[親のホンネ調査]結婚準備で親が意見を聞いてほしいことTOP5
子どもの結婚式は、親にとっても大切なイベントです。準備は子どもたちに任せるつもりでも、親として、聞きたいこと、言いたいことは出てくるもの。また、言いたくても言えない…と我慢している親も少なくありません。今回は、子どもが結婚式を挙げて2年以内の親220人に、ふたりが式準備中に、親に意見や希望を聞いておいた方がいいと思うことを調査(※複数回答)。そのTOP5をご紹介します。
子どもの結婚式は、親にとっても大切なイベントです。準備は子どもたちに任せるつもりでも、親として、聞きたいこと、言いたいことは出てくるもの。また、言いたくても言えない…と我慢している親も少なくありません。今回は、子どもが結婚式を挙げて2年以内の親220人に、ふたりが式準備中に、親に意見や希望を聞いておいた方がいいと思うことを調査(※複数回答)。そのTOP5をご紹介します。
「親にも予定があるから」「出席可能な日を確認したいから」といった理由で時期や日時は早めに相談してほしい、という意見が大多数。また夏や冬、平日などを候補に入れたい場合も、親に事前に相談をしておく方が良さそうです。
「娘があらかじめ忙しい時期を確認してくれて、その時期を避けた候補日を出してくれたので、どれも大丈夫という返事ができました」(54歳・新婦母)
「時期を相談されたので、暑い夏でもいいと伝えました」(56歳・新婦母)
事前にいつなら大丈夫かの確認をしておけば、親も安心ですし、会場の空き確認もスムーズです。また、両家の親がお日柄を重視するかどうかは必ず聞いておきたいことの一つ。
「リーズナブルでも仏滅は避けてほしいことと、遠方のゲストが来やすい時間がいいと伝えました」 (56歳・新婦母)
「息子の結婚式が仏滅でした。日取りが取れなかったのと割引があったからという理由でしたが、聞いたのは決定した後でした」(53歳・新郎母)
黙って決めると親にモヤモヤした気持ちを残すことにもなりかねません。お日柄を気にするかどうかは、会場見学に行く前に確認しておくのがポイントです。
両家の親の出席はマストだったので、早めに両家の予定について確認を取りました。そのため、日程調整でもめることはありませんでした。(諒子さん)
両家でお悔やみ事や法事や命日がかぶらないか確認しておきました。やはり、気持ちよく当日を迎えたいので。(ぺんぎんさん)
親から「暑すぎない月にしてほしい」と言われていたので、11月に行いました。(HTさん)
親が、日取りは六輝(六曜)のどの日に当たるのかを気にしていたため、大安の日を選んで披露宴を行いました。(マーチさん)
日取りについて、両家に念のため確認したところ、彼の親はお日柄を気にしないとのことでしたが、実母からは「仏滅は避けてほしい」と言われたので、お日柄のいい日に決めました。「うちの親は気にしないでしょ」と決め付けず、事前に確認しておいた方がいいと思います。(みかんさん)
□ いつごろなら大丈夫なのか、避けておきたい日や時期があるかを確認する
□ 夏・冬・平日の結婚式などは、決める前にひと言相談する
□ お日柄を気にするか、大安じゃないとダメなのか、逆に仏滅でもOKなのか、会場見学前に聞いておく
「着物か、ドレスかを新郎のお母さまに合わせるため、お母さまの装いを聞いてもらいました。和装とのことだったので、当日の会場での髪のセットや着付けの手配を娘にお願いしました」(66歳・新婦母)
「母親は留袖だけど、父親はえんび服なのかタキシードなのかを確認したい」(55歳・新婦母)
「今はカジュアルな結婚式を挙げる人たちもいるので、どのような式にするのかを知った上で、親の衣裳への子どもたちの考えを聞いておきたい」(58歳・新郎母)
結婚式で親が着る衣裳には、さまざまな種類と選択肢がありますが、両家で格を揃える必要があるため、何を着るか、調整をしないといけません。和装・洋装については両家で和洋が違っていてもかまいませんが、その場合も格は揃える必要があります。カジュアル寄りな結婚式の場合は特に、親はどのような衣裳を選べばよいか迷いがち。ふたりが率先して親の希望をヒアリングし、両家の意向を調整するようにしましょう。
