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卒花アドバイス「見学する会場を迷ったときの絞り込みポイントはココ!」

結婚式の会場探しをいざ始めてみると、会場の数が多くて見学先の絞り込みに困った方もいるのではないでしょうか。効率よく進めるためには、絞り込む際の手順が大事。そして、ふたりが結婚式の会場に何を求めるのか優先順位を付けるのがカギです。どんな観点を軸にして見学会場を絞り込めばいいのか、先輩花嫁にアドバイスをしてもらいました。

見学会場を絞り込む効率のよい手順とは?

エリア・収容人数などの条件を基に絞り込みましょう

イラスト

結婚式の会場探しで最初にやっておきたいのは「エリア」を決めることです。新郎・新婦それぞれの地元や、ふたりの現在の居住地など、どのエリアで結婚式をするのか、ふたりで相談したり、家族にも相談しながら決めましょう。

併せて、ゲストの顔触れも大まかでよいのでこの時点でリストアップしておくのがおすすめ。披露宴会場によって収容人数は異なりますから、ゲスト数が多めか少なめかによって、候補会場も絞ることができます。

「エリア」で検索して「ゲスト数」に合ったキャパシティーの会場を絞り込む。これが第一段階です。

ここからはふたりの好みや会場に求める条件で絞り込んでいきます。先輩花嫁たちがどんな観点で見学先を絞り込んだのか、アンケート調査を行いました。寄せられた声の多かった順に、そのポイントをご紹介していきます。

先輩花嫁たちがアドバイス!
ここが絞り込みポイントです

私は【ビジュアル重視】で絞り込みました

イラスト02

結婚式は憧れの舞台だからこそ、ビジュアルが理想的かどうかは大事!と、見た目重視で見学先を絞り込んだ花嫁は54.5%と半数以上。「自分の好みを最優先した方が後悔がない」という声が多くの先輩花嫁から寄せられました。写真が素敵であればあるほど、実際に訪れて、外観から内装まで、しっかりと雰囲気を確認したいもの。

「私もビジュアル重視派」という花嫁は、エリアやゲスト数の条件が揃っているなら、好み重視で見学先をまずは絞ってみて。

どの写真も素敵で選べない場合は、挙式会場と披露宴会場のどちらを重視するかを考えてから、チャペルならチャペルの写真だけ見比べるなど、条件を揃えて絞り込んでみてはいかがでしょう。

私の見学会場絞り込みポイント

写真01

レトロな感じや温かみのある会場がいいな、と思っていたので、その雰囲気に合った建物を探して見学しました(最高のティラミスさん)

写真02

キャピキャピしておらず、大人婚らしいシンプルできれいな会場が理想で、それを条件に探しました(YU_KIさん)

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大聖堂に憧れがありました。実際に見学に行ってみると、迫力があり、とても感動しました。念願の大聖堂で式を挙げられたことはとても満足です(ゆりなさん)

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和装とドレスと両方着たかったので、和な感じがあってドレスも合いそうな所を選びました(かほさん)

私は【会場タイプ】で絞り込みました

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会場タイプで見学先を絞り込んだ花嫁は、33.5%。専門式場、ゲストハウス、ホテル、レストラン、リゾートなど、タイプ別にそれぞれ持ち味があります。

結婚式に関してはオールラウンダーの専門式場、貸し切りができたり、演出の自由度が高いゲストハウス、一般客も使う施設であることからホスピタリティーに定評があり、宿泊もできるホテル、料理の味に信頼が置けてカジュアルな雰囲気も出せるレストラン、素晴らしいロケーションの下、旅行も兼ねた結婚式ができるリゾート。

自分たちがどんな結婚式がしたいか、はっきりしている場合は、会場タイプから探すと、見学先を絞り込みやすいですよ。

私の見学会場絞り込みポイント

写真03

個人的にホテル婚に憧れがあったので、比較としてゲストハウスも一度訪れましたが、記念日に食事や宿泊ができること、知名度の高さから最終的にはホテル一択でした(C.Aさん)

