【卒花実例】まるでリゾート♪ 都心型グリーンウエディングの叶え方
緑に囲まれて、開放感たっぷりなリゾートウエディングに憧れるけれど、ゲストのアクセスや準備のことを考えると、難しいかも……。そんな悩みを持つ花嫁さんは必見！ 都心にいながらもナチュラル感のあるウエディングを叶える工夫を3人の先輩花嫁さんに伺いました。
開放感もあってアクセスも◎ 都心で叶えるグリーンウエディング
グリーンウエディングと聞くと、軽井沢やハワイなどリゾート地で行うイメージが先行するけれど、都市部でも開放感たっぷりなグリーンウエディングができるって知ってる？ 今回ご紹介するのは、編集部が注目した「アーバン版グリーンウエディング」を実現した花嫁さんたち。都心とは思えない、リゾート感をメイクするポイントをチェックしてみてください。
都心で感じられる、心地よい非日常感を堪能
都心とは思えないほど開放感たっぷりの会場をセレクトしたwd_co__tさん。太陽の光に照らされ、キラキラ輝く緑と新郎新婦の笑顔がとっても印象的。
【Point1：緑あふれるガーデンのある会場をチョイス】
ガーデンは、緑と空の青のコントラストが素敵な上に、周りがグリーンに囲まれているので、都会の騒がしさからは隔絶された空間で結婚式を挙げることができるんです。また、挙式や披露宴会場も、窓が大きく周りのグリーンがまるで背景のよう！
【Point2：グリーンを生かしたシンプルな装飾】
こだわったポイントは、会場のグリーンを生かしたシンプルさ。ブーケやテーブル装花も、色をホワイトとグリーンに絞り、統一感を演出しています。また、エスコードカードをチャペルまでの小道に用意。グリーンの背景を考慮して、モノクロ写真を使ったのも◎。
【Point3：開放的な気分を加速するウエルカムパーティ】
当日は晴天だったのもあり、新緑がキラキラ光ってガーデンでのウエルカムパーティはとても快適に。また、ゲストにも「開放的な気分で乾杯できて幸せだった」と褒めていただけたのだとか。開放感を感じてもらうには、ガーデンをうまく活用する演出を取り入れるのが良さそう！
＋αのこだわり教えて！
乾杯には、海外ビールを用意！ 男性陣からも好評でした。ビジュアル的にも、上品さがありつつもグリーンを生かす雰囲気になったと思います。(wd_co__tさん)
都心とは思えない美しい自然に包まれる、大人らしい贅沢さ
ホームパーティ好きなhachiharu_weddingさんが行ったグリーンウエディングは、温かみのある雰囲気づくりを大切にしたそう。わが家でホームパーティをしているかのような演出にこだわり、ゲストがワイワイ楽しめるような工夫が満載でした！
【Point1：外の騒がしさを忘れさせてくれる、グリーンに囲まれた会場】
大きなシンボルツリーに美しいグリーンの木々、鳥のさえずり、心地よいそよ風を感じる空間は、ゲストの気持ちも開放的に。
【Point2：自然がつくり出す新緑をベースにした装飾】
極力シンプルにしたいという考えから、カラーは、ホワイト×ブラック×グリーン×ボルドーのみ。チャペルも森の中にあったので、あえて装飾をせず白い布を掛けるだけ。新緑の美しさが際立ち、都心とは思えないナチュラルさ！
【Point3：バーカウンターでホームパーティ感を演出】
アットホーム感をゲストにも感じてもらうために用意したのは、バーカウンター。グリーンが見渡せるテラスに設置したことで、そのままテラスでお酒を楽しむことができ、新郎新婦とゲストが一緒になってワイワイ楽しめる空間がつくれたそう。
＋αのこだわり教えて！
「NO COLOR（ブラック、ホワイト、ブラウン、ネイビー、グレー）」というドレスコードを設けました。緑の会場とゲストとの統一感も出て、まるで一つのおうちでみんなでくつろいでいるかのような雰囲気になりました！ ゲストがより会場で安らげるような装飾や演出は、ゲストと距離が近く、より満足感の高いグリーンウエディングを叶えてくれるはず！（hachiharu_weddingさん）
大勢のゲストと緑に囲まれ、ぬくもりあるひとときを
木のぬくもりと緑の爽やかさを感じる洗練されたモダンウエディングを都心で叶えたwedding_mayuさん。グリーンの開放感の中に、洗練さを出せるのは、都心の会場ならでは！
【Point1：好みのフローリストが決め手になった会場選び】
都心にいながら自然を感じられる空間づくりには、会場の装飾が重要と考えた花嫁さん。グリーンをふんだんに使ったフラワーアレンジを得意とするフローリストさんがいる会場に決定。
【Point2：装飾に高さを出さず生み出した開放感】
木のブラウン、植物のグリーン、お花はホワイトと色を絞ることで、より洗練されたウエディングを演出。また、高さのある装飾はあえて外し、華やかに見えるようにグリーンを這（は）わせるなど、会場の上部に空間をつくることで開放的な雰囲気づくりが可能になったようです。
【Point3：洗練されたアーバンぽさはキャンドルで演出】
こだわった演出の一つは、水にキャンドルが浮かぶフローティングを設置したこと。グリーンやブラウンの中にこのフローティングがあることで、モダンな雰囲気を醸し出すことが可能に。さらに、お色直しの再入場、花嫁の手紙など照明を落とすシーンでは、ドラマチックな演出アイテムとしても活躍。
＋αのこだわり教えて！
装飾では、色を限定していたのですが、会場で使われるお皿はネイビーでした。統一感を大切にしていたので、装花にネイビーの木の実を添えることで、ネイビーが他のカラーを邪魔せずうまくマッチして、差し色の効果が出たように思います。(wedding_mayuさん)
From 編集部
いいとこ取り！ 都心型グリーンウエディング
リゾート地のようなナチュラル感、都心部のような洗練さ、そしてアクセスの良さ。まさにいいとこ取りの都心型グリーンウエディング。「リゾートでやりたいけど、たくさんのゲストを呼びたい」 「グリーンに囲まれてリラックスしてほしい！」そんな花嫁さんの思いを詰め込める都心型グリーンウエディングは、今後注目が高まること間違いなし！ 都心型グリーンウエディングを叶える際は、会場選び・装飾・演出の3ポイントを忘れずに！
取材・文／横山智世 D／ロンディーネ 構成／紺矢里菜（編集部）
※掲載されている情報は2019年12月時点のものです
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