また、衣裳レンタルの手配の仕方や、当日の着付けや美容院のスケジュールなども親としてはとても知りたい情報です。
「レンタル衣裳の予算や店舗の確認をしたい」(66歳・新婦父)
「妻の着付け時間や場所などがわからなくて戸惑いました」(64歳・新郎父)
結婚式会場の提携店で親の衣裳をレンタルしたり、着付けを依頼する場合は、ふたりが窓口になることも多いので、親にはわかりやすい情報共有を心がけて。
両家親から「自分たちでレンタルしても良いのか」「ドレス屋さんで新郎新婦の衣裳と一緒にレンタルした方が良いのか」「最近の親の衣裳事情がわからないから会場のスタッフさんなどに聞いてほしい」と言われました。(まめさん)
私の母はずっと黒留め袖ではなくマザードレスを希望していました。なので初めからそのつもりで双方には話をしておきました。(ゆりかさん)
親の衣裳代は、新郎新婦負担か、親負担かを親と話し合いました。(あやさん)
□ 和装か洋装か、モーニングかタキシードか、など、両家の意向を確認し、擦り合わせを新郎新婦が率先して行う
□ 親の衣裳をレンタルする場合、どこのお店から、いつ、どのように選ぶか、希望を聞いたり、手配のサポートをする
□ 母親は当日、着付けや美容院の予約も必要なので、当日のダンドリを早めに伝えておく
「予算はふたりに任せてもいいと思うが、援助できることはできるだけ相談してほしい」(60歳・新婦母)
「資金援助は、親の務めだと思うから、お金のことは心配いらないと伝えました」(66歳・新婦父)
など、援助をしてあげたいので、お金のことは相談してほしい、という意見が多数寄せられました。ぜひ、子どもの希望を叶えてあげたい親の気持ちをくみ取ってあげてください。
一方で、子どもたちが予算に合わせて、お金の管理をきちんとできるか心配なので、親から援助してもらうつもりなら、見積りの報告や相談もちゃんとしてほしいという声もありました。
また、援助額については、お相手の家とバランスを取りたい考えの親御さんもいます。
「両家の差が出ないように、相手さまからの資金援助額をさりげなく聞いて、恥じないように準備をしました」(58歳・新婦母)
大きなお金が動く結婚式だからこそ、資金援助の話や、予算の見通しはきちんと親に伝えて、信頼関係を強めておきましょう。
親からの資金援助は望んでいなかったのですが、実母から「協力できるのが嬉しいから結婚資金くらいは出したい」と言われ、ありがたく受け取ることにしました。(しいさん)
お金をかけたくなかったのでお色直しはしなくていいかなと思っていたが、「好きなの着て!」と両親からドレス代を頂きました。(ひかりさん)
親から資金援助の相談がありました。一度は断りましたが、両親より「資金援助をさせてくれ」と強く要望があり、これも親孝行だと思って最終的には受けました。 (T.Uさん)
親からは「資金援助はそこまでできない。見積りが高すぎるのでは?」と言われました。私も高すぎると思っていたため、削れるところがないか、一緒に確認しました。(Rさん)
□ 結婚式をすることを決めたら、親に援助をお願いするか、しないか、ふたりの意思を決めて親にも伝える。その際、親の思いも聞いておく
□ 親から援助の話があった時は、ありがたく受け取る。また何に使うつもりか(使ったか)を報告する
□ 援助をお願いする場合、ふたりが出せる予算や、実際の見積りの総額を親にも伝えつつ相談する
「親戚関係で誰を呼ぶのかについては、親に確認しておいた方が良いと思う。後で、呼んだ呼ばないでもめないために」(66歳・新婦父)
「大勢お招きするのか、親しい人たちだけなのか、事前に知っておきたい」(61歳・新婦母)
「両家で呼ぶ人数や顔ぶれのバランスを取る必要は多少はあるため、相談してほしい」(53歳・新婦父)
と、ゲストの顔ぶれについては、親族に声がけする担当の親にも大きく関係するため、相談してほしいし、子どもに意見を伝えたいという声が多数寄せられました。
