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結婚式スタイル
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主役感が欲しいetc.理想の式を叶えるためにこだわるべきポイントは?

「ゲストと一緒にとことん楽しみたい」「ふたりらしさをたっぷり盛り込みたい」「ゲストに感謝の気持ちを伝えたい」など、理想の結婚式を思い描いているものの、どうすればそれが叶うか、悩んでいる方もいるかもしれません。今回は、叶えたい理想別に、どんなポイントにこだわればいいのかを解説。ウエディングプランナーのプロの視点や、先輩花嫁たちの体験談もぜひ参考にしてみてくださいね。

ゲストと一緒に結婚式を楽しみたいなら……

「ゲスト参加型」の演出にこだわろう

ゲストも巻き込んで結婚式を楽しみたい!と希望するカップルにおすすめなのが、ゲスト参加型の演出。フリーウエディングプランナーの荒井さんによると、コロナの影響を受けてからは特に「一緒に誓いのボードを完成させる」「一緒に寄せ書きをしてもらう」など、参加してくれた大切なゲストと作る「メモリアル」なものに力を入れるカップルが増えているそう。
式後も記念として残るものなので、世界に一つのオリジナルなアイテムを手元に残したいと希望するカップルにもぴったりです。

また、「新郎新婦クイズ」のようなふたりを知ってもらうコンテンツも人気急上昇中。改めてふたりについて知ってもらいつつ、この先のふたりを応援してもらえるようなコンテンツを取り入れると、場が盛り上がりますよ。新郎新婦の自己紹介をカジュアルな雰囲気で行うことができるので、会食メインの結婚式でも楽しめるプログラムです。

Case1:角崎明日香さん

Case1:角崎明日香さん
Case1:角崎明日香さん

「記憶に残る式にしたく、ゲストが参加できる演出をできるだけ盛り込んだ」という角崎明日香さんが行ったのは、各卓を回りながらゲストに色の付いた砂を入れてもらってアート作品を完成させるサンドセレモニー。「卓ごとでゲストとの写真も撮れたし、短い時間でも全員とひと言ずつ話せたのが良かったです。完成品は今でも思い出の品として家に飾っています」と、式中も式後も楽しめる特別な演出に。

加えて披露宴では新婦のドレス色当てクイズを実施。受付でふたりへのメッセージと共にカラードレスの色を予想するカードを記載してもらい、新郎新婦のお色直し後に答え合わせ。「豪華景品の発表を行った後、色を当てたゲストの中から抽選で当選者を選んでプレゼントしました。とても盛り上がり、やって良かったと思える演出の一つです」と角崎さん。

<挙式日>
2020年2月2日

Case2:yunyanさん

Case2:yunyanさん
Case2:yunyanさん

「新郎新婦だけが楽しむというのは想像したくなく、なるべくみんなが参加しているような結婚式にしたかった」というyunyanさんが取り入れたゲスト参加型の演出は、新郎退場シーンでの電車ごっご退場。ブルーノ・マーズの『アップダウンファンク』という曲に合わせて、新郎の高校からの友人たちをサプライズで召集。「急なサプライズにもかかわらず皆さんノリノリで踊りながら参加してくださり、おかげで会場全体が盛り上がりました。協力してくれた彼の友人に感謝しています」とyunyanさん。

また友人たちが行った「新郎が新婦に関するクイズに答える」という余興では、サプライズで新婦父へ質問を投げ描ける演出も。親族も巻き込んで、とても楽しいひとときに。

<挙式日>
2021年3月20日

Case 3:れーみんさん

Case 3:れーみんさん
Case 3:れーみんさん
Case 3:れーみんさん

「コロナ下でもあったので、参加してくれたゲストにはできるだけ多くの感謝を伝えたかったので、ゲスト参加型の演出は入れようと思っていました」と話すれーみんさんが取り入れたのは、女性ゲスト用のブーケトスと、男性ゲスト用のチュッパチャプスブーケトス。また披露宴ではドレス当てクイズを行い、当たった人の中からくじで2名に新郎新婦からのプレゼントを贈呈。

<挙式日>
2020年6月20日

プランナーからアドバイス!

こんなアイデアもおすすめ♪
荒井さん

ゲストと一緒に撮影を楽しめるフォトブースを設置してみるのも一つのアイデア。「いい写真を残したい、こだわったワンショットを残したい」というニーズが増えてきているので、こだわりのフォトブースを設置し、ゲストと特別な一枚を撮影するのも人気。とびきりのおしゃれをして結婚式に参加するゲストにとっても、いい思い出や素敵な写真を残すきっかけに。

ふたりらしさを盛り込みたいなら……

ふたりの世界観を詰め込んだ「ウエルカムスペース」にこだわろう

ふたりらしさをゲストにアピールできる絶好の機会が「ウエルカムスペース」。ゲストが最初に目にするウエルカムスペースを、ふたりの思い出の品や大切なアイテムなど、ふたりらしさが詰まったものでデコレーションすることで、ゲストをふたりの世界へと引き込むことができます。ゲストの気分も高まり、より結婚式を楽しめるきっかけとなるはず!

