有効期限が切れていると「どうしたらいい?」というゲストからの問い合わせも増え、良い印象を与えません。
URLは1文字欠けただけでも遷移先へ飛ばなくなるので、必ず自分たちで実際の動作確認を。また、URLは回答期限を過ぎると出欠の回答ができない「受け付け停止状態」になってしまうことがあるので、URLの期限もしっかり確認しましょう。
<ポイント4>抜け漏れはない?必要なことが記載されているかをチェック
卒花の体験談・後悔談
駐車場の場所について記載していなかったので、車利用者には別で連絡しなければいけなくなった。駐車場についても記載しておくべきだった。(はちわれおれおさん)
お連れさまの名前を記載する欄を作り忘れてしまった。連名で招待した方に指摘されて急いで修正することに。(ぽむきちさん)
「テンプレートにない必要項目」に注意
WEB招待状には、あいさつ文や案内文に加え、開催日時、場所、返信期日などを記載するとひと目でわかるので親切です。会場が駅から遠くて車で来場するゲストや、夫婦やお子さま連れでの来場が想定される場合などは、上記で記載事項が十分か、返信フォーマットに抜け漏れがないかを確認しましょう。
プランナーさんに「こういうゲストがいるんだけれど、丁寧に案内するには何を記載すればいいか」アドバイスをもらうのも◎。
<ポイント5>見やすさはOK?内容&デザインはスッキリさせるが正解
卒花の体験談・後悔談
招待状のデザインは、コテコテになりすぎると見づらいのでシンプルにまとめた方が良いと思った。(大林輝美さん)
入力できる項目の自由度が高すぎて、あれこれ入力項目を増やしてしまった結果、煩雑な印象を与える招待状になってしまった。(ちゃむさん)
WEB招待状の文面は、ダラダラ書くのではなく簡潔に書いた方が見やすいと思った。(ちろさん)
伝えたいことをまずは整理。内容の「盛り込みすぎ」は要注意!
一番大切なのは「伝えたいことをきちんと伝えられるものになっているか」。デザイン性が高くても、わかりにくい・見にくいものになってしまったら本末転倒です。また、画面上での表示はスマホだけではなくパソコンでも確認を。
まずは伝えたいことや盛り込む内容をいったん整理してから作成。抜け漏れを確認後、スマホやパソコンの画面上で見え方をチェックしましょう。画面に入れる写真や文字のフォント・文字色を調整するだけでも見え方はずいぶんと変わりますよ!
<ポイント6>返信期日はリマインドの日数を想定しての設定を!
卒花の体験談・後悔談
出欠回答期限をギリギリまで長く設定しましたが、なかなか回答が集まらず参加人数が把握できなくて困ったので、出欠回答期日の設定は、参加ゲストの人数を把握したい時期の少し前にしておくと良いと思いました。(中野野依さん)
コロナ下で出欠を迷うゲストもいるので、選択肢に「保留」を入れると回答率が上がると思いました。その場合、最終回答期日のお知らせも忘れずに!(さこさん)
人数確定が必要な日から、「余裕を持って」設定しておくと安心
招待状の返信期限があまり早い期日に設定されると、ゲストにとっては答えにくいことも。そうはいっても、新郎新婦にとってはその後の準備のために把握したいデッドラインがあるはずなので、デッドラインの少し前に設定するのがおすすめです。
WEB招待状によっては、「保留」と答えたゲストへ回答期日の数日前にリマインドを送る機能があるものもあります。全員から期限内に回答してもらうことは難しいということを念頭に入れて、リマインドをすることも含めた期限設定が望ましいです。
【ゲストへの連絡】5つの注意ポイント
<ポイント1>WEB招待状自体の説明もしっかりと!
卒花の体験談・後悔談
WEB招待状のことを知らない友人が数名おり、ずっとURLを開いてくれていなかった。WEB招待状がどういうものなのか軽く説明しておくべきだった。(わたみーさん)
メールを受け取った相手が、URLを送っただけだと見てもらえない可能性があるので、結婚式の招待状だとわかるようにしておけばよかった。(いちごラテさん)
「WEB上での回答が必要なこと」をちゃんと伝えよう!
