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【会場探し中の花嫁必見!】どこで挙げる?結婚式の「エリア選び」のコツ

ふたりが今住んでいる場所と地元が離れていたり、お互いの地元が遠かったりすると、「どこで結婚式を行ったらいいのかな」と悩みますよね。式を挙げる場所には、海外や国内リゾートという選択肢も。そこで、先輩カップルが「どんな候補地の中から、何を優先してどこに決めたか」をご紹介。最終的に式を挙げる会場を決定する前に、他に考えておくべきことはないかな?と確認する参考にしてみて。

まずはみんなの決め手をチェック!

多いのはゲストのアクセス。親よりふたりの考えを重視する傾向あり

決め手

※「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」より

先輩カップルたちが、結婚式を行うエリアを決めるに当たって決め手となったことを聞いたところ、親族や友人のアクセスを挙げた人が多く、ゲストへの思いやりを感じます。昔は親の希望を取り入れた人もそこそこいたのですが、昨今はあまり見られず、親よりふたりの希望や利便性を重視する傾向に。

ちなみに6位以降は「景色が良いから」「彼の地元だから」「宿泊施設が充実しているから」「自然や緑を感じられるから」。もちろん決め手となったことは1つだけでなく、複数の角度から検討している様子もうかがえました。ここからは先輩カップルたちがどんなふうに悩んで決めたのか、実例を紹介しつつ、エリア選びのポイントを見てみましょう。

エリア選びの決め手1:「ゲストのアクセス」を重視して選ぶ

ゲストの負担を最小限にして出席してもらいやすくする

【エリア選びの際に考えたいPOINT】
●みんなにとっての中間地点
●より多くのゲストが住んでいる場所
●分かりやすい場所で迷わず行ける

会場を決める前に、招待したい人と住んでいる場所を書き出してみましょう。主な居住地が2カ所ならその中間地点にする、居住地がバラバラの場合はより多くのゲストたちが住んでいる場所にするなど、来てもらいやすい場所にするのもおすすめ。お互いの地元が離れている場合は、ゲストが移動しなくていいように、それぞれの地元で行う、身内だけの結婚式の場合、「高齢の祖父・祖母宅に近い場所」など、身近な人の足回りを最優先するという方法も。

遠方からのゲストが多い場合、空港や新幹線の止まる駅から近いなど、分かりやすい場所にするのもポイント。

「ゲストのアクセス」を重視して選んだふたりのケース

「ゲストのアクセス」を重視して選んだふたりのケース

ふたりとも中部地方出身。東京暮らしを経て、仙台に住み始めました。当初ハワイ挙式を考えたのですが、高齢の祖父母が出席できないなどの問題があるため、国内挙式に路線変更。その候補地が中部、東京、仙台でした。ゲストの割合は中部1:東京8:仙台1と、東京が断然多かったこともあり、中部からも仙台からも新幹線一本で行ける東京に。

「仙台や中部にしていたら、ふたりで負担するお車代だけでかなりの額になりそうでした。どのゲストにとってもアクセスが良く、私たちが住む仙台からも乗り換えなしで行きやすい。結婚式後も記念日などで会場を訪れやすく、良い選択ができたと思います。(Yさん)」

ゲストのアクセスで選びました!

1

【自分たちよりゲストの足を優先】
私たちは福岡に住んでいましたが、親族はほぼほぼ関東圏在住。自分たちも大学まで東京にいて、首都圏在住の友人が多かったので、みんなのアクセスがいい東京の赤坂にしました。(ひかるさん)

2

【新幹線でのアクセスが抜群の東京駅】
ふたり共通の友人の多くは関東付近、新婦側ゲストの多くは静岡在住だったので、首都圏で新幹線のアクセスがいい場所を探しました。新横浜も候補に挙がったのですが、好みの会場が見つからなかったので、東京駅直結の会場に。(あしゅさん)

3

【電車と車、両方のアクセスを考えて】
私たちが住んでいて新郎側の親族も近い愛知県の豊橋も候補地でしたが、ゲストの大半が遠方だったので断念。車移動のゲストも多かったので、電車はもちろん、車でも迷わず行けそうな名古屋市内に決めました。(あいりさん)

エリア選びの決め手2:「理想の会場」を重視して選ぶ

ふたりのイメージ通りの結婚式ができるというメリットあり

【エリア選びの際に考えたいPOINT】
●「結婚式をするならここ」と憧れていた場所
●見学した会場の中でひと目惚れした場所
●周りの友人・同僚がまだ挙式していない場所
●自分たちが「好き」な場所、行きたい場所

「前々から『ここで結婚式を挙げたい!』と決めていた会場があった」「いろいろ見学した中から『ココが一番!』とひと目惚れした会場があった」「新鮮な気持ちでゲストに出席してほしくて、周りの友人がまだ挙式していない会場にしたかった」。このように、結婚式を挙げたいと思った会場が、エリア選びの決定打になった人も多いよう。

「自分たちのための結婚式なのだから、大都会、海辺、海外など、私たちらしい場所にしたかった」と、まずはエリアを選び、そのエリア内で好みの会場を選ぶ方法も。

「理想の会場」を重視して選んだふたりのケース

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大阪出身で、現在は勤務地の浜松に住んでいるふたりは「一般的な結婚式をするなら、大阪か浜松のどちらかで……」と考えていた。もう一つの選択肢は、ドレス姿をビーチで撮ることに憧れていた花嫁提案のハワイ。ハワイなら海がきれいだし、素敵なチャペルもある!浜松で行えば親族や友人に、大阪で行えば職場関係者に負担をかけることになり、ふたりが出すお車代も高額に。そんなふうに考えているうち、「海外ウエディングの方が特別感があっていい!」と思うようになり、ハワイに決定。友人には後日写真だけ見てもらえればよいと割り切り、両家の身内だけを招待した。

「憧れのチャペルで式を挙げて、青い海をバックに写真を撮る。一生に一度の結婚式を夢に描いた通りにできた上、家族との素敵な思い出もできて大満足。写真を見た友人たちが、うらやましがっていて、ちょっと鼻が高かったです(笑)。(えみかさん)」

理想の会場を優先し選びました!