Case1:yukaさん

Case1:yukaさん
Case1:yukaさん

「ウエルカムスペースには前撮りで撮った写真や装飾を並べ、その周りにはバルーンの装飾やゲストが楽しめるようにインスタ風のフレームを設置しました。」というyukaさん。大きいバルーンの中に小さなバルーンを入れられるタイプのものを準備し、小さなバルーンは高砂やゲストのテーブル装花に用いたカラーを選んで披露宴会場との統一感を演出。バルーンは新郎新婦の名前入り。加えて、インスタ風のフレームつけた「いいね!」の数は、ふたりが婚姻届を提出した日にするという細かい工夫も!にぎやかなウエルカムスペースに、ゲストの期待も高まりそうです♪

<挙式日>
2021年4月24日

Case2:牧部歩美さん

Case2:牧部歩美さん
Case2:牧部歩美さん

「あの結婚式はあのテーマで、あんなふうだったね、あのふたりらしかったよね、と記憶に残るようなものにしたかった」という牧部歩美さん。ウエルカムスペースには、結婚式のテーマでもあり、ふたりが好きな「星」のオブジェをふんだんに使って装飾。

加えて、普段のふたりの様子が伝わるように、ふたりが大事にしているペットの写真や、新婦が好きな観光地をバックに撮った写真、新婦の実家で飼っている豆柴をイメージしたぬいぐるみなどなど、ふたりのことをよく知る人たちにとっては、ふたりの「好き」が詰まったウエルカムスペースに。

<挙式日>
2019年7月28日

Case3:こぶちゃんさん

Case3:こぶちゃんさん

「ふたりともにフレンチブルドッグが好きなので、新郎新婦とフレンチブルドッグで撮影した写真を飾りました」というこぶちゃんさん。そのほかにも、会場の階段に犬の足跡を付けたり、フレンチブルドッグや犬関係のお菓子で飾り付けをしたというユーモア溢れるウエルカムスペースをデザイン。装飾に使ったお菓子は自由にお持ち帰りできるようにしたという、おもてなしの気遣いも。

<挙式日>
2020年3月7日

プランナーからアドバイス!

こんなアイデアもおすすめ♪
荒井さん

おすすめなのが、とことんこだわり抜いた「オリジナルプロフィールブック」。最近は簡単にお手頃価格でプロフィールブックの印刷をできるところが増えてきています。プロ顔負けのまるで雑誌のような仕上がりのプロフィールブックに、ふたりの生い立ちや幼少期の思い出など、ふたりにまつわる多くのトピックを盛り込めばゲストもついつい読み込んでしまうはず!

家族やゲストに感謝の気持ちを伝えたいなら……

思い出と感謝を込めた「プロフィールムービー」にこだわろう

直接感謝の気持ちを伝えるのは恥ずかしいけど、何かしらの感謝の気持ちを伝えたいという人におすすめなのが、ゲストへ感謝を伝える「プロフィールムービー」の演出。プランナーの荒井さんによると、「まるでふたりがドキュメンタリードラマの主人公になったように、思い出の地を巡りながら作成するプロフィールムービーが人気。8~10分前後の超大作で、見ごたえがあるものも多いです」とのこと。特に、「あなたがいなければ今はない」ということが伝わるようなドラマ仕立てに仕上げると、多くの人の心に響く演出となるはず!

Case1:ともさん

Case1:ともさん
Case1:ともさん

「サプライズとして、挙式前に親のためだけのチャペルムービーを流した」というともさん。それぞれの幼い頃に撮られた親との2ショット写真や家族全員の写真を使用し、父へのメッセージ→母へのメッセージ→二人へのメッセージという順でムービーを作成。

「結婚しても私は二人の娘です。二人の娘に生まれて幸せです。これからもよろしくお願いします」というメッセージが込められたともさんのムービーを見て、お母さんは涙されたそう。「チャペルムービーは入場前の待機部屋で私と親だけの空間で流しました」とのことで、新婦と親だけの特別な空間に。

<挙式日>
2021年3月14日

プランナーがアドバイス!

こんなアイデアもおすすめ♪
あらいさん

もう一ひねり加えたいカップルにおすすめなのが、新郎の手紙。また、最近は新郎の手紙以外にもウエルカムスピーチ、両家代表謝辞に関しても、新郎新婦どちら側もやるというカップルも増えてきています。素直に言葉を交換できる瞬間に力を入れるというのが最近のトレンドの様子。

主役感を味わいたいなら……

思い切り「花嫁らしくゴージャスなドレス」にこだわろう

主役感をたっぷり味わいたいという花嫁におすすめなのが、花嫁らしさのあるゴージャスなドレスを選ぶこと。パニエが大きく華やかなドレスや、ロングトレーンが美しいドレスなどは、華やかな大会場にも映えてみんなの視線をくぎ付けに。

