[総数30着以上!]白ドレス2着を選んだおしゃれ花嫁の試着レポート
楽しいけれど悩ましいウエディングドレス選び!同じ白でもデザインも色みも千差万別で絞り込むのも至難の業ですよね。そこで今回は、白ドレスを2着着たおしゃれ卒花さんのウエディングドレス試着レポートをお届け。たくさん試着して比較したからこそわかった、ドレス選びのポイントも参考にしてくださいね。
【case01】イメージがガラリと変わるドレスが着たくて
minami@___wd27さんのドレス選び
【試着前の重視ポイント】
●ドレス1着目
昔から憧れていたクラシカルかつシンプルすぎない、ロングスリーブのウエディングドレスを探していたそう。また、小柄なためできる限りスタイルが良く見えるスレンダーラインやマーメイドライン、Aラインのドレスからセレクト。
●ドレス2着目
1着目のドレスとの印象をガラッと変えるデザインを希望。色はパキッとしたものよりはトレンドのほんのりと色づくベージュ系で探し、しなやかで女性らしいスタイルをイメージした。
なぜ白ドレス2着に?
白いウエディングドレスというよりは、カラードレスとして自分の好みであるかわいらしい淡い色にしたいと思って2着目を選んだ結果、白2着になりました。
試着して気付いたことは?
かわいいと思うのはほとんど同じブランドのものでした。サテン生地のシンプルな素材は何か物足りない気がして、自然と刺しゅう入りやチュール素材のドレスばかりチェック。
また、首周りや鎖骨を出すとスッキリして印象が良かったので、首元が詰まっていないデザインを選び、気になる肩幅を強調しないようにスパゲティストラップやVネックも避けました。
絞り込んだポイントは?
試着していく中で、自分の体形に合うドレスや自分の好みが明確になっていきました。譲れないポイントは、「ロングスリーブ」「刺しゅう入り」「周囲からカッコいいよりもかわいいと思われたい」の3つ。当初はホテルウエディングなのでクラシカルなカッコいいウエディングドレスを探していましたが、最終的に自分の好みである「かわいらしい」ドレスに行き着きました。
【1着目の決め手】
最終的に試着した時に感じた“ときめき”と、自分に合うかどうかで決定。チャペルの大理石のバージンロードにAラインのロングトレーンが映えること、幸せを運ぶという花言葉のあるスズラン柄の刺しゅうがかわいくて形も好みであることも決め手に。オフショルで袖を着け外しができる2WAYで、挙式と披露宴でスタイルが変えられる点も好ポイントに。
【2着目の決め手】
好みを全てを兼ね備えたドンピシャな一着で、新婦母にとっても一番のお気に入り。胸元が開きすぎている点だけが気になり、他のカラードレスも探したけれど、胸元の位置を少し上げてもらえることになり、このドレスに決定した。
【白ドレス試着DATA】
●試着したドレスの着数/16着
●回ったドレスサロンの軒数/1軒
【case02】親族式と1.5次会それぞれ自分らしいスレンダーラインで
lisa1215wdgさんのドレス選び
【試着前の重視ポイント】
●ドレス1着目(親族式)
自分に似合っていることと、試着した時に自分自身のテンションが上がるかどうか。
●ドレス2着目(1.5次会&前撮り)
自分らしさとクラシカル感があること。また、お気に入りの足袋タイプのブライダルシューズとの相性が良いこと。
なぜ白ドレス2着に?
もともとカラードレスよりもウエディングドレスを着たいと思っていたので、親族式、1.5次会共にそれぞれでウエディングドレスを着ることにしました。
試着して気付いたことは?
「もしかして細かいレースは似合わないのかも?」など、見ている時と、試着してみるのとではイメージが変わるのがドレスの面白く難しいところでした。たくさん試着すると迷ってしまいますが、気になったショップ、ドレスは後悔のないよう全て試してみると納得がいくのでおすすめです(笑)
絞り込んだポイントは?
ナチュラルなスタイルが好みだったので、スレンダーほぼ一択でした。最終的には、袖や裾のデザインと刺しゅうやビジューあしらいが自分に似合うかどうか、バランスを見ながら絞り込んでいきました。
【1着目の決め手】
顔周りを華やかに見せてくれる大柄のレースが胸元にあって、自分らしいと思えた一着。背中が大胆に開いていて肌見せのバランスが良いことや、大好きなブランド「テンパリーロンドン」のドレスであることも決め手に。
【2着目の決め手】
シンプルでありながら背中が大胆に開いていて、バランスが良いこと。また、くるみボタンなど細部のあしらいがクラシカルな雰囲気のところもお気に入り。前撮りでも同じドレスを着たため、袖のデザインなどをリメイク。
【白ドレス試着DATA】
●試着したドレスの着数/25着
●回ったドレスサロンの軒数/5軒
【case03】白2着派の多い韓国花嫁に憧れて
natsuhoさんのドレス選び
【試着前の重視ポイント】
●ドレス1着目
チャペルでの挙式で着用するので、サテン素材であることが一番のポイント。バージンロードが大理石で少し模様もあったため、柄がないシンプルなものに。また、バックデザインが華やかであることも重視。
●白ドレス2着目
1着目と雰囲気が全く異なること。また、披露宴中の着用になるため、華やかなデザインを希望。
なぜ白ドレス2着に?