写真04

元々、結婚式を専門でやっている所がよく、まずはそこから絞りました。ホテルだとアクセスのよさやホテルならではのサービスが期待できますが、他の一般のお客さんもいるので、専門式場やゲストハウスですと貸し切り感があってとてもよいかなと考えました(ちよ子さん)

写真05

コロナ下ということもあり、できれば貸し切りでの披露宴を希望していたのでゲストハウスを選びました(まいさん)

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リゾート婚がよかったため、ハネムーンと一緒にできる所を探しました(とももさん)

私は【ロケーション】で絞り込みました

イラスト04

会場のロケーションを重視して見学先を絞り込んだ花嫁は31.6%。ロケーションといっても、観点はさまざまです。中でも会場から見える景色の美しさや、写真映えを意識して選ぶ人は多く、緑が多かったり、海が見えたり、自然を感じさせるロケーションに人気があるようです。

一方、駅の近くなど、アクセスのよいロケーションや、観光も兼ねられるようにと会場周囲の街並みや風景を重視する人もいました。結婚式の前後でも、ゲストに喜んでもらいたいという思いを大事にした会場の選び方ですね。

私の見学会場絞り込みポイント

写真06

遠方から来る家族に景色をプレゼントしたいという思いがあったので、景色を優先して選びました。会場からの景色がよく、ゲストに喜ばれましたし、一緒に写真を撮ったときにも背景が映えてよかったです(こげさん)

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東京の観光名所が見える会場を見学。ナイトウエディングが実施できるとのことで、シックな感じが演出できると思いました(kさん)

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チャペルの雰囲気や、そこから見える景色にこだわって見学先を絞りました。結婚式当日は快晴で、チャペルから海がしっかりきれいに見え、レッドカーペットも映えて最高に幸せでした(ponさん)

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閑静な住宅街で、静かな環境の会場を見学。さらに駅が近い所がいいと思いました(はまちさん)

私は【料理・演出・衣裳などこだわり項目】で絞り込みました

イラスト05

料理・演出・衣裳などにこだわりがあり、それが叶いそうな会場に絞り込んで見学した花嫁は28.7%でした。寄せられた中で多かったのは、料理にこだわりがあって、おいしいと評判の会場に絞って見学したという声です。

また、演出面では「ドレス姿で階段から下りる」など花嫁らしい憧れのシチュエーションが叶うかどうかや、楽器の演奏やダンスなど、披露したい余興ができるかどうかを軸に絞り込んだという声が。

衣裳にこだわる人も多く、事前に会場の提携ドレスショップを確認したり、見学時にはその会場にどれだけ素敵な衣裳が揃っているかを確認するようにしたという声が寄せられました。

演出・衣裳については、会場によっては希望を叶えることができないケースもあります。強い希望があれば、見学前に事前に電話やメールで問い合わせるなどしておくことがおすすめです。

私の見学会場絞り込みポイント

写真16

ふたりとも食べることが好きで、お料理でおもてなしをしたいと思っていたので、お料理に定評がある会場を中心に選びました。ゲストからも「お料理がおいしかった!」とお褒めの言葉を頂き、選んでよかったと思っています(みさみささん)

写真15

やりたかったリボンシャワーとファーストバイトの演出ができることと、衣裳の持ち込みができるかどうかは絞り込む要素になりました(ゆきさん)

写真17

ウエディングドレスにこだわりたかったため、提携ドレスショップの数や、提携先のドレスの雰囲気なども会場選択時の判断ポイントとしました(Chikaさん)

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人前式で愛犬と共に結婚式に参加したかったので、ペット可の所にしました(はまちさん)

私は【価格帯】で絞り込みました

イラスト06

ズバリ、価格帯で見学先を絞り込んだという花嫁は18.2%。ただ安いからいいとか、高いところだから間違いない、というのではなく、予算に見合うか、コストパフォーマンスがよいか、提供されるサービスのクオリティーに見合う金額と思えるかどうか、などでしっかり考えている人が多いようです。