3

【海の見える沖縄挙式に憧れて】
真っ白なドレスが映える青い空と海……。海の見える会場をステージにしたリゾートウエディングに憧れていた私たちは迷わず、沖縄を選びました。(つまるさん)

4

【彼が熱望した都心の神社に】
彼は都心のど真ん中にあるのに閑静な場所にある由緒ある神社で結婚式を挙げたいと思っていました。その願いを受け入れて場所が決定。(ななさん)

5

【地元神戸の海に面した埠頭に】
私が生まれ育った神戸はウエディングの街として有名です。その神戸でも海側にある場所で式が挙げたくて、海に突き出た埠頭の先端にあり、3方が海に囲まれた場所を選びました。(づきさん)

エリア選びの決め手3:「ふたりの利便性」を重視して選ぶ

打ち合わせなどで会場に行きやすく、ふたりの負担が最小限で済む

【エリア選びの際に考えたいPOINT】
●自宅からのアクセスが良い
●職場からも行きやすい

会場との打ち合わせは4、5回が一般的ですが、衣裳選びや前撮り、ヘアメイクのリハーサル、自作ムービーの試写、自己手配したものの搬入……と何度も行かなくてはならないことが出てきて、会場が遠いと、時間的にも体力的にも金銭的にも負担になります。とりわけ多忙な人にとってこれは重要な問題なので、自宅や職場からの行きやすさも重視して。会場までのアクセスがいいと、結婚式後も気軽に食事などで立ち寄れます。

「ふたりの利便性」を重視して選んだふたりのケース

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最初ゲストの来やすさを考えて花婿の地元・名古屋か、花嫁の地元・静岡と中間地点の浜松で検討した。しかし、ふたりの現在の住まいは東京。多忙で土日も仕事になることがあり、休みを合わせづらい。打ち合わせや衣裳選びのたび、東京から通うのは厳しいと思い、ふたりの効率性をとって東京に変更。仕事帰りに寄れる日比谷の会場にした。ゲストにはお車代を出すことで納得してもらった。

「実際、1回3~4時間の打ち合わせが5回ありました。場所が浜松や名古屋だったら一日かがり!東京でも職場に近い場所にしたおかげで、平日の夜にも打ち合わせができ、仕事をこなしながら結婚式準備というタスクを落とし込んでいく……。そんなイメージで進められました。(ようこさん)」

ふたりの利便性で選びました!

6

【新居に近く、会場への往復に便利】
大阪でも難波、梅田、大阪城公園と3つの候補地があったのですが、何度も打ち合わせなどで足を運ばないといけなかったので、ふたりの新居に近い大阪城公園にしました。結果、ついでに遊んで!もできて良かったです。(まゆまゆさん)

7

【新居の隣駅にあり、駅からも近い】
結婚式の準備で何度も会場に通うことを考えて、新居の最寄り駅から一駅の場所にあり、駅から徒歩5分でアクセスがいいシティホテルにしました。(Rinさん)

その他のエリアの選び方って?

ふたりにとってゆかりのある場所にしたり、親の希望で決めたり

【エリア選びの際に考えたいPOINT】
●思い出が詰まった場所はどこか
●親が「どこで結婚式をしてほしい」と思っているか

彼と出会った地、彼とデートした場所、プロポーズされた地……。ふたりと関係性の高い場所にすると、思い出がより深いものになります。ふたりだけの結婚式、家族だけの結婚式だったら、エリアを海外まで広げてみても。

最近の親は「ふたりに任せる」というケースが多いのですが、親の意見も聞き入れてあげると、親の満足度も上がります。

こんな理由で選びました!

8

【初めてのデートの場所一択!】
付き合い始めた場所が横浜のみなとみらい。ふたりとも「結婚式を挙げるならみなとみらい」という想いが昔からあり、場所は一択でした。(R1さん)

9

【留学していた地中海の島に】
マルタ島は私が留学していた所で、「いつか家族と一緒に行きたい!」と思っていた場所。この地で挙式することには両家の親も大賛成。家族旅行を兼ねた結婚式ができました。(ミントさん)

10

【自分たちと親の意見が神社で一致】
当初ふたりで訪れた思い出の地・伊勢神宮も考えたのですが、親が「行ったことのある明治神宮の方が親しみがある」と希望。よくよく考えると、伊勢よりも近い東京の方が初詣や結婚記念日などで参拝しやすい。親と意見が一致し、あまり悩まず決められました。(ぼにさん)

From 編集部

ふたりにとって「最優先すべき条件」を決めて、会場を探してね

エリア選びで悩んだら、ここで取り上げたように「ゲストのアクセス」、「理想の会場」「ふたりの利便性」などの条件の中から重要なことを選び、優先順位を決めましょう。そうすると、すっきり解決するはず。あなたもベストな場所で、素敵な結婚式ができますように!

取材・文/渡邊博美 イラスト/EccO D/mashroom design 構成/山崎裕香子(編集部)
※記事内のデータおよびコメントは2024年9月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー105人が回答したアンケート、および「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によります
※掲載されている情報は2024年10月時点のものです

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