[45着一挙公開] 卒花のドレス選びレポート「どう絞った?決め手は?」
花嫁にとってのお楽しみといえば、ドレス選びを思い浮かべる人も多いのでは?たくさんの素敵なラインアップから1着を選ぶのは悩ましいけど、やっぱり幸せ!そこで今回は、おしゃれ卒花さんのウエディングドレス試着レポをお届け。ちゃんと試着したからこそ明確になった、ドレス選びのポイントも参考にしてくださいね。
01. スレンダーからAラインへシフト
“似合うこと”を優先
@ume_wedding_127さんの場合
【ドレス選びで最初に重視したポイント】
人とあまりかぶらないデザインであること、そして最初に決めたピンクのカラードレスと違う雰囲気のウエディングドレスを探し始めた。肩幅が広いのが気になっていたので、肩周りや鎖骨に余計な装飾がなく、スレンダータイプが候補だった。
試着してみてわかったことは?
自分が着たいと思うものと、似合うドレスに大きなギャップがありました。スレンダードレスは自分にとってはちょっと大人っぽすぎたので、Aラインのドレスを主に検討するようになりました
絞り込んだポイントは?
私はベビーフェイスなので、ふわっとしたチュールのかわいらしいデザインの方が合っているとわかりました。また、ちょっと大きめの柄の刺しゅうだと大人っぽさも出るので、甘さの加減を程よく表現できると思いました
最終的に決定したのは、ふんわりとしたチュールでかわいらしいドレス。自然光が差し込む会場ではスカート部分に光が透けてとてもキレイだったそう。胸元からストラップへと続く存在感のあるレースで、ちょっと大人な印象もプラスできた。
たくさん試着した感想は?
一度に試着できるのは多くても5~6着。そのためある程度絞ることになります。早めに動き出して時間に余裕を持っていろんなタイプのドレスを着てみた方がいいと思いました。また、試着しに行ったときに在庫がないドレスもあるので、タイミングも大事です
【Dress試着DATA】
●試着したウエディングドレスの着数/10着
●決定したウエディングドレスの着数/1着
●回ったドレスサロンの軒数/2軒
02. 憧れサロンで“おしゃれ”にこだわり、
ギャップのある2着に
t_r.weddingさんの場合
【ドレス選びで最初に重視したポイント】
ドレスショップ「THE TREAT DRESSING」に憧れがあったので、お色直し用も含め、ウエディングドレス2着をここのドレスから選ぶことを決めていた。とにかくおしゃれで自分の雰囲気に合うかどうかを大切に。
試着してみてわかったことは?
自分には王道すぎるかな?と思って着たドレスも、体にフィットしていると、ラインも美しくきれいに着こなすことができました。逆におしゃれでデザイン性の高いドレスでも体に合っていないと、やぼったく見えることに気付きました。私の場合は、ノースリーブの方が二の腕が目立ったり、Aラインのドレスの方が太って見えたので、スレンダーのドレスを中心にセレクトしました
絞り込んだポイントは?
ウエディングドレスを2着と決めていたので、その2着でいかにギャップを出し、自分らしさを表現できるかということに注力して選びました。1着目のドレスはエレガントでヘルシーかつ華やかで、流行にとらわれず何年たっても素敵だと思えること。2着目のドレスは自分らしさを思いっきり表現できるデザインで、「今」のおしゃれも存分に楽しめるものをセレクト
1着目は生地にとろみ感があり、一見シンプルなのに大胆なバックデザインが上品かつ華やか。ヘルシーに着こなせるところが素敵だと思ったそう。2着目は、首が詰まっているデザインが好きで、かつ膝下はシースルーというおしゃれ感にときめいたことが決め手。このドレスを着ている人をほとんど見たことがなかったのもポイント。
たくさん試着した感想は?
私の場合、結婚式が延期になったことで納得いくまで試着させてもらおう!と思い、再度選び直して運命のドレスに出合えました。着たいドレスがあっても着用回数やシーズン変更で着られない可能性があります。だからこそ、タイミングが大切。後悔がないように納得するまでじっくり選ぶことをお勧めします
【Dress試着DATA】
●試着したウエディングドレスの着数/19着
●決定したウエディングドレスの着数/2着
●回ったドレスサロンの軒数/1軒
03. ベルライン×ロングトレーン
試着して好みがより明確に
@p_p.wedding.ponさんの場合
【ドレス選びで最初に重視したポイント】
ホテルでのウエディングだったので、ロイヤル感漂う、ボリュームのあるベルラインかつトレーンの長いドレスが理想。お色直しでもウエディングドレスが着たくて、こちらはギャップのある細身のタイプを希望した。
試着してみてわかったことは?
ビスチェタイプのドレスが想像以上に似合わなかったです……(笑)。また、ベルラインだけでなくAラインドレスでもいいなと思っていたのですが、着てみるとAラインはあまりしっくりきませんでした。当初から希望していたベルラインの方が自分に似合うものが多かったのは嬉しい気付きでした
絞り込んだポイントは?
