【超ビギナー専用】花嫁の手作り『フォトジェニック』IDEA ~AUGUST Lesson2~
ウエディング雑誌や広告で活躍するスタイリストの判治ミホさんがDIYアイデアをご紹介。アイテム自体はフォトジェニックなのに、作り方はとっても簡単! しかも、材料の揃え方から、不器用編集者が実際に作ってみてわかったポイントまでお教えします。これを見れば誰でも素敵なWEDDING ITEMが完成すること間違いなし。
8月のテーマ:Tropical Resort
オレンジ、イエロー、グリーンなど原色を使ったカラフルなカラーリングに、南国の大ぶりな植物や動物を合わせて、陽気な「Tropical Resort」をテーマに手作りしてみるのはいかが。ふたりの衣裳や高砂席を飾り付ければ、ご機嫌なパーティの始まり始まり。
Lesson2:トロピカルフラワーのボンネ
花嫁の印象を左右するヘッドドレスの一つ、ボンネを式のテーマに合わせて手作りするとぐっとおしゃれに。造花を使っているから、いつ作り始めてもOK! お気に入りの造花を集めて、とっておきのボンネを身に着ければ、満足な一日を過ごせるはず。
用意するもの
<材料>
●コーム(10山)4cm×3.5cm
(手芸店などで販売)
●ボンネ台 11cm×6cm
(手芸店などで販売)
●造花 6種ほど
ピンク系のボリュームのある花(ジンジャーなど)、
紫系の中くらいサイズの花(ランなど)、
黄色・オレンジ・ピンクの小さめの花、
南国系のグリーン(ソテツなど)
(花材店などで販売)
<道具>
●グルーガン
(ホームセンターや100円ショップなどで販売)
●糸切りばさみ
●縫い糸
●縫い針
●ニッパー
[1]ボンネ台にコームを縫い付ける
縫い針と縫い糸を使って、ボンネ台の裏側、真ん中にコームを縫い付ける。余った糸は糸切りばさみで切る。
[2]花と葉を切り離す
葉ではなく、花をメインで使いたい造花については、ニッパーで葉を切り離しておく。種類によっては針金が入っていて切り離しにくいので、大きめのニッパーを使うとよい。
[3]ボンネ台に並べてバランスを見る
[2]で切り分けた造花を、ボンネ台の上に並べてバランスを見ていく。大きい花から置いていくとバランスが取りやすい。
[4]グルーガンで貼っていく
[3]で納得できる配置ができたら、グルーガンを使って、ボンネ台に貼っていく。花の付け根にのりを付けるようにすると、のりが目立たず、きれいに仕上がる。
葉っぱは切り離して!
今回の工程[2]の花と葉を切り離さなくてもいけるのでは……と思って、そのまま作ってみたら、イマイチな印象に。判治さん曰く、最近の造花はクオリティーの高いものが多いけれど、花に付いている葉っぱは偽物っぽく見えてしまう場合もあるそう。葉っぱを切り離すひと手間を惜しまないで! by編集者みーぬ
判治ミホ
スタイリスト
プティラブーシュカ主宰
http://loveshka.com/
テーマ性が高く、フォトジェニックなスタイリングに定評があり、ウエディング雑誌や広告などで活躍。パーティプロデュース、ドレス、小物などのデザイン、コーディネートを展開する花嫁のためのセレクトショップ「プティラブーシュカ」も主宰し、花嫁が自身の結婚式に取り入れやすいアイデアを提案し続けている。
構成・文/齊藤亜由美 制作・スタイリング/判治ミホ 撮影/五十嵐 洋(イメージ)、皆川哲矢(手順)
※掲載されている情報は2019年7月時点のものです
- 演出・アイテム
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