また、前撮りのみで検討していた和装を本番で着用するのもおすすめです。「コロナによって少人数婚が増えたこともあり、これまでゲストのおもてなしにかけていたお金を、自分のために使うという花嫁さんが多くなっています」と荒井さん。ぜひ思い切ってゴージャスな衣裳を選んで、主役感をたっぷり味わってみては♪

Case1:yunyanさん

Case1:yunyanさん
Case1:yunyanさん
Case1:yunyanさん

「プリンセスラインにとてもこだわりがあったので、ウエディングドレス・カラードレス両方に最大のパニエを入れ、ボリューム感を出していただきました」と話すyunyanさんが選んだドレスは、タカミブライダルのアンスリウムというウエディングドレスと、同じくタカミブライダルのカラードレス。また「Instagramや友人の結婚式に参列する中で後ろ姿をよく見ることに気付いたので、ウエディングドレスにはオプションでロングトレーンを付け、ロングベールを用意しました」と言う通り、写真映えする後ろ姿に仕立てたのもポイント。

<挙式日>
2021年3月20日

Case2:chisaさん

Case2:chisaさん
Case2:chisaさん

「一生に一度しかない主役の日だから、絶対に着たいドレスを着ようと思い、持ち込みOKの会場にしました」というchisaさんが着用したドレスは、サイドからバックにかけて花びら一枚一枚がふわふわと広がるVerawangのもの。定価約90万円と高額ながらも、憧れを実現できたことで満足感もたっぷり!

<挙式日>
2020年8月2日

少人数だけど盛り上がる式にしたいなら……

「一人一人に寄り添う演出」にこだわろう

少人数婚の場合、実施できる余興やお色直しなどが少なく、式が盛り上がるか、ゲストが退屈しないか不安という方もいるのではないでしょうか。少人数でも盛り上がる結婚式を実現したい人におすすめなのが、「一人一人に寄り添う」演出を取り入れること。例えば、

・ゲスト全員から一言ずつコメントをもらう
・どんな親族で構成されているのかを楽しく詳しく紹介する親族紹介
・プレゼントという考えで一人一人に内容を合わせて選ぶ引出物

などが挙げられます。

ゲスト一人一人にフォーカスする演出を入れることで、「見ているだけ」の式ではなく、ゲストにとっても記憶に残る大切なひとときに。ゲスト人数が少ないことを逆手にとって、「全員からコメントをもらう」といった、全員を巻き込む演出もすてきです。

Case1:まるまるさん

Case1:まるまるさん
Case1:まるまるさん

「式が始まる前に、談笑や挙式会場である神社内の散策、写真撮影などを取り入れて、家族と交流の時間をしっかり取りました」というまるまるさん。遠方から足を運んでくれたゲストもいたこともあり、なるべくゆったり過ごしながらも、ゲストが飽きない時間づくりを工夫。

また披露宴では、小さな子どもや年配ゲストも参加できる、ウエディングケーキをフルーツで盛り付けるという演出を実施。「家族間の親睦を深める機会にもなり、会話が弾み、式全体の雰囲気も良くなりました」と、ゲスト全員が一体となった一日になったそう。

<挙式日>
2020年3月7日

Case2:ともさん

Case2:ともさん

「コロナ下で家族と親戚だけの少人数婚にしたことで、これまでお世話になった両親をはじめ、ゲストにもしっかりスポットを当てて感謝の気持ちを伝えたいと思った」と話すともさんが取り入れた演出は、披露宴での親へのサンクスバイトと、ゲスト全員に楽しんでもらえるフルーツポンチ作り。本人の希望通り、ゲストにもしっかりとスポットを当てることを実現。

<挙式日>
2021年3月14日

プランナーがアドバイス!

こんなアイデアもおすすめ♪
荒井さん

「引出物はプレゼント」という考えは、最近おすすめしたいアイデアの一つです。少人数の式であれば、ゲストそれぞれの好みに合った引出物を用意し、パーティの後半に、一人一人に手渡しするのもおすすめ。

From 編集部

ふたりがハッピーになれる選択を!

理想の式を実現するために必要なポイントについて解説しました。憧れのドレスを着てハッピー、ゲストが楽しいと言ってくれてハッピー、ふたりをより深く知ってもらえてハッピーなど、最終的にはふたりとゲスト両方がハッピーになれるよう、ふたりの理想をふたりらしく実現してくださいね。

荒井さやかさん
Profile

荒井さやかさん Coco style WEDDING
代表・フリーウエディングプランナー

2011年よりフリーウエディングプランナーとして活動、Coco style WEDDINGを立ち上げ、各カップルに寄り添ったウエディングをつくり上げている。現在もWithコロナ時代のウエディングスタイルを形にするべく日々模索、奮闘中。全国の有志のウエディングプランナーが集う団体「SUEHIRO」の代表メンバーも務め、プロ向けの情報発信も多数。

取材・文/島袋芙貴乃 構成/伊藤りつ子(編集部)
※記事内のコメントは2021年9月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー128人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年11月時点のものです

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