ゲストみんなに誓える「和装の人前式」はいかが？

和装でみんなに誓いたいを叶えた先輩花嫁・ちえさんの場合

＜大好きな和装を着て、たくさんの人に立ち会ってもらえる式に＞

「どうしても和装が着たい、大事な人たちにふたりの誓いの瞬間を見守ってほしい……」。オリジナリティあふれる式を目指していたちえさんカップルが思い付いたのは、披露宴会場の料亭での「和装の人前式」。ふたりで誓いの言葉を考え、家族の絆を感じる和の演出を取り入れて、温かさあふれる挙式を実現した。

和装の人前式ならではの“誓い方”

＜巻物に結婚の誓いを書き入れ、ゲスト全員のサインと指印で承認＞

和装の人前式らしく和のテイストを取り入れ、巻物型の宣誓文を用意。事前に墨でオリジナルの結婚の誓いを書き入れ、新郎新婦それぞれサインを記した。当日受付でゲスト全員からサインと指印をもらい完成。挙式では、新郎新婦が一緒に誓いを読み上げ、全文を広げてゲストに披露した。

ふたりの5つの誓いは
一、いつもにこにこほがらかに
一、互いに仲良く助け合い
一、夫　◯は部屋を散らかさないよう、自分のことは自分でするよう努力します
一、妻　ちえは料理が苦手ですが、おいしいものを作れるように努力します
一、生涯　お互いを愛し　よそ見はしない

この5つの誓いを胸に、ふたり、手をたずさえ、幸せな時も困難な時も心をひとつにして乗り越え、笑顔に満ちた明るい家庭を築いていくことを皆様の前で誓います

と読み上げ、祝福を受けた。

誓いの言葉を書いた巻物にもこだわり、ゲストみんなのサインの指印をいただいて、大切な宝物に。ふたりで考えた言葉で誓うことができて、とても幸せです（ちえさん）

和装の人前式ならではの“セレモニー”

＜神前式や教会式の定番セレモニーを取り入れふたりらしさを＞

ふたりの挙式の流れは、新郎新婦入場、指輪交換、誓詞朗読・披露、新郎新婦退場。そして、人前式に神前式で行われる三三九度の儀式を取り入れた。指輪交換用に用意した、和モダンなリングピローはちえさんの妹が手作り。教会式でのセレモニーの定番・指輪交換では、新郎のおいっ子がリングボーイを務めるなど、家族の気持ちが詰まった挙式となった。

式場スタッフに酌をお願いした三三九度では厳かな気持ちに。神様ではなく、家族や大切な人たちに誓う人前式のセレモニーは私たちにはしっくりきました（ちえさん）

私たちを見守ってくれたゲストに誓いたくて【先輩花嫁・麻美さん】

＜ホテルのテラスで和の人前式＞

私たちは本当にすてきな家族、友人、同僚に恵まれてきたので、神様に誓うより出席してくださる方々に誓おうと人前式を選びました。また、花嫁の手紙は白いウエディングドレスで読む！　と決めていたので、挙式と披露宴入場は和装に。挙式では承認の意味も含めて全員参加のリングリレーをし、ふたりで考えた言葉で誓いを。母と作った700個のリボンシャワーがとてもきれいでした（麻美さん）

ゲストに向いて誓う人前式に心ひかれて【先輩花嫁・かなでさん】

＜専門式場で和装の人前式＞

結婚式をなぜ挙げるのかを考えたときに、お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたいからだと思いあたり、人前式を選びました。神前式と違って、ゲストの方を向いて誓う人前式は私たちにぴったりのスタイルでした。結婚証明書にゲストのサインをもらい、ふたりで考えた宣誓文を読み上げ、拍手で承認してもらいました。水合わせの儀では、家族になる喜びをしみじみ感じました（かなでさん）

白無垢でゲスト全員に誓いたくて【先輩花嫁・Ｏ．Ｉ．さん】

＜専門式場で和装の人前式＞

挙式は白無垢を着たかったということ、ゲスト全員に見守ってもらいたかったということで、和装の人前式を選びました。ふたりが考えた誓約書でゲストに誓い、家族が作ってくれた折り紙のスターシャワーで退場。ふたりの出会いのきっかけが日本酒だったのでお酒合わせの儀をして、ふたりらしいとゲストに言ってもらえました（Ｏ．Ｉ．さん）

取材・文／竹本紗梨　構成／松隈草子（編集部）
※記事内のコメントは2017年3月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー49人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2017年4月時点のものです

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