ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 演出・演出アイテム
  4. 写真・映像
  5. 集合写真だけ?結婚式での“家族の写真”をちゃんと残す方法
演出アイテム等
Share on>

集合写真だけ?結婚式での“家族の写真”をちゃんと残す方法

撮影はプロに頼んだし、挙式も披露宴もすてきな写真がたくさん撮れたはず! と思っていたのに式後に見返してみたら、「家族といっしょに撮った写真が定番の集合写真だけだった……」。なんて後悔する花嫁も多いといううわさ。そんな、意外に撮り忘れがちな、“家族との写真”をちゃんと残すコツをベテランウエディングフォトグラファーに聞いてみました! ぜひ参考に♪

結婚式での家族との写真は……

事前に考えておかないと「家族写真=集合写真だけ」という残念な事態に!

画像

一般的に結婚式の家族写真として思い浮かべるのは、新郎新婦と家族親族がずらりと並んだ集合写真。でも、先輩花嫁からは「かしこまった集合写真は撮れたけど、他に家族との写真がなくて……」なんて声も。確かに! 「特にゲストが多い場合、結婚式が始まると家族はゲストに遠慮して新郎新婦の近くに行けず、いっしょに写真を撮るチャンスを逃しがち。でも大切な家族との思い出を残せる晴れの日に、集合写真しか撮れないのはもったいなさすぎます」。そう語るのは、ウエディングフォトグラファー歴20年超のベテラン・清水知成さん。結婚式で家族の写真をちゃんとすてきに残すにはどうすればいいですか?

大事なのはタイミング! チャンスを押さえて、とっておきの家族の写真を

清水さんが長年の撮影経験から導き出した、シャッタータイミングはこの6つ

イラスト

清水さんVOICE

カメラマン

一番重要なのは、「撮れるタイミングを確認し、このタイミングでこう撮りたい」と事前に考え、フォトグラファーやプランナーに希望を伝えておくこと。家族にも「当日は遠慮しないでいっしょに写真を撮ろう」ときちんと伝え、きょうだいなどにリード役を頼んでおけばより安心です。みんなで心の準備ができてスムーズに撮影できますよ。

タイミング1.<挙式リハーサルで>

晴れ姿を披露し、ふたりと家族だけの空間で親密な時間を

清水さんVOICE

カメラマン

本番ほどみな緊張をしておらず、場も和やか。新郎新婦衣裳のふたりと家族だけの空間で、フォトグラファーも自由に動き回れるのでさまざまな家族写真が撮れます。挙式入場シーンのリハでは、本番では撮れないカメラ目線の父娘など楽しい写真を残せたりも。リハ後は祭壇前で新郎新婦と両家の親の他、親子ごとも撮ってもらいましょう。リハがない場合は、支度直後にメイクルームの中や外の廊下などで撮ってもらってもいいですね。

残しました! 挙式リハーサルで家族との写真

親子
きょうだい

先輩花嫁VOICE

花嫁

挙式当日、家族だけで写真を撮る機会があまりないと思ったので、挙式リハーサル後に両親と写真を撮りました。事前にプランナーさんに「こういう写真を撮りたい」と頼んでおいたら、スムーズに楽しく撮れてホッ。私と母の笑顔がそっくりで笑ってしまいました。中座のエスコート役をお願いした弟とは、中座後の会場外できょうだい仲良く記念撮影も。どちらも撮れてよかったです(ガロさん)

タイミング2.<親族紹介後に>

家族・親族が一堂に揃った場でゲストに気兼ねなく撮影を

清水さんVOICE

カメラマン

親族紹介式の前は緊張しますが、親族集合写真を撮り終える頃には場も和み、家族もすぐ近くにいるので家族写真を撮るチャンスです。挙式前なので慌ただしいですが、時間が許す限り、それぞれの家族や親族ごと、親、きょうだい、祖父母となど、いろんなグループごとに撮影してもらいましょう。

