カラードレス「これに決めた!」卒花の試着レポ 全24着一挙公開
デザインだけでなくカラーも多彩だから、ウエディングドレス以上に決めるまで迷いそうなカラードレス選び。そこで今回はおしゃれ花嫁さんのカラードレス選び試着レポをお届け。試着の際に気付いたポイントや選び方で大切なことも教えてもらいました!
【Case01】
KAORIさんのカラードレス選び
試着前の重視ポイント
「inside gallery」をテーマにしたアーティスティックなウエディングを形にしたKAORIさん。アンティークのロングスリーブドレスの後のお色直しは、ひとクセある一着を求めて、色はあえて決めずにセレクトスタート!
試着してみてわかったことは?
普段の服では選ばない色でも、ドレスのデザインやスタイリングによって、似合うものがあるということです。だから、気になったものは、どんな色でも着てみるようにしました。
試着してみてからの重視ポイント
どれも個性的でかわいかったので、より自分らしいドレスは何か、また、自分が着ていてテンションが上がるドレスを選びたいと思ったKAORIさん。ロングスリーブのウエディングドレスとのイメージチェンジを意識して、ノースリーブタイプのドレスに絞った。
グリーンにパープルチュールは、他では見たことのない色の組み合わせで、花の刺しゅうも甘すぎず、見た瞬間も試着しても最高に「かわいい!!」と感じたドストライクの一着。光の当たり具合で色合いが変化するところにも魅了された。また、他に着ている人があまりいなかったことも決め手に。
カラードレス試着で大切なこと
私のドレス選びは、ドレススタイリストさんに付いてきていただき、その方から、一生に一度のドレスだからこそ、他の誰でもない、自分が納得して大好きだと思うドレスを選ぶことの大切さを教えてもらいました。これからドレスを選ぶ花嫁さんにも、親御さんや新郎さんの好みに合わせることも大切ですが、自分がかわいくて着ているだけで幸せになれるようなドレスを選んでもらいたいと思います。
【カラードレス試着DATA】
●試着したカラードレスの着数
7着
●試着したカラードレスのカラー
ピンクベージュ、ピンク、スモーキーピンク、ブラック、カーキ、グリーン
●回ったドレスサロンの軒数
3軒
【Case02】
ten_wd828さんのカラードレス選び
試着前の重視ポイント
ウエディングドレスはシンプルなマーメイドドレスと決めていたので、カラードレスではボリュームがあり、デザイン性の高いドレスを探していたそう。また、会場には緑が多く、装花は白が基調だったので、それに映える色で検討し始めた。
試着してみてわかったことは?
好きなカラーを中心に試着した結果、ブルー系が多くなったのですが、あと一歩のところでときめきが足らず、決めきれずにいる中、ドレスショップの方から「後悔のないよういろいろ着てみましょう」と提案していただき、避けていたカラーやテイストにチャレンジすることに。
試着してみてからの重視ポイント
ドレスショップからの提案に合わせて、想定外のカラーを楽しめたところ、それに最もときめきを感じたことで、色やテイストを決めすぎず、トライすることが大切と思ったそう。
かわいらしいスタイルが苦手なので、実は候補にもしていなかった一着。スタッフの提案で着てみると、ピンクのスカートと胸元のタフタ素材のブラックが見せる甘さと辛さが絶妙!なんといってもチュールフリルのスカートのボリューム感にグッときたそう。普段は選ばない色やデザインだからこその特別感も気分を上げてくれた。
カラードレス試着で大切なこと
あと一歩しっくりこないという場合は、髪色、ヘアメイク、アクセサリー、会場の雰囲気や季節でもグッとイメージが変わるので、トータルで考えるといいと思います。ヘアメイクさんなどプロの力で魔法もかかりますので、一見、自分らしくないドレスにもチャレンジしてみてほしいです。
【カラードレス試着DATA】
●試着したカラードレスの着数
10着
●試着したカラー
ブルー、ネイビー、イエロー、グリーン、ピンク
●回ったドレスサロンの軒数
1軒
【Case03】
Mioさんのカラードレス選び
試着前の重視ポイント
大きな窓からの景色も際立つラグジュアリーな空間でのパーティは、明るい時間から夜にかけて行われ、カラードレス選びでは、空間にもフィットするゴージャスで華やかな色を検討。中でも濃いカラーのドレスを中心にセレクト。
試着してみてわかったことは?
