歓談メインのパーティに！ 「プロの生演奏」でおもてなし実例集

もともとミュージカルが好きだったKaoruさん。会場のプランにピアノ演奏があることを知り「演出は控えめにして、演奏内容にこだわりたい！」と、曲目をセレクト。
ゲストの入場時や中座中には、主に海外ミュージカルのメインテーマなど誰でも耳にしたことがある有名曲を弾いてもらった。デザートタイムには、フィギュアスケートのファンでもある新婦にちなみ、スケートのプログラムに使われているクラシック曲をメドレーに。
音楽好きの友人たちから「自分で選曲したの？　すごくよかった！」「思い入れのある曲が多くて楽しめた」と喜んでもらえた。

ピアノ演奏のココがお勧め！

盛り上げたいところはCDでポップスを流し、しっとりしたいところはピアノにしてもらって、メリハリが出せました。花嫁の手紙の際は好きなポップスをBGMにしたかったのですが、歌詞があるとゲストが気を取られると思い、ピアノで弾いてもらい大正解でした！（Kaoruさん）

音楽好きのふたりは、プランナーからバンド演奏の演出を聞き、「ライブのように盛り上がりたい！」と即決。
フルートだけのシンプルな演奏から挙式が始まり、プログラムが進むにつれてギター、ベース、ドラムと楽器が一つずつ加わった。披露宴からは、3人のボーカリストを含む7人編成の生バンドが、想像以上の大迫力でゲストを魅了！　男性ボーカルのソロや男女のハーモニーなど強弱をつけた構成で、ゴスペル調の曲などを披露した。パーティの後半にはリズムに合わせてゲストも踊りはじめ、会場全体が一体感に包まれた。
「こんな結婚式は初体験」「すごく感動した！」「バンドの人はどうやって呼んだの？」と式後も大反響だった。

バンド演奏のココがお勧め！

演奏に合わせてダンスしたり手拍子したりと、自然と一体感が生まれました。パーティの場面によって臨機応変にムードを変えてくれるのも、生演奏ならでは。CDとは違う臨場感を味わえるので、ゲストにもインパクト大です。（U-miさん）

会場がフレンチレストランで、海外のホームパーティのような雰囲気にしたいと考えていたひろこさん。意外性のある演出を考えていた時、たまたまテレビでアコーディオンを見て思い立ち、ネットで奏者を探した。
演奏は、パーティの後半から。デザートビュッフェを始める前にサプライズで登場してもらい、曲目はお任せして約30分間美しい音色を奏でてもらった。ゲストは突然のミュージシャンの登場に驚き、誰もが静かに耳を傾けてくれた。
式後「アコーディオンの生演奏を聞けて感動した」「演奏が素晴らしくて、子どももデザートを食べるのを忘れて聞き入っていた」と多くのゲストから称賛され、サプライズは大成功！

アコーディオンのココがお勧め！

母から「昔はアコーディオンを弾いている人が多かった」と聞き、年配の方には懐かしい楽器なのだと思いました。サプライズにしたかったので、セッティングがいらない楽器としても最適でした。何より、生演奏を聞きながら食事をするという、特別な時間をゲストにプレゼントできたのがよかったです。（ひろこさん）

ゲストに余興で負担を掛けたくないと思い、ヨーロッパの音楽家による生演奏が魅力のレストランを選んだFさん夫妻。ピアノとバイオリン、チェロの三重奏を依頼した。
演奏は挙式から始まり、パーティ入場時やケーキカットなど、事前にお願いした曲の中からシーンに合わせて音楽家が絶妙なタイミングで盛り上げてくれた。12月だったのでクリスマスソングや洋楽のポップスなども弾いてくれ、ゲストは大喜び。パーティ中にはミニコンサートの時間を設け、サックスが趣味の新郎も演奏に加わってセッション。思わぬ演出にゲストは大盛り上がり！
式後は「歴史を感じる建物と生演奏が、すごく素敵だった！」と多くのゲストから絶賛された。

弦楽奏のココがお勧め！

本格的な音色はもちろんのこと、ゲストの様子を見ながら上手く盛り上げてくれた演奏家の方々のパフォーマンスが素晴らしかったです！　ゲストが演奏を楽しみながら食事をしているのを見て、私たちも披露宴を楽しむことができました。（K.F＆N.Fさん）