かわいいよりはきれいめなドレスで、洗練されたイメージのもの。また、素材がサテンのみ、チュールのみといったシンプルなものに。レースは着てみるとあまり似合わなかったので、1着目、2着目も候補から外しました。さらに、体のコンプレックスを隠すデザインも重視し、ビスチェ以外で選びました
1着目はシンプルな素材と、それを感じさせないボリューム感が一番のお気に入り。長いトレーンと、バックに付けたチュールでどのドレスよりもヒップラインがふんわりしてウエストが細見えするのもよかったそう。2着目は、理想であるオフショルのマーメイドであること、ちょっと個性的な生地感と裾の滑らかな落ち感も決め手に。
たくさん試着した感想は?
気になるドレスショップには全て足を運び、とりあえず気になったものも、あんまりかなと思ったドレスも全て袖を通しました。たくさん着用していくうちに、自分の好みがより明確になり、逆に想像していたのと違うことに気付けた部分もあったのでよかったです
【Dress試着DATA】
●試着したウエディングドレスの着数/40着
●決定したウエディングドレスの着数/2着
●回ったドレスサロンの軒数/7軒
04. ロングスリーブドレス一択
試着してたどり着いた理想の一着
@afny_weddingさんの場合
【ドレス選びで最初に重視したポイント】
ロイヤル感もありつつ、おしゃれなドレスを求め、挙式で着用するウエディングドレスはロングスリーブ一択。しかも半端丈ではなく手首までしっかりある長袖を希望。一方で、試着しないとわからないこともある!と思い、ノースリーブのドレスもたくさんトライした。
試着してみてわかったことは?
ロングスリーブなら、素材はチュールでもレースでもどちらでもいいと思っていましたが、試着を重ねるうちに、ミカドシルクのドレスに引かれていることがわかりました
絞り込んだポイントは?
マーメイドドレスも好きですが、開放感のあるパレスホテルのチャペルにはボリュームがあるドレスの方が似合うと思い、プリンセスラインにしぼりました
試着していくうちに、チュール生地よりもミカドシルクのようにつるっとした生地、かわいらしさよりも上品でおしゃれな雰囲気の方が理想だと気付いたそう。選んだ一着は、まさに理想通り。真っ白よりもクリームに近いホワイトで、デコルテと背中が大胆に開いているが、その線が美しいカーブを描いているのも好ポイント。他にはなかなかないデザインであることも後押しになった。
たくさん試着した感想は?
試着のときからある程度体形づくりをしておいた方がいいと思います。私がお願いしたドレスショップは、最終フィッティングでお直しできましたが、それでも最初に試着したときとは少し違ったフィット感だったのでだいぶ詰めてもらいました。デザイン重視になりがちですが、体にフィットしていることはドレス姿の見栄えにも影響すると感じました
【Dress試着DATA】
●試着したウエディングドレスの着数/27着
●決定したウエディングドレスの着数/1着
●回ったドレスサロンの軒数/5軒
05. 自分らしさを引き出し、
ガーデンにも合うリラックス感ある一着
mikiさんの場合
【ドレス選びで最初に重視したポイント】
ガーデンでのパーティを行ったmikiさん。緑いっぱいの空間に相性が良く、かつもともと好みだった『テンパリー・ロンドン』のデザインが好みで、同ブランドを中心に検討。動きやすい質感やラインのドレスをメインに試着した。
試着してみてわかったことは?
見ていた印象と着てみた印象がけっこう変わることがわかりました。また、露出度の高いデザインは、胸回りや二の腕が出てボリューミーに見えたので、袖ありのドレスも試着しました
絞り込んだポイントは?
体のラインのどこが出るかによって、見え方が違うので、最終的に自分の体形に合うかどうかを大切に絞りました。
刺しゅうや質感などが特徴で、リラックス世界観がステキな『テンパリー・ロンドン』の一着をセレクト。深いVネックで胸元の露出度が高いけれど、上品に見えるところがステキだと思ったそう。また、当日までに妊娠が判明したので、ゆったりとしたラインを選ぶことで、ドレスやサイズ変更せずに着られたのも良かったポイント。
たくさん試着した感想は?
私は提携店でドレスを決定しましたが、着用してみてわかることも多かったので、もっとドレスショップを回って、いろんなドレスを試着すれば良かったと少し後悔しています
【Dress試着DATA】
●試着したウエディングドレスの着数/14着
●決定したウエディングドレスの着数/1着
●回ったドレスサロンの軒数/2軒
From 編集部
運命の一着への道は試着にあり!
今回印象的だったのは、卒花の皆さんが妥協なく「コレ!」と思ったドレスを選びきったこと!着たいと思っていたドレスが似合うとは限りませんし、手に入らない可能性もあります。だからこそ、できるだけ早めに試着して、ドレスとの「出合うタイミング」も大切にしながら、楽しくセレクトしたいものですね。
構成・文/小松ななえ D/mashroom design
※掲載されている情報は2022年1月時点のものです
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