美容プロ監修!キレイになれる花嫁ごはんvol.6~りんご編~
憧れの結婚式当日は、今までで一番キレイな花嫁でいたい!そのために、お肌のコンディションや体調を整えることも、大切な結婚準備の一つですよね。今回も、美容効果の高い食材をテーマに、日本ビューティーヘルス協会の池上淳子さん監修の下、料理家のまきあやこさんが花嫁におすすめのレシピを提案!とっても簡単なので、仕事や結婚準備で忙しい人、料理に自信がない人でもおいしくできますよ♪
今月のテーマは「りんご」
お肌の大敵、紫外線はりんごで対策!
甘酸っぱくてみずみずしいりんごには、女性にうれしい成分がいっぱい。特にりんごポリフェノールが持つ抗酸化作用は、美肌を目指す花嫁におすすめです。皮膚に紫外線が当たると起こる光老化現象は、肌の老化を促進する原因に。りんごポリフェノールは、その光老化現象の抑制に効果的なんです。
さらに、りんごポリフェノールには口臭の予防効果も。焼き肉やギョーザ、パスタなどを食べたときに気になるにんにく臭は、りんごを摂取することで抑えることができますよ。また、りんごに含まれるペクチンは、血糖値の急激な上昇の抑制が期待される成分。血糖値が急激に上がると、老化促進物質である糖化が起こりやすくなります。ペクチンには血糖値を緩やかに上げる働きがあるため、りんごは「老化を抑制する食材」ともいわれているんですよ。
One Moreアドバイス!
A. りんごポリフェノールは果皮に多く含まれるので、皮ごと摂取が理想的。切り口の酸化・変色を防ぐには、カット後にレモン汁や塩水に浸けるといいですよ。擦り下ろす際に、金属でなくプラスチックや陶器製を使うと変色が抑えられます。(池上さん)
【レシピ1】チーズもポイント♪りんごとじゃがいものグラタン
ホワイトソースを作らずにできるグラタンレシピ。りんごの爽やかな甘味と、じゃがいもの甘味、チーズの塩味が絶妙で、意外な組み合わせが癖になりそう♪りんごとじゃがいもの異なる歯触りも楽しめます。チーズはお好みのものでOKですが、おすすめはクリームチーズ。パーティにはカマンベールチーズ、おつまみにはブルーチーズと、シーンごとにチーズで味の変化を楽しむのもいいですね。
材料/1人分
りんご……1/4個
じゃがいも……180g(大きめ1個、小さめ2個程度)
玉ねぎ……1/4個
ベーコン……50g
塩・こしょう……適量
牛乳……大さじ3~4
チーズ……適量(今回はカマンベールチーズとクリームチーズを使用)
ドライハーブ(あれば)……適量(今回はタイムを使用)
[1]皮をむいて5mm程度にスライスしたじゃがいも、薄切りにした玉ねぎ、皮付きのまま5mm程度の厚さに切ったりんご、ベーコンを耐熱容器に入れてラップを掛け、600wの電子レンジで3分間加熱。取り出したら塩・こしょうを加えてよく混ぜる。
[2][1]をグラタン皿に移したら、牛乳を回し掛け、お好みのチーズをのせて、トースターかオーブンでチーズに焼き色が付くまで焼く(オーブンの場合は200度で15分程度)。あればドライハーブを振って出来上がり!
【レシピ2】アレンジも自由なりんごと生ハムの春巻き
材料を切って、巻いて、焼くだけなので、面倒な下ごしらえも不要。フライパンで焼く春巻きだから、揚げるよりもヘルシーです。表面はカリッ、中はジューシーで、生ハムの塩気がビールやワインにもぴったり。大葉の代わりにバジルを使ったり、ピザ用チーズを一緒に巻いたりと、アレンジも自由に楽しんで。レモンやお酢、粒マスタード、チリソースを付けて食べてもおいしいですよ。
材料/1本分
りんご……1/4個
生ハム……1枚
大葉……2枚
春巻きの皮……1枚
サラダ油……大さじ1
[1]春巻きの皮に、大葉、生ハム、千切りにしたりんごの順にのせ、ギュッと巻く。
[2]フライパンに油を引いたら、[1]の巻き目を下にして火を付け、皮がパリッとするまでひっくり返しながら焼いて出来上がり。
【レシピ3】朝食やブランチにも♪アップルパイ風トースト
りんごのシャキシャキとトーストのカリカリがたまらないトーストレシピは、簡単でおしゃれ!バター、砂糖、シナモンを使うので、アップルパイのような味わいが手軽に楽しめます。食パンは、クルミやレーズン入りを使うと、味や歯触りのアクセントになるのでおすすめです。スイーツ感覚で、食べる直前に蜂蜜やメープルシロップを掛けて甘味をプラスしてもおいしいですよ。
材料/1人分
りんご……1/2個
食パン……1枚
バター……2かけ
砂糖……適量
シナモン……適量
蜂蜜・メープルシロップ(お好みで)……適量
[1]りんごはくし切りにして、3mm程度にスライスしておく。
[2]食パンにバター1かけを塗り、砂糖とシナモンを振ったら、その上に[1]を広げるようにのせる。
[3]りんごの上にバター1かけをちぎってのせ、砂糖とシナモンをさらに振り掛け、トースターやオーブンでりんごが少ししんなりするまで焼いたら完成!
From 編集部
皮ごと使って成分をまるごと摂取!
皮をむいてそのまま食べることが多いりんごですが、スイーツや料理の食材としても大活躍!皮ごと使えば、りんごポリフェノールも摂取できる上、赤い色が料理に映えて見た目もかわいい仕上がりに。秋~冬も紫外線への油断は禁物だから、りんごの成分を有効活用しましょう!
まきあやこ 料理家
料理家、ケータリングチームPerch.主宰。ほっとする野菜たっぷりのお弁当やテーマ性のあるオーダーメイドのケータリングの他、フードスタイリング、レシピ開発などを中心に活動中。著書に『やってみたら思ったより簡単だった!スグうま自炊生活』。5月より笹塚に実店舗をオープン。
取材・文/関東博子 レシピ制作/まきあやこ イラスト/湯浅 望 監修/池上淳子(日本ビューティーヘルス協会 会長) 構成/紺矢里菜(編集部)
※掲載されている情報は2020年10月時点のものです
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