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[会場決定前にCHECK!]結婚式のエリア、本当にそこで大丈夫!?

ふたりの地元や、地元と今住んでいる場所が遠いと、「どこで結婚式を行ったらいいのかな」と悩みますよね。式を挙げる場所には、海外や国内リゾートという選択肢も。そこで、先輩カップルが「どんな候補地の中から、何を優先してどこに決めたか」をご紹介。最終的に式を挙げる会場を決定する前に、他に考えておくべきことはないかな?と確認する参考にしてみて。

まずはみんなの決め手をチェック!

決め手

※「ゼクシィ結婚トレンド調査2018(全国推計値)」より

場所選びの決め手となったことは1つだけではなく、複数あった人もいますが、ダントツに多いのはゲストの「アクセス」。親族や友人のアクセスを重視して、新婦または新郎の「地元」にしている人も。その他にも、「ふたりの憧れ」や、「打ち合わせの都合」を加味したり、「親の意向」を確認したりなど、いろいろな要素を検討した上で、結婚式を実施する場所を決めているよう。
先輩カップルたちは実際にどんなふうに悩んで決めたのか、「決め手」の異なる4組のカップルの、検討した場所とその理由の流れを見てみましょう!

CASE1 「ゲストのアクセス」を重視して決定

~Yさん夫婦の場合~

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ふたりとも中部地方出身で、東京暮らしを経て、転勤で仙台へ。
彼は「より多くの人たちを招く結婚式より、のんびりできるハワイで、身近な人たちに囲まれて式を挙げたい」と考えたが、彼女の親から「高齢の祖父母も出席できるように、国内でしてほしい」という希望が。ハワイでは、職場の人を含め、日頃お世話になっている人たちに、きちんとあいさつすることができないということも考えて、彼の憧れよりも、「ゲストに感謝の気持ちを伝える」という式を挙げる目的を優先して、国内に変更した。
その候補地となったのが、転勤してすでに新生活をスタートさせていた仙台、ふたりの地元・中部、そしてゲストが集まりやすい東京。仙台なら今の職場の人に来てもらいやすい、中部なら祖父母も行きやすい。でも、ゲストの割合は仙台1:中部1:東京8。ゲスト全員のアクセスを考えると、東京の方が断然便利なのは明らか。中部や仙台からからはちょっと遠くなるけれど、どちらからも新幹線1本で行けることもあり、東京に決定した。

アクセスを優先してどうだった?

いらすと

仙台や中部にしていたら、ふたりが負担するお車代だけでかなりの額になりそうでした。どのゲストにもアクセスの良いところにでき、今住んでいる仙台からも乗り換えなしで行きやすい。結婚式後も記念日などで会場を訪れやすく、よい選択ができたと思います。

「ゲストのアクセス」を決め手にするってどういうこと?

どんなゲストを式に招待するか、そのゲストたちにとって来やすい場所はどこかを一番重視して検討。アクセスを決め手とした人の中にも「お互いの地元・東北と信越の間をとって東京」と両家のゲストが平等になるようにした人もいれば、「新郎の地元・愛知と新婦の地元・東京で迷ったが、どちらにしても遠方ゲストが多くなるので、アクセスしやすい東京にした」「ゲストは滋賀、京都、奈良だったが、集まりやすい大阪にした」という人も。また「高齢の祖父母がいる方の地元にした」など、身近な人の足回りを最優先するという方法もあり。
「お互いの地元が離れている場合は中間地点で」と考えがちですが、それ以外にも「お互いの地元でそれぞれ行う」というアイデアも。

CASE2 「親の意向」を大切にして決定!

~よしさん・まちさんの場合~

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出会いはよしさんが仕事の関係で関西に住んでいたとき。その後、よしさんは転職して地元・山梨へ。挙式8カ月前に婚姻届を出し、まちさんも関西から山梨へ移住。最初の候補地として山梨が挙がった。でも、山梨はアクセスがイマイチ。2番目の候補地となったのが、まちさんが慣れ親しんだ街・京都、3番目は東京だった。一方で、憧れのリゾートウエディングが叶う軽井沢も候補地となったが、山梨と同様、アクセスの問題で断念。

東京と京都に絞って会場探しを始め、双方の親に「どちらにしようか迷っている」と伝えたら、よしさんの親から「結納はそもそも新郎側が新婦側の家に出向いて行うのが昔からのしきたりだから、新婦側の地・関西で。結婚式は逆に新郎側での地元で……という思いはあるけれど、会場の選択肢の多さや交通の便を考えると、東京あたりでするのが妥当じゃない?」と率直な意見が。まちさんの親も「新郎側の意見を尊重したい」と同調。決めかねていたふたりも「親の意向を大事にしたい」と思い、「式は東京」と決断した。

親の意向を優先してどうだった?

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ふたりでは関西か東京かで決めかねていた部分もあったので、決断できて良かっです。義父母の意向を大事にできたので、結婚式にとても満足してくれ、式の写真を義実家にも飾ってくれています。結婚式後も良好な関係を続けられていて、妊娠中の今、日々体調を気遣ってくれます。

決め手が「親の意向」ってどういうこと?

