一生忘れないその瞬間!「婚約指輪でプロポーズ」エピソード集
突然目の前でひざまずいた彼。指輪ケースをパカッと開けて、「結婚してください!」とひと言……。カップルの数だけあるプロポーズ。私たちのプロポーズはどんなだろう?と思いをはせるあなたに、先輩花嫁から聞いた素敵なプロポーズ&婚約指輪のエピソードをご紹介!
【エピソード1】バリ島の海を前に王道のロマンチック・プロポーズ
ふたりは同じ中学の先輩・後輩という間柄。とはいっても、中学時代はほとんど接点なし。高校と大学は別々で、運命の糸は途切れたかと思いきや、彼からいきなり連絡が! そこから交際に発展した。
24歳で結婚するのが夢だったというあやちゃんさん。ちょうどその時期に彼とふたりでバリ島旅行に行くことに。周りからは「プロポーズ、あるんじゃない?」と冷やかされたものの、彼女自身は懐疑的だった。
バリ島での誕生日当日、彼が砂浜でのディナーを手配。ロマンチックな時間が過ぎていき、デザートともに渡されたのはあやちゃんさんがずっと欲しかった時計。そして、彼は「もうひとつプレゼントがあります」と告げ、あやちゃんさんを砂浜の方に誘って……。
「プロポーズの瞬間は本当に嬉しくて感動して、涙が止まりませんでした。幸せが溢れ過ぎてドキドキでしたね」
(あやちゃんさん)
【エピソード2】手作りのアルバムを見ながらサプライズ・プロポーズ
会社の先輩だった彼に仕事の相談に乗ってもらったのが交際のきっかけ。社内恋愛なので、お互いに将来を見据えての交際だった。
とはいうものの、結婚はある程度交際期間を重ねてからと思っていた麻奈美さん。それに対し、彼からすぐに結婚の話が。「『交際期間の長さは関係ない。好きだからずっと一緒にいたいし、それぞれの欠点は付き合う中で直していけばいい』と言われ、結婚を決意しました」。
「いつ正式なプロポーズがあるんだろう?」とそわそわとした日々を送っていたところ、初日の出を見に行った帰りに、彼から手作りのアルバムを渡された。実は以前、麻奈美さんが彼の誕生日にそれまでのふたりの写真をまとめたアルバムをプレゼントしたことがあり、そのお返しとのこと。
その場でアルバムをめくっていくと、そこには彼からのプロポーズ・メッセージが……。「サプライズが苦手な彼が頑張ってくれたのが嬉しかったです。朝の光を浴びてきらきらと輝く婚約指輪がとてもきれいでした」
(千明麻奈美さん)
【エピソード3】婚礼衣裳での撮影後、彼からの思いを込めたプロポーズ
高校1年生の時からお付き合いをし、大学へ進学してからは遠距離になってしまったふたり。長い時間をかけて絆を深め合い、結婚を意識していたものの、具体的な話は彼が大学院を卒業してからというのが暗黙の了解に。
そんな折、megumiさんの父が病気に……。そこで彼が提案してくれたのが、ウエディングドレスを着ての写真撮影だった。「写真だけでもという彼の気持ちはとても嬉しかったです。プロポーズの前だけど、まあ仕方ないかなと。彼もまだ学生でしたし」
撮影後、家族で記念の食事を楽しみ、家路に着いたふたり。そこで待っていたのは、彼からの思い掛けないプロポーズだった。
「彼は大学院で学びながら奨学金も返済していたので、プロポーズはあっても婚約指輪はないかなと思っていました。私のために頑張って用意してくれたかと思うと、幸せな気持ちでいっぱいになりました」
(megumiさん)
【エピソード4】恥ずかしがり屋の彼が勇気を出して王子様プロポーズ!
サッカー観戦という共通の趣味を通じて知り合い、交際がスタート。恥ずかしがり屋の彼からはプロポーズの言葉が期待できないかな?と思った彩乃さん、逆プロポーズを考えたそう。
彼の前にひざまずき、ネクタイピンを忍ばせた箱をパカッと開けた彩乃さんが「幸せになりましょう」と告げた。彼はとても喜んでくれた。
その後、婚約指輪はふたりで選びに行った。「新卒2年目の彼が、私が欲しいと言ったリングを頑張って買ってくれたのが、嬉しかったです。一生大切にします」。
こうしてふたりのプロポーズ・ストーリーは幸せに締めくくられたかと思いきや、前撮り撮影の際に彼からのプロポーズがあるとは、彩乃さんも想像だにしていなかった。
「まさかひざまずいてプロポーズしてくれるとは! そういうことが苦手な彼だと知っていたので、喜びも大きかったです」。
(彩乃さん)
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お互いが結婚の意思を確認し合い、結婚へのスタートとなるプロポーズ。大切なセレモニーだから、どのようにプロポーズすべきか分からず迷っている人はぜひ参考にしてみて。
From 編集部
婚約指輪、まずは「欲しい」という気持ちを伝えてみよう
プロポーズはされたけれど、婚約指輪はもらっていないという花嫁さん。「なくてもいいかな」と思っていたけれど、こんな素敵なエピソードを聞くと、「やっぱり欲しい」という気持ちがむくむくと湧き起こってくるのでは? 婚約指輪まで思いが至らない男性も少なくないので、まずは気持ちを伝えることから始めてみてはいかが。
構成・文/粂 美奈子 イラスト/ごめん
※掲載されている情報は2018年11月時点のものです
※記事中のエピソードは2018年10月に実施した「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー75人が回答したものによります
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