また、親としては、結婚式当日にゲストの方々に失礼なくごあいさつができるよう、準備しておきたい気持ちもあるようです。
「会場内でのあいさつ回りの順番、内容をある程度決めたかった」(64歳・新郎父)
「どのようなお客さまがいらっしゃるか、心の準備やお土産の手配などをしないといけないため」(58歳・新婦母)
「親として、息子や娘がお世話になった方々に、ちゃんと心配りをしたい」という気持ちに応えられるよう、情報共有をしっかりしておきましょう。
親族だけでの式も考えていましたが、年配の親戚が多いことを危惧した彼の母から「友人を呼んでにぎやかな式にしたら」と意見があり、友人たちと別途、会を開くのもそれはそれで大変なのもあって、結局友人たちも呼んだ式にしました。(めぐみさん)
呼ぶ親戚の顔ぶれは親に聞いた方が良いです。自分的にはこの辺りまで呼べばいいかな?と思っても、親との付き合いの濃さが違ったりするから。 (ゆきさん)
親族の誰を呼ぶかを親に相談した際、最近あまり交流がないおばを呼んでいいものか迷っていたら、親から、おばの息子の結婚式には呼ばれて行っているから、呼ぶのは問題ない、と言われて呼ぶことにしました。(てんなさん)
□ 親族をどこまで呼んだ方がいいか、親の意見を聞いておく
□ ゲストが決まる前に、それぞれの家が呼びたいゲストの人数やおおまかな顔ぶれを、両家の親に共有する
□ ゲストが決定したら、どんな関係の人なのか改めて伝えておく
「娘としてはお車代は半額のつもりだったようだが、親戚のお車代はこちらで用意するので金額を任せてほしいと伝え、新幹線往復料金を用意した」(60歳・新婦母)
「親戚については、結婚式および披露宴に呼ばれたことがある場合など、その時にどうだったかに合わせる必要があるため、宿泊の手配やお車代などは、本人に任せないで親側で手配して、支払いもこちらで出してあげるべきだと思います」(66歳・新婦母)
「遠方から来られるゲストが多く、送迎のバスや車、宿泊先などについて、助言した方が良いと思ったので、意見を伝えました」(66歳・新婦父)
遠方ゲストへのお車代は、全額相当を包むか、半額相当にするか、家や地域によって考え方が異なりますし、親族間で慣例がある場合もあるので、親に必ず確認しておきましょう。また、お車代を出すのは、ふたりか親か、といった擦り合わせも必要です。
宿泊についても、ホテル探しや予約などの手配は誰が行うのか、宿泊費は誰が負担するのか、といった点を、親と相談しながら決めると安心です。
親族の交通費や宿泊については、親のきょうだい間での取り決めがないかどうかを親に確認しました。(なつきさん)
お車代をどの程度出すべきか悩んでいましたが、親からは片道代とアドバイスをもらったので言う通りにしました。(sayakaさん)
親からは「祖母のホテルを手配してほしい」と頼まれたので、近くのホテルを取りました。(しーるどさん)
□ 親族の交通費や宿泊費の負担を、これまでどのようにしてきたか、親族間の取り決めの有無を親に確認する
□ 親族について、誰の交通費や宿泊費を、どの程度負担すべきか確認する
□ 交通費・宿泊費を誰が負担するか相談する
□ 宿泊先について、親に助言を仰いだり、希望があれば聞き取る
6位以下は次のような結果になりました。
第6位 会場決めについて(17.3%)
第7位 内祝い・お祝い返しについて(15%)
同7位 引出物・引菓子の内容について(15%)
第9位 新郎新婦の衣裳について(10.5%)
第10位 料理・ドリンクの内容について(9.5%)
会場については「親にも希望があるのでひと言相談してほしい」という声が寄せられました。
また、お礼やお返し、ギフト関連については、
「内祝いのお品などは今後のこともあるし、また今までのお付き合いもあるので、親の意見を聞いておいた方が無難かなと思います」(61歳・新郎母)
