【3分で診断】金銭感覚チェック~彼はどんな夫になる?~
「結婚したら彼はどんなお金の使い方をするの?」と少し不安に思うことはありませんか? そんな時はこの診断で彼の金銭感覚をチェック!「このタイプだから、あの時機嫌が悪くなったのか」とか「あんなお金の使い方をしたのね」など、思い当たることもきっとあるはず。最適な家計管理の方法も見つけやすくなります。
仕事の段取りも完璧「きっちり」夫
仕事でも段取りやクライアントへの配慮で定評のある彼。お金遣いも独身時代からアプリやエクセルで管理したりしていた彼は、間違いなく「きっちり」タイプ。はっきりと口にはしなくても、家計管理や将来へのライフプランについてしっかり自分の考えを持っているはずです。
結婚後の家計管理についても、自然の流れで、彼がやってくれる可能性が高そう。もし、あなたがお金に無頓着だったりすると、心の底でストレスがたまってしまうことも。「今日は疲れたから外食しない?」とあなたが言っても「じゃあ、僕が作るからゆっくりして」と言ってくれる裏に、今月はお金を使い過ぎているから、という彼の思いが隠れているかもしれません。家計管理を彼任せにしないで、あなたも協力して将来への貯蓄に励みましょう。
ふたりで将来について話し合う時間を持とう
「私にも家計簿の書き方を教えて!」「月に5万円貯蓄するためにはどうしたらいいのかな?」など、わからないことは彼に聞いてみて。将来設計や貯蓄計画についても、彼の意見を聞きながら、あなたも自分の要望を積極的に伝えて、ふたりなりのプランを作りましょう。彼任せにするのではなく、あなたも積極的に家計管理に関わることが大切です。
無邪気にお金を使ってしまう!「ざっくり」夫
付き合っていた頃は、サプライズデートや思いがけないプレゼントをしてくれて、楽しい思い出がいっぱい。でも一緒に暮らしてみると、たまに「何も考えずにお金を使ってない?」と目についてしまう彼は、間違いなく「ざっくり」タイプ。今まで自宅住まいだったり、親の援助があったりで、あまりお金について深く考えずにきてしまったのかもしれません。
そんな彼は結婚後も、入ってきた収入をあればあるだけ使ってしまう可能性があります。多趣味だったり、幅広い友人関係がある場合、貯蓄も全くしてこなかったかも。もしも、あなたも無頓着に使うタイプなら、お給料日前にふたりともお金がない! なんていう危機的状況がやってくることに。逆にあなたがきっちりさんの場合、彼がだらしなく見えて、イライラが募ってしまうかもしれません。
彼をやる気にさせてゼロからスタート
彼が考えなしに見えてしまうのは、今まで、家計管理などを考える必要がなかった環境のせいかもしれません。あなたから「ふたりの収入がいくらで、1カ月に生活していくのにいくら必要かをきちんと把握しよう」と話せば、がぜんやる気になってくれるかも。まずは、費目別の予算や貯蓄の目標額を決めて、毎月守れたかどうかをふたりで確認し合うことからスタートしてみて。
見えっ張りで金遣いが荒い「じゃぶじゃぶ」夫
身なりもパリっとしておしゃれな彼。高層マンションに住み、ピカピカに見えていたけれど、実はそんなに高収入というわけではなかった。そんな彼は「じゃぶじゃぶ」タイプで間違いありません。見えっ張りなところがあって、クレジットカードでの買い物が常習化。もしかしたら、リボ払いやカードローン使いをしている可能性も。
派手なことが大好きな彼は、結婚後も趣味に大金を使ったり、友人との飲み会に頻繁に行くなど、お金の使い方は独身のときのままかも。気が付くと、あなたが食費や雑費などを全部払うなんてことも起こりがち。これでは、あなたはただの都合の良い妻、彼の第2のサイフになりかねません。とにかく、彼に今のお金の使い方を反省してもらって、家計管理にも積極的に参加してもらいましょう。
断固とした態度で家計管理の必要性を伝える
まずは、彼にお金を使い過ぎているという事実をきちんと知ってもらうことからスタート。レシートやクレジットカードの利用明細をすべて並べて、本当に必要な支出かをひとつひとつ確認して。最初は少し大変に感じるかもしれませんが、彼が真剣に向き合わないなら、あなたも生活費を出さないと言い切るくらいの断固とした態度も必要かもしれません。
あなたのお金の使い方にまで口を出す「隠れケチ」夫
「〇〇ちゃん、貯畜はいくらあるの?」など独身のときから、デート中にさりげなく聞いてきた彼。お金のことにきちんとしていて安心に見える半面、お金の主導権を握りたがる「隠れケチ」タイプかもしれません。自分の収入や貯畜額の管理を怠らないのはもちろん、あなたの収入や貯畜額、お金の使い道についても口出ししてくる可能性が高いです。
結婚後は、あなたのお金も自分のものと錯覚しているのでは?という行動を取ることがあるかもしれません。一緒に買い物に行っても「〇〇ちゃん、その化粧品、少し高くない?」など、細かく指摘してくることも。そんな彼の態度に、あなたもイライラしてしまいそうです。度が過ぎると、あなたは「彼のお金の支配」から逃げられなくなってしまう危険性も。
ふたりともストレスをためない仕組みづくりを
彼はお金に対して少し執着が強いところがあるので、その点をはっきり伝えて直してもらいましょう。その上で、家計管理についてのルールを明確化。例えば住居費、食費、光熱費などの生活費はふたりで持ち寄った家計費から、少しお小遣いの範囲を広めにして、それぞれ干渉せず好きに使う、といった形でふたりともストレスのないルールを。
From 編集部
家計管理のヒントにしてね!
自分と彼のお金の使い方のタイプがわかると、これから起こりそうなトラブルやケンカになりそうなポイントもわかってきます。そういった点も配慮しながら、ふたりにぴったりな家計管理の方法を探していきましょう。ふたりで協力して考えていけば、納得感を持ってお金を使ったり、貯畜できたりして、明るい家庭を築いていけるはず!
丸山晴美 節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー
旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどさまざまなメディアで活動中。
http://www.maruyama-harumi.com/index.html
取材・文/回遊舎 イラスト/チルチッタ D/ロンディーネ 監修/丸山晴美 構成/寺崎彩乃(編集部)
※掲載されている情報は2018年11月現在のものです。
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