クラシックホテルのバンケットで、大人の落ち着いた雰囲気の中おいしい料理を味わってもらいたいと、数ある生演奏からジャズバンドを選んだふたり。ゲストにジャズが好きな上司がいたことも決め手に。
「乾杯！」の発声と共にステージの幕が開き、サックス、ウッドベース、ピアノのトリオが登場するとゲストは驚きの表情！　みんなが写真や動画を撮りながら、ジャズのリズムに酔いしれた。中座中やフォトラウンド中、親への記念品贈呈の間などは、曲目をお任せして弾いてもらった。
ゲストからは「ジャズが良かった！」と大絶賛。大人の雰囲気のパーティが実現できた。

ジャズバンドのココがお勧め！

BGMはパーティの雰囲気を構成する重要な要素。大人っぽく落ち着いた雰囲気にしたい人には、ジャズの生演奏をお勧めしたいです。生演奏があることで、ゲストに非日常を楽しんでもらえるのも、いいところだと思います！（R.Hさん＆T.Kさん）

石垣島でのリゾート婚を選んだ優花さんは、家族に遠方から集まってもらうため、特別な演出をしたいとプランナーに相談。沖縄らしさを感じられる三線の演奏を、サプライズ演出にすることに。
パーティ開始から1時間が過ぎた頃、司会者から「サプライズゲストが来ています」と紹介され、三線を持った奏者が現れると、家族はビックリ！　沖縄の有名な民謡やポップスなど6曲を解説を入れながら歌ってくれた。途中、ゲストのリクエストに応じた曲も弾いてくれ、後半はプランナーの誘いにのって家族全員でカチャーシーを踊って大盛り上がり！
家族には「びっくりしたけど、楽しかった～！」と言ってもらえて、ふたりにとっても最高の思い出に。

三線のココがお勧め！

生の演奏は普段音楽に縁がない人でも聞きほれてしまうほど、美しい音色でした。当日は私たちも家族も少し緊張していましたが、演奏をきっかけに一気に場が和みました。三線の演奏のおかげで、石垣島での結婚式がより忘れられない思い出になりました。（海老沼優花さん）

結婚式も披露宴も“和”の雰囲気で統一した、幹絵さん。少人数の披露宴で、会話が途切れても気にならないよう、生演奏を入れることに。プランナーから勧められた楽器の中から、珍しくて和の雰囲気にぴったりの箏（こと）の二重奏をセレクト。
箏は披露宴の間中、BGMとして約30曲くらい演奏してもらった。ときどきポップスなど最近の曲を奏でると、「箏でもこんな曲が弾けるのね」と驚くゲストも。
「箏の演奏を普段聞くことがないから嬉しかった」と、式後も会うたび生演奏の話題になり、ゲスト全員の印象に残る一日に。

箏のココがお勧め！

和の雰囲気を演出したかったので、箏の音色がピッタリでした。生演奏だと、曲目や弾いてほしいタイミングまで細かく依頼できるのもメリットです。式後はゲストの誰もが箏の演奏を褒めてくれ、予想以上の反響でした。（幹絵さん）

彼は毎年チンドンフェスを見に行くほどのチンドン好き。余興についてふたりで話し合っていたところ、彼がお気に入りのチンドン屋さんにパフォーマンスをオファー。
お色直しの再入場後、大人数の会場に突然チンドンの一行が登場！　ゲスト卓の間を演奏しながら練り歩いて、ステージへ。地元の気仙沼音頭やチンドンの定番曲など3曲を披露した。退場の際にはおひねりを渡すゲストが続出！　年配の人には懐かしく、若い人には新鮮な演出で、退場後も多くのゲストが奏者と写真撮影を楽しんだ。
「昔はよくあったけど、まさかここで見られるとは！」「お財布を預けていて、おひねりを渡せなかった」とお開き後もみな興奮気味に。

チンドンのココがお勧め！

チンドン屋さんの登場で会場の雰囲気がガラッと明るく変わりました。特に年配のゲストの方にすごく喜んでもらえたのがよかったです。にぎやかな雰囲気も、お祝いの席にぴったり。大人数の式で和風の演出に、もってこいです！（未来さん）

構成・文／稲垣幸子　
取材協力／アルテリーベ　http://alteliebe.co.jp/
ホテルニューグランド　https://www.hotel-newgrand.co.jp/

※掲載されている情報は2019年1月時点のものです

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