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ドレス
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「こんなドレスが着たい!」からスタートする 会場探しのPOINT

結婚式準備では、会場が先で次にドレスを選ぶという順番が一般的です。しかし、花嫁姿にこだわりがある場合、ドレスを先に決めたり、ドレスのイメージを固めてから、それが映える会場を選ぶという流れもあります。今回は、デザイナーとしても活躍するオーダーメイドのドレスショップ「1+1」の宮西さんに、“着たいドレスに合わせた会場選びのポイント”について、アドバイスしていただきました!

“ふんわり広がるボリュームのあるドレス”が映える会場は?

広さも高さもある、華やかな空間がGOOD!

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実例2

【会場選びのポイント】
□広くて天井の高い空間
□ホテルのバンケットや、ヨーロッパ調のゲストハウス
□ゴージャス、ロマンチックというキーワードが合う、華やかな空間
□非日常的な雰囲気
□ソファスタイルのメイン卓

ふんわりシルエットの大きなドレスは、花嫁だからこそ着られるデザイン。幼い頃から憧れていたという声も多いのが特徴です。ポイントがシルエットにあるので、ゲストから距離のあるところから全体をしっかり見てもらうために、規模の大きい空間が断然映えます。また、ふんわりとしたドレスは座った姿もかわいいので、ソファスタイルのメイン席やフォトブースがあると、パーティ中、座っていてもスカートをしっかり見てもらえます。

【2枚目】
ベルラインのドレスを着たいと思っていた@little.h___さん。ふんわりしたドレスを着て大階段で撮影をするという希望もあり、ホテルでの結婚式に決めた。(@little.h___さん)
【3枚目】
ふんわりとしたチュールのスカートが希望で、バッグスタイルにはシルクのオーガンジーで作り出したフワフワモチーフをあしらったドレスをオーダーしたKさん。会場は、ラグジュアリーなホテル。ソファ席でお気に入りのスカートをしっかりアピール(Kさん/写真協力:1+1 ONE PLUS ONE )

“すっきりラインの大人なドレス”が映える会場は?

ドレスの質感が映える、中規模のシックな会場がおすすめ!

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【会場選びのポイント】
□小規模から中規模のパーティ会場
□シックなトーンやスタイリッシュな雰囲気
□こった照明やライティング演出
□シャープな印象、シックなトーンのインテリア

広がりすぎないAラインやスレンダー、マーメイドラインなど、控えめなシルエットのドレスは、大人の花嫁さんの支持を得ています。ラインはシンプルでも、サテンやシルク、レースなど質感で華やかさを出すタイプであれば、主役感も出せるので、それほど会場は選びません。ただ、あまり大きな会場だと遠目に見たときの印象がコンパクトなので、小から中規模の会場だとバランスもグッド。質感がしっかり映えるライティングで、さらに魅力もアップします。

【2枚目】
形式にとらわれず楽しいパーティをしたいと思っていたOさん。ドレスはシンプルなラインながら、肩にあしらったフリルや、立体的に浮かび上がるレースなど、エッジを効かせたデザイン。会場もドレスの個性が生きる、モダンなダイニングバーに(Oさん/写真協力:1+1 ONE PLUS ONE )

“デコラティブすぎないナチュラルなドレス”が映える会場は?

軽やかな印象に合う、グリーンや自然光が溢れる会場がピッタリ!

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実例

【会場選びのポイント】
□グリーンいっぱいのガーデン付きの会場
□天然素材の内装やグリーンの装飾に満ちた空間
□ナチュラルなレストランやゲストハウス
□自然光がたっぷり入る窓付き会場
□自然体な雰囲気
□ビンテージ感のあるインテリア

いかにも主役!という雰囲気が苦手で、普段の自分らしさを大切にしたい花嫁さんが選ぶのがこのタイプ。ドレスの装飾が控えめなだけでなく、素材もナチュラル。結婚式の会場も、非日常感というよりは、カフェなど、いつもの延長線上のようなカジュアルな雰囲気のところや、軽やかなドレスの印象と合う、自然いっぱいのガーデンなどが好相性。

【2枚目】
大切な人と気さくにふれあえる結婚式が希望だったRさん。動きやすさも重視したシルク素材の軽やかなエンパイアドレスに。旧歯科医院の歴史ある建物を、グリーンやプロカントなどでラスティックに演出した空間が舞台。こぢんまりとした会場なので、サイドのドレープなど、見る角度によって印象の変わるドレスを、間近でしっかり見てもらえた。(Rさん/写真協力:1+1 ONE PLUS ONE )

“トレーンが長いドレス”が映える会場は?

