ゲストに負担を掛けずに盛り上がる!ふたりからの“おもてなし余興”実例
ゲストには、「楽しい!」と式を満喫してほしい。かといって、余興をお願いしたりすることで負担を掛けるのは気が引ける……。そんなゲスト思いの花嫁さんのために、新郎新婦発信、ふたりが“主演”、そしてふたりが“主催”する余興演出をご紹介!気持ちを届けるとともに、会場が盛り上がって心に残る。そんな実例をお届けします。
ふたりが“主演”~インタビュー演出~
[事例1]“素”で話すふたりの姿もポイント!「インタビューで自己紹介」
初対面となる相手方のゲストが多かったので、お互いの人柄を知ってもらうためには、形式的なプロフィール紹介よりもインタビュー形式がいいと思ったふたり。
質問は事前に募集し、乾杯後に「プロポーズのシチュエーションは?」「結婚の決め手は?」「印象に残ってるデートは?」といったエピソードについて回答。その後の歓談タイムの話のネタにもなり、ゲスト間の距離を近づける演出になった。
インタビュー演出でおもてなし!
あえて練習はせずぶっつけ本番で行ったところ、人前で話すのは慣れている方ですが意外に緊張!それはそれで、私たちの人となりが伝わりやすかったかなと思います。ただ、話が膨らむようにエピソードの掘り起こしは事前にしておいた方がいいと思います。(中野野依さん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
WEB招待状の質問項目の追加機能を利用して、出欠の返事と一緒に任意で質問を募集。事前に司会者と質問内容や回答エピソードについての打ち合わせを実施。
質問が多すぎると間延びするので、適度な時間を意識し、質問は6問で10分程度になるように。
●かかった費用
特になし
[事例2]内容別に映像とリアル2通りで回答「事前募集型インタビュー」
「お互いをモノに例えると?」や、新郎新婦共通の趣味である好きなアーティストの「思い出の曲」についての質問は、イラストやエピソードと一緒にムービーで紹介。
一方、「新婦が作る料理で一番好きなものは?」「新郎が好きだと思う手料理は?」「この人と生きていくと決めたきっかけは?」といった質問は、ちょっと感動的な回答で会場を沸かせたいということで、ゲストの前で直接答えるというスタイルを選んだそう。シンプルに回答するだけでなく、ゲストの反応などさまざまな点に目配りの効いた演出に!
インタビュー演出でおもてなし!
ムービーでは質問に答えるだけでなく、思い出の写真をアフレコで紹介。エピソードを写真だけでなく声でも伝えることで、ゲストに楽しんでもらえる工夫をしました。リアルの方では、私たちの回答に「素敵~!」と会場が盛り上がってよかったです♪(佑美さん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
紙の招待状に同封した案内文に、WEB上に用意した回答フォームのURLとQRコードを記載。返信用はがきかWEB、2種類の回答方法を用意して質問を募った。
●かかった費用
特になし
[インタビュー演出のおもてなしは]
ふたりがマイクを持ち、ゲストからの質問にインタビュー形式で答える演出はゲストへの負担が少なく、また招待人数に関係なく、手軽に盛り上がること間違いなし!の好例。工夫ポイントは、ふたりらしさを引き出しつつ、ゲストが興味を引かれる質問の作り方。上記のようにゲストに質問を募集するほか、プロフィールをベースに司会者さんとの打ち合わせで提案してもらうという方法もおすすめ。
●他にはこんなアイデア実例も
ふたりが回答するのに加えて、インタビュアーとして自分たちのことをよく知る父や母、きょうだい、親友などに質問して、それぞれの関係性におけるエピソードを紹介する手も。ふたりらしさが立体的に浮かび上がりそう!
ふたりが“主演”~披露系演出~
[事例1]メッセージ映像とセットで感謝を感動的に届ける「ピアノ連弾」
結婚式のテーマである「結び、感謝」を表現する演出として、ゲスト一人一人へのメッセージビデオを上映しながら、ふたりでピアノ連弾を披露。
曲は幅広い年代のゲストになじみがあり、テーマともリンクした『糸』。当日は緊張のせいか間違えてしまったところもあったけれど、家族はもちろん多くのゲストから「すごく感動したよ!」「練習、頑張ったんだね」など、とてもうれしい言葉が贈られた。
披露系演出でおもてなし!
