【600万円台】の結婚式、何ができる？～「総額別」卒花実例集～

総額600万円台で結婚式を挙げた、２組のカップルが登場！美術品に囲まれた空間や、イルミネーションガーデン付きのゲストハウスなどドラマチックな会場を舞台に、おもてなしには惜しみなく、ふたりのこだわりも叶えられる価格帯。さぁ、お金をかけた「奮発」ポイント、工夫した「節約」ポイントに注目して。

【総額636万円】の舞台は、豪華絢爛（けんらん）な和の殿堂

会場や料理に奮発、演出はフェア特典などで賢く節約

会場見学の際に「挙式雰囲気」「披露宴会場雰囲気」「料理」「スタッフ対応」「衣裳充実度」など項目ごとにチェックし、全てにおいて満足のいく会場を選択。豪華絢爛な美術品を背景に母に紅差しをしてもらうと、生涯とっておきの名シーンになった。
おもてなしを大切に、料理1万8500円・飲物5000円のコース（１人当たり）。装花は流しのテーブルにしたことで金額が跳ね上がり、50万円。その一方で、フェア特典を生かして鏡開きは11万2000円から4万2000円に。エンディング映像は18万円かけたが、その他の映像はアプリで制作して1万2000円。父と再入場し、めいたちにトレーンガールを務めてもらったほっこり心温まるシーンも、0円で実現。

［data］
会場タイプ：ホテル
挙式：神前式
ゲスト：78名
資金：ふたりの貯蓄より386万円、親の援助250万円
＊ご祝儀は新婚旅行や新生活に充てた

［総額636万円の内訳］
プラン…90万円（神殿使用料、控室、音響、料理、飲物など）
衣裳・小物…133万7000円（＋持ち込み料）
ヘアメイク・エステなど美容…15万4000円
装花・装飾…50万円
演出…23万5000円
ペーパーアイテム…9万8000円
写真・ビデオ・アルバム…61万円
引出物・ギフト…70万円
その他…182万6000円

周囲に感謝を伝えることが大テーマ。特に家族には出番を設けて、「ありがとう」の気持ちを思い出に残しました。神前式に憧れていた私たちにとって、館内全体が和テイストのこちらは最高の舞台でした。（タイコさん）

【総額695万円】で“世界に一つのオリジナル”にこだわって

おもてなしや記録に奮発、アイテムはDIYを持ち込んで節約

ゲストへのおもてなしを第一に、動線や設備、料理、演出など全てをゲスト目線でプランニング。料理はデザートビュッフェを取り入れ、見た目も華やかな１人当たり１万8000円のコースをセレクトした。さらにふたりが全国をドライブした思い出の車（ケーキトッパー）を手にコック帽の新郎とふたりで登場するなど、エピソードも織り交ぜて楽しんでもらった。
憧れの外階段は、レンタルしたドレスショップで２番目に長いというロングトレーンの衣裳で下りて、ふたりの思い出の音楽にちなんで390個のブルースターシャワーで祝福を。ブルースターは新婦と母が手作りをして節約。ブーケも持ち込み、会場価格の３分の１に抑えられた。

［data］
会場タイプ：ゲストハウス
挙式：キリスト教式
ゲスト：81名
資金：ふたりの貯蓄より100万円、ご祝儀287万円、親の援助308万円

［総額695万円の内訳］
会場・音響…66万円
料理・飲物・ケーキ…210万3000円
衣裳・小物…88万4000円
着付け・エステなど美容…28万7000円
装花・装飾…19万1000円
演出…4万8000円
ペーパーアイテム…20万円
写真・アルバム…42万6000円
引出物・ギフト…49万8000円
その他…165万3000円

ゲストへのおもてなしと同時に、ふたりが好きな音楽モチーフも取り入れることができ、「こんなに時間が短いと感じた結婚式は初めて」と喜ばれました。「生涯一度のことだからやりたいことは叶えよう！」を合言葉に、オリジナルペーパーアイテムを作成し、フォトグラファーは２人体制にして奮発。“世界に一つ”が生まれ、今でも大満足の結婚式でした。（川野千尋さん）

From 編集部

憧れの舞台で大勢に祝福され、堂々主役になる！

総額600万円台なら、豪華な美術品に囲まれた空間、歴史あるステンドグラスや外階段のある荘厳なチャペルなど、憧れの会場をステージにした結婚式を挙げることができる。今回調査したアンケートでは、ゲスト数は81名から116名と多め。ブライダルフェアに参加して特典をゲット、持ち込み料がかからないものをチェックするなどして節約した人もいる。

構成・文／千谷文子　Ｄ／ロンディーネ
※掲載されている情報は2020年2月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2019年11月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー79人、2019年12月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー133人が回答したアンケートによるものです