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結婚式の“乾杯BGM”どうする? テーマ別の人気曲&選び方

人気曲

パーティの始まりに「乾杯♪」という発声と同時に流れ出す乾杯BGM。パーティの盛り上がりを左右する重要な曲だからこそ、迷いますよね。そこで今回は、先輩花嫁たちが「選んで良かった」と思う乾杯曲をアンケートで徹底調査。ランキング上位の人気曲をテーマ別に発表!プロに聞いた、選び方のコツも紹介します。

【まず知りたい!】乾杯曲の選び方ポイント

選び方ポイント

そもそも、乾杯曲ってどんなふうに選べばいいの?
結婚式のプロに乾杯曲選びのポイントを伺いました。

教えてくれるのは

フリーウエディングプランナー・岡村奈奈さん
岡村奈奈さん

結婚式会場、ウエディングプロデュース会社、レストランなど各種スタイルの婚礼施設での勤務を経て2005年よりフリーに転向。ホテルウエディングから神社婚までオールマイティーに対応。音楽を軸にしたプロデュースに定評がある。『WEDDING IDEAS BOOK 結婚式と準備がもっと楽しくなる方法』著者。

乾杯曲選びのポイントはこの3つ

【出だしにインパクトはある?】
「乾杯!」の発声に合わせてかける音楽は、最初の出だしが分かりやすいことがポイント。パーン!とファンファーレのように始まったり、ドラムなどのビートがしっかりしているなど、曲のかけ始めからある程度インパクトのあるものがおすすめ。

【テンポは狙い通り?】
曲のテンポによっても、パーティの雰囲気は変わります。披露宴の序盤なので、明るく聞き心地の良い曲がおすすめ。会話が弾む活気ある雰囲気をつくりたいならアップテンポでにぎやかな曲を、落ち着いて食事を楽しむなら、ゆったりとしたテンポで静かめの曲を選びましょう。

【ふたりらしさが伝わる?】
「今日は思い切り楽しんで」という意気込みや、「こんな私たちです!」と伝えるのも乾杯曲の役割。今流行の話題曲、歌詞にインパクトのある曲、親と一緒に聞いたり歌ったりした懐メロ、夫婦のキャラを表す曲など、ふたり“らしさ”を出すのが◎。

【発表!】先輩花嫁が選んだテーマ別乾杯曲

先輩花嫁たちにアンケートを取ったところ、乾杯BGMの選曲理由で多かったのは「盛り上がる」「懐メロ」「おしゃれ」の3つ。そこで、みんなが実際に選んだ乾杯曲を各テーマごとに人気の高かった5曲ずつを発表。先輩花嫁が「選んで良かった」と満足したのはどんな曲か&選んだ理由も聞いたのでぜひ参考にして。

“盛り上がる”乾杯曲5選

Good Time/Owl City,Carly Rae Jepsen

思わず体が動き出す曲調も、「いつだって楽しい時間」「盛り上がろうぜ」と歌いかける詞も、明るく爽やかなパーティの幕開けにぴったり。「無条件にテンションが上がる曲」として花嫁の支持多数。

この曲を選びました!

真優さん

高校時代、よく友人と踊っていた曲。私もみんなも大好きで、乾杯の発声の後に流れれば自分らしさも出せると思い選びました。予想通り、大盛り上がり!(真優さん)

hitomiさん

「乾杯は盛り上がる曲で」と伝えたら、音響さんイチオシだったのがこれ。しっかり盛り上げてくれました。(hitomiさん)

Marry You/Bruno Mars

ポップでキャッチーなメロディーと、ワクワク感のあるイントロが特徴。プロポーズソングでありながらも「yeah yeah yeah ! go go go!」とノリノリの明るい曲調なところも、楽しいパーティにしたいふたりにぴったりハマる曲。

この曲を選びました!