ウエディングドレスを着ることができるのは花嫁だけの特権であること、同じ白でも形や素材がさまざまで、試着していて1つに絞ることがなかなかできないということも理由に。さらに、憧れの韓国花嫁さんにカラードレスを着ている方が少ないということもあったので、思い切って白2着にしました。
試着して気付いたことは?
思い切って二の腕を出してしまった方が、太さが気にならないように感じました。また、同じ白でもいろいろあるので、肌に合う色みと合わない色みがあることを実感できました。
絞り込んだポイントは?
最初に重視していた素材やバックスタイルの華やかさに加えて、着用した際のドレスの重さによる動きやすさも大切にしました。また、気になる身長や全身のバランスなど、写真に写った際の見え方で最終的には絞りました。
●1着目の決め手
ウエストマークされているデザインでくびれが出せることと、バックデザインが華やかでチャペル映えする理想のデザインだった。SNSでこのドレスを着用している花嫁さんをあまり見かけなかったのも後押しに。
●2着目の決め手
ふんわりとしたチュール素材に花モチーフが浮かび上がるようで華やかな雰囲気を出せるところ、韓国花嫁っぽい甘い雰囲気のドレスであることが決定の理由。あまりかぶらないデザインだったことも決め手になった。
【白ドレス試着DATA】
●試着したドレスの着数/13着
●回ったドレスサロンの軒数/1軒
【case04】バリエ豊富でおしゃれな白2着で
miiさんのドレス選び
【試着前の重視ポイント】
●ドレス1着目
後ろ姿を見られることの多い挙式で着用するため、バックスタイルに特徴のあるドレスにしたいと思ってセレクト。また、チャペルはウッディでパーティ会場は森のようにグリーンが溢れていたので、空間に合うシンプルなテイストを希望した。
●ドレス2着目
1着目がシンプルな素材感でシルエットがマーメイドだったので、ギャップが出る立体感のある素材であることと、少しだけスカートにボリュームがあることを重視。
なぜ白ドレス2着に?
白ドレスは花嫁しか着られない特別なカラーですし、カラードレスに比べて、着たいと思っていたマーメイドやスレンダーラインのデザインのバリエーションが豊富だったからです。
試着して気付いたことは?
コロナ下で準備期間が1年ほどあったため、最初はやみくもに試着していましたが、たくさん着るうちにボリューム感のあるドレスはあまり好みでないことがわかりました。その中で引き締まっているけれど柔らかな雰囲気のドレス姿という理想が明確になりました。
絞り込んだポイントは?
1着目はデザインはシンプルだけれど素材に柔らかさがあるものに。2着目は1着目とのギャップがわかりやすい、立体的な刺しゅうのものがいいなと思うようになりました。また、会場の雰囲気だけでなく広さとのバランスも重視しました。
●1着目の決め手
質のいいオーガーンジー素材でシンプルだけれど洗練された印象の憧れブランドの一着。トレーンの広がり具合もバージンロードの幅とバランスが良く、腰元の柔らかなリボンデザインもお気に入り。
●2着目の決め手
ピンクベージュのチュール素材に花模様の立体的なレースが重なって1着目とのギャップもバッチリ。控えめなAラインのボリューム感も秀逸。
【白ドレス試着DATA】
●試着したドレスの着数/50着
●回ったドレスサロンの軒数/11軒
From 編集部
同じ白でも多彩なラインアップ! しっかり見比べてセレクトを
白2着派の花嫁さんは、「花嫁だからこそ着られるウエディングドレス」選びを思う存分満喫した様子。同じ白でも全く違う雰囲気で着こなしていたのが印象的でした。ウエディングドレスに譲れないポイントが複数あって1着に決めるのが難しい人は、お気に入りの白2着の両方をあきらめないというのも満足いく花嫁姿の秘訣なのかもしれません。ぜひ後悔のないように、たくさん試着してみてくださいね。
構成・文/小松ななえ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2023年6月時点のものです
- 挙式1年前
- 挙式半年前
- ドレス・衣裳
- アイテム検討期
- スタイリッシュ
- クラシカル
- シンプルテイスト
- Aラインドレス
- プリンセスラインドレス
- スレンダードレス