ふたりの希望だけで式場を決めてしまう前に、親の意向を確認してみて。「遠方まで行けない親族がいるので、地元でしてほしい」と希望するなど、「どこで式を挙げるのか」を気にしている親は多いよう。
また、直接親に言われなくても「海外や沖縄にしようと思ったが、親に反対されそうだから、親に了解を得られそうな場所にした」と、親の気持ちを察して、場所選びをした人もいます。特に親からの資金援助を受ける場合は、親の希望も聞いて決めると互いにハッピーに。

CASE3 「会場打ち合わせ」の観点から決定

~としさん・ようこさんの場合~

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ゲストの居住地は愛知、静岡、東京、大阪、海外。当初、ゲストの来やすさを考えて、としさんの地元に近い名古屋か、ふたりの地元の中間にある浜松で検討した。
しかし、ふたりとも住まいは東京だし、多忙で、土日に不定期の勤務が入ることもあり、休みを合わせづらい。そんな中、打ち合わせや衣裳選びのたび、新幹線で1時間半~2時間かかる名古屋や浜松まで通うのは厳しい! 
ゲストにとっては1日のことだけれど、自分たちにとっては長い準備期間。遠方ゲストにはお車代を出すことで、納得していただき、ここは「効率性をとって東京!」と、第3の案が浮上した。
実はゲストの3人に1人は東京近辺。ふたり共通でお世話になっている主賓格のゲストも東京だし、海外から来る主賓格の先輩にとっても飛行機の便が多い東京は来やすい……。そんなことも考え、より多くのゲストのアクセスより自分たちの状況を優先することに。

打ち合わせ優先でどうだった?

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実際、1回3~4時間の打ち合わせが5回ありました。これが東京だったから良かったけれど、浜松や名古屋だったら1日かがり! 東京でも職場に近い場所にしたおかげで、平日の仕事帰りにも打ち合わせができ、仕事をバリバリこなしながら、生活の中に結婚式というタスクを落とし込んでいく……。そんなイメージで進められました。

決め手が「会場打ち合わせ」ってどういうこと?

会場との打ち合わせは4~5回が一般的ですが、衣裳選びや前撮りなどで出向くことも多いので、とりわけ多忙な人は、打ち合わせが自分たちに負担にならないところに決めるのも重要に。
とはいえ、ゲストが住んでいる場所から遠い場合、「ゲストにとっての交通の便と、自宅からのアクセスの両方を考えた」「現住所の近辺で、かつ、お互いの地元から乗り換えなしで行けるところ」など、ゲストのアクセスも考えた上決定している人も多いようです。

CASE4 後悔しないように、「ふたりの憧れ」で決定!

~かずきさんとえみかさんの場合~

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ふたりとも大阪出身で、大阪で出会い、その後、お互い、就職で浜松へ。そのため、親族や友人は大阪だけれど、仕事関係者は浜松在住。一般的な結婚式をするなら、「大阪か浜松のどちらかで……」と考えていた。
もう1つの選択肢は、ドレス姿をビーチで撮ることに憧れていたえみかさん提案のハワイ。ハワイなら海がきれいだし、素敵なチャペルもある。
とりあえず、大阪と浜松の会場を見に行ったが、浜松で行えば親族や友人に、大阪で行えば職場関係者に負担をかけることになり、自分たちの支出になるお車代もかなりの額になってしまう。そう考えると、結婚式にお金をかけるなら、国内で行うより、海外の方がいいのではないか。一般的な結婚式より、友人の間ではまだ少ない海外ウエディングの方が、特別感があっていいのではないか。そう考えてハワイに決定した。
帰国後パーティも考えたが、「ハワイで両親に感謝を伝えられたら十分。友人にはハワイでの写真を見てもらおう!」と割り切り、両家親・きょうだいを招待したハワイ挙式だけに。

憧れを優先してどうだった?

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憧れのチャペルで式を挙げて、青い海をバックに写真を撮る。一生に一度の結婚式を夢に描いた通りにできた上、家族との素敵な思い出もできて大満足。写真を見た友人たちが、うらやましがっていて、ちょっと鼻が高かったです(笑)

決め手が「ふたりの憧れ」ってどういうこと?

ゲストを思うおもてなしの心も大切ですが、写真などの記録にも残ることになるので、ふたりが納得できる場所か、気に入った会場かどうかも重要。ふたりの一生の思い出になることなので、憧れを大切にするのも良いでしょう。
「海が好きな私たちらしく、海が見えて、プロポーズの場所でもあった横浜にした」「遠方ゲストのことを考えると東京駅や新横浜駅が良かったけれど、気に入った会場がある青山エリアにした」など、「結婚式はふたり史上最大のイベントだから、自分たちがやりたい場所で……」と思って決めた人もたくさん。特に、「今まで出た式とは違うことができそうな軽井沢にした」など、海外やリゾートエリアを選んだ人たちにその傾向が強く見られます。

From 編集部

ふたりにとって「最優先すべき条件」を決めて、会場を探してね

どのカップルも、いろいろな角度から場所を検討しています。悩んだら、「ゲストのアクセス」、「親の意向」、「打ち合わせ」、そして「ふたりの憧れ」などの条件の中からふたりにとって最も重要なことを決めると、すっきり解決。あなたもベストな場所で、素敵な結婚式ができますように!

取材・文/渡邊博美 イラスト/中根ゆたか D/ロンディーネ 構成/可児愛美(編集部)
※掲載されている情報は2019年3月時点のものです
※記事内のデータおよびコメントは2019年1月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー105人が回答したアンケート、および「ゼクシィ結婚トレンド調査2018(全国推計値)」によります

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