RUNAさん

結婚式で誰でも聞いたことがある定番曲。歌詞が邪魔にならず、盛り上がる洋楽が良かったのでこの曲に。(RUNAさん)

(Kさん)

彼とよく聞いていた大好きな曲。乾杯から、会場の雰囲気を盛り上げるのにぴったりでした。(Kさん)

I LOVE... / Official髭男dism

人気ドラマの主題歌に使われ、ゲストの認知度も高いJPOP曲。ファンファーレ的な華やかな始まりで乾杯が一気に盛り上がる。サビの「高まる……」では、歌詞の内容と曲の高揚感の相乗効果も。

この曲を選びました!

(ナツミさん)

乾杯の発声の後にイントロから流し、「あ、あの曲だ」とゲストにワクワクしてほしかったので、サビではなく頭から盛り上がるこの曲に。どよめきながら楽しく乾杯できました。(ナツミさん)

(ぱんださん)

厳かな挙式の雰囲気をがらりと変え、私たちらしさを出したかった乾杯曲。好きなアーティストの曲で、歌詞にもこだわって選び、ぐっと気持ちが高揚するこの曲にしました。(ぱんださん)

アンダー・ザー・シー(リトル・マーメイド)

聞いた瞬間、思わず笑顔がはじけ、明るく楽しい気分になれるディズニー曲。「毎日が楽しい!この世界は素晴らしい」とメッセージもハイテンション。新郎新婦からの「今日は肩肘張らずに盛り上がろう」という想いもストレートに伝わる。

この曲を選びました!

れもんさん

誰もが知っていて、出だしからサビまでずっと明るく楽しい気分でいられる曲。みんなが笑顔でリラックスして盛り上がりました。(れもんさん)

ぴーちゃんさん

夏の挙式だったので涼しげな海の雰囲気も出せるこの曲に。アップテンポで、明るく楽しくパーティの始まりを盛り上げてくれました。他のBGMもディズニーで揃えたのですがこの曲を乾杯曲にしたらバランスも良かったです。(ぴーちゃんさん)

Ki.mi.ni.mu.chu/EXILE

老若男女問わずリズムに乗れるアップテンポなこの曲は、まさにTHEパーティソング。「♪ki mi ni mu chu~♪」「♪飲みたい気分♪」など分かりやすくキャッチーなサビから使えば、確実にゲストのテンションを上げてくれるはず。

この曲を選びました!

プリンさん

明るくテンポ良く盛り上がる曲を探し、一番好みに合ったのがこの曲。EXILEファンの友人もいたので、曲に気付いて喜んでくれるかもしれないと思って選びました。(プリンさん)

ちみさん

ふたりでよくカラオケで歌っていた曲の中からセレクト。サビが盛り上がると思い、乾杯で使ったら大成功。(ちみさん)

“懐メロ”乾杯曲5選

バンザイ ~好きでよかった~/ウルフルズ

「イェーイ!」から始まる歌のインパクトが、まさに乾杯というシーンにぴったり。「このままずーっとずーっと死ぬまでハッピー」という、明るい中にもじんとくる歌詞も結婚式の始まりにふさわしいメッセージに。発売年は1996年。今も色あせない名曲として、幅広い世代の心に響き、盛り上げてくれる。

この曲を選びました!

Kさん

会社関係者も招待し、年齢層が広かったので「みんなが知っている曲」を基準に選びました。厳かな挙式からガラリと雰囲気が変わり、明るく楽しく盛り上がりました。(Kさん)

まどかさん

どの世代でも知っていて、みんな一緒に盛り上がれる曲で明るく乾杯!素敵な思い出にもなり、この曲にして良かったです。(まどかさん)

ハッピーサマーウェディング/モーニング娘。

「コングラッチュレーション!」という出だしから多幸感に溢れ、みんなに「きたー!」「ふたりらしい」と笑顔になってもらえる曲。「結婚する嬉しさと父母への感謝」をつづったキュートな歌詞に、花嫁の想いを託す人も。「堅苦しさを吹き飛ばして、今日は楽しもう」と伝えるのにぴったり。2001年リリース。

この曲を選びました!