残しました! 親族紹介後に家族との写真

家族写真
家族写真
家族写真

先輩花嫁VOICE

花嫁

フォトグラファーさんに事前に家族1人ずつと写真を撮りたい旨を伝え、親族紹介後に「新郎新婦+両家の家族全員」「新郎新婦+それぞれの家族」「新郎または新婦と親きょうだいそれぞれ」といろんな組み合わせで写真を撮りました。こんな機会は普段ないので、貴重な写真になりました(あさみさん)

家族写真
家族写真

先輩花嫁VOICE

花嫁

フォトグラファーさんとの事前打ち合わせの際に家族の写真を撮ってほしいと伝え、タイミングを相談しました。おかげで親族紹介後に、家族だけの写真を撮ることができました。ふたりの家族、親族とが一堂に揃う貴重なタイミングを逃さず、きちんと写真を残せてよかったです(由佳里さん)

タイミング3.<挙式後に>

挙式終わりの晴れやかなふたりと家族の表情を残せるチャンス!

清水さんVOICE

カメラマン

フラワーシャワーや全員集合写真など、挙式のアフターセレモニー後のフォトタイムは友人ゲストとの撮影がメインになりがち。ですが、ここもチャンス。プランナーやフォトグラファーに事前に頼んでおき、友人と何組か撮影した後、さりげなく家族とも撮れる流れをつくってもらいましょう。この後はお色直し後まで家族と撮れるチャンスはあまりないので、事前準備はぜひ念入りに!

残しました! 挙式後に家族との写真

家族写真
家族写真

先輩花嫁VOICE

花嫁

挙式後に集合写真を撮った後に、親戚全員と家族のみとで家族水入らずの写真も撮ってもらいました。なかなかみんなできちっとした写真を残すことがなかったので、とってもいい思い出になりました(瑞紀さん)

タイミング4.<フォトラウンドで>

家族が動くことなく、自然な流れでふたりとの写真を残せる!

清水さんVOICE

カメラマン

披露宴中に新郎新婦が各卓を回り、ゲストと写真を撮るフォトラウンド。お色直し入場後に行われることの多いこの演出は、ふたりと家族を自然に撮影できる絶好のチャンス。ゲストに遠慮することなく撮影を楽しめ、家族とのすてきな思い出の時間にも。料理などが並んだテーブルを前にした撮影になるので、卓上のビール瓶などは写らない位置にずらしておくときれいな写真に仕上がりますよ。

残しました! フォトラウンドで家族との写真

家族写真
家族写真
家族写真

先輩花嫁VOICE

花嫁

事前に家族・親族との写真を残したい旨を伝えていて、フォトラウンドや親族紹介などで撮影してもらいました。なかなか両家親族が集まることは今後ないので、残せてよかったです。またわたしは乾杯後の歓談中、フォトグラファーさんが家族を1人ずつ高砂席まで呼んでくれて、親や妹、祖母それぞれとのツーショットも。歓談の時間を多めにし、写真を撮れるタイミングを増やしておいて正解でした!(まゆさん)

タイミング5.<再入場演出後に高砂席で>

ひと息ついたタイミングで“高砂席でのふたりと家族 ”との写真を!

清水さんVOICE

カメラマン

再入場演出が一段落する頃には会場の雰囲気もほぐれ、家族も高砂席に行きやすくなります。ぜひ高砂席で家族との写真を残しましょう。自分から高砂席に向かいづらい家族は、事前にスタッフなどに連れてきてもらえるようお願いしておくのも手。友人たちとの写真撮影で盛り上がるのを眺めながら、ふたりの近くで順番待ちをするのも楽しいもの。ここを逃すとあとはお開き後になってしまうので、ぜひチャンスは逃さずに!

