【卒花182人の声で作った】会場見学&フェアのための最強チェックリスト
親や親族へのあいさつ、式の準備、自分磨き……とやることがたくさん!のプレ花嫁さん。だからこそ会場見学やブライダルフェアに参加した後に、「あの時聞いておけば良かった」「見ておけば良かった」なんて後悔を少なくしたいもの。
そんなプレ花嫁さんを応援するのが、卒花182人の声から作成したこのチェックリスト。
アプリ画面でチェックしながら見学&参加して、『NO後悔!&NO失敗!』の会場、式場選びを目指そう!
182人が選んだ「会場へのアクセスや周辺環境」のチェック項目6
「会場のアクセスや周辺環境」はココをチェック!
事前にホームページで、駅からの所要時間や行き方などを調べていても、実際のところはやはり自分たちで行って、自分たちの目で見ないとわからないもの。「徒歩3分と書いてありましたが、実際は歩いて15分かかりました……(りほさん)」という方もいるように、坂道や険しい道の有無、会場が交通量の多い道路に面しているかなどの周辺環境も確認しておくと安心です。
「実際にゲストの身になって最寄り駅から会場まで歩いてみるのは当日のゲストの気持ちを知れるので良いです。女性ゲストはヒールのある靴を履いていたりするので(O.Rさん)」
ゲストが会場に着くまでに疲れ切ってしまうなんてことがないよう、念入りに確認しておくと◎。「夜だとバスの数が少ない……」など、昼と夜とで交通手段に差がある場合もありそうです。会場までの道のりに、ゲスト同士が待ち合わせや時間をつぶせるカフェがあるかを確認したという方もいました。
他にも、会場の駐車場の有無も確認しておきましょう。会場にある駐車場をすべて使えると思っていても、実は同日に式を挙げるほかのカップルに駐車場を使われていた……なんてことがないよう、近隣のコインパーキングなども含めて確認した方がベターです。
ココもチェックしておけば安心!
□雨天時における会場までの行き方
雨の日でもゲストに苦労をかけないかどうか。友人の結婚式で駅から少し歩く会場で雨に濡れて不便に思ったことがあったので、地下から行けるルートがあるかなどを確認しました(めぐみさん)
□専用駐車場の利用時間
専用駐車場の有無の確認は絶対に大切です。また、二次会を別の会場で行う場合、車を停めておくことが可能かなどはあらかじめ聞いておいた方がいいです。お酒を飲む人は、そこからどうやって二次会会場に行くのかなど考えないとダメなので……(詠美さん)
□平日と休日の周辺環境の違い
平日と土日それぞれの雰囲気を確認しました。オフィス街に近い結婚式会場だと土日は人が少なく、ごみごみしていない。一方で周辺のお店が開いていなかったりするのでチェックが必要です(Sさん)
ゲストが安心してたどり着けるようしっかり確認を!
最寄り駅から会場まで、会場から二次会の場所まで。移動距離が長いとゲストにも負担に。知っている土地ならまだしも、土地勘のない場所だと、たどり着くだけで大変です! 遠方からのゲストをお招きする場合は、迷わないように、わかりやすい目印などもお伝えできるといいですね。
駅から会場が離れている場合などは、送迎バスを手配したり、あらかじめタクシーで移動してもらうようにお知らせした花嫁さんもいました。
182人が選んだ「挙式会場やパーティ会場」のチェック項目7
「挙式会場やパーティ会場」はココをチェック!
挙式会場やパーティ会場は非日常空間。その雰囲気に圧倒されがちですが、目を凝らしてしっかり確認したい場所です。ホームページなどで見る写真は、実際に見てみると広さや奥行き、光の入り具合などがイメージと違ったなどという声も。ガラス張りのチャペルで式を挙げる場合は、晴れの日と雨の日で雰囲気が異なるため、心配な人は会場の人に写真を見せてもらうと安心。
先輩花嫁のSakiさんからは「広さを確認する際に、収容人数なのか着席人数なのか確認した方が良いです。収容人数内なのに実際の式では立ち見していたゲストが何人かいて申し訳なかったです」というアドバイスが。実際に椅子に座って、後ろの席でもよく見えるか、ゲストの席からはどのように自分たちが見えるのかを確認してみると良いですね。
また、同日に何組もの挙式が予定されている会場の場合は、他の花嫁さんに遭遇しない動線になっているかをチェックした花嫁さんもいました。
パーティでは、新郎新婦が動くシーンも多いので、ドレスを着ていても動きやすそうな造りやセッティングになっているかも見ておいてくださいね。
ココもチェックしておけば安心!
