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結婚式会場を親に反対されたら? 説得するための3つのポイント

せっかく決めた結婚式会場なのに、親から難色を示されるとテンションが下がってしまいますよね。でも親にもきっと言い分はあるはず。今回は反対されてしまったときに、どうやって説得すればいいのか、親の気持ちを動かすための3つのポイントをご紹介します。

まずは親に聞いてみた!

「ふたりが決めた会場を反対した理由とは?」

アクセス、お金、格式など、親の心配するポイント3つ

「相手側の実家から離れた場所で式を挙げても大丈夫?(花嫁父/54歳)」
「ハワイで挙式なんて、お金も時間もないし行けない!(花嫁母/58歳)」
「高いし豪華過ぎる。もっと身の丈に合った会場の方がいいのでは?(花嫁母/55歳)」

……というわけで、親が難色を示しがちな主な問題は以下の通り。
1.アクセスの問題
2.お金の問題
3.格式の問題

いずれの問題も親には親の言い分があり、その多くがふたりを心配してのこと。まずはただ反発するのではなく、親の思いをいったん受け止め、その後でふたりがなぜその会場を選んだのか(もしくは選ぼうとしているのか)を感情的にならず落ち着いて伝えたいもの。また、納得してもらうためにはそれなりの準備も必要。先輩花嫁たちの説得方法を参考に、どうすればいいのか、一緒に考えてみましょう。

親の気持ちを動かす3つのポイント

1.[アクセスの問題]は、不安を解消する方法をきちんと提示!

地元で挙げて欲しいと願う親

「駅から遠い」「遠方から行きづらい」というような理由で親に難色を示されることが。とはいえ、アクセス以上の魅力があるから決めた会場なので、親の気にするポイントを一つ一つ解消することが求められそう。

ゆうのさんのケース

403001さんの顔写真

秋田に住む義両親に「東京の会場で挙げる」と言ったら難色を示されました。

★どうやって説得した?

「彼が“東京在住の知り合いが多いから”とゲストの利便性を訴えながら説得。反対されるかもしれないと思い、前もって彼と相談ポイントを打ち合わせておきました」

Other花嫁ボイス

398501さんの顔写真

私の出身地で結婚式を行う予定で、相手の親の了解ももらっていたはずでしたが、途中で反対に遭って……。話し合いの結果、調整の時間を設けるために式を来年に延ばすことで納得してもらいました。(ガロさん)

「不安を取り除く」+「アクセス以外の魅力を伝える」の二段構えで!

地元を離れた遠方での式に不安を覚える親は結構いるもの。その場合は上記の「ゆうのさん」のように、なぜその場所で行いたいのかという理由をきちんと伝えることが大切。移動手段や宿泊・お車代など、足を運んでくれる人へのフォローを提案しながら説得するのもいい方法です。また最寄り駅からスムーズにアクセスできる会場かどうかも親の心配ポイント。駅から離れている場合はシャトルバスやタクシーを手配し、その旨を伝えて安心させましょう。

2.[お金の問題]は資金の調達方法を具体的に示して説得!

オーダーメイドよりもお得なプランにすれば?と勧める親

親の心配は「今後の生活もあるし、結婚式でお金を使い果たしてしまうと後々大変なのでは?」という点。実際に見積りを見てNGが出てしまう会場もあれば、何となくお金がかかりそうというイメージだけで敬遠されるケースもあり。

annieさんのケース

394750さんの顔写真

レストランでのオーダーメイドのウエディング。見積りを見せたところ、「一般的な式よりも費用が高くて贅沢だ」と言われてしまいました。

★どうやって説得した?

「とにかく説得あるのみ。まずは自分たちが気に入って決めた会場で挙げたいという思いを伝え、費用については「いろんなオプションを加えていくと結果的に他の会場と同じくらいになるから」と説明し、納得してもらいました」

Other親ボイス

母親イラスト1

見積りを見ると、結構な料金だったので本当にこの会場でいいのかと心配に。娘に不安を伝えたところ、どんな内容で何のために必要なのかをきちんと教えてくれたので、納得できました。(54歳母/ショコラさん)

父親イラスト1

一般的な金額よりも高いんじゃないか?とストレートに意見。結果的にはこちらの意をくんで別の会場を探してくれましたが、その際「貯蓄とご祝儀で賄えるから」ときちんと資金計画を伝えてくれたことに安心しました。(64歳父/ゆうさん)

「なぜこの会場じゃなきゃだめなのか」をしっかり説明して

「この会場はきっと高いはず」というイメージが先行してしまうと、それだけで身構えられてしまいます。大事なのは、なぜこの会場を選んだのかという理由をきちんと説明し、納得してもらうことです。例えば「式には職場の上司も招待するので、多少お金がかかってもきちんとおもてなししたい。その分、見えないところで節約もする」というように。会場の見積りを見せるのもいい方法ですが、その際には用意できる貯蓄額やゲストからのご祝儀など、具体的な収支予測を伝えるとより安心してもらえそうです。

3.[格式の問題]は実際に見学してもらって説得!

祖母が「自分が希望する会場で挙げて欲しい」と伝えているシーン

最近の傾向を知らない親にとっては、「老舗の専門式場やホテルが絶対!」というケースも少なくないようです。特になじみのないゲストハウスやレストラン、リゾートなどでの式は想定外ということも。まずはそこのギャップを解消することが大切かもしれません。

まーみんさんのケース

399150さんの顔写真

祖母から難色を示されました。というのも、私が生まれたときから「孫には将来ここで結婚式を挙げてほしい!」と胸に決めたホテルがあったそうで……。

★どうやって説得した?

「すでに契約した後だったこともあり、キャンセルできないことを伝えて納得してもらいました。いまだに「あのホテルで挙げてほしかった」と言ってきますが(笑)。
その分、祖母が楽しんでくれる結婚式にしようと心に決めました。式当日はお色直しの中座退場のエスコートに祖母を指名しましたが、涙を流して喜んでくれました」

Other花嫁ボイス

405000さんの顔写真

リゾートホテルで行う親族婚よりも、都内で盛大にやった方が良いのでは?というのが親の意見。とはいえ私たちなりに考えて「ここがいい」と心に決めた会場だったので、親を見学に誘い、実際に会場の良さを感じてもらった上で納得してもらいました。(未来さん)

百聞は一見にしかず! まずは一緒に会場見学を

可能なら、会場見学に親を伴って。すでに決定してしまっている場合でも、成約者を対象にした試食会などにぜひ親を誘ってみましょう。ふたりが自信を持って選んだ会場なら、実際に足を運ぶことできっと安心してもらえるはずです。見学へ行けない場合は、パンフレットやホームページを見てもらい、選んだ会場の良いところや、そこでどんな式を叶えたいと思っているのかを伝えましょう。
また、親が「それでもちょっと格式に欠けるのでは?」と感じる会場でも、これからプログラムや用意するアイテムを工夫することで、きちんとした雰囲気は出せるもの。そのためにも親の意見にもちゃんと耳を傾けることが大切です。

From 編集部

反対されそうな予感がしたら、先に相談を!

本当にふたりが挙げたい会場なら、頑張って親を説得したいところだけど、中にはお互いに歩み寄れずにモヤモヤを残してしまうことも。そんな思いをせずに済むよう、「もしかすると反対されるかも?」と思ったら、会場を決めてしまう前に親に相談することをお勧めします。

構成・文/南 慈子 イラスト/てぶくろ星人
※掲載されている情報は2020年2月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2020年1月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー75人が回答したアンケートおよび、過去2年以内に結婚式を挙げた娘を持つ40~60代の103人が回答したマクロミル調査によるものです

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