残しました! 高砂席での家族との写真

家族写真

先輩花嫁VOICE

花嫁

両家の家族とは新郎新婦の写真撮影の後で。披露宴では、歓談中にそれぞれの親族ごとに高砂席に来てもらって写真を撮りました。個人のカメラではなく、フォトグラファーさんに撮ってもらったので、両家平等にきちんとした写真を残すことができてよかったです。後日、写真とともにお礼状を出す時にも役立ちました(あずささん)

先輩花嫁VOICE

花嫁

披露宴では友人と写真を撮ることが多いのですが、やっぱり家族とも撮りたくて。前もって親や妹に「遠慮せずに高砂席に来てほしい、いっしょに写真を撮りたい」と伝えておきました。おかげで親や妹との高砂席での写真を残せて、大切な記念になりました(みーのさん)

タイミング6.<お見送り後に>

お開き後のふたりと家族の充実した表情を押さえて!

清水さんVOICE

カメラマン

ゲスト全員をお見送りした後、迎賓スペースで最後の家族写真を撮ってもらいましょう。宴の後の充実感やホッとした気持ちなどが表れた、いい表情の写真が残せます。もし可能ならお見送り前。ゲストを待つ間に一足先に退場した新郎新婦と両家親を撮ってもらっても。きょうだいや祖父母、親族など、いっしょに撮影したい人がいるのであれば、最後まで残ってもらうよう事前に伝えておくのもいいですね。

残しました! お見送り後の家族との写真

家族写真

先輩花嫁VOICE

花嫁

テーブルフォトでそれぞれの家族と撮りましたが、披露宴終了後ゲストの方々を見送った後にも撮ってもらいました。堅苦しくない気軽な感じのパーティの雰囲気に合わせて、かしこまらず楽しい写真を! お互いの家族が「全員揃う」機会はなかなかないと思うので、残しておいてよかったです。後日写真を見返す時にも、家族写真があるのとないのとではやっぱり違うなと感じています(依李さん)

家族写真
家族写真

先輩花嫁VOICE

花嫁

ゲストお見送りの前に、両家親と撮影してもらいました。わたしたちはもちろんそれぞれの父母もとても喜んでくれて、撮影してもらって本当によかったです。またお色直し入場前には父母、妹とも。すでに結婚している妹も含めて改めて家族揃って撮る機会は少ないので貴重な写真になりました(千尋さん)

家族写真

先輩花嫁VOICE

花嫁

事前に披露宴後に両家の親と写真を撮りたいことと、希望の構図をリクエストし、撮ってもらいました。みんなで手を繋いだポーズの写真を撮ったのですが、こんな機会でなければ親と手を繋ぐようなこともないのでお願いしておいてよかったです! 挙式前には、親族との写真も撮影してもらいました(さぁきちさん)

From 編集部

時を経るごとに愛おしくなる家族写真。事前に準備し逃さずに!

「時間が経つにつれ、見返すたびに輝いてくるのが家族や親族と撮った結婚式での写真。遠慮は不要。一生の宝物になるので、絶対に撮り逃がさないで」と清水さん。そのためには、新郎新婦がどのタイミングでどんな写真を撮りたいかを考え、事前にプランナーやフォトグラファーに伝えておくことが大切だとわかったのは大収穫! この記事を参考に、ぜひあなたもすてきな家族写真を残して。

カメラマン
Profile

清水知成 フォトグラファー

『ゼクシィ』を中心に20年以上にわたって結婚式を撮り続けるフォトグラファー。新郎新婦はもちろんゲストのベストショットも逃さず、結婚式の空気がすべて伝わるようなすてきな写真で、編集者から「結婚式の密着企画は清水さんで!」と指名多数!

取材・文/笠原恭子 イラスト/徳丸ゆう D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2019年5月に実施した「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー72人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2019年7月時点のものです

  • 写真・ビデオ
  • 式直前1カ月前
  • ふたりらしい
  • 家族の絆
  • 安心したい
  • 楽しく読む
Share on>

pagetop