濃いカラーでも、ブルー系はあまりしっくりこないことがわかりました。また、同じ赤でも、紫がかったボルドーや鮮やかなレッドなど色みや素材、デザインによって、かなり印象が変わることを実感しました。
試着してみてからの重視ポイント
一貫してボリューム感のある華やかな深めのカラーをセレクト。その中でも、カラーは似合うレッドに絞り、さらには上半身が華奢でウエストもかなり細めのため、ウエストが強調されるメリハリのあるデザインを重視することに。
決定したのは、最初から目に入っていたレッドのドレス。夜景にも映える陰影がドラマチックな色みはもちろん、スカートのボリュームとオフショルダーのデザインによって、チャームポイントのウエストがより細く見えるのもお気に入り。“THE主役!”という当初のイメージが叶った。
カラードレス試着で大切なこと
まずは、鏡で自分の姿を見た時の第一印象や直感がいちばん大事だと思います。結果的に、私の場合は最初に試着した赤いドレスを選びました!また、自身の体形やパーソナルカラーを理解することも大切だと思いました。
【カラードレス試着DATA】
●試着したカラードレスの着数
6着
●試着したカラー
レッド、ボルドー、ブルー、ベージュ
●回ったドレスサロンの軒数
3軒
【Case04】
_wm303さんのカラードレス選び
試着前の重視ポイント
ドレスショップで、ゲストと写真を撮影したときにひと目で花嫁さんとわかる華やかな色のドレスがいいとアドバイスしてもらい、普段は着ない特別感のある色のドレスから選び始めた。グラマラスな体形でないのがコンプレックスだったものの、チャームポイントの背中や鎖骨は見せたいというのも密かなこだわり。
試着してみてわかったことは?
「かわいい!」と思っても、着てみると似合わなかったり、逆に似合わないと思ったものが意外としっくりきたりしました。
試着してみてからの重視ポイント
実際に着用したときに顔色、肌の色が引き立つかということと、着ていて、自分自身にとって違和感がなく落ち着ける色かどうかも、思った以上に自分にとっては大切だと思ったそう。
ショップの担当の方が 「お似合いになると思って」と、紹介してくれたのがこのネイビーのドレス。色・形・素材、どこを取っても「好き」で溢れていたそう。しかも、いざ試着したら、顔色やデコルテがきれいに見えたのと、着ていて落ち着き、自分でもよく似合うと思えたので決定した。
カラードレスで大切なこと
実際にたくさん着用してみた中、選んだドレスを着た瞬間に自分の肌がパッと明るく光って見えました。運命のドレスは着用した瞬間に見え方が全然違うことに気付きました。また、着ていて気分も落ち着いて自分らしくいられることも大切だなと感じました。
【カラードレス試着DATA】
●試着したカラードレスの着数
11着
●試着したカラー
青緑色、ネイビー、水色、緑、ショッキングピンク、黒白(バイカラードレス)、グレー、ミントグリーン
●回ったドレスサロンの軒数
4軒
From 編集部
色もデザインも試着して初めて「似合う」「着たい!」がわかる
最近はパーソナルカラーや骨格診断などで似合う色やデザインの傾向を知ることができますが、ご紹介した実例で印象的だったのは、「想定外」「候補外」だったドレスを選んだ花嫁さん。試着は思い込みを捨てて、本当に似合うドレスや自分のときめきを実感するためにもマストな工程。ぜひ、今回紹介した卒花さんのリアルな実感VOICEを参考に、カラードレス選びにトライしてくださいね!
構成・文/小松ななえ D/mashroom design
※掲載されている情報は2022年11月時点のものです
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