□スマートフォンでの写り方
写真で見る雰囲気と実際に感じる雰囲気が結構違うため、挙式会場の雰囲気をしっかり確認しておくといいです。また、見学時に自分のスマホで写真を撮って写りを確認すること。当日に友達が撮ってくれる写真はほぼスマホなので仕上がりのイメージもつきます(yurinaさん)
□ちょっとした段差やスペースの有無
自分たちが呼びたい人数が窮屈にならないか、ビュッフェやキッズスペース等を作りたい場合、動線上から外れて余裕を持ってスペースを確保できるかなどゲスト目線で見るといいです。また、酔ってしまうと段差でつまずく方もいるかもしれないので段差の有無も確認してくださいね(沙耶香さん)
□自分たちのゲストと、他の挙式のゲストとが鉢合わせにならないか
同日の式の組数、ゲスト同士が鉢合わせにならないかは聞いた方が良いです。友人がここのチェックを怠り、こんなにたくさんのゲストと鉢合わせるなんてとショックを受けていました(高田あすかさん)
動線に沿って確認するのがオススメ!
「壁が汚れていないか、きちんと掃除されているかもチェックするといいと思います。意外とゲストの方は待ち時間に見ているので(沙耶香さん)」というアドバイスのように、自分たちからの見え方だけではなく、ゲストの立場になって動いてみることで、新たな発見もありそう。
高齢の方や車椅子の方のゲスト目線でも、会場内に段差があるかエレベーターでの移動は可能かなども確認しておいた方がベターです。さらに、屋外での演出を考えている方は、雨天時の対応をあらかじめ聞いておくことも大きな安心材料になりますよ。
182人が選んだ「共用スペースや付帯設備、予約」のチェック項目8
「共用スペースや付帯設備、予約」はココをチェック!
先輩花嫁さんたちが最初から最後まで気を配っているのが、ゲストへのおもてなし。
ゲストが使用するトイレやフィッティングルームが清潔で使いやすいものになっているかを多くの方が確認していました。
「親族控室が別に用意されているのかと思ったら、一般ゲストと同じ部屋だったので、気になる人は確認しておいた方が良いです」とarisaさん。
トイレは数以外にも清潔さやアメニティーを設置するスペースの有無をゲスト目線で見ておきましょう。
「女子トイレは自分が利用して確認。男子トイレは彼に写真を撮ってきてもらいました」とHoyuさん。「赤ちゃんが生まれたばかりの友達も招待していたので、会場に授乳スペースがあるかを確認しました。招待状を送る際、そのことも添えて『安心して来てね』と伝えることができたので良かった!」と奈穂美さん。
自分で会場内の装飾をしたい人やふたりの写真を飾りたいなどの希望がある人は、ゲスト目線で会場を回りながら、飾れるスペースや使えそうなテーブルや台の有無なども確認しておくと安心です。
挙式希望日については、見学当日に会場スタッフからヒアリングされるケースが多いですが、“仮予約ができるか”“仮予約の期間はどのくらいか”は、会場ごとに異なるため自分たちから会場スタッフに確認しましょう。後々のトラブルをなくすために、最初にしっかり確認するのが正解。
ココもチェックしておけば安心!
□ブライズルームの雰囲気や清潔さ
ブライズルームは式場によって広さに差がありました。当日はそこから始まる大切な場所なので雰囲気や綺麗さは大切だと思います。当日は広く、綺麗なブライズルームで気持ちも上がりました!(O.Rさん)
□パウダールームの広さやアメニティーの有無
パウダールームの広さは見ておいた方が良いです。メイク直しするゲストが多い印象です。また、ヘアスプレーや綿棒、ナプキンなどの備品が揃っているとゲストもうれしいと思います(たまきさん)
□ゲスト用フィッティングルームの有無と使用可能時間
遠方からのゲストが多かったので、会場で着替えることを考え、ゲスト用のフィッティングルームを事前に確認した。遠方ゲストがいなくても、ストッキングの伝線などで着替えたい場合に必要なのであると安心です(ayk0さん)
大切な1日だからこそ、細部まで妥協せずゲスト目線でチェックを!
ゲストへのおもてなしとして、最初から最後まで居心地よく過ごしてもらうことを大切にしている方が多いことがアンケートから見えてきました。ゲストのことを考えるなら、ゲスト目線で確認していくのが一番。
ゲストの顔ぶれを想像して、バリアフリーや授乳室の有無、遠方から来るゲストが多い場合は、『早めにゲスト用フィッティングルームを使いたい』なんて要望があるかもしれませんので、何時から使うことができるか、荷物をどのくらい事前に持ち込めるかなども確認しておくと安心ですね。
182人が選んだ「会場スタッフや打ち合わせ」のチェック項目6
「会場スタッフや打ち合わせ」はココをチェック!