コロナ下のため友人に余興をお願いするのをやめ、何か自分たちが披露するスタイルの演出を、座ったままゆっくり楽しんでもらいたいと思いました。一緒に作り上げるものを考えた時に、お互い経験のある“ピアノ”が浮かびました。彼はブランクもあり苦戦していましたが、毎日練習を重ね、少しずつ連弾ができるようになっていく過程がすごくうれしかったです!(篠原英里さん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
会場備品のピアノをレンタル。グランドピアノと木製ピアノの2タイプから、会場の雰囲気に合わせて後者を選択。また、同時上映するゲストへのメッセージと思い出の写真で構成したムービーは自分たちで作成。
●かかった費用
木製ピアノレンタル代/1万3200円
[事例2]ふたりらしく気持ちを表現した「ピアノの弾き語り」
ふたりとも歌うことが好きで、彼女が小学校の頃にピアノを習っていた経験も生かし、弾き語りでゲストへの感謝の気持ちを伝えた。
お色直し後のハイライトとして、父母への感謝の手紙の前に演奏。歌っているふたりを囲むようにゲストが集まってくれて、会場はお開きまで感動の連続に!
披露系演出でおもてなし!
若い世代から親世代まで幅広く知られる、Kiroroの『Best Friend』を選曲しました。特に、「みんなと過ごす時間は最高のプレゼント」という2番の歌詞の内容が結婚式にピッタリ。感謝の気持ちを込めて演奏できました。(ジャスミンさん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
会場備品のピアノをレンタル。楽譜はフリマアプリで状態のいい中古を購入。歌の練習はカラオケボックスで。
●かかった費用
ピアノレンタル代/無料
※調律代3万円が必要とのことだったが、状態がよかったので調律なしの無料に
楽譜代/300円
[披露系演出のおもてなしは]
一生懸命パフォーマンスするふたりの姿は、それまで重ねた練習の軌跡までも感じさせ、思った以上にゲストの心を動かす様子。さらには、ふたりにとっても一緒に何かをやり遂げることによって、絆が深まるという副産物のようなメリットも!披露系は会場の設備などが関わるので、会場選びの段階から検討しておくのがおすすめです。
●他にはこんなアイデア実例も
ピアノ以外にギターからお琴(!)まで、習い事経験のある演奏をする人は多いよう。他にも、サプライズ要素満載の再入場ダンスなども人気。ゲストを巻き込んで盛り上がりそう!
ふたり“主催”~クイズ演出~
[事例1]子どもから年配者まで楽しめる「ドレス色当てクイズ」
コロナ下ということもあり密にならず、かつ、幼いキッズゲストから高齢ゲストまで幅広いゲストが負担にならずに参加できる演出といえば……と考え、ドレス色当てクイズに。
回答方法は、より簡単な事前投票スタイルを選択。お色直しの入場では、みんながドキドキワクワクしながら待ってくれていたのが伝わるほどの歓声と盛り上がりに!
クイズ演出でおもてなし!
会場側が人数分のペンを用意してくださるということだったので、使い回しの心配もないと思い、投票形式にしました。後から誰が何色に投票したかわかるので、「〇〇さんはこの色だと思ってたんだ!」など式後も楽しめました♪(ゆこさん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
当たりの色を含めて4色の選択肢を用意。それぞれの投票用に、ボックスと装飾に使うマスキングテープを100円ショップで購入し、新郎が手作り。
●かかった費用
箱代/440円(4個分)
マスキングテープ/440円(4個分)
当選ゲスト1名へのプレゼント代/3000円(無印良品アイテムの詰め合わせ)
[事例2]意外な答えにゲスト騒然!「再入場の曲当てクイズ」
ゲスト全員が楽しめるゲーム感覚の演出をしたいと思い行ったのは、再入場BGMを当てるクイズ。4曲の候補に合わせて4色のペンライトを用意し、正解と思う曲の色をゲットしてもらい、入場のタイミングに振ってもらった。
実は正解の曲を選んだ人数が一番少なかったけれど、まるでアイドルの登場シーンのようで、みんなもふたりもノリノリに!
クイズ演出でおもてなし!
