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レストランウエディングの“おいしいおもてなし”実例

おいしい食事と楽しい時間でゲストをおもてなししたい! 余興などで負担を掛けず、上質な料理を味わってもらえるレストランウエディングの料理演出は、ゲストにとってもうれしい心配り。先輩花嫁たちの素敵な料理演出実例をぜひ参考にしてみて。

メニューに一つ一つにこだわって
ゲストも感動の美食でおもてなし

試食を重ね納得のコース料理を並べて

実例1

新郎新婦が結婚式で最もこだわったのは「ゲストをもてなすおいしい料理」。さまざまな会場を見学して、試食した料理の味に納得しレストランに決定した。披露宴前に「アペリティーボ」というお酒や軽食を楽しむ時間を設けることで、ゲストと和やかに歓談。ゲストの目の前で熱々のスープをかけて完成する料理など、「さすがレストラン!」と盛り上がり、男性ゲストからは「料理がおいしい」、女性ゲストには「おしゃれで楽しく食事ができた」と大好評だった。

私のおもてなし♪

花嫁の声

料理は譲れないポイントだったので、初回に頂いた試食とメニュー決めの試食とを合わせて相談しながら決めました。ここで忘れられないぐらい印象的でおいしかったカポラータをメニューに追加し、1皿目で味わってもらいました。ドリンクは持ち込み自由だったので、おすすめの日本酒や辛口のジンジャーエールをふたりで用意し、手作りランチョンマットでご紹介しました。(Rieさん/@yori_0606wedding)

「料理のおいしさ」を大事にするなら
こんな料理演出もおすすめ!

出来たてのおいしい料理は何よりのごちそう。炎が派手に上がるフランベや、ゲストの目の前でソースをかけて料理の仕上げなど、料理の味を引き立てるパフォーマンスになる演出もある。レストランならではのスペシャリテや名物料理は、印象に残る形で提供したい。
コースに合わせた飲物を持ち込んだり、ペアリングをソムリエに相談するなどドリンクメニューまでこだわるのも手。

オリジナルアイデアと地元の食材を使って
両家の絆を深めるパーティに

ふるさとの縁を感じるオリジナルメニュー

実例2

湯布院にある美術館で人前式を挙げて、併設のレストランで披露宴。今は東京在住のふたりが、思い出の場所でもある地元・大分で、ゲストの記憶に残るような結婚式を計画。金鱗湖を望む素敵なロケーションと旬な食材、感謝の気持ちを込めた両家オリジナルのブレンドコーヒーで心からのおもてなしを用意した。「コーヒーの香りとともに幸せな記憶をとどめてもらいたい」と新郎新婦が豆をひいてドリップし、両家のゲストは特別な味を楽しんだ。

私のおもてなし♪

花嫁の声

お料理は旬な食材で、みんなに親しまれ、ゲストの思い出に残るものが良いなと思っていました。コーヒーは、私たち夫婦が感謝の気持ちを込めておもてなしの一杯を届けたいと思い、ゲストに参加してもらいながら豆をブレンドしました。ゲストからはアユをテラスで焼く様子が見られてユニークな演出だと好評で、色とりどりで目で見ても楽しいお料理ばかりでした。(大野良枝さん)

「自分たちらしさ」を大事にするなら
こんな料理演出もおすすめ!

新郎新婦にちなんだ食材や飲物があれば、ぜひメニューに取り入れてゲストに振る舞いたい。コースやデザートに組み入れてもらうことが可能か、持ち込みはOKかプランナーに相談してみよう。
せっかく料理にこだわったなら、そのこだわりの理由が伝わるようにシェフから説明してもらったり、メニューカードにメッセージを書くなど、ゲストに思いを届けて。

ゲストと一緒に食事と会話を楽しむ
アットホームなウエディング

子どもたちの笑顔があふれる工夫がいっぱい

実例3

ふたりが大切にしたのは、ゲストと料理と会話を楽しむこと。前菜、スープ、魚料理、肉料理とお皿ごとにテーブルを回り、ゲストと一緒に料理を味わった。親しい人だけを招いた少人数のパーティで、9人の子どもゲストにもスポットライトを。愛らしい「かんぱーい」の声でパーティが始まり、ケーキの飾り付けをしたり、ワゴンで運んだりと大活躍! 子どもたちはもちろん、見守る親や親戚、新郎新婦みんなが笑顔に。オープンキッチンから運ばれてくる出来たての料理に会話も弾み、温かい祝福の言葉が飛び交っていた。

私のおもてなし♪

花嫁の声

ゲストとたくさん触れ合いたくて、ホームパーティのような和やかな結婚式に。子どもたちにとっては、多分初めて出席する結婚式だったので、良い思い出になるよう乾杯やケーキ運びのお手伝いなど、いろんな場面で登場してもらいました。料理のおいしさも会場選びの決め手だったので、ゲストの皆さんの楽しそうな表情を見られてうれしかったです。(川口弘子さん)

「ゲストとの距離感」を大事にするなら
こんな料理演出もおすすめ!

料理ごとにテーブルを移動するのは、まねしたいアイデア! 各卓にふたりの席を用意しておき、料理の変更と一緒に移動。近くで話せてゲストもうれしい。席を用意するのが難しければ、デザートビュッフェなどの移動タイミングでゲストと話せる時間を多めに持とう。
料理に絡めたテーブルラウンドなら、お皿に取り分けたり、デザートの仕上げをしたり、スパークリングワインとフルーツをサービスするなど、新郎新婦ができる演出をレストランに相談してみて。

From 編集部

おいしい料理が印象に残る工夫を

ゲストにとって、おいしい料理は何よりのおもてなし。それだけでも満足度が高いけれど、シェフや新郎新婦の登場で料理そのものが演出になると、味と一緒に結婚式のシーンがずっと思い出に残る。せっかくレストランウエディングを選ぶなら、ぜひ料理演出も工夫してみて。

取材・文/竹本紗梨 D/ロンディーネ 構成/小堀そら(編集部)
※掲載されている情報は2019年10月時点のものです

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