WEB招待状の認知が広がってきたとはいえ、まだまだ初見の人も。連絡をするメール本文に、「送った内容が式の招待状であること」「WEB上で出欠の回答ができること」などWEB招待状についての説明を入れましょう。
仲の良い友達など事前に結婚の報告をした相手には、「WEB招待状を送るよ」と伝えておくと、受け取った相手も届いたときに安心して対応できます。
<ポイント2>回答忘れを防ぐため、 返信期日もわかりやすく明記を!
卒花の体験談・後悔談
返信の締め切り日を過ぎると、WEB上で返信ができなくなるのを知らなかった!締め切りを過ぎた後、数名から「返信できない」と連絡が来て、締め切り日の変更をし直す羽目に。(おもちさん)
LINEでWEB招待状を送る際、期日を過ぎても回答をしない人が何名かいたので、LINEの文章の中に回答締め切り日を伝えておくと良いと思った。(**nyさん)
締め切りを忘れてしまう人が多かったので、期日が近くなったら未回答の人には再度確認をした方がいいと思った。(でかまるこさん)
返信が来ないゲストへは、相手を気遣う言葉とともにリマインドを
紙の招待状と違って、LINEで送れるWEB招待状は他のチャットに紛れて見逃されてしまう可能性も。また「後で回答すればいいや」と回答忘れも起こりがち。期限内に回答してもらうためには、チャットの本文に返信(回答)期限をわかりやすく、目立つように記載しておきましょう。
それでも返信が来ないゲストへは「先日ご案内させていただいた件についてですが、出欠の回答は〇日までに頂けますと幸いです。ご多用のところ恐れ入りますが、お手隙きのタイミングにご確認ください」や「不安なことがあればおっしゃってくださいね」など、一方的に催促するのではなく、相手を気遣う言葉を盛り込みながらリマインドを。
<ポイント3>連絡方法は相手との関係性を踏まえて選んで!
卒花の体験談・後悔談
グループLINEだと返信が来る可能性が下がるので、個別に送った方が良いと思った。(リサコさん)
WEB招待状はグループLINEで一斉に送信。不明点があるときは個別で対応するようにしたらスムーズだった。(はちわれおれおさん)
友人や同僚のみにWEB招待状をメールで送ったが見ていない人もいた。メールに開封通知を付けるべきだった。(リンクルリンクルさん)
先輩花嫁の間では「WEB招待状は個別に送る」の支持が多数!
チャットやメールを個別に送ったり、グループLINEで一斉に送るなど連絡方法は相手との関係性によって決めると◎。グループLINEで周りの人が回答したことが、未回答の人へのリマインド機能の役割を果たすことがあるし、個別に送ることで「自分に向けて招待状をくれているんだ」と認識する人も。ただ、年配の方や職場関係の方へは個別に送るのが良いでしょう。
さらに、LINEは既読表示を確認すれば見てくれたかどうかがわかりますが、メールで送る時は、開封通知を設定しておけば、メールを見てくれていて回答が来ていないのか、メール自体を開封していないのかがわかるので便利です。
<ポイント4>WEB招待状を送るタイミングにも細心の注意を!
卒花の体験談・後悔談
週末の日中など、比較的休日の人が多いときに連絡した方がいいと思った。(ぽむきちさん)
仕事中や休みの昼間などは避けて金曜の夜に送った方がいいと思った。(伊藤恵里さん)
招待する人同士で受け取る時間に差が出ないように、同じ時間に送るよう気を付けた方が良いと思いました。(@maiy__wdさん)
週末や休みの日など「見てもらえそうな時間帯」をチョイス!
見落としを少なくするためには、比較的見てもらえそうな時間帯にWEB招待状を送るのが良さそう。また、メールやLINEの通知で寝ていたところを起こす……なんてことのないよう、深夜や早朝に送るのは避けましょう。
友人同士にWEB招待状を送る時は「届いた・届いてない」をなくすために、同じタイミングで送るなど横のつながりにも配慮するのが良いです。ゲストがメールを受け取った際に、どう感じるかをちょっとだけ考えてみると良いですね。大安の日に合わせてWEB招待状を送った卒花もいました。
<ポイント5>WEBに慣れていないゲストへも配慮を!