再入場した時のペンライトがとてもキレイで印象に残っています。選ぶ時も登場する時もみんなワクワクしている様子で、この演出が一番好評でした!ちなみに、正解の入場曲はふたりで初めて見た映画の主題歌。予想を超えていたようで、申し訳なかったです(汗)。(rinaさん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
ペンライト用に4つに仕切られたボックスを購入し、それぞれに曲名を表示。さらにブラックボードにネオンカラーでクイズの説明と選択肢などの案内を書いて、ウエルカムスペースに飾ってもらった。ペンライトはネットショップで購入。ボックスやボードの材料は100円ショップで購入。
●かかった費用
箱代/110円
案内ボード/110円
ペンライト/約4000円(1個約80円×50本)
当選ゲストへのプレゼント代/2000~3000円(1人当たり)
[事例3]途中の順位発表で白熱!「スマホで参加できる新郎新婦クイズ」
WEBサービスを利用し、スクリーンに投影した質問にゲストがスマホから参戦できるクイズを実施!質問はふたりにまつわるもので、例えばアパレル関係の仕事をする新婦にちなみ、「新婦が好きな商品は次のうちどれ?」といった内容。
50名のゲストが自席から気軽に参加でき、途中経過の結果として1~3位の人が発表される仕様だったので、上位を競い合うゲストで会場が大盛り上がり!
クイズ演出でおもてなし!
時節柄、余興をお願いするのがむずかしい中、なかなか体験したことがないような演出で楽しんでほしいと思いました。私や彼のことをあまり知らないゲストでも、4択からの選択回答にすることで、みんなが楽しめるように工夫しました。(yuki.nさん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
「Kahoot!」というWEBクイズサービスを利用。事前に問題を作成し、自宅で動作確認も兼ねた練習を数回行った。また、会場ではスクリーン投影ができるかどうかの事前確認も実施。当日はパソコンを持ち込み、進行は新郎が担当。
●かかった費用
WEBサービス使用料/無料
※同時参加人数が10名以上の場合は有料だが、お試し期間内に実施、退会
事前リハーサルの会場使用料/1万円
操作を依頼した友人へのお礼/お気持ち程度の薄謝
当選ゲストへのプレゼント代/1500円(1人当たり)
※持ち込み料などは特になし
[クイズ演出のおもてなしは]
回答方法はゲストの負担なども考えつつ、ペンライトを振るといったイベント性が高まる仕掛けをすると、より盛り上がる効果が。もう一つのポイントは、みんなが楽しめるような気軽な質問にするということ。結婚式の内容にリンクさせたものだと、ふたりとの関係性の深さに関係なくみんなが楽しめるのでおすすめ。当選者にプレゼントを用意すれば、さらにゲストの気合いもアップ!
●他にはこんなアイデア実例も
入場など演出に絡めたクイズなら、ドレスの色当てと同時に行う新郎のタキシードや靴下の色当てクイズなども人気。みんなに注目してほしいこだわりアイテムに焦点を当てると、ふたりらしさも伝わってGOOD。また、プロポーズの言葉といったエピソードをクイズにするのも会場が湧きそう!
ふたり“主催”~ゲーム演出~
[事例1]パンにチョコ、高級なのはどっち?「格付けチェックゲーム」
チョコレート、食パン、緑茶を2種類ずつ用意。実際にゲストに食べ&飲み比べをしてもらい、高級な方を当てるTV番組でおなじみのゲームを行った。
コロナ下に参加してくれるゲストに最大限楽しんでほしいと知恵を絞ったかいがあり、初めて経験する人ばかりで、「新鮮!」「楽しかった!」と大好評。ふたりも答えを知らない状態で参加したので、みんなとワイワイ盛り上がれた。
ゲーム演出でおもてなし!
