【披露宴中】みんなスマホ、どうした?持っていった?
もうすぐ結婚式! ふと「いつも手元にある自分のスマートフォン、披露宴に持ち込んでもいいもの? 使ってもいいもの?」という疑問が。……確かに気になる! ということで先輩花嫁に聞いてみました。
花嫁に聞きました! みんなスマホどうした? 持っていった?
\約4割が披露宴に持参/
アンケートによると、実際には使わなかった人も含めると約4割が披露宴に持参していたことが判明。使用法としては、一部連絡ツールやSNS用としていたが、その多くは写真も動画も撮れる「カメラ」として持参。まずは持参した、しなかった花嫁それぞれの体験談をご紹介。
「持っていった」花嫁VOICE
自分目線での写真も残したいと思い、スマホを持参。披露宴直前にブライズルームでスタッフに渡して、スマホ用のミニ三脚とともに高砂席に置いておいてもらいました。あくまでも「小さなカメラ」としての使用でしたが、後から見返すと自分目線で撮った家族、友人、彼がとても自然体で。持ち込みをして、写真を残せてよかったなと思っています(ゆりさん)
[写真]ゆりさんの披露宴での様子
「持っていった」花嫁VOICE
高砂席からゲストの写真を撮りたかったので、会場に確認し一応持ち込み。乾杯後、ひと息ついたときに一瞬ゲストの動画を撮りましたが、歓談中はゲストが高砂席に来てくれて写真を撮れるし、写真以外にも余興を楽しんだり、お色直しで席を立ったりと大忙し。あっという間の披露宴で、スマホの出番はほぼありませんでした。プロや友人などに撮ってもらえる写真で十分でした(YUKIさん)
「持っていかなかった」花嫁
夫も親族も友人も同じ会場にいるからスマホは必要なし!と判断。披露宴では、みんなとの時間を楽しみました。式後、ブライズルームに戻ってスマホを開いてみてびっくり。披露宴中の写真やメッセージなど大量のLINEが届いて感動しました!(S.Oさん)
なにを基準に、「スマホを持参するか」を決める?
\したいこと、ゲストの顔ぶれなど状況に合わせてジャッジを/
スマホをカメラとして持参するということを前提とすると、持参した派は「特別な写真が残せたし大正解!」「撮ってもらえる写真で十分だった」など。持参しなかった派は「ゲストの顔ぶれ的にスマホはそぐわないと思ったので」「ゲストとの歓談を大事にしたかったから」など、それぞれさまざまな意見が寄せられました。
つまりは……
・スマホでしたいこと、撮りたいものはなにか
・ゲストの顔ぶれ
・パーティの雰囲気
・式でなにを大事にしたいか
などを、それぞれの状況に合わせて判断をというのが一番のようでした。
花嫁VOICE
「持っていった」花嫁
「自分のスマホに写真がない!持ち込めばよかった」という話を聞いていたのと、プロの写真はしばらく時間がかかることもあり、プランナーさんに事前確認し持ち込みました。当たり前ですが何かの演出などのときはしまったまま。使用は歓談中などフリーの時間のみに控えました。自分の視点で撮った画像を残しておけてよかったなと、見返すたび当日の幸せな気持ちがよみがえってきます(とろろもちさん)
「持っていった」花嫁
パーティ直前にプランナーさんから「持ち込みのカメラや携帯があれば高砂席に置いておきますよ」と声がけが。それに甘えてお願いしました。歓談中に自分の携帯でも数枚を撮影しましたが、基本的には使わずにゲストとの時間を大切にしました。あると落ち着きますが、式が終わってからいろんなゲストからの写真がもらえるのでほぼ必要なかったです(ゆきもんさん)
「持っていかなかった」花嫁
上司や仕事関係のゲストが多い場合はやっぱりマナー的に気になります。以前、友人中心の披露宴で新郎新婦が入場して高砂席についた瞬間、花嫁がゲストに向かって写真を撮って、みんなの緊張がほぐれたことがありました。友人ゲストがメインであったり、かしこまらないアットホームな式にしたいと思う場合は持参してもいいのでは?(友美さん)
[写真]とろろもちさん撮影の高砂席の様子
スマホを持参する場合の持ち込み方、使い方は?
