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「そのマナー、OK?」ミサキ&ケンタの結婚準備vol.7「お金のかけ方で意見対立!」

結婚式の打ち合わせでは、ゲストに感謝を伝えたいという思いから、当初の見積りから金額がアップしがち。ミサキとケンタは、それぞれの希望がぶつかって……。ふたりはうまく糸口を見つけられる?!

【登場人物】

ミサキ

西野 美咲

女子校育ちの29歳。英語力を生かして、商社で貿易事務をしている。父、母、妹と横浜で実家暮らし。片付けや料理は大の苦手。ハッキリした性格で天真らんまんが取り柄だが、気遣いやマナーは不得意分野。

ケンタ

吉田 健太

山形県出身の29歳。仕事は、ビールメーカーの営業職。大学時代は奨学金を借りて、バイトを掛け持ちしていた。イタリアンレストランで働いていたので、料理は得意。実家のサクランボ農家は兄が継いでいる。

見栄を張らずに、ふたりらしいおもてなしの形を見つけて

ミサキ&ケンタ7

結婚式の打ち合わせでは、料理や装花、テーブルクロスに乾杯のドリンクなどさまざまなアイテムを決めていきます。アイテムを見比べると「ゲストに喜んでもらいたい」という思いから、ランクアップしがち。でも、ケンタとミサキのように1皿2000円でも、ゲスト60人だと見積りは12万円のアップに……。アイテム選びでは、絶対にお金をかけたいものと、工夫して金額を抑えるものを決めて、メリハリを付けることが大事。
また、何にお金をかけるかは、事前にふたりで話し合っておくのが◎。打ち合わせの際にもめると、プランナーさんを困らせることに。
「おもてなしは金額ではなくふたりの気持ちに表れる」と心得て、お金の使い方を考えよう。

おもてなしで悩みました……

1

【打ち合わせで意見対立】

結婚式の打ち合わせで、彼とふたりで話し込んでしまい、何度か中断することがありました。何にお金を使うか、おもてなしとして譲れない部分など、事前にふたりで話してから打ち合わせに臨んだ方がよいです。今思うと、プランナーさんを待たせてしまい申し訳なかったです。(青い雪さん)

2

【予算内のアイテムから選択】

それぞれの相場がどのくらいの金額なのか分からず、打ち合わせの段階で、最初の見積りよりプラスになっているものがあることに気付きました。おもてなしにはお金をかけたいものの予算オーバーは困るので、その後は予算を伝えて、金額に見合うものを見せてもらうようにしました。(rinさん)

3

【ご祝儀の額に見合ってた?】

披露宴会場で人前式をしたので、チャペルは使用しませんでした。通常よりもあっさりした式になった気がして「あまり費用をかけていないのに普通にご祝儀を頂いてよかったのかな」と後で悩みました。(かじまるさん)

【おもてなしのマナー】
金額よりも心遣いで想いを伝える努力を

ゲストはふたりを祝福するために集まってくれています。その祝福の気持ちに対して、ふたりから「来てくださってありがとうございます」という思いを示すのが“おもてなし”。どのアイテムも最高級である必要はありません。それよりも、手書きのメッセージを添えたり、直接言葉で感謝を伝えるといった心遣いが、ゲスト一人一人の心に響くはずです。

▼おもてなしのマナーが分かる記事はこちら

From 編集部

ふたりでお金の使い方を考える機会に

何にお金を使うかという価値観は、結婚生活の中でとても重要な部分。結婚式の予算をきっかけに、しっかり話し合う関係を築いて。予算オーバーなら手作りをしたり外部に発注する方法も。予算自体を増やすべく、貯蓄に励むのも手。家計管理の一環と考えて、ふたりでミッションをクリアしよう。

構成・文/稲垣幸子 イラスト/愛内あいる
※記事内のデータならびにコメントは2021年7月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー36人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年10月時点のものです

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