ゲスト全員に参加してほしかったので、できるだけ目で見てもわからないようなものを準備しました。チョコレートはロゴが描かれていないものを探すのが本当に大変でしたが、みなさんがとても楽しんでいたので、準備した甲斐がありました!ちなみに彼は全問不正解でした(笑)(Yurinaさん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
3品目ごとにリーズナブルなものと高級なものを2種類ずつ用意して持ち込み。いずれも37名分
[緑茶]リーズナブル:伊右衛門/高級:古川翠香園の宇治茶
[チョコレート]リーズナブル:シャトレーゼ/高級:ジャン=ポール・エヴァン
[食パン]リーズナブル:フジパン本仕込み/高級:銀座に志かわ
●かかった費用
[緑茶]伊右衛門(2L)100円/古川翠香園の宇治茶1400円
[チョコレート]シャトレーゼ(100g)258円/ジャンポールエヴァン(100g)2563円
[食パン]フジパン本仕込み(2斤)200円/銀座に志かわ(2斤)800円
[事例2]見守るゲストもハラハラドキドキ「久しぶりのけん玉チャレンジ」
新郎新婦のふたりが同時にけん玉にチャレンジ!「ふたりのうちどちらか一方でも小皿に載せられたらOK」というルールで、何回で成功するかをゲストに予想してもらった。
ルールボードにふたりのけん玉スキルがどの程度かを記載。半券付きエスコートカードで投票。予想が当たった人には抽選でプレゼントを渡したり、一部ゲストにもチャレンジしてもらったりと、さらに盛り上がる仕掛けもたっぷり!ちなみに、ふたりはあえて練習せずに臨んだそう。
ゲーム演出でおもてなし!
ゲストには純粋にお食事や演出をゆっくり楽しんでもらいたいという気持ちと、「当日緊張するのは新郎新婦だけでヨシ!」というポリシーがありました。大掛かりな準備がいらないことや、誰でもルールが理解しやすいという点も選んだポイント。時間も短すぎず長すぎず、「ワクワクして楽しかった」「和のイメージのけん玉をドレス姿で行ったのが印象的!」と好評。喜んでもらえて大満足です!(kuroさん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
けん玉はネットで購入。手作りしたゲスト全員のエスコートカードに半券を付けて、投票用紙に。ルールを掲示し、予想した回数に投票してもらった。ゲストの数人にも同じルールでけん玉を行ってもらい、当てた人へのプレゼントとチャレンジしてくれたゲストへのお礼とで2つの景品を用意。
●かかった費用
けん玉/3000円(1個1500円×2個)
景品代/7500円(人形町今半の黒毛和牛焼き肉5000円、ハーゲンダッツの詰め合わせ2500円)
参加賞代/1800円(1袋450円の高級ポテトチップス2袋を1セットにし2名分)
ルールボード、半券の材料費など/数百円
[事例3]ふたりの似顔絵、どのテーブルが一番似てる!?「画伯ゲーム」
ゲスト卓ごとにスケッチブックとペンを配って、「輪郭」「髪」「目」……など一人一人にパーツを割り振り、テーブル合作でふたりの似顔絵を描いてもらった。
各パーツの制限時間は20秒。最後は手直しと仕上げの時間も取り、終了後にふたりがうまく描けた卓を選出。優勝したのは、新婦の髪型の再現度が高く、新郎のほくろを見逃さずに描けたチーム。賞品としてギフト券を贈った。
ゲーム演出でおもてなし!
絵は得意不得意が分かれますが、パーツごとに担当を分けたことで負担が少なかったようで、クオリティにもバラツキがありませんでした。自分の似顔絵を身近な人に描いてもらえる機会はそうないので新鮮だったのも◎。式冒頭のタイミングに、高いテンションを必要とせず座ったままでできるこのゲームを行ったのは正解でした。おかげでだいぶ場のムードがほぐれたように思います。(あねーねさん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
進行とタイムキーパーは司会者が担当。スクリーンにもタイミングごとに描いてもらうパーツと時間を表示。画用紙やペンなどはすべて会場側が手配してくれた。
●かかった費用
当選ゲストへの景品代/5920円(1人当たり740円のハーゲンダッツギフト券×2を4名分)
[ゲーム演出のおもてなしは]
できるだけ条件を公平にした、老若男女みんなが楽しめるシンプルなものがベスト。また演出を行うタイミングも大事に。あねーねさんの「画伯ゲーム」のように、みんなで一体感が楽しめるゲーム系演出は少し早めの段階で行うと、会場の雰囲気もアットホームになる。
●他にはこんなアイデア実例も
一般的なゲーム演出といえば、ビンゴゲームやくじ引き!ゲストの顔触れに合った内容や景品を用意することが、盛り上がるための秘訣。
ふたり“主催”~表彰演出~
[事例1]招待状の返信到着一番乗りから強運の持ち主まで「勝手に表彰式」
もともと「招待状の返信が一番早かった人」にプレゼントを渡したかったのと、キッズゲストにも見せ場を作りたいと「本日の天使たち」とテーマを設けて表彰式を行うことに。
さらに、二次会が中止となったこともあり、もう一つゲーム性のある「本日の強運の持ち主」というお題を設定。「強運」は、シールの貼られた席次表を当てた人。ランダムに当たるお題を取り入れたことで、76名全員がワクワクと楽しめるように工夫した。
表彰演出でおもてなし!
