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【駅から遠い結婚式会場】こんな場合どうする? Q&A

雰囲気もいいし設備も整っているし、料理やドレスといったアイテムも申し分ないけど、駅からちょっと離れているのが玉にきず……。もしもそんな会場に出合ったら? せっかく素敵な会場なのに、アクセスを理由に選択肢から外すのはもったいない気がしますよね。そこで今回は「アクセスの悪さを上手にフォローするコツ」をご紹介します。ぜひご参考に!

まずはゲスト316人に聞きました!

最寄り駅から会場までのアクセス、「OK・NG」の境目は?

★「駅から歩いて何分までの距離ならOK?」
1位:徒歩10分(46%)
2位:徒歩15分(14%)
3位:徒歩4~5分(13%)
4位:徒歩6~7分(12%)
※上記以外の合計:15%

最も多かったのは「徒歩10分」。個人差はありますが、過半数の人が10分以内を最寄り駅から歩いて行ける境目と感じています。裏を返すと、それ以上かかる会場は「駅から離れている」というイメージを持たれがちのよう。ちなみに2位の徒歩15分という声の中には、「ただしお天気で平坦(へいたん)な道の場合」というように条件付きの回答が目立ちました。

★「自腹で乗るタクシー、いくらまでならOK?」
1位:1000円未満(36%)
2位:初乗り料金(29%)
3位:1200円以上 1500円未満(13%)
4位(同率):1000円以上 1200円未満(5%)
4位(同率):1800円以上 2000円未満(5%)
※上記以外の合計:12%

徒歩で行けずシャトルバスもない(もしくは使わない)ときは、主にタクシーを利用しますが、その場合、自腹でもOKの目安は「1000円未満」。2位の「初乗り料金」と合わせると約65%にのぼります。それ以上だと、「複数で同乗するならOK」という意見もちらほら。

ここからはNGを「OK」に変える対応策をご紹介!

Q.1 「徒歩で10分以上かかってしまう場合はどうする?」

A.「徒歩以外のアクセス手段を検討すればOK!」

タクシーで相乗りし、高額を払っている女性ゲストたち。かたわらでナビゲート役のネコがシャトルバスに手招きしているシーン

多くのゲストが最寄り駅から10分以内の会場なら徒歩でも問題ないと感じていますが、それ以上かかってしまう「やや遠め」の場合は、別のアクセス手段を考える必要があります。

★Point1:シャトルバスを用意する

「1000円くらいまでなら自腹でタクシーに乗ってもOK」と言ってくれる人はいるものの、それでも多くのゲストは最寄り駅~会場間の無料シャトルバスがあればいいなと思っているようです。その際、気を付けたいのはバスの運行間隔。1時間に1~2本では電車との接続がうまくいかないと長時間待たされたり、ゲストが1台に集中してぎゅうぎゅう詰めになる恐れがあります。最寄り駅との距離にもよるけれど、理想は10~20分間隔程度。まずは会場に確認してみましょう。難しい場合、高齢者や遠方から来る荷物の多いゲストにはタクシーチケットを用意してもいいかもしれません。

★Point2:希望者が無料で停められる駐車場を確保する

「駅から離れているならマイカーで」と考える人もいます。特に小さな子ども連れや高齢の親を伴っての移動はマイカーの方が便利なことも。そんなゲストのために希望者が全員停められるだけの駐車場を用意しておきたいもの。会場の駐車スペースに限りがあるときは近隣のパーキングを確保しておきましょう。結婚式では長時間停める必要があるので、金銭的な負担を掛けない配慮も必要です。

ゲストの声「これならOK」

顔アイコン(418550さん)

タクシー代は1000円までならOKです。4人で乗ると1人当たり250円だし、公共交通機関を使うのと変わらない程度なら許容範囲。でも本音を言えば、最寄り駅~会場間の無料シャトルバスがあれば嬉しいです。(ゆずさん)

顔アイコン(416150さん)

駅から離れている場合、無料の駐車場があると助かります。式は長時間にわたるのでコインパーキングで自腹だとちょっと痛いかも。特に土地勘がない場所だと安いパーキングを探すのも結構大変なので。(ayk0さん)

Q.2 「徒歩10分以上・シャトルバスなしの場合はどうする?」

A.「招待状の中に、相手に応じた気配りを同封して」

道を歩く女性ゲストに、ナビゲート役のネコが「ペタンコ靴」を手渡しているシーン

アンケート結果の中には「最寄り駅から徒歩10分以上かかる場合でも、それが気にならない工夫があればOK!」という回答が多く見受けられました。具体的には歩きやすい足元と、途中で立ち寄れる場所があることなど。特に多かった回答の中から2つのポイントを見てみましょう。

★Point1:歩きやすい「ペタンコ靴」を女性ゲストに提案!

