【和】をおしゃれに取り入れた先輩花嫁の演出・装飾実例10
和婚を考えている花嫁さん、せっかくなら演出や装飾にも日本らしい【和】を取り入れてみませんか。今回はおしゃれに【和】の要素を取り入れた先輩花嫁のアイデアをご紹介します。
【和】の演出
[水合わせ]母が持ち寄った水をセレモニーに
彼の母国オランダをはじめ、海外から来てくれたゲストも多かったため、日本らしいことを体験してほしかったというオーリマンス安奈さん。プランナーさんが提案してくれた、日本ならではの水合わせの儀を取り入れることに。ふたりの母がそれぞれの家から持ち寄った水を、ふたりが杯の上で合わせ、新しい家族の誕生を祝福した。
スペシャルな体験に
私の母は自宅から、彼の母はオランダから水筒に水を入れて持ってきてくれました。そんな特別な水を、母に見守られながら合わせる儀式はとても特別な時間で、良い思い出になりました。(オーリマンス安奈さん)
[折り鶴]一羽ずつ折ったシャワーセレモニー
会場の日本庭園にひと目ぼれしたという石津麻里さん。ゲストに感謝を伝えたいと、回廊やゲスト卓に和の小物で飾り付けをしたそう。挙式のアフターセレモニーでは折り鶴シャワーを行い、一羽一羽手作りした鶴で祝福を。その鶴は後日、千羽鶴に仕立てて、療養中で参列が叶わなかった新婦祖母へプレゼント。
準備の時間も思い出に
鶴は全て手作りしたのでとても大変でしたが、家族が手伝ってくれたので、準備期間も含めて、思い出深いものになりました。祖母にも特別な千羽鶴を贈ることができてよかったです。(石津麻里さん)
[筥迫(はこせこ)を懐中に]母からの手紙を受け取って
昔から着物が好きだったのと、祖母が婚礼衣裳を用意してくれていたため、挙式は和と決めていた@hfm_wdg_1005さん。ゲストと近い距離で挙式ができる、和婚人前式を選択したそう。その中で行ったのが、母からの手紙が入った筥迫を懐中に入れてもらうという演出。厳かで温かい演出に、感動したゲスト多数。
手紙はずっと残る宝物に
母から筥迫を懐中に入れてもらう際、「おめでとう、幸せにね」と声を掛けてもらい、母への感謝の気持ちがあふれて幸せな瞬間でした。筥迫に入っていた母からの手紙は宝物です。(@hfm_wdg_1005さん)
[だるまケーキ]チョコペンで目を入れて
ドレスよりも白無垢に憧れがあったというムーミンさん。和装にも似合う演出を探していたところ、だるまケーキをカタログで発見。「かわいい!おいしそう!」と即決したそう。ケーキに入刀するのではなく、だるまらしくチョコペンで目を入れる演出に。
老若男女から好評!
思ったより大きく、色鮮やかなケーキで大興奮!友人だけでなく親族ゲストからも「こんな演出、初めて見た!」と楽しんでもらえました。(ムーミンさん)
[おにぎり]ふるさとのお米でファーストバイト
熊本城が見渡せる会場だったことや、年配ゲストが多かったことから、とことん和にこだわった@_310wedding_さん。ファーストバイトに登場したのはなんと大きなおにぎり!しかも、義父の故郷で作られているこだわりのお米を使ったとのこと。年配ゲストから子どもゲストまで、「面白い!」と会場は大盛り上がり。
大好きなお米で大満足
いつも彼の親が送ってくれるお米がおいしくて大好きだったので、持ち込んでおにぎりを作ってもらいました。親にはサプライズでおにぎりを握ってもらうラストバイトもできて大満足の演出に。(@_310wedding_さん)
【和】の装飾
[桜]お花見ができる披露宴に
彼の通っていた学校のシンボルが桜だったこと、chocoikuさん自身がピンク好きだったこと、憧れだった和装に似合うことから装花をほぼ桜だけにすることに。披露宴のテーマを「夜桜」として、桜が映えてお花見ができるよう黒基調の会場を選んだそう。枝の長さにもこだわり、会場は迫力満点!
式後も楽しんでもらえた
挙式は日中、神社で行ったので、がらっと雰囲気を変えて楽しんでもらいました。桜は枝付きのまま持ち帰ってくれるゲストも多く、挿し木にしてくださった方も!1年後、また桜が咲いて「これから桜を見るとあなたたちを思い出すわ」と言っていただき、とてもうれしい気持ちです。(chocoikuさん)
[扇子]写真に映えるインパクト大の席札
式のテーマはふたりの出身国を掛け合わせた、オランダ×日本。そこで、オーリマンス安奈さんは和の要素である扇子に、筆でかっこよくゲストの名前を書いた席札を用意。扇子はゴールドの色や素材にもこだわったそう。特に外国人ゲストに好評で、記念撮影をして大喜び!
満足してもらえてよかった
扇子にインパクトがあったので、ゲストの皆さんが写真を撮って楽しんでくれたのがうれしかった!当日はお天気に恵まれて、暑いくらいだったので、扇子で涼むこともできたようです。後日、扇子を飾ってくれたゲストもたくさんいらっしゃいました。(オーリマンス安奈さん)
[升と水引]和なアイデアのテーブル装飾
式をやるなら和婚と決めていた彼と、和風な会場に運命を感じたoharuさん。テーブル装飾はお金をかけず、素敵なものをと考えて、升にアーティフィシャルフラワーを入れて持ち帰れる装花と、水引を手作りして席札を用意。心のこもった和婚らしい装飾に、持ち帰って楽しんだゲストも多かったそう。
作るのも楽しかった
水引は一つ一つゲストの顔を思い浮かべて作りました。数が多く大変でしたが楽しかった!升は小さめのサイズで、生花よりも持ち運びしやすかったので、特に遠方ゲストが喜んでくれました。共に家で飾ってくれた方がいて、とてもうれしかったです。(oharuさん)
[金魚]テーブル装飾は涼しげに
洋風な結婚式が流行しているので、誰ともかぶらない結婚式にしたいと和婚を選択した今川佳永さんは、ゲスト卓や高砂席に本物の金魚が泳ぐ金魚鉢を用意。涼しげで珍しい装飾にゲストもびっくり。アイデアはプランナーさんから提案してもらったもので、ふたりは即決だったそう。
持ち帰ってくれたゲストも
会場でフェアを見て、和婚を絶対やりたいと思っていました。金魚を持ち帰ってくれたゲストもいて、今でも金魚の様子を連絡してくれます。(今川佳永さん)
[だるま]ウエルカムスペースに縁起物を飾って
小さい頃から和太鼓を続けていた彼と、和が好きだった高橋尚代さんは、お互いの希望が一致して和婚に。友人のだるま作家から、和装のだるまセットをプレゼントしてもらったことがあり、式でもウエルカムスペースに縁起の良いだるまを飾りたいと、作ってもらったそう。
大切に飾っています
だるまにはゲストからのサインを頂きました。皆さん、思い思いにサインしてくれて、私たちの特別な宝物に。今は玄関に飾って、大切にしています。(高橋尚代さん)
From 編集部
【和】を思い切り楽しんで!
【和】の要素を取り入れることで、ふたりの思い出に残ったり、ゲストもさらに楽しんでくれる式に!和婚をするなら、ぜひ演出も装飾もこだわって、日本の結婚式ならではの【和】を楽しんでみませんか。
構成・文/齊藤亜由美
※掲載されている情報は2020年9月時点のものです
※記事内のコメントは2020年7月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー25
人が回答したアンケートによるものです
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