\事前確認を取った上で持参し、TPOに合わせて使用を/
先輩花嫁からは、「持ち込むのなら事前に会場に確認し、ゲストの顔ぶれやTPO、マナーを踏まえた上で使うのがおすすめ」との意見が多く寄せられました。また、スマホも今や高額な貴重品。万が一のトラブルのこともあり、一部介添人やスタッフに託したという人もいましたが、「原則として新郎新婦やそのご家族が管理を」との指示を受けた人が多数。また気になる使用タイミングは、ダントツで「歓談中などフリータイムのときのみ」。なかには、ゲストの前では出さず、披露宴前後の待ち時間やお色直し中のプライベートな時間にのみ活用したり、演出の小道具としたなんて人も。
ここからは実際に持ち込んだ花嫁の使い方をチェック!
「持っていった」花嫁VOICE
「持ち込みたい」と相談したら、介添えさんが紙袋に入れて、高砂席の足下に置いておいていただけることに。撮りたかったのはかわいく飾ったグラスや料理、至近距離でのお互いの写真。もちろん、使い過ぎには気をつけ、スキマ時間にササッと撮り、披露宴の進行やゲストとの歓談を楽しむことを最優先。「これだけは撮りたい」というものを事前に決めておくといいですよ(y.iさん)
「持っていった」花嫁VOICE
ムービー撮影を頼んでいなかったので、彼のスマホを紋付きの袖やタキシードのポケットに入れて持参しました。もちろんマナーモードは徹底。私が友人と楽器演奏の余興をする場面など、絶対に残したい動画のみを撮影。自分のスマホに映像として残せ、友人とデータ共有もしやすく、よかったです(y.mさん)
「持っていった」花嫁VOICE
当日介添えさんにすすめられ、彼が一日スマホを携帯。披露宴中、ゲストの前では使いませんでしたが、ふたりだけの移動中や控室での待ち時間に介添えさんに撮ってもらったり、自然な感じの自撮りを。ふとした瞬間に写真を撮れたことはよかったです(幹絵さん)
「持っていった」花嫁VOICE
預ける気満々でしたが、スタッフに「自分たちの席から撮るとまた違った思い出が残る」「ゲストに送れるから」とおすすめされ持参。歓談中、写真を撮りにくるゲストが落ち着きだした頃、バスケットに隠し入れたスマホを持ってきてくれ、撮影しました。新郎新婦が撮影するということが新鮮だったということもあり、ゲストには楽しんでもらえました(キツネさん)
「持っていった」花嫁VOICE
介添えさんがポーチに入れて預かってくれるとのことだったので、お願いして持参。披露宴中の写真はフォトグラファーやゲストにお任せし、披露宴後プランナーさん、シェフ、父とのプラベートショットの撮影に使用しました。結果、オフショット的な写真が撮れて大満足! 撮影チャンスはどこにあるかわからないので、持参するのはおすすめです!(りんごさん)
From 編集部
大事なのはTPO! 上手に使って満足度の高い結婚式を
「結婚式後、自分の撮った写真をすぐ見返して幸せに浸りたい」、「SNS公開用に自分目線で撮った写真を残したい」などという希望があるなら、会場に確認した上でスマホを持ち込んでもOK。ただし、撮るタイミングやゲストにどう見られるかは要注意。TPOをわきまえて使えば、結婚式の満足度は確実にアップ。ゲストと楽しむことを最優先しながら、上手に使ってみて!
取材・文/笠原恭子 イラスト/高篠裕子 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2018年10月に実施した「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー84人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2018年11月時点のものです
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