ちょっぴり荷物にはなるけれど、行き帰りはペタンコ靴にし、会場に着いてハイヒールに履き替えてもらう手もあります。例えば友人たちの招待状には「徒歩で○分ほどかかるので、歩きやすい靴があると楽かも!」とメッセージをひと言添えるだけでも、ずいぶん印象が違ってくるはず。

★Point2:カフェやショップの「立ち寄りMAP」を用意

「友人と一緒におしゃべりをしながら歩くと距離が気にならない」という回答も多く寄せられました。余裕を持って集合し、途中でカフェでひと休みという移動の仕方なら、遠い会場もアッと言う間。オススメのカフェやショップ、観光スポットを記したオリジナルMAPなどを用意してみては?

ゲストの声「これならOK」

顔アイコン(423950さん)

徒歩10分以内が理想だけど、道幅が広くて坂道がなければ15分くらいまでなら歩けそう。私自身が方向音痴のため、方向感覚がしっかりしている人と一緒ならきっと大丈夫です。(永田麻実さん)

顔アイコン(416200さん)

ハイヒールを履くので徒歩で10分以上はつらい。ただし楽な靴で行き、会場で履き替えて預けられるのなら20分くらいは歩けると思います。(b-holicさん)

Q.3 「近距離でもゲストが大変だと感じるのはどんなとき?」

A.「迷いやすい場所・平坦ではない道・天候が悪いとき」

分かりづらい道を歩く女性ゲストたちに、ナビゲート役のネコが道案内をしているシーン

上のような状況の場合は、徒歩10分未満の距離でも歩くのが大変だなと感じる人が出てくる恐れあり。それぞれのケースに合わせて対応策を探ってみましょう。

★Point1:迷いやすい場所には「使えるMAP」を!

最寄り駅から徒歩圏内にある会場でも、周辺の道が複雑だったり、建物が大きなビルの陰に隠れて見えないなど、分かりづらい場所にあると迷子になるゲストが出てきてしまいます。ゲスト全員がスマホのGPS機能を使いこなせるわけではないので、とにかく「使えるMAP」を用意しておきましょう。曲がり角など迷いそうなポイントには目印になるお店や建物などひと目で分かる案内を。道順を矢印と写真で記しておくのもいい方法です。

★Point2:平坦じゃない道なら、短距離でも送迎が必須

ハイヒールを履いている女性や荷物の多いゲストにとって、大変なのが急な坂道。最寄り駅からの距離は短くても歩くのが結構大変なので、会場側もシャトルバスを用意していることが多いようです。気になる場合は事前に確認しておきましょう。

★Point3:雨にぬれないルートを事前に伝えておくと安心

街中にある会場は、最寄り駅からのルートが1つではない場合も。駅から会場のすぐ近くまで続いている地下道など、できるだけ雨にぬれずに行ける道をMAPに記しておきましょう。エアコンが効いているビルの中を通る抜け道などがあれば、暑い日・寒い日にも安心して来てもらえそうです。

「近くてもOKじゃない」場合

顔アイコン(416150さん)

結婚式はおしゃれをしているから雨にぬれたくないし汗もかきたくない。風がある日は外を長い時間歩くと髪も乱れるので、歩いて5分が限度です。(ayk0さん)

顔アイコン(429001さん)

駅から会場まで坂道が続いている場合は、徒歩6~7分くらいが限度かな。ただし平坦な道であれば10分くらいは歩けると思います。(よーこさん)

到着後の心遣いも忘れずに!

「駅から遠い」印象を和らげるプラスアルファの配慮を

会場に到着したゲストを案内したり、ウエルカムドリンクを配るナビゲート役のネコたち

★ゲストが会場に到着したときに、「あ~疲れたなぁ」と感じるか、それともワクワクできるかどうかはふたりの気配り次第。ゆったりくつろげる控室でウエルカムドリンクを振る舞い、「来てくれてありがとう」の気持ちを伝えると、ゲストのテンションが一気にアップ! さらに更衣室や荷物を預けるクロークにもスムーズに移動できるよう、館内案内図をあらかじめ渡しておきましょう。

★行きだけではなく、帰りのフォローも忘れずに。そのまま二次会へ参加する人たちが、スムーズに移動できるよう会場の場所選びもよく考えて。最近では引出物の宅配サービスも充実しているので会場で確認してみてください。

From 編集部

多少アクセスが不便でも、きちんとフォローすれば問題なし!

駅から遠いということは、考えようによっては騒がしさから離れた場所にあるということ。アクセスに多少難ありの会場でも、周辺の景色などそれを補って余りある魅力がきっとたくさんあるはずです。「不便だな」と思わせないフォローさえしておけば、ゲストも意外と気にならないもの。ふたりが選んだ会場に、自信を持ってお迎えしてくださいね。

構成・文/南 慈子 イラスト/タカヒロコ
※掲載されている情報は2020年3月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2020年1月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー110人が回答したアンケートおよび、20~60代の男女206人が回答したマクロミル調査によるものです

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