予算をしっかり考えておかないと、のちのち新生活で自分たちが困ることになる、という堅実な考え方の人もいました。

私の見学会場絞り込みポイント

写真11

値段が高いと挙式の写真を見るたびに金額のことを思い出すと予想されたので、見積りを見て、ふたりで話し合った上で見学するようにしました。結果として、サービスもしてもらえて相場よりも安くなり、夫も大満足でした(yukkoさん)

写真12

雑誌やWebの価格帯で350万円以下くらいの会場を中心に探しました。実際は記載されているより高くなることも想定していました。お酒を提供できなかったことと、予定よりも30名ほど人数が少なくなったこともあり、金額は予算よりも安く収まりました(りつこさん)

写真13

会場の内容との費用対効果を重視して見学先を絞りました。いい会場なら多少高くてもしょうがないと思いました(齊藤あかねさん)

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予算オーバーの所を見に行って気に入ってしまうとダメだと思い、決めてあった予算に合う会場を見学しました(みきさぁさん)

私は【挙式スタイル】で絞り込みました

イラスト07

希望の挙式スタイルができる見学先に絞り込んだ花嫁は15.8%。キリスト教式、神前式、人前式など挙式スタイルにはっきりとした希望がある人や、挙式で着たい衣裳が決まっている人に支持されました。

自由度の高い人前式では、どんな式が挙げられるかも重要です。会場の資料写真を調べたり、式の内容を問い合わせるのも絞り込みの役に立ちます。

キリスト教式の場合は実施可能な会場が多い分、「荘厳な雰囲気にこだわった」「生演奏ができたり聖歌隊のいる会場」など挙式会場の雰囲気や可能な演出にもこだわって探した人もいました。

私の見学会場絞り込みポイント

写真14

子どもの頃から夢だった教会式で挙げられる会場かどうかを重視しました。自分の理想である大きなチャペルに絞って探しました(natsuさん)

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自分の母親から白無垢姿が見たいと言われていたので、神前式ができる会場を見学しました。ゲストに「結婚式には何度も参列したけど神前式に参列するのは初めてですごくよかった」と言ってもらえたので神前式ができてよかったと思います(まいさん)

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ガーデン挙式を行える場所を探しており、実現できる会場にしました(まっちゃさん)

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人前式で和装を希望していたため、希望スタイルを叶えてくれる所を探して見学しました(えびまるさん)

他にもこんな項目で絞り込めます

見学先の絞り込みポイントは他にもいろいろあります。

「ゲストに必要な設備の有無や充実度で絞り込んだ」花嫁は11.5%。例えば、宿泊ができるかどうか、美容室は併設されているかなど、遠方ゲストへの対応を第一に考えて探しているようです。

「やりたい演出や持ち込みへの対応ができそうかどうか、対応力への期待値で絞り込んだ」花嫁も同じく11.5%。衣裳やブーケ、ケーキなどの持ち込みの可否について、こだわりがある人はしっかり調べてから見学に行ったそう。絶対持ち込みたいものが決まっている人は、早いうちに問い合わせをしておくことをおすすめします。

From 編集部

見学するか迷ったら、見ておく方が後悔なし

見学する会場は、時間が許せば数多く見た方が、理想の会場に出合える可能性が高まります。とはいえ、短期間で見学して決定したい場合は、ふたりが大事にしたいことを擦り合わせて、見学先を絞り込むことが必要です。

好みのビジュアルやロケーション、挙式スタイル、ゲスト層を踏まえて考慮すべきこと、こだわっていることをぜひふたりで話し合ってみてください。

無理な絞り込みすぎも禁物。実は「やっぱりあの会場も見学しておけばよかった」という後悔はありがちなので、気になる会場があれば、実際に見学して確認しておくことがおすすめです。

構成・文/河内千春 イラスト/pai
※記事内のコメントは2022年3月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー100人と過去2年以内に結婚式を挙げた110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2022年5月時点のものです

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