打ち合わせを進めていく上でパートナーとなる担当プランナーさんとの相性はとても重要。
一貫して同じ方が担当してくれれば安心ですが、プランナーさんの転勤や社内異動などで、途中で変更になる可能性があることをあらかじめ知っておけば、引き継ぎや申し送りなどをしっかりしてもらえるように事前に頼むこともできます。
また、安心して打ち合わせを進めていくためにも、相性が悪いなど、思うように打ち合わせが進まない場合は「担当プランナーの変更が可能か」も確認しておくと◎。
「ゲストをきちんとおもてなししてくれるかどうかをきちんと見たかったので、会場見学の際に気にして見るようにしました。細かい気遣いまできちんとしてくださる会場に決定したので、当日ゲストも満足してくれました(詠美さん)」とフェアや見学時には、会場で働いている他のスタッフの様子や雰囲気も注意して見ておくのがおすすめです。
花嫁さんは、結婚式までの間にやることがたくさん! かなり忙しくなるので、時間を上手に使いたいもの。当日までの打ち合わせ回数や方法についてもどのくらい融通が利くか確認しておきましょう。
ココもチェックしておけば安心!
□待ち時間の長さや、待ち時間のスタッフの対応
見学では会場や料理にとらわれがちですが、スタッフのサービスなども見ておく重要ポイントかと思います。待ち時間の対応、待ち時間の長さ、スタッフのサービスなどささいなことも見ておくといいです(ぴっぴさん)
□打ち合わせ時間の所要時間と連絡手段
ふたりとも働きながら、限られた時間の中で準備を進める場合、打ち合わせの回数や1回の打ち合わせの所要時間などをあらかじめ聞いておくのがおすすめ。また、メールや電話でも連絡できるか、できる場合はメールアドレスや電話番号、対応可能時間も聞いておくと良いです(ゆずこしょうさん)
□会場の定休日と質問への回答期間
夫婦で休みが合う日が少なかったり、遠方の場合は、メール・電話・webでのTV電話みたいなものなども可能か確認すると良いかもしれません。またメールの返信が返ってこなくてモヤモヤしていたら、その日は定休日で返信が来ないと知り、最初から知っていればモヤモヤしなかったのに……と思いました。メールは何日以内に返してもらえるのか聞いておくと、催促もしやすいです(ayk0さん)
信頼できるプランナーと出会い、効率よく進めていくことが成功のカギ!
挙式までの間、花嫁さんは本当に忙しい! だからこそ、理想の式を実現するための強力なパートナーとなるプランナーさんと出会えることは、精神的にも心強い支えになります。打ち合わせのために毎回遠方まで足を運ぶのは大変ですし、連絡手段や連絡を取れる時間などを確認し、うまく連携して効率よく準備を進めていってくださいね。
182人が選んだ「衣裳やヘアメイク、料理、引出物など」のチェック項目6
「衣裳やヘアメイク、料理、引出物など」はココをチェック!
憧れや思いをふんだんに詰め込んだ式だから、ドレスやヘアメイク、料理にだって目いっぱいこだわりたい!
会場を決定してから、「希望の衣裳がない!」「持ち込みにお金がかかるなんて聞いてない!」なんてことがないよう、フェアや見学時に確認しておきましょう。
持ち込み料は会場によって異なり、想像していたより高額な場合も。素敵なドレスがあってもすでに希望日には予約済みだったり、自分とはサイズが合わないなどということがないよう、確認しておくと安心です。また、衣裳や小物以外に、ギフトや装花についても、会場にカタログがあれば見せてもらうことで、式のイメージがつかみやすくなりますよ。
見学した内容と、自分たちの式とのギャップを少なくするためには試食した料理やケーキ、装飾など見学当日のものが、「どのランクのものか、予算内に収めるためにはどのランクになるのか」を聞いておくと後々のトラブルが少なくなります。
ココもチェックしておけば安心!
□提携先のドレスショップの数
数百着ものドレスを取り揃えている……というような記載をよく見るけれど、同じドレスのサイズ違いや色違いがカウントされており、実際のドレス自体の型数はそんなに多くない場合があります。提携先の数など確認した方が良いです(riiさん)
□ドレスを持ち込んだ際の対応
外部ショップのドレスを持ち込む場合、どこまで面倒を見てくれるかなどを確認した方がいいと思います(いつから預かってもらえるのか、梱包からほどいたときにシワができていたらシワ伸ばしなどをしてくれるのかなど)(未来さん)
□フェアで試食した料理のランク
フェアの試食の時点で、きちんと味わい、このお料理だとどのグレードになるのかを確認しておけばよかったと思いました。全然覚えていなかったので、当日の料理のグレードを決めるのに苦戦しました……(詠美さん)
□希望するオリジナルケーキの作成が可能か
オリジナルケーキを作る場合、著作権関連はどう対応しているのか。近年は厳しいので、キャラクターものはNGのことも多いです。最初に確認していなかったので、希望のものができず残念でした……(かもめさん)
最初に細かく確認して、後から「え? そうだったの?」をなくそう!