HARUKAさん

夏婚だったし、私世代にどんぴしゃ。みんなで乾杯した後に流れればハッピーな雰囲気になると思い選びました。私の友人はノリノリで乾杯!それを見た年配ゲストも楽しそうに盛り上がってくれて嬉しかったです。(HARUKAさん)

りりこさん

友人ゲストの乾杯の発声直後、大きな音量でこの歌が聞こえてきたら、みんなが「懐かしい~」と笑顔に。緊張が一気にほぐれたようで、幅広い世代のゲストと楽しむアットホームなパーティの始まりにぴったりでした。(りりこさん)

Happiness/嵐

世代を超えてみんなが口ずさめる「走りだせ!」のサビからスタート。ゲストが心をひとつに、前向き&ハッピーな気持ちで盛り上がって、祝杯を交わせるのがいい。2007年リリース。

この曲を選びました!

つーたんさん

自分が好きなアーティストの曲で、 親世代から友人まで、みんなが知っているものを選ぼうと決めていました。歌いながらノリノリで乾杯してくれたゲストも。私も最高の気分に。(つーたんさん)

よよさん

乾杯曲は、懐かしくてぐっときて、ゲストと一緒に盛り上がれるのがマスト。誰でも知っているこの曲を流したら、昔を思い出せたし、会場が一つになれた気がします。(よよさん)

うれしい!たのしい!大好き!/DREAMS COME TRUE

「きっとそうなんだ」のフレーズから始まるサビがイントロでもファンファーレ風に使われ、ハッピーオーラ全開。恋する女性の気持ちをポジティブに歌い上げたラブソングでの乾杯が、年齢性別を問わずゲストの「うれしい、たのしい、大好き」な気持ちを高めてくれる。1989年のリリース曲だが、今なおフレッシュ。

この曲を選びました!

sakiさん

会場のおすすめリストの中から、曲も歌詞も大好きで共感できる曲を選びました。幅広い世代のゲストと幸せな瞬間をシェアできて嬉しかったです。(sakiさん)

もももさん

ゲストみんなが知っている明るい曲&自分が好きな曲で乾杯を。昔の曲だけど、今聞いてもとても新鮮で、素敵なパーティのスタートに。(もももさん)

糸/中島みゆき

披露宴後半のしっとりした場面でよく使われるが、乾杯曲としても人気。ゆったりとした曲調、出会えたことへの感謝をつづった深い歌詞が心に染み、老若男女のゲストの心が一つに。パーティの始まりを和やかかつ感動的に盛り上げてくれる。1992年にリリースされ、カバーも多い名曲。2020年は映画の主題歌にも。

この曲を選びました!

KKWWさん

年配のゲストも多かったので、アゲアゲではなく、しっとり落ち着いた雰囲気の乾杯曲を選びました。歌詞もしっかり聞こえて、親世代にも「知ってる。いい曲よね」と喜ばれ、ちょっとじんとくる乾杯に。(KKWWさん)

なしなしさん

披露宴の最初から年配親族と友人ゲストの一体感を出したかったし、ご縁に感謝していることを伝えたかったので、乾杯から使うことに。想像以上に温かく盛り上がりました。(なしなしさん)

“おしゃれ過ぎる”乾杯曲5選

Sugar/maroon5

ミュージックビデオでの結婚式のサプライズ演奏にときめいた花嫁多数。スイートな歌詞と、爽快感のあるかっこいいリズム&メロディーに浸る気分は最高。海外ウエディングのようなおしゃれな雰囲気で会場中を包み込みたい人にぴったり。

この曲を選びました!

