専門家&卒花がアドバイス! 花嫁の大敵<紫外線>徹底対策法
結婚式当日は、自分史上最高にきれいな自分でいたい! そんな美嫁を実現するために重要な要素の一つが「美肌」。そして美肌づくりの大敵といえば紫外線。そこで今回は、広尾プライム皮膚科 副院長の谷口先生のアドバイスも踏まえながら、美嫁を実現するための紫外線対策を紹介します!
花嫁の美肌づくりには紫外線対策はマスト!
紫外線対策をするのとしないのとでは、肌へ与える影響に雲泥の差があることは周知の事実。紫外線を浴びることで肌の細胞がダメージを受け、毛穴が開く原因になったり、新しいシミやソバカスを生み出す原因にも。ということで、美肌な花嫁姿を実現したい場合、紫外線対策は絶対に必要なことといっても過言ではありません。
教えて! 谷口先生
【紫外線がお肌に良くない理由】
紫外線を浴びると角質が厚くなり、肌理(きめ)が乱れます。肌理と肌理の交差点が毛穴と呼ばれていますが、肌理が乱れると毛穴が目立ってきます。また、厚くなった角質に紫外線曝露(ばくろ)で作られたメラニンがため込まれると、くすみやシミの元になります。肌の奥まで紫外線が浸透してしまうとコラーゲンが損なわれてハリがなくなり、たるみが生じる原因にもなります。
【紫外線対策のメリット・デメリット】
短期的に得られるメリットとしては、肌の白さや整った肌理と毛穴を保てることです。長期的なメリットは、中年以降に発生するくすみ・シミ・はり・たるみ・赤ら顔に対する予防ができ、アンチエイジングの基礎として大変有用です。紫外線を浴びることのデメリットは、これらの逆の現象を引き起こしてしまうことに加え、肌理が乱れることで化粧ノリが悪くなることなどがあげられます。
紫外線対策にはこんな方法がある
よく知られている紫外線対策といえば、以下のような内容。
・日焼け止めを塗る
・日傘を差す
・サングラスや帽子、手袋の着用
・美白化粧品の導入
・美肌サプリメントの摂取
でも一体これらの紫外線対策にはどんな効果があるのか、正しい使用法などはあるのか、谷口先生に教えてもらいました。
教えて! 谷口先生
【効果的な紫外線対策:予防】
美白対策やシミの予防には、日焼け止めクリームの外用と日焼け止めサプリメントの内服を併用することがおすすめです。日焼け止めクリームを塗ることで、体の外から紫外線が肌に届くのを抑制し、色白肌のキープが期待できます。日焼け止めサプリメントの内服は、紫外線にさらされた皮膚に生じる「有害な活性酸素」を取り除くのをサポートし、体の中からシミやしわを予防する効果が期待できます。
【効果的な紫外線対策:治療】
すでに出来てしまった気になるシミには、サプリメントなどの内服が効果的です。クスミの改善は、ビタミンCやハイチオール等の内服、肝斑(かんぱん)がある場合は、これに加えてトラネキサム酸の内服が有効です。
紫外線対策のセミプロ!? 先輩花嫁の実例その1
ももさんの場合/紫外線が入る隙は1ミリも作らない
外出時の肌カバーや日焼け止め対策は序の口!? とにかく徹底的に紫外線を避けるべく、普段の生活に欠かせない「買い物」の時間帯までコントロールしたという花嫁にご注目!
私の紫外線との戦い記
紫外線を浴びるのを避けるために、買い物に行くときは太陽が沈んでから外出するようにしていました。また、外出する際には服でカバーされている部位にも日焼け止めを塗っていました。加えて外出時はもちろんですが、洗濯物を干すときなども帽子、サングラス、長袖、手袋を着用し、徹底的に紫外線から身を守るように生活していました。(ももさん)
紫外線対策のセミプロ!? 先輩花嫁の実例その2
まおさんの場合/朝日が入る角度までを計算
窓から降り注ぐ優しい朝の日差しを感じる幸せ……も、結婚式準備中は心穏やかに感じるものではないかも!? 寝ているときでさえも気を抜かずにいることが、美嫁への道となるのかもしれません。
私の紫外線との戦い記
朝の日差しで日焼けをしないように、睡眠時の布団の位置を日が差し込まない場所へと変更しました。加えてビタミンCのサプリを積極的に摂取し、美白効果のある美容液も普段のお手入れにプラスしました。シミや日焼けがとにかく怖かったので、普段より日焼け止めを頻繁に塗り直すことに加え、外出時には手袋と日傘を差し、彼と出掛けるときは日傘を差しにくかったので、帽子をかぶるようにして対策していました。(まおさん)
From 編集部
美肌への道は、日々の小さな努力の積み重ね!
美肌は1日にしてならず。体の内側に紫外線をためこまないように、まずは肌への浸透をブロック、そして体の内側からも働きかける努力を積み重ねることが、美肌な花嫁姿への最大の近道となるはず! これをきっかけに、普段の生活での紫外線対策を、一度見直してみよう。
監修:谷口由紀先生
広尾プライム皮膚科 副院長
日本抗加齢医学会専門医
日本レーザー医学会専門医
1999年卒。卒後、レーザーを専門分野として大学病院にて研鑽後、レーザー専門病院に勤務。レーザー治療を通じて美容とアンチエイジングに深く関心を持ち、日常的にできる心描けで美肌を保つ予防医療を推奨している。
構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/つぼゆり
※掲載されている情報は2019年5月時点のものです
※記事内のコメントは2019年3月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー88人が回答したアンケートによるものです
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