ゲスト40名以下で記憶に残る1日を。4組の「少人数婚」実例集
「本当に親しい人だけを招いてアットホームな時間を過ごしたい…」と考えているふたりに提案したいのが少人数婚という選択肢。家族や親しいゲストだけで過ごす時間は、自然とみんなの笑顔があふれます。
今回は大切なゲストと心温まる時間を過ごした4組のカップルの実例をご紹介。ふたりらしい「大切な人を招いた結婚式」を挙げるヒントを見つけてくださいね。
「本当に親しい人だけを招いてアットホームな時間を過ごしたい…」と考えているふたりに提案したいのが少人数婚という選択肢。家族や親しいゲストだけで過ごす時間は、自然とみんなの笑顔があふれます。
今回は大切なゲストと心温まる時間を過ごした4組のカップルの実例をご紹介。ふたりらしい「大切な人を招いた結婚式」を挙げるヒントを見つけてくださいね。
~まりさん’s WEDDING~
当初はフォトウエディングを検討していましたが、新婦親からの「結婚式をしてほしい」というひと言がきっかけで、それならば「大切な人たちと心から楽しめる結婚式にしたい」と少人数婚を挙げました。会場は、窓から大好きな地元の景色が一望できる横浜のホテルを選択。「ちょっぴり贅沢なお食事会」のようなイメージで、おもてなしの気持ちを込めて料理やシャンパンをランクアップしました。
「ゲストと話す時間を大切にしたい」という思いから、演出はケーキカットやサンクスバイトなどに絞り、ムービーなどは省略。お色直しはせずヘアチェンジのみで、ゲストとの会話の時間をたっぷり確保しました。
ゲスト一人一人にこれまでの感謝の気持ちを伝えることができ、とてもよかったと思っています。コース料理や引出物など、ゲストに直接提供するものにお金をかけたため、人数の割には高額となりましたが、一般的には少人数婚だと費用も抑えられると思いますので、結婚式をしようか迷われている方の選択肢の一つとしてオススメします。少人数婚だからこそ、ゲストそれぞれの顔を思い浮かべながら準備ができました。(まりさん)
両家が同じテーブルなんて初めて見たけれど、温かい空間で素敵でした。最高の天気と景色に加え、お料理や送賓の際のプチギフトなどのおもてなしもよくて、新婦のドレス姿もきれいでした。(友人ゲストより)
ゲスト数:22名
ゲストとの関連性:家族、友人
会場タイプ:ホテル
~つばちゃんさん’s WEDDING~
「本当に来てほしい人だけを招きたい」そんな思いから選んだ少人数婚。会場は空間が広すぎないよう、人数にぴったりのサイズ感を重視して決定しました。当日はダズンローズセレモニーやテーブルインタビュー、ドレスの色当てクイズなど、ゲストが主体的に楽しめる演出を多数用意。一人一人に必ず出番があるよう工夫し、ゲストにも参加する楽しさを感じてもらえるようにしました。
ゲストとの時間をしっかりつくることで、自分の大切な人たちと“濃い時間”を過ごすことができ、笑顔あふれる温かな時間が流れるウエディングが叶いました。
みんなとしっかり話せて、写真も撮れてとってもよかったです!結婚式に参加したことがないので、ゲストを大人数呼んだ式との比較はできませんが、個人的には大満足でした。(つばちゃんさん)
高砂席からゲストのテーブルが近かったため、移動しなくてもそのまま新郎新婦と会話や写真撮影ができました。ふたりと距離が近くてよかったです。(友人ゲストより)
ゲスト数:26名
ゲストとの関連性:家族、親族、友人、職場関係
会場タイプ:専門式場
~沙耶さん’s WEDDING~
彼が再婚であること、ふたりの希望が「堅苦しい雰囲気にはしたくない」。そんな思いから選んだのは、友人を中心に招いて、皆が気兼ねなく楽しめるアットホームな少人数婚。会場は、狭すぎず広すぎず“ちょうどよい”こと、ゲストが自由に写真を撮ることができるかを基準に選びました。
水に浮かべた花が光り輝く幻想的な演出や、合図とともに一斉に火が灯るキャンドルイリュージョンなど、ゲストの記憶に残る演出を用意。引出物もゲストの顔を思い浮かべ贈り分け、特別な日をゲストと心から楽しめるようおもてなしをちりばめました。
少人数婚にしたことで、ゲスト一人一人の顔を見ながら歓談する時間がしっかり取れました。親しい人たちだけの中で私たちも緊張しすぎず自然な笑顔で過ごせたので、少人数婚にしてよかったです。少人数婚を挙げる予定の方は、会場選びには妥協しない方がよいです。ゲストの顔が見える配置か、移動しやすいかなども確認しておくのがおすすめです。(沙耶さん)
新婦がこだわってくれたという料理はとてもおいしかったですし、特に光る花やキャンドルイリュージョンの演出が印象的で、今までで一番楽しい結婚式でした。(友人ゲストより)
ゲスト数:30名
ゲストとの関連性:家族、親族、友人、職場関係
会場タイプ:ホテル
~みなみさん’s WEDDING~
結婚から2年。正直、式は挙げなくてもいいかなと思っていた新婦でしたが、新婦父が「結婚式を挙げてほしい」と2年間言い続けてくれたこと、新婦父の夢である「娘とバージンロードを歩くこと」を叶えたいと思い、家族や親しい人との距離を大切にできる少人数婚を選びました。会場は、互いの実家からアクセスしやすい場所に。祖父母も招くことから移動の負担を軽くし、安心して参加してもらえるように配慮しました。
挙式では新郎がジャケットを新郎母から着せてもらう“ジャケットセレモニー”を取り入れ、セレモニー感を演出。中座は祖父母にエスコートをサプライズで依頼。式中は、ゲストの笑顔と温かな拍手に包まれた優しい時間が流れ、ふたりも幸せを実感するひとときとなりました。
30人規模の少人数婚でしたが、「もっと話したかった」と思うくらいあっという間に時間が過ぎてしまいました。少人数婚はお招きした皆さん一人一人をしっかりとおもてなしできるので、少人数婚を挙げてよかったなと思いました。(みなみさん)
新郎新婦と席の距離が近く、全体をしっかりと見ることができてとてもよかったです。少人数の結婚式に参列したのは初めてでしたが、ふたりの目の前で写真を撮らせてもらえたりお話しできたりで今までで一番心に残る素敵な結婚式だと感じました。(友人ゲストより)
ゲスト数:30名
ゲストとの関連性:家族、親族、友人、職場関係
会場タイプ:ホテル
結婚式は、ゲストに感謝を伝える大切な日。ゲストとの距離が近く、一人一人とじっくり向き合う時間が取れるのが少人数婚の魅力の一つです。じっくりと語り合う時間やふたりの思いを込めたおもてなしは、みんなにとって忘れられない宝物になるはず。あなたも大切な人に囲まれた少人数婚で心からの「ありがとう」を伝えてみませんか。
構成・文/RIE☆ 新郎顔イラスト/田中麻里子 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2025年9月時点のものです