[夏休み・お盆に会場見学] 夏ならではのメリット&注意点って?
まとまった時間が取れる夏休みやお盆期間は、じっくり会場見学できる絶好のチャンス。両家の親を誘って一緒に出掛けたり、プチ旅行を兼ねて郊外やリゾート地の会場へ足を延ばしたり。皆さんも今度の夏休みの予定にぜひ「会場見学」を取り入れてみませんか?
[夏休み・お盆時期の会場見学] ここがオススメ
大型フェアに参加しやすい・親にも声を掛けやすい
【会場をはしごしたり、短期間で集中して見学ができる】
夏休みやお盆を利用して彼と複数の会場を回ってみませんか。翌日の仕事の心配をしなくてもいいので、ちょっと遠くに足を延ばしてみたり、見学の後に食事やデートを計画することも十分可能。短期間で集中して回れたら、前の会場のことを覚えているうちに比較検討をすることができます。
【両家の親を会場見学やフェアに誘ってみよう】
親と一緒に見学をするメリットは、何と言っても親世代の目で会場や料理などをチェックしてもらえること。親にとってもワクワクするイベントだし、誘うこと自体が親孝行になることも。実家が離れている場合や地元の会場を探そうと思っている人、リゾート婚を計画している人などは、まとまった休みが取りやすい夏季休暇を利用して、両家もしくは親子で参加する見学プランを立ててみては?
【親と一緒に参加すると、こんな楽しみ方も!】
・可能なら親にも料理の味を確認してもらう
・前撮りを兼ねて会場で記念撮影
・チャペルでは、父親とこっそりバージンロードを歩く練習♪
・会場見学の前後に「顔合わせの食事会」を計画する
※試食などは会場によって人数制限があったり、新郎新婦以外はNGという場合もあるので、見学予約時に確認が必要。
夏休み・お盆のオススメ見学テク
両親も誘ってフェアに参加しました。普段の土・日ではなかなか難しいところがありますが、夏季休暇中だとみんなの休みを合わせやすいのでオススメです。(N.Mさん)
彼と休みを合わせて夏の「ゼクシィフェスタ」に参加。その場で気になった会場に予約を入れ、テンションをキープしたまま数日後見学へ。まとまった休み期間中に動くことで、一気に話が進みました。(お星さまさん)
[夏休み・お盆時期の見学] ここに気を付けて
「実際に式を挙げる季節」とのギャップに要注意
見学するのは夏でも、実際に式を挙げるのは別の季節というケースは多いもの。特に樹木やお花は季節を感じる大きなポイントなので、今見ている景色とは異なるということを頭に入れておきましょう。料理や演出なども微妙に異なることがあるので、下のチェックリストを参考に。
【異なる季節(春・秋・冬)に式を行う場合のチェックポイント】
□窓からの眺めは、季節によってどう変わるのか
□季節によって自然光の入り具合はどのように変わるのか
□試食したメニューは全ての季節に共通かどうか
□会場装花は、季節によってどのように変わるのか
□季節によって屋外の撮影場所が変わる可能性はあるのか
□夏の見学時には用意されていない演出があるかどうか
私たちのチェックポイント
夏は緑がきれいな時期なので、会場から見えるガーデンなどに目を奪われることも。ただし秋や冬に式を予定している人は、見学時とは景色が変わることもあるので気を付けて。(Nasukaさん)
会場見学時にドレスを試着する人は要注意。夏と冬で体形が変化することもあるし、肌のトーンも日焼けをしている夏とではイメージが変わる可能性があります。(yukiさん)
見学時の婚礼料理や装花は夏向けのもの。他の季節に式を挙げる予定であれば、参考程度にとどめておいた方がいいと思いました。(N.Mさん)
現場をよく知るプランナーさんに聞いてみた!
夏休み・お盆時期ならではの「メリットや傾向」ってありますか?
