今旬おしゃれが叶う!式のテーマカラーは<2色>選んで正解!
おしゃれな結婚式を実現した花嫁はみんな決めている“テーマカラー”。だけど、ありきたりな色だとつまらない……。それなら、<2色のテーマカラー>を選んで、旬なカラーコーデを楽しんでみませんか? アイテムの選択肢も広がるし、ふたりらしさも出せて、何よりおしゃれ! 実例とプロのアドバイスから2色テーマカラーの魅力を紹介します。
ふたりらしさを伝え、式のトーンをまとめる強い味方・テーマカラー
2色選ぶことで旬顔のおしゃれウエディングに!
今や「これを決めないと、式準備がはじまらない!」との声もある、式テーマとテーマカラー。なかでも<テーマカラー>は、ふたりらしさをゲストに伝え、式のトーンをまとめてくれるものとして重要視している花嫁も多いよう。今回取り上げる<2色のテーマカラー>はその発展形。色と色を組み合わせることでオリジナリティが出せる、今っぽくおしゃれに仕上がると人気が徐々に上がってきているんです!
ここからはそんな<2色のテーマカラー>を選んだ花嫁の実例から、その魅力に迫ります。
<ブラック&ホワイト>で白い空間にシンプルなかわいさを
はじめはピンクをテーマカラーに選ぼうと思っていたのですが、海外のブーケ画像を探している際に見つけた、白黒ボーダーリボンのブーケがとてもかわいくて! 結局シンプルが一番良いと気付き、ホワイトとブラックの2色に。ブラックをウエディングに取り入れるのには少し勇気がいりましたが締め色となり、いいアクセントになりました。結果、自分の好きなイメージに近付けたのでよかったです(@krm_weddingさん)
ブラック&ホワイトの色合わせはスタイリッシュさとかわいらしさが両立できる配色。リゾートらしいホワイトベースの会場との相性もいいですね。しかし、シンプルになりすぎることもある配色。取り入れる場合は白の配分を大きくしたり、ストライプやチェックなどの柄になるように意識しましょう。krm_weddingさんのように少量のグリーンをプラスすると、さらにすてきに仕上がりますね(二神先生)
<ゴールド&アイボリー>で奥深き大人ラグジュアリーテイストに
カラードレスの色使いと同じ、ゴールドとアイボリーの2色をテーマカラーに選びました。上品で高級感のあるこの色合わせは、石造りで重厚感のある歴史的建造物だった会場の雰囲気にもぴったり。リボンワンズやペーパーアイテムのリボンもこの2色でまとめ、深みのある大人っぽい仕上がりにすることができました(Dさん)
ゴールドのゴージャス感をアイボリーが上品にまとめてくれる、とてもいい配色ですね。この色合わせは重厚感とリッチ感を演出したい大人花嫁にもぴったり。Dさんの会場のような、クラシックな作りの歴史的建造物との相性もベストです(二神先生)
<ネイビー&シルバー>で夜空に星がきらめく華やかな空間に
式テーマの「星空」に合わせ、夜空を表すネイビーにキラッと輝く星を表すシルバーの2色を選びました。キーカラーを2色にしたことで表現に広がりが出て、人と被らず、よりパーソナルな世界観を作れたと思います。また広い面積で使うベースカラー、狭い面積に効かせるアクセントカラーを意識したことで、統一感がありつつ、華やかなパーティ感を演出することもできました(hamring_wdさん)
式テーマの「星空」に合わせて、テーマカラーを展開しているところがかわいらしくてすてきですね。この2色だけだと少し物足りない印象になりがちですが、hamring_wdさんのように差し色として、少量のゴールドをフレームなど小物でプラスしてみるのもアイデア。そうすることでお祝いの席らしさが出て、よりまとまりのある仕上がりに(二神先生)
<オレンジ&イエロー>でシックな雰囲気に彩りを
ダークブラウンを基調とした調度品にオレンジのシェード。そんな会場の色合いに合わせて、オレンジとイエローの2色をテーマカラーに選びました。選んだカラーはウエルカムボードやゲストテーブル、装花、自作のムービー内のスタンプなどさまざまなアイテムで使用。会場との相性もばっちりで、落ち着いた華やかさのある、温かな雰囲気が作れたと思います(まぁさん)
ダークブラウンを基調とした会場に、相性のいいオレンジが加わることでイエローが浮くことなくきれいに調和していますね。オレンジとイエローが持つ明るさや親しみやすさと、ブランが持つ重厚感とのバランスがいい配色。このような会場全体をイエローベースにまとめた場合は、カラードレスは会場との調和を考慮して選ぶと、バランス良くおしゃれにまとまります(二神先生)
<2色のテーマカラー>を選ぶ時のアドバイス from 二神先生
会場全体に統一感を持たせてバランスを取りたいと思った場合、1色よりも2色でまとめた方がうまくいくという傾向があります。また実は、今回の4実例には共通項が。実例1はモノトーン、実例2は同一色相(同じ系統の色味)、実例3はブルーベース、実例4イエローベースと共通項のある色同士の組み合わせ。だからまとまりがよく、かつおしゃれに見えるんですね。また、1色であっても2色であっても、色を決めるときは何を基準にするかを明確にすることが大切。思い出の色、大好きな色、メッセージ性、会場とのバランス、花嫁姿を一番きれいに見せる色など……。目的をはっきりさせて考えると後悔が少ないですよ。
From 編集部
<2色>選んであっと言わせる、オリジナリティのあるウエディング空間に
会場に入った瞬間から目に飛び込んでくるテーマカラー。センスのいいカラーリングは、結婚式の演出以上にゲストの記憶に残るはず。あなたもおしゃれな2色のテーマカラーを選んで、ふたりらしい空間をつくり上げてみませんか?
二神弓子
株式会社アイシービー代表取締役社長。
一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会代表理事。
骨格診断メソッドを確立したパイオニアとして多方面で活躍中。花嫁におすすめの近著は『骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール』(西東社)
取材・文/竹本紗梨 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2018年9月に実施した「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー50人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2018年10月時点のものです
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