思わず持ち帰りたくなる! ワザあり素材の「席札」8選<part2>
二つ折りにした紙タイプが定番の席札ですが、今、紙以外の素材で用意するこだわり派が増えています。part1に続いて、ゲストが「持って帰りたい!」と思わずにはいられない先輩花嫁の席札をご紹介します!
【木】
一筆書きの筆記体の文字に、「みんなでひとつ」の思いを込めて
「ナチュラルな結婚式にしたかったので木を使った席札に。また、みんなでお揃いの物、形に残る物をと用意しました。結婚式のテーマが『ふたりでひとつ』『みんなでひとつ』だったので、一筆書きで文字がひとつに繋がった、筆記体にしたのもこだわりです」
(おしおさん)
席札を持ってメイン席に写真を撮りに来るゲストも多数。「かわいいから自宅に飾ってるよ」というコメントも多いそう
手配方法/会場でオーダー
費用/秘密 49個用意
【大理石】
和の装飾に合わせて選んだ、縁起のよい六角形の大理石のコースター
「和婚をテーマに検討したものの、鶴や亀などの王道はあまり好みでないと思っていましたが、そんなとき出合ったのが大理石のコースターでした。もともとは白いインクでしたがゴールドにすることで和の装飾ともより調和したように思います。大理石ならではの華やかさと六角形の意味する亀甲に由来した縁起のいいいわれ(長寿・健康)も引かれた点です」
(asaeeeeee0715さん)
一人一人にメッセージを加筆してもらったところ、そのメッセージを読むゲストのうれしそうな表情が印象的だったそう。みんな丁寧に梱包して持ち帰ってくれた
手配方法/インスタで見つけたデザイナーにオーダー
費用/16個で1万400円(1個当たり650円)
【紙粘土】
コサージュ形にかたどった木粉粘土製のマグネット
「終わった後も使い道がある物にしたくて、紙粘土の中でも木彫りっぽい風合いと軽さが気に入った木粉粘土を素材にした、コサージュ形のマグネットに。子どもゲストはバッジにしました」
(aiさん)
木粉粘土を立体クッキー型で抜き、アクリル絵の具で色付けしてさらにネイルでコーティング。真ん中にビーズをのせて、裏面にマグネットを。さらに男性にはネイビーのリボン、女性には小花のドライフラワーをプラス。乾かす時間が必要なので2日かかった。当日は手作りということに驚くゲスト多数。後日ゲストの自宅に遊びに行った際に、冷蔵庫に貼っているのを見掛けることが多く、うれしかったそう
手配方法/花嫁の手作り
費用/70個で約1000円(1個当たり約14円)
※材料は主に100円ショップで購入。ビーズやドライフラワーはもともと持っていたもの
【ミニイーゼルとキャンバス】
名前を書くだけで演出できる特別感
「『Pinterest』で海外ウエディングのアイテムを探していたときに、キャンバスとイーゼルを利用した物を見つけてひと目ぼれ。美大生の義理の妹からミニイーゼルとキャンバスをもらえたので、そこに名前を書き込んで用意しました」
(aliiisaさん)
海外のフリーフォントのサイトからダウンロードしたものを参考にしながら、油性の黒いペンで名前を手書き。30分で完成。手作りで味があるのを気に入ったようで、ゲストは大事に持って帰ってくれたそう。SNSに写真をアップしていた人も!
手配方法/花嫁の手作り
費用/無料 12個用意
※ミニキャンバスやミニイーゼルはネットや100円ショップなどでも購入できるそう
【キャンドル】
香りとドライフラワーをあしらった一つ一つ違うアロマワックスサシェ
「せっかくなら式が終わった後も使ってもらいたいと思い、趣味で作っていたキャンドルで席札を作りました。アロマとドライフラワーをあしらって、火を使わなくても使えるサシェに。一人一人違うデザインにし、メッセージとともに使い方も入れました」
(nm_wedding 25さん)
溶かしたキャンドルに香りとドライフラワーをのせて手作り。名前は木のプレートに電熱ペンで手書き。新婦友人だけにしか喜んでもらえないかも……と思っていたそうですが、新郎友人や親族からも「使っているよ」と連絡が来たそう
手配方法/花嫁の手作り
費用/93個で4万6500円(1個当たり500円※@nm_wedding 25でオーダー可能)
プルメリアの香り漂う、サーフボード形キャンドル
「沖縄挙式にわざわざ参加してくれるゲストに、何か残る物をと思ったのと、会場を大好きなプルメリアの香りで満たしたかったので、アロマキャンドルに。テーマの海に合わせてサーフボード形にしました」
(IKOsama_weddingさん)
友人の自宅に遊びに行った際、式のときの写真と一緒にキャンドルを飾ってくれていたそう
手配方法/インスタで見つけた作家さんにオーダー
費用/秘密 14個
【プリザーブドフラワー】
カードにアジサイのリースを添えて
「ゲストがあまり見たことのない席札にしたかったのと、習っていたプリザーブドフラワーアレンジメントを生かしたいと思い、手作りしたアジサイのリースをあしらったカードにしました。裏には余興で使うQRコードが」
(Nahoさん)
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です
紙ひもで作った輪っかにニスを塗り、リボンを結ぶ。そこにプリザーブドフラワーのアジサイをグルーガンで付けて、クリップとリボンをプラス。式から半年以上たってからも「かわいいからまだ飾ってるよ」という声があるそう
手配方法/花嫁の手作り
費用/90個で約1万4000円(1個当たり約156円)
【パトローネ(フィルムケース)】
カメラがテーマの結婚式にピッタリ!フィルムの席札
「趣味がカメラだったので、結婚式のテーマもカメラに。パトローネを使ってフィルム風の席札にしたらオリジナル感も演出できるかなと思いました。土台の紙の色と柄を4種類にして、ゲストのイメージに合わせたり、テーブルにいろんな柄を置いて華やかにしたり、置き方も工夫しました」
(ひささん)
カメラ屋さんに廃棄するパトローネを譲ってもらい、人数分集めるのに約4カ月かかった。背景の柄を厚紙に、名前とフィルムのデザインをトレーシングペーパーに印刷して重ねて貼り付け。当日は、「これ作ったの?」「こんな席札初めて見た!」との声が上がり、席札をきっかけに会話も盛り上がった
手配方法/花嫁の手作り
費用/80個で約1600円(1個当たり約20円)
※インク代と紙代
From 編集部
名前入りだからこそ、特別な贈り物に
一人一人の名前が入ったアイテムだから、ゲストにとっても特別な物になり、今回の実例でもほとんどの結婚式で大切にお持ち帰りされたようです。今トレンドになりつつある素材から意外なアイテムまで、席札のバリエーションは無限大ですね! ぜひ皆さんも自由な発想で考えてみてくださいね。
構成・文/小松七恵
※記事内のデータならびにコメントは、2018年7月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー95人が回答したアンケートによるものです。
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2018年9月時点のものです
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