ここからは、ウエディングナビゲーターの清水 恩さんに、「夏休み・お盆」の会場見学について、メリットや傾向を尋ねてみました。
Q.春や秋と比べると参加者が少なくて見学しやすい?
A.夏全体で見ると他のシーズンと大きな差はありませんが、お盆休みは帰省する人も多い時期なのでフェアの参加数は一般的に少ないと言えます。また春や秋のオンシーズンと比べると結婚式を行うカップル自体も少なく、じっくり案内してもらいながら見学ができそうです。
Q.夏に見学するとどんなメリットがある?
A.まずは式を実施する人が少なめなので、見学が可能な日時や、ブライダルフェア開催の頻度が増えると言っていいでしょう。また宴会場が空いている日が春や秋よりも多いので、会場側は大型フェアや試食会などのイベントを増やす可能性があります。
Q.夏ならではのお得なプランってあるの?
A.サマーウエディング向けのプランは結構ありますが、別の時期に行う式が「夏に成約したからお得になる」ということはないと思います。ただし、どうしてもお盆時期は見学者が減りますから、積極的に足を運んでもらえるよう、お得なプランやイベントを用意する会場があるかもしれません。まずは気になる会場のホームページなどをよくチェックしてみましょう。
「夏ならではのお得」を体験!
彼の地元も候補地の一つだったので、夏休みを利用して帰省がてらフェアに参加。すると「Uターン者限定」ということで、交通費を出してもらえました。(りりぴさん)
オススメ! [真夏の会場見学ファッション]
暑さ&汗だけでなく、冷房対策もお忘れなく
夏休みやお盆の会場見学は、「暑さ対策」がマスト。とはいえ会場内は冷房がかなり効いているので、その対策もしっかりしておきたいもの。ということで、プランナーの清水さんと卒花さんたちが真夏の会場見学のファッション&持ち物をアドバイスしてくれました。
★プランナーさんアドバイス「持っていくと便利な物」
「ガーデンや独立型チャペルなどを持つ会場では、見学の際に屋内と屋外を行き来することになるので、体温の調整ができるカーディガンなどを持っていくと便利です。
暑がりの人は扇子を持参するといいでしょう。また、冷却剤などをハンカチに忍ばせておくと汗を抑えることができます。何といっても会場見学は結構歩きますし、会場のはしごをする場合は移動も大変。見学時にはコーヒーや紅茶などは出ても、お水の用意がないところも多いので、水分補給のための飲物をバッグに入れておきましょう」(清水さん)
こんな「夏対策」をして正解!
ドレスの試着の際に、汗をかいていたり、メイク崩れが気になることもあるので、トイレでササッと化粧直しができるグッズを持っていくと便利です。(まゆげさん)
挙式の予定は春でしたが、真夏に会場までの道を歩いてみて大正解。春とはいえ暑い日もあるので、駅から徒歩で来てくれるゲストの負担をイメージできて良かったです。また時間には余裕を持って。道に迷ったりすると、到着後汗だくで説明を聞くことになります……。(えつこさん)
From 編集部
デートがてら夏休みの会場見学を楽しんで♪
彼や家族と予定を合わせてじっくり臨めるのが、「夏休み・お盆」の会場見学の良いところ。暑いからといって家にこもらず、デートや親孝行を兼ねて見学のプランを立ててみて。きっと行ってみなくては分からない素敵な体験ができるはず。
清水 恩さん ウエディングナビゲーター
専門式場、プロデュース会社でウエディングプロデュースの経験を積み、2004年に独立。フリーウエディングプランナーの先駆けとして活動を始め、「しっくりと心になじむ結婚式」をモットーに結婚式を幅広くサポートし続けている。
結婚式の専門家として、『All About』のオフィシャル・ガイド等メディアでの執筆や監修も多数。
https://prima-fraucommunity.com/wedding/
構成・文/南 慈子 イラスト/南 夏希
※掲載されている情報は2020年7月時点のものです
※記事内のコメントは、2020年6月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー112人が回答したアンケートによるものです
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