一生懸命シールを探している様子や、表彰されて驚きや喜びを隠せないゲストの反応がうれしかったです。私が参列した結婚式ではこういった演出がなかったので、オリジナル感が出せたことにも満足しています。受賞した人にはそれぞれプレゼントも用意。お菓子のブーケを贈ったキッズゲストは、気に入ってしばらく飾っていたと聞きました!(ayaさん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
「本日の強運の持ち主」は、新郎側1名、新婦側1名が当たるように準備。受付で渡す席次表を親族・上司・同僚・友人と分類し、受付担当に渡してもらった。
景品は主にネットショップで購入。「本日の天使たち」へ贈ったお菓子のブーケは手作り。
●かかった費用
・招待状の返信が一番早かった人(2名)
フェイシャルシート/約1500円
・本日の強運の持ち主(2名)
チョコレート/約800円
・本日の天使(3名)
お菓子のブーケの詰め合わせとラッピング費用/約1000円
[事例2]ゲストのおめかしにも気合いが入る!「ベストドレッサー賞」
披露宴のゲストを親族と友人に分けた2部制にしたことで、友人の部では何か特別なことがしたい!と、ベストドレッサー賞と題した表彰演出を。
あらかじめ招待状には「おしゃれをしてきたらいいことがあるかも?」と匂わせ作戦も仕込み、披露宴のクライマックスに受賞者をアナウンス。その瞬間「だからか~!!」とどよめきが。豪華景品にも会場が盛り上がった。
表彰演出でおもてなし!
新郎新婦それぞれ1名ずつ、個性のあるファッションのゲストを選ばせていただきました。彼らがとても照れながら前に登場する間も、みんなが拍手で温かく盛り上げてくれたのが印象的なシーンでした。プレゼントを渡し、一緒に写真を撮れたのもいい思い出に!(中野彩果さん)
WAY OF MAKING
●準備したもの、準備方法、手配先
招待状に「おしゃれをしてきてもらうよう」メッセージを記載。景品として、新郎側友人には経営するピザ店のお食事券のパネルを作成。新婦側友人にはコスメブーケを手作り。
●かかった費用
新郎側友人の景品ボード代/約200円
新郎側友人の景品代/3000円(お食事券)
新婦側友人の景品代/約4000円(コスメとラッピング)
[表彰演出のおもてなしは]
どんな内容でも、表彰されたら人はなんだかうれしくなるもの。ゲストにスポットを当てることで、感謝の気持ちを表現したいという人にはピッタリの演出。特別な誰かを選ぶのもいいけれど、より多くの人に楽しんでもらいたいなら、上記の2組の実例のように、“みんなが対象”となるテーマを設定することがポイントに。
●他にはこんなアイデア実例も
スマホユーザーのゲストなら誰でも参加できる、「ベストフォトコンテスト」も人気。例えば披露宴の前半までに撮影した写真をふたり宛てに送ってもらい、お色直し中にベストフォトをセレクト。披露宴の後半に発表するというもの。ふたりにとっては、ゲスト目線の写真をゲットできるといううれしいメリットも!
From 編集部
「ふたり主演・主催」の余興には、おもてなしの心が溢れてる!
ご紹介したすべての事例に共通していたのは、「ゲストみんなに楽しんでもらいたい」という気持ち。それはしっかりと伝わっていて、「おもしろかったなあ」「感動した!」とゲストの感情に訴えかけられることで、料理やギフトに勝るとも劣らないおもてなしに。ちょっとした工夫でできることもたくさんあるので、ぜひあなたも検討してみてくださいね。
取材・文/小松ななえ D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2022年5月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー62人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年7月時点のものです
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