といったように、「恥ずかしくない、ふさわしいものを選びたい」「助言をしたい」といった声が多く、親戚の結婚式などにも出席経験のある親からアドバイスを受けた方が良さそう。
料理についても、
「これまで結婚式に参加して、料理が一番印象に残っているので、料理だけは前もって『このくらいのプランにする』などの相談を親にした方がいいと思う」(57歳・新婦母)
など、自身の経験も踏まえて、意見を伝えたいという希望が寄せられました。
親に「結婚式に呼ばない人から頂くご祝儀の内祝いは早めに返した方がいい」と教わりました。式中以外のマナー面はなかなか教えてくれる人がいないし、時代が変わっても大きくは変化しないと思うので、聞いておくことは大事だと思います。(まめさん)
どこの会場でやるか、決定して手付金を支払う前に親に相談し、承認を得ておいた方がいいです。(にゃんこさん)
親族の挙式の時はどうだったかなど親に基準を確認しておくのは大切です。私たち夫婦は、私側はお祝いも盛大に出して、お返しもするスタイルでしたが、夫側は、ご祝儀いらない代わりにお返しなどもしないというスタイルだったので、家庭によって大きく違うと感じました。(しいさん)
親族の席次は親に聞いておくべき。一般的な席次をプランナーさんが教えてくれると思いますが、親族間のトラブルや気まずい関係などがあるので、できるだけ親に相談をすると良いです。(Pさん)
親の言葉には「これがゲストへの失礼にあたる」など自分たちでは無知で気付かない情報もあるかもしれないので、耳を少し傾けてみるのもいいと思います。 (sayakaさん)
最後に、今回のアンケートで新郎新婦の親に「今、結婚準備中の新郎新婦に伝えたい、親の意見を聞いておいた方がいいこと」を質問したところ、素敵なメッセージが寄せられたのでご紹介します。
「新郎新婦がやりたいようにやるのがいいと思います。でも決定する前に、こんなふうにしようと思うけど大丈夫かな?と確認してもらえると安心です。わが家の場合も、一切口出しはしませんでしたが、その都度相談してくれたので心配はありませんでした」(54歳・新婦母)
「長い間娘だったかわいい女の子が嫁ぐのですから、すべての面で一応、報告しながら、進めてほしいと思います。目の中に入れても痛くないほどかわいい娘の親というものは、寂しさもいっぱいなのですから」(67歳・新婦母)
「花嫁の衣裳合わせの時に娘から声をかけてもらい、遠方でありましたが行かせてもらいました。結婚式を準備する娘との時間を持てて幸せでした。親御さんに結婚式準備に関わる時間を少し用意すると、親は、幸せな時間を過ごせたことを喜ばれると思います」(60歳・新婦母)
親は結婚式が近づく子どもを見ながら、嬉しさだけでなく、心配や寂しさを抱えているのです。頼りにされれば嬉しいし、相談や報告があればほっとするもの。結婚準備の期間は、親子のコミュニケーションも綿密に。親を安心させる機会と思って、連絡を取り合って準備を進めると良いですよ。
子どもの結婚式に際し、親が言いたいことは、基本的には子どものためを思っての言葉がほとんど。子どもの希望を叶えてあげたいという親心。ゲストの方々に失礼のないように調えなくてはという責任感。新郎新婦の親としてきちんと準備して臨みたいという意気込み。そして、これからはアドバイスもできなくなるのかな…という一抹の寂しさが、調査した親のコメントからは見えてきました。結婚式は親にとっても晴れ舞台。どうぞ、新郎新婦の皆さんは、親の意見も耳に入れながら、結婚準備を進めてくださいね。
構成・文/河内千春 イラスト/別府麻衣 D/ロンディーネ
※記事内の親にまつわるデータならびにコメントは2年以内に結婚式を挙げた子どもを持つ親220人が回答したマクロミル調査によるものです。また、新郎新婦にまつわるコメントは2026年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー45人が回答したアンケートおよび、2年以内に結婚式を挙げた既婚男女110人が回答したマクロミル調査によるものです。
※掲載されている情報は2026年6月時点のものです