長いバージンロードのある壮麗な教会が正解!

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【会場選びのポイント】
□長いバージンロードがある伝統的な教会
□ホテルなどの華やかなパーティ会場
□ステンドグラスやパイプオルガンなど、長い時を経たアンティーク
□階段のある教会の祭壇
□大階段

ふんわりタイプと同様、トレーンの長いドレスは不動の人気。挙式での壮麗なシーンを思い描き、選ばれるようです。トレーンは長さがあるほど格式が高いとされるので、それが引き立つバージンロードの長い伝統的な教会がピッタリです。また、トレーン付きのドレスは普段は着ない特別感のあるもの。パーティ会場もホテルなどの広くて華やかな、非日常感ある雰囲気こそふさわしいでしょう。

【2枚目】
繊細なレースがあしらわれていて、トレーンの長いウエディングドレスがいいと決めていたちーさん。トレーンの長さがしっかりわかるように、バージンロードの長いチャペルをセレクトした。(ちーさん)

“レースや刺繍など素材の美しいドレス”が映える会場は?

本物のアンティークが彩るレトロな空間がおすすめ!

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【会場選びのポイント】
□迎賓館など実際に歴史を重ねた会場
□カジュアルな会場もOK
□ゲストとの距離感が近いこぢんまりした空間
□ヨーロッパ調など洋風でクラシカルな雰囲気
□大正ロマンなど和テイストの会場
□自然光が映える空間
□飴色に輝くアンティーク家具や内装

リアルクローズでも注目されているレースや刺繍は、花嫁さんにも人気。タイムレスな魅力を放つからこそ、本物のアンティーク家具や空間とも好相性。クラシカルなヨーロッパ調だけでなく、和のテイストともマッチします。一方でスタイリングによってはナチュラルな印象も出せるので、レストランなども選択肢に。レースは間近で見たときに映えるので、ゲストとの近い距離感も大切です。

【2枚目】
3月末の桜の時期に挙式したUさん。桜ふぶきを思わせる立体的な小花のレースが印象的な、繊細な一着をセレクト。明治から大正時代のレトロなムード漂う会場でもしっくりとなじんで、しっかり写真映えした。(Uさん/写真協力:1+1 ONE PLUS ONE )

注意したい会場選びのPOINT

着たいドレスを決めてから会場選びをする場合、最初に確認しておかなければならないのが、ドレスの持ち込みができるかどうかです。持ち込みができる場合も、別途料金がかかるので、会場決定前に必ず確認しておきましょう。

From 編集部

思いを込めたドレスに合う会場は、より自分らしい

「結婚式は感謝や決意を伝える場でもあると同時に、どんなに自分が愛されてきたか改めて気づく時間。だから花嫁さんには自分を喜ばせるドレス選びをしてほしい」と宮西さん。ドレスは、花嫁さんの思いがたっぷり込められたアイテムだからこそ、そこにはその人らしさが溢れています。そういう意味でも、ドレス選びから始める会場選びは全然アリ!です。ドレスと一体感のある会場で、より自分らしさや大切な思いを形にしましょう。

宮西さん
Profile

宮西昌美さん ウエディングドレスショップ
1+1 ONE PLUS ONE
デザイナー

国内外の良質なレースやシルク素材にこだわり、花嫁の心をくすぐる、ここにしかないドレス創りがモットー。花嫁一人一人とのコミュニケーションを大切にし、共にドレスを創り上げている。

URL:http://www.one-plus1.com/
TEL: 03-6408-1951

構成・文/小松七恵 イラスト/IKULA
※掲載されている情報は2019年6月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2019年4月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー93人が回答したアンケートによるものです

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