そらさん

ゲストに広く知られていて、おしゃれに盛り上がりそうなこの曲にしました。狙い通り、素敵な雰囲気になり、選んで良かったです。(そらさん)

グリーンアップルさん

上司に乾杯をお願いしたので、年配世代にも耳なじみがあってセンスも感じるこの曲に。明るくおしゃれに披露宴をスタートできました。(グリーンアップルさん)

Raise Your Glass/P!NK

「グラスを高く掲げて!」というタイトルから乾杯にぴったりな曲。力強いハスキーボイスで、曲もリズムもスタイリッシュ。おしゃれ&ノリノリに盛り上がれる。

この曲を選びました!

かなみさん

アップテンポで気分が上がる大好きな曲。おしゃれなパーティにぴったりでした。(かなみさん)

加奈さん

「乾杯はぜひこの曲にしたい」と洋楽好きな彼のたっての希望。乾杯の発声直後に流れた瞬間、想像以上におしゃれ&かっこよくて嬉しかったです。(加奈さん)

September/Earth, Wind & Fire

ノリのいいキャッチーな音楽が、おしゃれで楽しいパーティの始まりにぴったり。70年代の名曲で、青空や星空の下で踊るイメージで作られたのだそう。トランペットやコーラスなど華やぎも十分。

この曲を選びました!

ゆりちゃんさん

ラグジュアリーなホテルでの結婚式。9月の秋婚だったのでSeptemberの題名とリンクさせて決定しました。おしゃれで大人っぽい会場の雰囲気にもマッチ。(ゆりちゃんさん)

みもざさん

彼に勧められ、聞けば聞くほど私も大好きに。親族も聞いたことがある70年代の名曲で、おしゃれだけど親しみやすいのも良かったです。(みもざさん)

I Really Like You/Carly Rae Jepsen

ナチュかわポップな歌姫が歌う、アップテンポで思わず踊り出したくなるようなおしゃれな曲。「本当に本当に本当にあなたが好き」というサビの歌詞も素敵で、幸せと嬉しさ溢れる乾杯に。

この曲を選びました!

りなさん

夫婦で洋楽好き。テンポよくおしゃれに盛り上がる曲が良かったので、歌詞もメロディーもお気に入りのこの曲に。(りなさん)

suzuさん

おしゃれでキュートな曲。彼を大好きな気持ちも歌詞に託しました。(suzuさん)

Magic/One Direction

乾杯の発声後に短いイントロからこの曲が流れ始めると、会場の雰囲気が一気に明るくおしゃれに。耳なじみもよく、サビの「君がすること全てが魔法なんだよ」という歌詞も、心浮き立つパーティの始まりにぴったり。

この曲を選びました!

愛子さん

全体的に明るくおしゃれな曲調で、乾杯を機に一気に盛り上がりたくて選びました。私自身大好きな曲で、テンションを上げるのにうってつけ。(愛子さん)

ななさん

誰でも知っていて、私的には「結婚式といえばこの曲」だったから、大切な乾杯のBGMに。おしゃれな雰囲気も自然に出せて良かったです。(ななさん)

BGMを決めるときに知っておいてほしいこと

●会場によって、音源の持ち込みができない場合や取り扱える音源に制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
●曲を購入する前に、会場での使用が可能かを事前に確認しましょう。
●会場によって、音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。

From 編集部

ふたりの目指す“テーマ”に合った乾杯曲で盛り上げよう

”乾杯”というパーティの始まりを印象付ける場面だからこそ、何となく選んだ曲ではなく、ふたりの目指す結婚式のテーマや雰囲気に合った選曲理由があると素敵。司会者さんを通して、なぜこの曲にしたのか、どんな結婚式にしたいのかをゲストに伝えられると、ふたりからのメッセージにもなります。心に残る乾杯シーンを叶えるために、ぜひこだわって選んでみてください♪

構成・文/笠原恭子 イラスト/てぶくろ星人 D/ロンディーネ
※記事内のデータおよびコメントは2024年3月に「ゼクシィ花嫁委員会」メンバー103人が回答したアンケートおよび、2023年に結婚式を挙げた女性100人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2024年5月時点のものです

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