卒花の体験談・後悔談
スマホやパソコンを持っていないゲストに対してもっと考慮すべきだった。(jilさん)
説明を怠ったため、WEBでの操作や回答に慣れていない親族へのフォローが面倒だった。(リサコさん)
WEB招待状ならではの「回答方法」も丁寧にフォローして
ご年配のゲストや日頃からWEBを使わない人へは、WEB招待状を送ることを事前に説明しておいたり、回答方法についても丁寧にフォローしましょう。文面に「ご不明点がありましたら、おっしゃってください」などと記載するのはマスト。
回答が来ない場合は、電話で「どうですか、困っていることはありませんか」とお伺いを立てたり、必要に応じて郵送での招待状と送り分けた方がいい場合も。招待する相手が全員メールアドレスを持っていて、日常的に使用しているかは確認しておいた方がいいですね。
どんな言葉を添える?WEB招待状を送る相手別の文例
WEB招待状を送る時には、ひと目見て招待メールであることがわかるような文面を記載しておきましょう。職場関係の方や年上ゲストに送る際はフォーマルなもの、友人や同僚に送る際は少しカジュアルなもので文例を使い分けてみてくださいね。
【文例作成のPOINT!】
チャットやメールを通してWEB招待状をお知らせする際は、「拝啓」などの頭語や「~お喜び申し上げます」などの前文はいりません。「吉日」の記載もチャットやメールを送った日は表示されるので不要です。(※1)
「職場関係の方や年上ゲスト」に送る時のフォーマル文例
このたび、▲月▲日に●●(新郎の名)と〇〇(新婦の名)の結婚式を挙げる運びとなりました。
つきましては、日頃お世話になっている皆さまに、私たちの門出を見守っていただきたく披露宴を催したいと思います。
本メールにてWEB招待状をお送りします。こちらは正式な招待状ですので、詳細は以下WEB招待状リンクよりご確認いただき、▲月▲日までにご出席・ご欠席の返信をお願いいたします。
【 URLリンク を貼る】
ご多用中、誠に恐縮ではございますが、ご出席賜りますようお願い申し上げます。ご返信に際し、ご不明点などございましたらお申し付けくださいませ。
「友人や同僚ゲスト」に送る時のカジュアル文例
このたび、私たちは▲月▲日に結婚式をすることになりました!
つきましては、日頃から仲良くしてくださっている皆さまに感謝を込めて、ささやかなパーティを催したいと思い、郵送での招待状に代わり本メールのWEB招待状にてご連絡させていただきます。
当日の詳細については以下のリンクよりご確認ください。お手数ながら、ご都合の程を▲月▲日までにお知らせください。
【 URLリンク を貼る】
ご不明点があればいつでもご連絡ください。お会いできるのを楽しみにしております!
●● 〇〇(新郎新婦ふたりの名前)
そのまま使える結婚報告&招待状の文例集はこちらからチェック!
無料で使えるWEB招待状ならゼクシィがおすすめ!
「ゼクシィオンライン招待状」は、スマホで簡単にふたりらしい招待状が作成できる無料のサービスです。作った招待状は、オンラインでそのままゲストへ送信でき、回答まで管理できるので、ゲストもふたりも楽しく、手間も少なく準備が可能!ゲストがご祝儀をオンラインで支払える機能もついています。
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※サービス内容が、本記事内容と合致しない場合もございます。詳しくはHPをご確認ください。
From 編集部
制作時・連絡時の注意ポイントを知って、WEB招待状を上手に使おう!
招待状は、ふたりからゲストへの最初のおもてなしです。気軽に作って、送れる手軽さが魅力のWEB招待状だけれど、言葉の言い回しや送るタイミングなど、ゲストへ失礼のないよう礼儀にも細心の注意を。この記事でご紹介した制作時や連絡時の注意ポイントを知って、上手に使ってくださいね。
取材・文/RIE☆ イラスト/オザキエミ 監修/岩下宣子(※1のみ) 構成/紺矢里菜(編集部)
※記事内のコメントは、2022年5月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー66人が回答したアンケート、および女性100人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2022年7月時点のものです
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