記念に残る♪ 花嫁渾身のエスコートカード集めました
挙式から披露宴へ移る際、ゲストをテーブルへと導いてくれる「エスコートカード」。最近では、花嫁たちがさまざまなアイデアを凝らしたエスコートカードがたくさん! 今回は、記念にもなる♪ 花嫁渾身のエスコートカードを紹介します。
統一感抜群! 結婚式のモチーフを込めたエスコートカード
@4_e_weddingさんは、結婚式のテーマ「key ~未来の鍵を開ける~」に合わせて、鍵をモチーフにしたエスコートカードを制作しました。デザインを@4_e_weddingさんが担当し、彼に制作をお任せした力作です。
「テーマに合わせ、鍵を使ったアイテムを盛り込みたいと考えて、このエスコートカードを思い付きました。しかし、ネームカードも鍵のモチーフも、日本のお店ではなかなか人数分揃えるのが難しくて……。これらは海外から取り寄せたんです! ゲストからも“今まで見たことない!”と言ってもらえてうれしかったな」
人数分の材料を揃えるのも一苦労なんですね。大量に作らなくてはいけないときは、彼の協力は必要不可欠なのかもしれません。
ゲストにマイ島草履を。披露宴で履き替えOKなエスコートカード
@m_okinawaweddingさんは、この春沖縄での結婚式を予定しているそう。そこで、“沖縄ならではのものを”と考えて用意したのが、「島草履のエスコートカード」。しかも、この島草履に、ゲストの名前をご自身で彫っているんだとか!
「彼と協力して、だいたい1.5カ月ほどかかりました。島草履のサイズに合わせて、カリグラフィーの名前を印刷して型取りをします。その後に水彩のマーカーでなぞり、ナイフで彫っていきました! ナイフの切れ味がすぐに落ちてしまったり、細かい作業で肩凝りがひどかったり……。大変でしたが、案外イケました!(笑)」
このエスコートカードは、当日会場でゲストが履き替えてもOKとのこと。リゾート地ならではのアイデアですね。結婚式を行う土地にちなんだエスコートカードって素敵!
素敵なインテリアに♪ ゲストに合わせてセレクトしたエスコートボトル
ゲスト一人一人に合わせてオリジナルのエスコートボトルを作ったのは、@nat_wedding_nestさん! なんと一つも同じものはないんだとか。
「私たちの結婚式のテーマは【つくる】でした。大切なゲスト全員との仲を深めたいと思い、それぞれのイメージに合わせてエスコートボトルをDIYしました。もちろん、タグもボトルのシールも! 当日は、わかりやすくテーブルごとにまとめて並べておきました。結婚式後に友人は、このエスコートボトルをおうちに飾ってくれているそう!」
このエスコートボトルを見るたびに、結婚式を思い出し幸せな気持ちに包まれそうですね。花嫁のゲストへの熱い思いが詰まった作品です。
ナチュラル派必見! 麻で作ったエスコートボール
席次表だけでは席がわかりづらかったというご自身の経験から、エスコートカードを作ることを決めた@smileorsmile1008さん。ガーデンウエディングのラスティック感を出したくて、ナチュラルな麻をセレクトしたそう。
「インテリア雑貨のコットンボールからヒントを得て、麻でボールを作ってみたんです。人数分作るのは、とにかく手間だった……。でも、ゲストの方がキーホルダーとして愛用してくれたり、子どもが遊び道具にしてたり、インテリアとして活用してくれる人もいて、作ってよかったなと思っています」
麻のボールに付けたタッセルもポイント! タッセルも、個々にカラーが異なり、@smileorsmile1008さんの細部へのこだわりが感じられます。
名札代わりにも! カラフルレザーのエスコートカード
結婚式を明るく華やかにしたいという思いから、カラフルなレザーのエスコートカードをDIYした@uaua__331さん。カラーセレクトだけでなく、デザインも考え抜かれた逸品。
「レザーのエスコートカードは、名前の周りにステッチを入れたのがポイントの一つ。また、レザーを2枚重ねて表と裏で色が異なるようにしたんです。ゲストの名前がくっきりと見えるように、にじまないクッキースタンプを押していきました。レザーをミシンで縫うのは、想像以上に大変で……何度か心が折れかけましたが、ゲストから“みんなへの思いが伝わったよ、ありがとう”という言葉が聞けて頑張ってよかったなと思いました」
レザーは高級感もあり、男女問わず喜ばれるエスコートカードですね!
披露宴までに食べ切っちゃう!? ポップコーンがゲストをエスコート
アットホームなナチュラルウエディングを行った@seike_weddingさん。なんと、ポップコーンをエスコートカードに変身させてしまうという、おしゃれなアイデア!
「ゲストの人たちにリラックスしてほしい、お菓子を食べながらゆっくり楽しんでもらえたらとポップコーンのエスコートカードに決めました。ポップコーンカップは、浅草橋の業務用スーパーまで買いに行ったんです。ちょうどいい大きさのものが見つからず、大変でした。カップに貼ったシールは、スマホアプリを使ってデザインしてみました! ゲストにもたくさん写真を撮っている人がいて楽しんでくれたようです」
披露宴が始まるまでの待ち時間を楽しんでもらいたいという、おもてなしの心から生まれたエスコートカード。小さなお子さまはもちろん、大人はお酒のおつまみとしても重宝されたみたいです。
バッグのチャームにも! ネームプレート×タッセルがおしゃれ
@yuu5781さんはゲストの人数が多いこともあり、席は指定せずにテーブルのみを指定したエスコートカードを用意したんだとか。自由に席順が選べるって楽しいですね。
「私が考えたエスコートカードは、オーダーしたネームプレートに、ゲストのイメージに合わせたタッセルとテーブルナンバーを示したタグを付けたもの。エスコートカードのボードは、会場の装花に合わせた造花で飾り付けました。タッセルの金具を付け替えたり、エスコートカードを飾るためにボードに小さなくぎを打ち付けたりと結構大変でした(笑)。でも、女性やお子さまのゲストはとても喜んでくださり、バッグに付けてくれている人もいてとてもいい記念になったかなと思います」
タッセルの金具の色みを合わせるなど、一つ一つのパーツに花嫁さんの思いがギュッと凝縮されています。
From 編集部
花嫁にとってだけでなく、ゲストにも記念になるエスコートカード
ゲストを披露宴会場の座席に導く「エスコートカード」。
カードという名称にとらわれず、さまざまな素材・デザインのエスコートカードが、クリエイティブな花嫁たちによって生み出されています。
ゲストの数が多ければ多いほど、用意するのが大変ですが、ゲストにとっても記念に残るウエディングアイテムになります。
ぜひゲストへの思いを込めて、あなたの結婚式に合わせたエスコートカードをDIYしてみてはいかがでしょうか。
取材・文/横山智世
※掲載されている情報は2019年4月時点のものです
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