衣裳や衣裳小物については、あらかじめ衣裳持ち込みの可否や持ち込み料について聞いていなかったことで、後から“高すぎてびっくり!”と驚く結果になった花嫁さんがちらほら。
ブライダルフェアに参加する方は、試食した料理や振る舞われた内容のランクも要確認です。
先輩花嫁の#maさんは、「当日の食事について、アレルギーへの対応や授乳中や妊婦さんへの対応ができるかどうかを事前に確認しておくことで、相手にも安心して参加してもらうことができた」そう。結婚式当日の料理はゲストにとっては楽しみの一つ。アレルギーを心配されるゲストには、あらかじめ心配しなくていい旨を伝えて不安を払拭(ふっしょく)してもらうのも大切なおもてなしですね。
182人が選んだ「費用や支払い方法」のチェック項目6
「費用や支払い方法」はココをチェック!
非日常空間はただでさえすべてが魅力的に見え、「あれも、これも」とつい気持ちが大きくなりがち。ぼんやり見学していると、いざ見積りを見てびっくり!なんてこともあるので、できれば、結婚式にかけるおおよその予算をパートナーとあらかじめ話しておくのが◎。
自分たちの予算感を会場の方に伝えることで、それに見合ったプランを提案してもらえます。
そして見積りの中には「結婚式に必要なものがすべて含まれているか」もしっかり確認しましょう。
支払い時期や支払い方法についても会場によってまちまちです。前払いか、後払いか。中には、クレジットカードを使用してポイントをためたという賢い花嫁さんも。
見積りを確認する際のアドバイスを先輩花嫁のぴっぴさんから頂きました。「衣裳や料理、装花など他のカップルがどんなものを頼んでいるかを確認しました。『一番注文が多いプランや費用が最大にかかるプランに変えて見積りを出してほしいです』と必ず確認を。後になって見積りがさらに高くならないよう初めに確認しておくのが本当に肝心です」。
ココもチェックしておけば安心!
□仮押さえ可能期間とキャンセル料
冷静なつもりでも普段の精神状態とは違ってしまっていたのか、即決して後で「やっぱり違う会場の方が良かった」「キャンセルしたい」と後悔したことがありました。ただキャンセル料が気になりキャンセルしませんでした。仮押さえができればこんなことにはならなかったので、まずは仮押さえができるか、またその期間、キャンセル料について確認すべきでした(b-holicさん)
□費用の最終支払日
最終支払いを行う日は必ず確認をしておくと良いと思いました。その日にATMで下ろせばいいやと思っていても何百万円もの大金は窓口に行かないと引き出すことができないため、あらかじめ窓口へ行って1つの口座に固めておく方が良いと思います。また、今はご祝儀払いで払うことができる会場もあるようなので、そのようなシステムがあるかもついでに確認しました(#maさん)
□見学時に見たり体験したものの実際の予算
見学時に見た装飾や料理に感動したが、それはたまたまその日に結婚式をしていた人たちがすべてオーダーメイドで作ったものだったので、自分たちの予算では到底無理なものだった。見学した会場で見たり体験したものがどのランクのものなのか確認すれば良かった(もももさん)
お金のかけどころにメリハリをつけるのがポイント!
会場には魅力的なアイテムがたくさん並んでいて、あれもこれもと目移りしてしまいそうですが、予算内で後悔しない式を挙げるためには、お金をかけるところとかけないところを決めておくのが◎。花嫁さんの多くが、見積り段階ではなるべく高めに設定してもらい、後から、本当に必要なものや削れるものがないかなどを差し引きしていることがアンケートからわかりました。
From 編集部
後悔のない式実現の秘訣(ひけつ)は、チェックリストにあり!
会場見学やブライダルフェアに行く前に、確認項目を把握しておくと参加当日の効率UP。複数会場を回る際にもチェックリストで確認した項目を比較すれば、自分の希望に近い会場がどこかもわかりますね。自分の結婚式のイメージが固まっている人はもちろん、まだイメージを固めきれていない人も、先輩花嫁の声から作ったこのチェックリストを片手にしっかり見てきてください。そして、何より会場特有の非日常空間を目いっぱい楽しんできてくださいね!
構成・文/RIE☆ イラスト/moeko
※掲載されている情報は2020年1月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2019年11月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー78人が回答したアンケートと過去2年以内に結婚式を挙げた方で、結婚式の会場を決める前に会場見学やブライダルフェアに参加した女性104人が回答したマクロミル調査によるものです
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